JPS59883A - スリ−ブ端子の整列植込方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は三部品から成るスリーブ端子とソケット基盤の
アッセンブリーに適用されるスリーブ端子の整列植込方
法に関する。

第１図に示すように、ＩＣソケット等に用いられるスリ
ーブ端子１は上端で開口せる円筒部２の下端からピン端
子部３を延設したアウターコンタクト１′と、リング部
７の下端から複数の弾性接片５が延設されたインナーコ
ンタクト４との三部品から成り、該円筒部２内にインナ
ーコンタクト４をそのリング部７が上位となるように挿
填して成る。

一般に第２図に示すようにソケット基盤６へ上記スリー
ブ端子１をアッセンブリーする場合、スリープ端子１は
インナーコンタクト４を圧入植込し、単品化したものと
して準備され、これを別に準備されたソケット基盤６の
端子植込孔１０個々へ単品毎に自動植込する方法が採用
されている。

然るに上記の如く完成されたスリーブ端子ｌを単品毎に
自動フィードしつつ植込む場合、第３図に示すようにイ
ンナーコンタクト４の弾性接片５の向きが不揃いとなる
のを禁じ得ない。斯るインナーコンタクト４の不揃いな
配列によって、これに差し込まれるＩＣＩＪ−ドとの接
触圧、接触姿勢がスリーブ端子側々において不均一とな
り、電気的信頼性を確保する上で望ましいＩＣリード及
びスリーブ端子側々の均質な接触が得られない欠点があ
る。

本発明は上記の如きソケット基盤６に対するスリーブ端
子１、即ちインナーコンタクト４・の不揃いな配列を的
確に解消し、併せて上記三部品から成るスリーブ端子１
とソケット基盤６のアッセンブリー、整列植込みの高能
率化を達成せんとするものである。

これを第４図以降に示した実施例に基づいて詳述すれば
次の通りである。

インナーコンタクト圧挿に供するため第４図に示すよう
に複数のインナーコンタクト４が借料８で一連に連結保
持されたインナーコンタクト連結条Ｕ’Ｌが準備される
。各インナーコンタクト４は借料８の長手方向の一辺か
らコンタクト毎に突設された連結片９を介し連結され、
各連結片９の先細部と各インナーコンタクト４のリング
部７とを直結し、帯材８の一辺に吊下げ状態におかれる
。

該インナーコンタクト連結条材りは既知の打抜きとフォ
ーミンク加工によって形成される。

上記構造のインナーコンタクト４の連結条１’Ｌと、空
スリーブ端子１′とを別々に準備し、先ず第４図→第゛
５図及び第８図Ａ−＋Ｂ図に示すように、両者をアッセ
ンブリーする前に予じめ空スリーブ端子１′を別に準備
された既述のソケット基盤６の端子植込孔１０個々へ植
込む。

次に第５図→第６図及び第８図Ｂ→Ｃ図に示すように上
記インナーコンタクト連結条月りによる連結下において
、インナーコンタクト４個々全上記植込下にあるアウタ
ーコンタクト１′の円筒部２内に一括圧挿し、両者を合
体する。

アウターコンタクト１′の円筒部２の上端開口部１１は
抽鉢形とされ、上記インナーコンタクト圧挿によるコン
タクト挿入性−さをリング部７上端が上記挿鉢形開口部
１１の下端に到達する深さに設定する。

上記によって、帯材８をインナーコンタクト４のリング
部７上端、即ち抽鉢形開口部１１の略下端から該挿鉢形
開口部１１を通しアウターコンタクト１′の円筒部上方
、即ち基盤６の端子植込孔１０の孔外へ起立させる。

上記一括圧入にて第６図及び第８図Ｃ図に示すようにス
リーブ端子１の各々がソケット基盤６の端子植込孔１０
の個々へ植付けられ、帯材８が該端子植込孔１０の孔外
、即ち基盤上面へ突出したソケット仮組立品が形成され
る。

