JPS5989629A - 代用血液 - Google Patents

代用血液

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JPS5989629A
JPS5989629A JP57200004A JP20000482A JPS5989629A JP S5989629 A JPS5989629 A JP S5989629A JP 57200004 A JP57200004 A JP 57200004A JP 20000482 A JP20000482 A JP 20000482A JP S5989629 A JPS5989629 A JP S5989629A
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polyalkylene glycol
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Yuji Iwashita
雄二 岩下
Katsumi Ajisaka
鯵坂 勝美
Takaharu Iwasaki
敬治 岩崎
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Ajinomoto Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規代用血液、さらに詳しくは、ヘモグロビ
ン−ポリアルキレングリコール結合体を酸素運搬物質と
して含有する代用血液において、前記結合体のヘモグロ
ビンとポリアルキレングリ、コールとがアミド結合tこ
より結合していることを特徴2する代用血液tこ関する
代用血液の酸素運搬物質として、ヘモグロビン−ポリア
ルキレングリコール結合体が有用であることは知られて
いる(特開昭56−12308号公報参照。)。
本発明者は、上記物質1こ関し、さらtこ酸素供給能の
点を改良すべく鋭意研究した結果、結合体のヘモグロビ
ンとポリアルキレングリコールとがアミド結合している
ものが酸素供給能の点で一段と優れ、またこのうち、特
tこポリアルキレングリコールの両末端tこヘモグロビ
ンが結合している結合体が膠質浸透圧の観点および原料
費を半減できるという工業的利点よりさらtこ優れてお
り、酸素運搬物質として実用上有効であることを見出し
、この発見tこ基づいて、本発明を完成するに至った。
結合体tこ使用されるポリアルキレングリコールとして
は、例えばポリエチレングリコール、ポリプロピレング
リコール、エチレンオキサイドープロヒレンオキサイド
共重合体が挙げられる。
ヘモグロビンとしては、ヒト、ウシ、ブタ、ヒツジ、ウ
マ、イヌ、サル、ウサギ、ニワトリ等のヘモグーピンを
有する動物由来のものであればよ4#− い。なお、本γ明細書中では、ヘモグロビンtこは修飾
ヘモグロビン、例えばピリドキサール誘導体(ピリドキ
サール−51−リン酸エステル、ピリドキサール−5+
−Hエステル、2−ツルー2−ホルミルピリドキサール
−5+−リン酸エステル等)、糖リン酸誘導体(グルコ
ース−6−リン酸エステル、アデノシンモノリン酸エス
テル等)も含まれる。
前記ポリアルキレングリコールの分子量は300〜20
. OOO程度、酸素供給能および粘度の点で好ましく
は750〜10. OOO程度である。
ポリアルキレングリコールをヘモグロビンとアミド結合
tこより結合させるtこは、例えばポリアルキレングリ
コールにカルボキシル基を付学せしめ、こレトヘモグロ
ビンのアミノ基との間で縮合反応せしめアミド結合を形
成せしめるとよい。
ポリアルキレングリコール1こカルボキシル基を付学す
る會こは、例えば公知方法、例えば米国特許4.179
,337号明細書や米国特許3,941,710号明細
