JPS598245A - カラ−映像管用細隙型シヤド−マスクの製造法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はカラー映像管・特に細隙型孔あきマスクを有
するカラー映像管とそのマスクの新規な製造方法に関す
る。

〔従来技術〕

シャドーマスク型カラー映像管は　　ｒにそれぞれ赤、
緑、青の光を発する螢光体の線または点を配列したスク
リーンと１このスクリーンを励起する電子銃と、その電
子銃とスクリーンとの間に設けたシャドーマスクとを含
む。このシャドーマスクは、スクリーンに隣接して正確
に配置された多数の開孔を有する薄い金属板で・そのマ
スク開化は上記螢光体の線または点と規則的な関係を有
する。

最近細隙状の開孔を持つシャドーマスクを用いたカラー
映像管が商業的に認められてきた。その理由の１つは、
円孔マスクと点状ヌクリーンの映像管より細隙マスクと
線状スクリーンの映像管の方がマスクの電子ビーム透過
度が高いことである。

しかしこの細隙マスクによって電子ビーム透過度に明ら
かな利点が得られていても、この透過度は現在使用され
ているものよりさらに高くすることができる。

細隙型シャドーマスクの１つの形式のものは、機械的強
度を与えるため間隔を隔てて設けた複数個の細い橋絡部
によって中断された縦長の細隙型開孔を有するが１その
橋絡部は電子ビーム透過度、従って発光輝度に影響する
。この影響は電子ビームとマスクに対する法線のなす角
が最大となる。

マスクの４隅で最大となる。これはこの角が大きくなる
ほど電子ビームが橋絡部の表面だけでなく細隙型開化の
端部を形成する部分にも衝突するためである。従って橋
絡部の細隙型開孔の端部を形成する部分に衝突する電子
ビームがほとんどまたは完全になくなるようなシャドー
マスクを製造するマスク製造技術の開発が望ましい。

シャドーマスクは長尺金属板から写真法を用いて製造さ
れる。この方法は例えば米国特許第２．７５０，５２４
号、第３，１９９，４３０号、第３，３１３，２２５号
および第３，７５１．、？！５０号の各明細書に開示さ
れている。

この方法では１まず金属板の両面に感光材料を被着した
後、その両面を整合させた２枚の写真原板を介して露光
する。各原板はシャドーマスクに必要な各開孔に対応す
る素子の配列を有するが、一方の原板の素子が他方の原
板の素子よりも太き（ハため１でき上ったマスクの開孔
は電子銃側より７クリーン側の方が大きくなる。露？金
属板上のへ 感光材料を現像して開化位置の感光材料を除去し・そこ
の金属板を露出する。次に金属板をエツチングして露出
位置に開孔を形成する。開化とこれに対応する橋絡部に
所要の形状を与えるには、パタン素子の形状と２枚の原
板の対応素子の位置を適当に選ぶ必要がある。

〔発明の開示〕

細隙型シャ１−′−マスクの製造に用いられる上述の写
真法は、この発明により写真原板の一方のパタンの各素
子の形状を特殊な形にすると古によって改良される。す
なわち写真原版はそのパタンの短軸近傍から離れた位置
に台形状の素子を有し、底 その台形状素子の長い力の辺がその短軸と反対側に来て
いる。

この台形状素子を有する写真原板を使用すると・・・、
ノの申出から１絹［、ｌ］たイ立［１γ１に才ゴりる″
屯了−ヒーｊ、透過度が向上した進歩したシャドーマス
クが得らねる。