上記一括圧入後、該圧入下において第７図及び第８図り
図に示すようにスリーブ端子連結条材りの横曲げを行う
。

前記の如くアウターコンタクト１′の開口部１１は捕鉢
形となっており、該挿鉢形開口部１１の傾斜面１１’が
上記借料８の左右横曲げを許容する。

帯材８の起点、即ち借料８の連結片９とインナーコンタ
クト４のリング部７との連結点は前記挿入性さ設定によ
り上記抽鉢形開口部１１の下端となっておシ、該挿鉢形
開口部下端を支点として」二記傾斜面１１′側への帯材
８の横曲げが許容される。

該連結点（横曲げ支点）直下でリング部７が圧挿保持さ
れており、上記帯材横曲げは該リング部７の固定状態で
良好に送缶される。

上記スリーブ端子連結条材りのソケット基盤６への一括
圧入工で上記の如き方法で借料８の左右横曲げを許容す
ることにより、帯材折断が的確且つ美麗になされ、スリ
ーブ端子の整列植込み目的が達成される。

即ち、上記の如き一連の植込工程を経て組立てされたＩ
Ｃソケットはその各スリーブ端子１内の各インナーコン
タクト４の植込姿勢が全て均一に統−され、全てのＩＣ
Ｉ）−ドとスリーブ端子の接触パターンの統一化、接触
の均質化を図り得る。

第９図は同整−Ｗｌｌ植込状態の一例を示している。

更に本発明によればソケット基盤６へのスリ−ブ端子１
のアッセンブリーが極めて能率的に行え、アッセンブリ
ーラインのパーツフィードにおける位置合せ、姿勢制御
が著しく容易となり、上記整列植込み目的を達成する上
で最適なる方法を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図はスリーブ端子の一′般構造例を示す分解斜視図
、第２図は同組立断面図、第３図は従来のＩＣソケット
のスリーブ端子配列状態を示す平面図、第４図、第５図
、第６図は本発明の要部工程を説明する図で、第４図は
アウターコンタクトをソケット基盤の端子植込孔に圧入
植込直前の状態を示す分解斜視図、第５図は同アウター
コンタクトを圧入植込したソケット基盤の端子植込孔へ
インナーコンタクト連結条材を圧入植込する直前の状態
を示す斜視図、第６図は同条材をソケット基ト基盤の端
子植込孔外へ突出させた帯材の横曲工程を示すＩＣソケ
ット斜視図、第８図Ａ乃至Ｅ図は本発明のインナーコン
タクトとアウターコンタクトとソケット基盤のアノセン
ブリ一工程を１程順を以って示す拡大断面図、第９図は
組立完了後のスリーブ端子整列状態を示すＩＣソケット
断面図である。 ｌ・・スリーブ端子　１／　・アウターコンタクト、４
　・インナーコンタクト、５　・弾性接片、６　ソケッ
ト基盤、７・・リング部、８・・・帯材、９・・・連結
片１０・・・端子植込孔、１１・・挿鉢形開口部、１１
’　　・傾Ｒ面、Ｌ　・インナーコンタクト連結条材。 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上端で開口せる円筒部下端からピン端子が延設されたア
   ウターコンタクトに、リング部下端から弾性接片が延設
   されたインナーコンタクトを圧挿して成るスリーブ端子
   を、ソケット基盤の端子植込孔へ整列植込みする方法で
   あって、ソケット基盤に列穿された複数の端子植込孔へ
   予じめ空スリーブ端子を植込み、他方複数の上記インナ
   ーコンタクトがそのリング部上端で帯材に一連に連結保
   持されたインナーコンタクト連結条材を形成し、該イン
   ナーコンタクト連結条材による連結下において各インナ
   ーコンタクトを上記植込下にあるアウターコンタクトの
   円筒部内に一括圧挿し、該インナーコンタクト圧挿法さ
   をリング部上端が円筒部上端の挿鉢形開口部の略下端に
   到達する深さに設定して帯材を上記挿鉢形開口部の略下
   端から該揺鉢形開口部を通し端子植込孔の孔外へ起立さ
   せ、然る後上記スリーブ端子連結条拐の帯材をアウター
   コンタクトの円筒部上端の挿鉢形開口部下端を支点とし
   つつ同開口部の傾斜面で横曲げを許容してこれを折断分
   離し、よってスリーブ端子とソケット基盤のアッセンブ
   リーを得ることを特徴とするスリーブ端子整列植込方法
   。