書tこ記載の方法、アルカンジカルボン酸等ポリカルボ
ン酸のカルボキシル基の少なくとも1個とポリアルキレ
ングリコールの末端水酸基とを反応させてポリカルボン
酸のエステルとする方法を採用すればよい。
このようなカルボキシル基を付ケしたアルキレングリコ
ールとヘモグロビンとの反応に際して、例えばN−ヒト
ジキシコハク酸イミド、N−ヒドロキシフタル酸イミド
、P−ニトロフェノール、ペンタクロロフェノール等の
通常のペプチド合成tこおけるカルボン酸活性化剤tこ
より活性エステルとし、これとヘモグロビンとを反応さ
せアミド交換することもできるし、塩化チオニル等酸ハ
ロゲン化剤を作用せしめてカルボキシル基を有したポリ
アルキレングリコールの酸ハロゲン化物を調製し、これ
とヘモグロビンを反応せしめることもできる。
なお、前記ポリカルボン酸の例としてはマロン酸、コハ
ク酸、グルタル酸、アジピン酸、リンゴ酸およびクエン
酸があるが、本酸素運搬物質の酸素供給能はこれらポリ
カルボン酸の種類によってなんら変わるものではない。
= 5− ヘモグロビン−ポリアルキレングリコール結合体のなか
tこは、ヘモグロビン1分子にポリアルキレングリコー
ル1分子がアミド結合しているもの、ヘモグロビン1分
子に2分子以上のポリアルキレングリコールがアミド結
合しているもの、ポリアルキレングリコールの両末端に
ヘモグロビンが結合しているもの、その他種々ヘモグロ
ビンとポリアルキレングリコールの共重合体が含まれる
。このなかで、特にポリアルキレングリフール1分子の
両末端tこヘモグロビン1分子ずつ結合している結合体
、もしくはこれを主成分とする共重合体が、膠質浸透圧
と酸素共給能をヒト血液tこ近づけるという意味で好ま
しいことが見出されている。
ヘモグロビン−ポリアルキレングリコール結合体tこお
いて、ポリアルキレングリコール末端水酸基を有するも
のVこついては、保護されていてもよく、例えば炭素数
1乃至16のアルコールによるエーテル化、炭素数2乃
至18の脂肪酸tこよるエステル化、あるいは炭素数1
乃至1Bのアミンによるイミノ化による保護方法が採用
される。
 6− アミド結合によりポリアルキレングリコールが結合した
ヘモグロビンtこおいて1サブユニツトあたりのポリア
ルキレングリコールの結合数および1サブユニツトあた
りの分子量は、鰺坂らの方法(K、 Ajisaka 
and Y、 Iwashita+ Biochem。
Biophys、 Res、 Cormiun、  9
 ? +  I O76−+081(1980))tこ
より測定した。ヘモグロビンサブユニメト1分子当り重
合物、例えばポリエーテルカルボン酸は1〜20分子程
度が結合している。
本発明Vこおいて使用する、アミド結合1こより重合物
が結合したヘモグロビンは、例えば次の如くして調製す
ることができる。
(1)  ポリエーテルカルボン酸と、1〜10倍モル
好ましくは2倍モルのN−ヒドロキシフッ・り酸イミド
とを、N、N−ジメチルホルムアミド中、1〜10倍モ
ル好ましくは2倍モルのジシクロへキシルカルボジイミ
ドの存在下3〜20時間好ましくは8〜14時間室温ま
たは加熱上攪拌する。反応後生成したジシクロヘキシル
尿素を濾過除去後エーテル等を加えてポリエーテルカル
ボン酸活性化エステルを得る。得られた物質をpH7〜
9、好ましくはpH8〜8.5で水溶液中または緩衝溶
液中1〜1/100倍好ましくは115〜1730倍程
度のヘモグロビンとを反応せしめる。
上記反応tこおいてN−ヒドロキシコハク酸イミドtこ
代えてN−ヒドロキシフタル酸イミド、p−ニトロフェ
ノール、ペンタクロロフェノールを用いても同様に調製
することができる。
(2)  ポリエーテルカルボン酸と1〜10倍モル、
好ましくは5倍モルのイミダゾールとをN、N−ジメチ