〔発明の実施例〕

第１図の矩形カラー映像管１８は・ファンネル２６によ
って結合されたフェースプレートパネル２２と管状ネッ
ク部２４を含む真空のガラス製外囲器２０を有する。パ
ネル２２は表示面２８と周縁フランジすなわち側壁３０
を含み・フリット材料２７によってファンネル２６に封
着されている。表示面２８の内面には陰極線発光式３色
線状モザイクスクリーン３２が配置されている。このス
クリーン３２は映像管の垂直軸に実質的に平行な線状の
螢光体配列を有し、一部が当業者に公知のように吸光材
料で被覆されていることもある。パネル２ｚ内には・Ｌ
字状断面の支持枠３５に取付けた多孔酒色電極すなわち
シＡ・ドーマヌク３４が、スクリーン３２と所定間隔で
着脱自在に取付けられている。このマスク３４は１実質
的に平行な垂直列に配列された多数の細隙型開化と各列
の細隙を分断する橋絡部とを含む。

ネック部２４内には破線矩形で示したインツイン゛電子
銃３６が装着され・３本の電子ビーム３８Ｂ１３８、Ｒ
ｓ　３８Ｇを発生してこれを同一平面上の集中経路上を
マスク３４を介してヌクリーン３２に導く。

映像管１８はネック部２４とファンネル部２６の結合部
近傍でこれを包囲する外部磁気偏向ヨーク４０と共働す
るように設計されている。ヨーク４０に適当な電圧を印
加すると、３本のビーム３８４３．３８Ｒ１３８Ｇは垂
直水平の磁界に会って水平垂直のル査を行い、スクリー
ン３２上に矩形のマスクを描く。簡単のため１第１図に
は偏向領域において偏向されたビームの経路の実際の曲
率を示さず・各ビームが偏向面Ｐ−Ｐて瞬間的に曲つブ
ζイ）のとして１略示しである。

第２図にマスク３４で被われたヌクリーン３２の一部を
ボす。スクリーン３２はそれぞれ赤、緑および青の光を
発する線状螢光素子の反復縞４２を有する。

第２図はまたマスク３４と支持枠３５の構体をパネル２
２内に支持する４個（２個は第１図にも示す）の枠付き
マスク支持体４４を示している。この実施例では支持体
４４を４個用いたが、他の実施例では例えば３個用いる
こともできる。

第３図はシャドーマスクの製造において金属板上の感光
利料の露光に用いる写真原板５ｏを示す。

この原板５０は表面にシャドーマスクパタン５４を有ス
ルカラス板カら成り、そのパタン５４はマスクの周縁部
の末端を示す外部境界線５６とマスクの開孔部の周端を
示す内部境界線５８を有する。内部境界線５８内の各位
置Ａ−Ｈにおける各開孔素子の形状を第３八図ないし第
３Ｈ図にそれぞれ実線で示す。

第３八図ないし第３Ｈ図における点線は・金属板の反対
側の感光材料の露光のためこれに整合させた対応する写
真原板の開化素子の形状を示す。

位ＩＡは開孔パタン５４の中央にあり・第３Ａ図に不す
ように開孔パタンの位ＮＡにおける大きい方の素子６０
は矩形である。反対側の写真原板の開化パタンの小さい
方の素子６２は大きい方の素子６０と垂直水平方向に同
じ中心を持つそれより小さな矩形である。

位ＩＪＢは開孔パタン５４の左下隅にあり・第３Ｂ図に
示すように位置Ｂにおける大きい方の素子６４は台形で
、その長い方の底辺（下底）は短軸Ｙ−Ｙの反対側にあ
る。反対側の原板の小さい方の素子６６はこれより小さ
な台形で・大きい方の素子６４と水平方向には中心が合
っているが垂直方向には長軸Ｘ−Ｘ側に偏っている。

位置Ｃは開孔パタン５４の左方で長軸χ−ｘ」二にあり
、第３Ｃ図に示すようにこの位置の大きい方の素子６８
は台形で・反対側の原板の小さい方の素子７０はこの素
子６８と水平垂直方向に同じ中心を持つそれより小さい
台形である。

