JPS598253Y2 - ランプソケツト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、２本のランプを並設して装着するランプソケ
ットの改良に関するもので、その目的とするところは受
刃バネ間の絶縁を充分に確保し得る安全性の高い構造簡
単で安価に生産することが出来るランプソケットを提供
しようとするものである。

以下図面を参照して本考案をその一実施例につき説明す
ると、１はソケット本体で、このソケット本体１は同型
の本体片２，２′を組合せて構威される。

３，３′は持続導体である。一方の本体片２は凹状をな
した接触部室４，５とランプロ金の挿入孔６，７と接続
導体３の凹状をなした載置壁８と本体片２，２′を組合
せて締付ける締付リベット９の挿通孔１０を設けた円筒
ボス１１、と端子片挿通溝１２と接続導体３′の大きく
本体片２より突出した規制突片１３，１４とを備えてい
る。

一方の接続導体３は、円筒ボス１１の嵌合孔１５を穿っ
た載置基板１６と、端子挿通溝１２に嵌挿される端子片
１７と規制突片１３および１４に夫々係合する規制溝１
８．１９と接触部室４および５に夫々嵌挿される接触片
２０．２１とよりなり接触片２０および２１の各々の端
部はランプロ金に設けた差入栓が挿通される接触受栓２
２おむび２３が形或されている。

尚、他方の本体片２′は前述の本体片２とその構造が同
一であり、接続導体３′も接続導体３と同一形状である
ので、それらの説明は省略する。

本考案は上述の構戊よりなるもので、載置基板１６を載
置壁８に載置して接続導体３を本体片２に組込むと、接
続導体３の嵌合｛シ１５は本体片２の円筒ボス１１に、
規制溝１８は規制突片１３に、規制溝１９は規制突片１
４に夫々係合して接続導体３の変位は規制され、接触片
２０は接触部室４に、接触片２１は接触部室５に夫々嵌
合され、端子片１７は端子挿通溝１２に挿通されて本体
片２の外壁より露呈するよう配設される。

又、接続導体３も前述と同様に本体片２′に配設される
。

このようにして接続導体３を配設した本体片２と、接続
導体３′を配設した本体片２′とを組合せて締付リベッ
ト９を本体片２の挿通孔１０と本体片２′の挿通孔１０
’に挿通してカシメ止めすることにより両本体片２，２
′は締付固着されソケット本体１は構或されるが、この
とき本体片２の規制突片１３の端面は本体片２′に配設
された接続導体３′の載置基板１６′を、規制突片１４
の端面は端子片１７′を夫々押圧し、本体片２′の規制
突片１３′の端面ば本体片２に配設かれた接続導体３の
載置基板１６を、規制突片１４′の端面は端子片１７を
夫々押圧することになり、両接続導体３および３′は本
体片２の載置壁８および本体片２′の載置壁８′に夫々
圧接されて確実な離間距離を確保すると共に、接触片２
０の接触受栓２２は接触片２１′の接触受栓２３′に、
接触片２１の接触受栓２３は接触片２０′の接触受栓２
２′に対設し、夫々接触部を構或するもので、この接触
部にランプの差込栓を強挿接触せしめることにより２本
のランプは並設状態に配設されるものである。

本考案は上述のように、接続導体３を装着した本体片２
と接続導体３′を装着した本体片２′とを組合せて締付
リベット９で、締付け固着することによりランプソケッ
トは構或されるもので、本体片２に装着される接続導体
３は、その嵌合孔１５を本体片２の円筒ボス１１に嵌合
せしめて載置基叡１６を載置壁８に載置すると、規制溝
１８は規制突片１３に係合し、規制溝１９は規制突片１
４に係合するので、この接続導体３は本体片２に揺動す
ることなく係止され、接触受栓２２および２３は本体片
２の接触部室４および５の所定位置に確実に保持される
ものであり、前述と同様に本体片２′に装着される接触
導体３′の接触受栓２２′および２３′もその接触部室
４′および５′の所定位置に保持されるものである。