ルホルムアミドに溶解し、これ1こ1〜10倍モル、好
ましくは5倍モルのジシクロへキシルカルボジイミドを
加えて加熱還流下5〜20時間、好ましくは10時間反
応せしめる。
反応後冷却し生じたジシクロヘキシル尿素を濾過除去し
、濾液にエーテル等を加えてポリエーテルカルボン酸ア
ミドを得る。このポリエーテルカルボン酸アミドをpH
7〜9、好ましくはpH8〜8.5で水溶液中または緩
衝液中1倍〜1/100倍、好ましくはI15〜1/3
0 倍程度のヘモグロビンと反応せしめる。上記反応t
こおいてイミダゾール1こ代えてコハク酸イミドもしく
はフタル酸イミドを用いてもよい。
またカルボン酸アミドの調製法としてポリエーテルカル
ボン酸と1〜10倍モル、好ましくは2倍モルのカルボ
ニルジイミダゾールとをN、N−ジメチルホルムアミド
中反応させてもよい。
(3)  ポリエーテルカルボン酸と大過剰量の塩化チ
オニルとを60〜90C1好ましくは75〜80Cで1
〜5時間、好ましくは1.5〜2時間時間反応圧減圧下
塩化チオニル去し、得られたポリエーテルカルボン酸塩
化物と1/+a〜1/100倍程度、好ましくは1/3
0〜1150倍程度のヘモグロビンとをpH8,5〜9
.5の水溶液中もしくは緩衝液中反応せしめる。
上記反応において塩化チオニルtこ代えてオキシ塩化リ
ン、あるいは5塩化リン等の酸ハロゲ 9− ン化剤を用いてもよい。
(4)  ポリエーテルジカルボン酸と1〜10倍モル
好ましくは3倍モルのN−ヒドロキシコ/1り酸イミド
とをN、N−ジメチルホルムアミド中、1〜10倍モル
好ましくは3倍モルのジシクロへキシルカルボジイミド
の存在下3〜20時間好ましくは8〜14時間室温また
は加熱上攪拌する。反応後生成したジシクロヘキシル尿
素を濾過除去後、エーテル等を加えてポリエーテルジカ
ルボン酸活性化ジエステルを得る。その後の反応はぐ1
)と同様1こしてヘモグロビンと反応せしめる。
なお、(1)〜(4)tこおいてヘモグロビンVこは前
述の如く修飾ヘモグロビンが含まれることはもちろんで
ある。
以下、実施例および各種試験tこより本発明の詳細な説
明する。
−l O− 実施例1 モノメトキンポリオキシエチレンフハク酸モノエステル
(平均分子量5.000)5F(0,001モル)、N
−ヒドロキシコハク酸イミ10.23 F(0,002
モル)、ジシクロへキシルカルボジイミド0.427(
0,002モル)を、300s+1!のN、N−ジメチ
ルホルムアミド1こ溶解し、室温で一夜攪拌した。
生成したジシクロヘキシル尿素を濾過し、濾液1こ60
0*/!のエチルエーテルを加え、生成したモノメトキ
ンポリエチレングリフールモノ(サクシイミジルザクシ
ネート)結晶を濾過L 、z −f ルでよく洗い乾燥
し、4.6Fの白色結晶を得た。ピリドキサールリン酸
結合ヘモグロビン0.52(0,0077ミリモル)を
100m/のホウ酸緩衝液(p148.s )に溶解し
た液tこ氷冷上上記活性エステル0.5 f (0,1
E リモル)を加えた。水冷下4時間攪拌した後分子量
阻止3万の限外濾過膜1こより限外濾過をくり返し、未
反応の活性エステルまたはその分解物を除去することt
こより修飾ヘモグルビン溶液を得た。
このものはTSK G3000 SW カラム(東洋ン
ーダ■製)を用いた高速液クロeこおいて単一ピークを
示した。このものを凍結乾燥して0.58 Fの修飾ヘ
モグロビンを得た。置換度6.0、分子量95.000
゜但し、置換度および分子量はヘモグロビン1分子(α
2β2型)tこ対応している。
実施例2 ポリオキシエチレンアジビン酸モノエステル(平均分子
量2000)2f(1ミリモル)、ペンタクロロフェノ
ール0.27 f (1ミリモル)、ジシクロへキシル
カルボジイミド0.25 F (1,2ミリモル) ヲ