位置１〕は開化パタンの左上隅にあり、第３Ｄ図に７」
りすように位置りにおける人きい方の素子７２はＦ底が
短軸Ｙ−４と反対側にある台形である。反対側の原板の
小さい方の素子７４は大きい方の素子′７２と水平力向
には中心が合っているが垂直方向には長軸Ｘ−Ｘ側に偏
ったそれより小さな台形である０ 位置Ｅは短軸Ｙ−Ｙ上で開孔パタン５４の上端部近傍に
あり、第３Ｅ図に示すように位置円における大きい方の
素子７５は矩形である。反対側の原板の小さい方の素子
７６は大きい方の素子７５と水平方向には中心が合って
いるが垂直方向には長１１＋　’Ｘ　−Ｘ側に偏ったそ
れより小さな矩形である。

位置Ｆ、Ｇ、Ｈは開孔パタン５４のそれぞれ右上方、右
中央および右、下方にある。第３Ｆ図１第３Ｇ図・第３
Ｈ図に示すように１これらの位置における各開孔素子の
形状および方向けＡ第３Ｂ図・第３Ｃ図および第３Ｂ図
における素子の形状および方向と短軸Ｙ−Ｙについて鏡
像となる。これらの図における対応素子にはダッシュ（
′）を付しである。

第３図と第３八図ないし第３Ｈ図から、大きい方の開孔
素子を有する写真原板は短軸Ｙ−４から離れた位置に下
底を短軸Ｙ−４の反対側にした台形状の素子を有し・短
軸Ｙ−Ｙ付近では大きい方の素子が矩形になること、お
よび反対側の写真原板の小さい方の素子は大きい方の素
子と水平方向に中心が合っているが、主軸Ｘ−ｘから離
れた位置では主軸Ｘ−ｘ側に変位することが判る。

大きい方の開孔素子を持つ写真原板最適開孔パタンでは
、台形の底角は短軸Ｙ−Ｙからの距離の増加と共に徐々
に減少するが・残念ながらこのような徐々の減少を工作
することは極めて困難であるから、妥協策として短軸近
傍のパタン中央部を大きな矩形素子で形成し、左右の部
分をある大きさの大きな台形素子で形成する。この人き
さけ映像管完成品の電子ビーム角の最極端な場合によっ
て決定される。例えば外部対角線６７　Ｃ１ｎ　％最大
偏向角１１０°のカラー映像管では・台形素子の内角は
８７．５°と９２，５°である。この発明を・用いたこ
のような映像管の４隅部における電子ビームの透過率が
１９．６５％であるに対し・この発明を用いない場合は
１９％でありで）その利得は３．４％と計算される。

十Ｊホの工作は例えば米国特許第３，６６９，７７０号
・第３．６７’４，４４８号＼第３，８３４，９０５号
、第４．０６１，５２９号の各明細書に開示されている
ような公知の方法および月料を用いることによってなす
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は孔あきマスク型陰極線管の縦断平面図、第２図
は第１図の陰極線管のフェースプレー１−と枠付きマス
クの構体の２−２線に沿う断面図、第３図は写真原板の
平面図・第３八図ないし第３Ｆ（図は第３図の原板上の
位置ＡないしＨにおける素子パタンの拡大図である。 １８・・・カラー映像管葛３４・・・細隙型シャドーマ
スク蔦５２・・会写真原板％　５４・・・開孔パタン、
６４．６８．７２％　？２’λ６８′〜６４′　・・・
台形素子。 特Ｎ　出願人　　アールシーニー　コーポレーション代
　理　人　　清　水　　　哲　ほか２名才２図 才３Ｅ図 才ＪＡ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）金属板の両面を感光材料で被覆し、この金属板の
   両面の感光材料を長軸と短軸を持つ開孔パタンを有する
   ２枚の整合させた写真原板を介して露光し・その感光材
   料を現像し・上記金属板に開孔をエツチングする方法に
   おいて・上記写真原板の一方の開孔パタンかその短軸近
   傍から離れた位置に長い方の底辺が短軸と反対側にある
   台形素子を含むことを特徴とするカラー映像管用細隙型
   シャドーマスクの製造法。