又、接触導体３を装着した本体片２と接触導体３′を装
着した本体片２′とを組合せて緊定すると、接触導体３
の載置基板１６は本体片２′の規制突片１３′により、
又、接触導体３の端子片１７は規制突片１４′により夫
々本体片２の載置壁８に圧接され、接触導体３′の載置
基板１６′は本体片２の規制突片１３により、又、接触
導体３′の端子片１７′は規制突片１４により夫々本体
片２′の載置壁８′に圧接されるので、これら接触導体
３と３′とはその離間間隔を確実に確保し、接触、短絡
の危険もないものである。

尚、本体片２の挿通孔２４の途中に設けた嵌合溝２５と
本体片２′の挿通孔２４′の途中に設けた嵌合溝２５′
に係合される六角ナット２６は本体片２および２′を組
立て緊定してなるランプソケット１を反射板を備えたラ
ンプ装置本体の端面に固着するときに、ランプ装置本体
に設けた装着螺杆を螺着するためのものである。

本考案はこれらの点において実用上有効便利である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案のランプソケットを示すもので、第１図は
平面図、第２図は上面図、第３図は下面図、第４図は側
面図であり、第５図は一方の本体片を取除いた平面図、
第６図は本体片の斜視図、第７図は接続導体の斜視図で
ある。 １・・・・・・ソケット本体、２・・・・・・本体片、
３・・・・・・接続導体、４，５・・・・・・接触部室
、６，７・・・・・・挿入孔、８・・・・・・載置壁、
９・・・・・・締付リベット、１０・・・・・・挿通孔
、１１・・・・・・円筒ボス、１２・・・・・・端子片
挿通溝、１３．１４・・・・・・規制突片、１５・・・
・・・嵌合孔、１６・・・・・・載置基板、１７・・・
・・・端子片、１８，１９・・・・・・規制溝、２０．
２１・・・・・・接触片、２２．２３・・・・・・接触
受栓、２４・・・・・・挿通孔、２５・・・・・・嵌合
溝、２６・・・・・・六角ナット。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 本体片２（又は２′）に凹状をなして設けた接触部室４
   ，５（又は４’，５’）に連なるランプロ金挿入孔６，
   ７（又は６’，７’）を形戊し、 上記接触部室４，５（又は４′，５つ間に凹状をなして
   接続導体載置室８（又は８′）を形或しこれに締付リベ
   ットの挿通孔１０（又は１０つを穿った円筒ボス１１（
   又は１１′）を設け、 同じく上記載置壁８（又は８′）に規制突片１３（又は
   １３′）を上記本体片２（又は２′）より突出するまで
   突出して設け、 上記本体片２（又は２′）に切欠いた端子片挿通溝１２
   （又は１２′）と突出した規制突片１４（又は１４′）
   とを形戒するが本体片２，２′を合体させたときこれら
   は互いに係合する位置に規制して設けられてなり、 上記接続導体載置壁８（又は８′）によって受けられる
   接続導体３（又は３つの円筒ボス１１（又は１１′）に
   対応する位置に嵌合孔１５（又は１５′）と規制突片１
   ３，１４（又は１３’，１４つに対応する位置に規制溝
   １８，１９（又は１８’， １９’）を形或し、上記接
   触導体３（又は３′）の両端に上記接触部室４，５（又
   は４′，５つとランプロ金挿入孔６，７（又は６′，７
   ′）に対応して接触片２０．２１ （又は２０’，２１
   ’）と接触受栓２２．２３（又は２２’，２３’）を設
   け、上記接触導体３（又は３′）に連ねて上記端子片挿
   通溝１２（又は１２′）に挿通される端子片１７（又は
   １７′）を設け、 上記本体片２，２′に夫々接触導体３，３′を納めて合
   体させたとき規制突片１３，１３’，１４．１４’と載
   置壁３，３′とで圧接され、端子片１７．１７’が規制
   突片１４，１４’と端子挿通溝１２，１２’とで圧接さ
   れて接触導体８，８′が所定の間隔を置いて配されるよ
   うに構或したことを特徴とするランプソケット。