30 mlのN、N−ジメチルホルムアミド中室温1こ
て一夜反応させた後生成したシンクロヘキシル尿素を濾
別した。濾液1こエチルエーテルを加え析出した結晶を
濾過し、トルエンから再結晶し1.5Fの結晶を得た。
上記活性エステル0.22 F (0,1ミリモル)を
o、o s %−酸化炭素型ヘモグロビン水溶液20m
1(0,0+ 6 ミ!Iモル)tこ少量ずつ添加した
。その際0.2Nカセイソーダ水溶液1こよりpHを8
.51こ保った。
反応溶液を分子量阻止3万のメンプランtこて限外濾過
をくり返すこと1こより0,4チ修飾ヘモグロビン溶液
2 mlを得た。このものは高速液体りpマドグラフィ
tこおいて単一ピークを示した。置換度3.5、分子量
ニア 2000゜ 実施例3 ポリエチレングリコールモノカルボキシメチルエーテル
(平均分子fi850)8.5F(0,01モル)、パ
ラニトロフェノール2.079 (0,015モル)、
ジシクロへキシルカルボジイミド2.39(0,015
モル)を300m1のN、N−ジメチルホルムアミドに
溶解し室温にて一夜反応させた。
反応終了後生成したジシクロヘキシル尿素を濾別し、濾
液1こエチルエーテル600m/を加えて6.22の結
晶を得た。
上記活性エステルを用いて実施例1と同様の方−13− 法tこより1チビリドキサ一ル硫酸結合ヘモグロビン溶
液10m1tこ反応させること1こより0.8%修飾ヘ
モグロビン溶液10.6atを得た。置換度6.2、分
子量70.000゜ 実施例4 モノメトキシポリオキシエチレンコ/)り酸モノエステ
ル(平均分子量2,000)4F(0,002モル)、
N + N−カルボジイミダゾール0.72(0,00
4モル)を100m11N、N−ジメチルホルムアミド
中室温で一夜攪拌を行った。反応液1こエチルエーテル
200m1を加えて沈澱を濾過後エチルエーテルでよく
洗浄することによりイミダゾールのモノメチルポリオキ
ンエチレンコノ1り酸モノイミド2.22を得た。
6%ピリドキサールリン酸結合ヘモグロビン6m1(0
,0055ミリモル)を0.1 M )リス緩衝液(p
H8,0) 60atに溶解し、これに上記イミド1 
f (0,5ミ!Iモル)を加えた。水冷下4時間反応
後、分子量阻止3万の限外濾過膜により限外源−l 4
− 過をくり返し8.3%の修飾ヘモグロビン水溶液3.6
rtを得た。置換度104、分子量86.000゜実施
例5 モノメトギ/ポリオキシエチレンコハク酸エステル(平
均分子量5.000)5F(0,001モル)、コハク
酸イミド0.5り(0,005モル)、ジンクロヘキン
ル力ルポジイミド+ y (0,005モル)をN、N
−ジメチルホルムアミド50m1tこ溶解しz時間加熱
還流した。生成したジシクロヘキシル尿素を濾過後エチ
ルエーテル150m/を加え生じた沈澱を濾過した。沈
澱物をエチルエーテルでよく洗浄、乾燥して3.22の
結晶を得た。
」二記イミドを実施例4と同様1こして3.2%のピリ
ドキサールリン酸結合ヘモグロビン7 mlと反応させ
ること1こより4.8%修飾ヘモグロビン溶液3.8/
を得た。置換度11,2、分子量120.000゜実施
例6 ポリエチレングリフールモノカルボキンメチルエーテル
(平均分子量5,200)5.2F(0,001モル)
を20m1の塩化チオニル1こ溶解し75〜80rtこ
1.5時間加熱した。減圧上塩化チオニルを留去し、生
じた酸塩化物の結晶をよく乾燥させた。
1%ピリドキサールリン酸結合−酸化炭素型ヘモグロビ
ン20m1を20011Ieの0.7Mホウ酸緩衝液(
pHI 0.0 )tこ溶解し、水冷下、上記酸塩化物
52を少量ずつ添加した。
水冷下3時間攪拌後分子量阻止3万のメンブラン1こよ
り限外濾過をくり返し、4.1%修飾ヘモグロビン溶液
4.611Ilを得た。置換度9.3、分子量114.
000゜ 実施例7 局方ポリエチレングリコール(平均分子量4、000 
) I OOf (0,025モル)、無水フハク酸6
.3 r (0,063モル)をN、N−ジメチルホル
ムアミド100m/lこ溶解し、100Cで3時間攪拌
した。冷却後エチルエーテル400I!Ieを加えて生
じる沈澱を濾過した。沈澱物をエチルエーテルでよく洗
浄、乾燥して97.5 fのポリエチレングリコールコ
ハク酸ジエステルの結晶を得た。
」二記結晶97.5 f (0,024モル)、N−ヒ
ドロキシコハク酸イミド6.3 S’ (0,054モ
ル)、ジシクロへキシルカルボジイミド+ 1.4 F
(0,054モル)を100+y/のN、N−ジメチル
ホルムアミドに加熱して溶解したのち30C1こて一夜
攪拌した0、生成したシンクロヘキシル尿素を濾過し、
濾液1こ300m1!のエチルエーテルを加え生成した
ポリエチレングリコールジ(サクシイミジルサクシネー
ト)結晶を濾過し、エーテルでよく洗い乾燥し、952
の白色結晶を得た。
16.4%ヘモグロビン溶液10rt(0,025ミリ
モル)を0.2Mホウ酸緩衝液(pH8,5)35ml
に溶解し、これにポリエチレングリコールジ(サクシイ
ミジルサクシネート) 結晶4.3 t(+、04リモ
ル)を加えた。4rtこて一夜攪拌後、分子量阻止10
万の限外濾過膜tこより限外濾過をくり返し、3.2%
の修飾ヘモグロビン水溶液51m/を得た。置換度+1
.2、分子量122.000゜−17一 実施例8 15%のピリドキサールリン酸結合ヘモグロビン水溶液
14.3 ml (0,1ミリモル)を270m/のリ
ン酸緩衝液(pH7,0)に溶解し、4C1こて実施例
7において調製されたポリエチレングリコールジ(サク
シイミジルサクシネート)結晶4.43y (1,1ミ
リモル)を少量ずつ加えた。4iCtこて4時間攪拌し
た後分子量阻止10万の限外濾過膜tこより限外濾過を
くり返すことにより、11.6%濃度の修飾ヘモグロビ
ン溶液+1#l/を得た。置換度6.6、分子量93.
000゜ 試験l 実施例1〜8の方法1こより調製した修飾へモグpピノ
tこついて合弁らの方法(K、 Imai + H9M
orimoto l M、 KOlanl + H,W
atari 、 H,Waka +and M、 Ku
roda+ Biochim、 Biophys、 A
cta+主工亙、  189−196(1970))r
こより酸素平衡曲線を測定し、それから50チ酸素解離
圧を求めた。結果を表11こ示す。
−18− また、同じ修飾ヘモグロビンtこりいて血流内滞留時間
の測定を行った。測定方法は一試料tこつきラット(平
均体重200f)2匹を用い、ラットの体重tこ対し5
d/hの4〜6チ修飾ヘモグpビン溶液を尾静脈から注
入し、注入後5分、10分、30分、60分、90分、
120分経過時tこ0.2罰ずつ採血し遠心処理後、血
漿中の修飾ヘモグロビン濃度をシアンメトヘモグロビン
法tこより比色定量した。時間に対する濃度変化のグラ
フから修飾ヘモグロビンの血漿中からの減少の半減期を
求めた。結果を表Itこ示す。
−19− 表     1 実施例1   8.8    + 502※’    
 3.6    、   +20//       3
            4.3          
 150//      4           4
.4          1805         
  9.8          2 5 0=   6
””     3.1     2207      
     3.0          1 7 08 
          7.7          1 
6 0ヘモグロビン(対照)     8.7    
   35※l 実施例2および6で調製した修飾ヘモ
グロビンtこついては一酸化炭素を酸素気流下脱離後、
P2Oおよび半減期の測定を行った。
※2   2 5  C、pH7,4,0,I  NN
aC1−20− 以上ノ結果から本発明のへモグロビンーポリアルキレン
グリコール結合体のラット血漿中からの減少の半減期は
ヘモグロビンそのもの、あるいは従来法tこおける結合
体と比較し、かなり長くなっている。従って、本発明物
質は、体内の組織Vこ酸素の供給能の点で著しく優れて
いることがわかる。
試験2 ボーア効果を測定した。ブキーとフロンチセリの方法(
E、 Bucci and C,Fronticell
i+ Methodin Enzymology+  
76 + 523−533 +  1981 )の方法
tこ従って実験を行い、結果を表2tこ示した。
−21− 表    2 本明細書実施例5で製造されたもの     0.33
0     8       #          
    0.30ヘモグロビン           
0.48※ 25 C,0,1Mリン酸緩衝液 以上の結果から本発明物質のボーア効果は従来品と比較
し約3倍大きいことが理解される。この結果は、本発明
物質が、体内組織から肺臓への二酸化炭素の輸送能力が
従来品より優れていることを意味している。
試験3 ヘモグロビン結合体の代用血液の膠質浸透圧が測定され
た。結果を表3に示した。ヘモグロビン換算濃度=6チ
−22− 表    3 本明細書実施例1で製造されたもの      39.
47                      4
2.58                     
 38.8血    液              
    31.0※ 膠質浸透圧は、ウェスコール(W
escor) 社製4100コロイド浸透圧測定装置、
25rで測定。
以上の結果から従来品と比較し、本発明物質の膠質浸透
圧が輸血tこ適していることがわかる。
以」二、本発明物質は、酸素供給能はもちろん、体内組
織から肺臓への二酸化炭素の輸送能力や低い膠質浸透圧
tこよる安全性の観点からも優れていることがわかる。
従って、このようtこ優れた物質を酸素運搬剤として使
用する本発明の代用血液は極めて有用である。
特許出願人 味の素株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 へ(−グpビ7−ポ’)アルキレングリコール結合
    体を酸素運搬物質として含有する代用血液tこおいて、
    前記結合体のヘモグロビンとポリアルキレングリコール
    とがアミド結合tこより結合していることを特徴とする
    代用血液。 2、 結合体が、ポリアルキレングリコールの両i r
    、: ヘモグロビンが結合しているものである特許請求
    の範囲第1項記載の代用血液。 3 ポリアルキレングリコールが、ポリエチレングリコ
    ール、ポリプロピレングリコールおよびエチレンオキサ
    イド−プロピレンオキサイド共重合物より成る群より選
    択された重合物である特許請求の範囲第1項記載の代用
    血液。 4、 結合体のポリアルキレングリコールtこおいて末
    端水酸基を有するとき、この水酸基が、アルコール、脂
    肪酸およびアミンより成る群より選択された物質により
    結合されている特許請求の範囲第1項記載の代用血液。 5 ヘモグロビンが、ピリドキサール−5′−リン酸、
    グルコース−6−リン酸およびピリドキサール−5′−
    硫酸より成る群より選択された化合物tこより修飾され
    たものである特許請求の範囲第1項記載の代用血液。 6 ポリアルキレングリコールの分子量が300〜20
    .1)00の範囲内のものである特許請求の範囲第1項
    記載の代用血液。
JP57200004A 1982-11-15 1982-11-15 代用血液 Granted JPS5989629A (ja)

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