JPS59794B2 - 回転するアンテナを持つ埋設物探知装置 - Google Patents

回転するアンテナを持つ埋設物探知装置

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JPS59794B2
JPS59794B2 JP55104354A JP10435480A JPS59794B2 JP S59794 B2 JPS59794 B2 JP S59794B2 JP 55104354 A JP55104354 A JP 55104354A JP 10435480 A JP10435480 A JP 10435480A JP S59794 B2 JPS59794 B2 JP S59794B2
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antenna
container
signal
buried object
circuit
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一雄 渡部
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
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BOEICHO GIJUTSU KENKYU HONBUCHO
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    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01V3/00Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation
    • G01V3/12Electric or magnetic prospecting or detecting; Measuring magnetic field characteristics of the earth, e.g. declination, deviation operating with electromagnetic waves
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S13/00Systems using the reflection or reradiation of radio waves, e.g. radar systems; Analogous systems using reflection or reradiation of waves whose nature or wavelength is irrelevant or unspecified
    • G01S13/88Radar or analogous systems specially adapted for specific applications
    • G01S13/885Radar or analogous systems specially adapted for specific applications for ground probing

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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、回転するアンテナを持つ埋設物探知装置に
関するものである。
従来この種の装置として第1図に示すものがあった。
図において、1は発振器、2は送信アンテナ、3と9は
受信アンテナ、4と10は互いに逆極性をもつ検波器、
5は指示計、6は異質物体または埋設物、7は均質物体
、8は上記送信アンテナ2と受信アンテナ3と9を収納
固定する容器、11は差動比較器である。
次に上記従来装置の作用について説明する。
発振器1で発振された電波は送信アンテナ2から送信さ
れ、受信アンテナ3と9で受信される。
受信アンテナ3と9で受信される電波は埋設物6がなけ
れば均質物体7から反射した電波と送信アンテナ2から
直接受信される電波である。
このとき、受信アンテナ3と9の電波の強さは各々等し
く距離りが変化した場合でも同時に同量で変化する。
受信アンテナ3と9で受信された電波は互いに逆極性を
もつ検波器4と10で極性が異なり大きさが同じ直流信
号に変換され、これら二つの信号は差動比較器11へ加
えられ、その出力は埋設物6がなければ常に0となる。
次いで容器8を矢印■の方向へ動かすとき、埋設物6が
あると、受信アンテナ3が影響を受けて今まで平衡状態
であった指示計5に変化が生じる。
さらに、送信アンテナ2が埋設物6の付近にあると受信
アンテナ3と9は再び平衡状態となって指示計5は0と
なる。
さらにまた埋設物6が受信アンテナ9に近ずくところで
は不平衡となって指示計5に変化を生じる。
よって指示計5の変化から埋設物6の存在を知ることが
できる。
上記従来の埋設物の探知装置は以上のように構成されて
いるので容器8と均質物体7の距離りが変化した場合で
も埋設物6が存在しなければ指示計5はOを指示するが
、容器8と均質物体7が平行でなくなると、送信アンテ
ナ2から発射し均質物体7で反射して受信アンテナ3と
9に達する電波の伝搬長が異なってくるため電波の強さ
に差が生じて不平衡となり埋設物6が存在しないにもか
かわらず指示計5に変化を生じこれがあたかも埋設物6
の存在を示すものと誤認することになる。
従って、容器8は均質物体7と常に平行に保ちながら移
動しなければ効果が得られない欠点があつた。
また、多数個のアンテナによって送信系の両側に受信系
を対称位置に配し、この各々から得た信号の検波極性を
互いに逆極性にしただけでは、多数個のアンテナ間で相
互干渉をおこし上記の目的を達成することが困難である
などの欠点があった。
この発明は、上記のような従来装置における欠点を除去
するためになされたもので、少なくとも発振器からなる
信号発生部と、該信号発生部からの信号を送信せしめる
1個の送信アンテナと上記1個の送信アンテナと組をな
した2個の受信アンテナからなるアンテナ部と、上記ア
ンテナ部を回転せしめるアンテナ回転駆動装置からなる
アンテナ回転駆動部と、上記2個の受信アンテナのそれ
ぞれの受信した信号を検波・増幅する2個の回路と上記
アンテナ回転駆動装置によって回転せしめられる上記ア
ンテナ部の回転周期に相当する周波数成分のみを阻止す
る2個の帯域阻止濾波回路と上記2個の帯域阻止濾波回
路の出力の差をとる差動回路と正の信号分のみを取り出
す整流回路からなる信号処理部と、指示計と受話器のな
かの少なくともひとつからなる表示部と、を具備させ、
上記アンテナ部を収納固定する容器が被探知面に対して
平行でなくなった場合に生じる信号分を除去する構成と
することにより埋設物のみの信号が探知できる回転する
アンテナを持つ埋設物探知装置を提供することを目的と
している。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第2図において、aは信号発生部、bはアンテナ部、C
はアンテナ回転駆動部、dは信号処理部、eは表示部、
20は発振器、21は減衰器、22oは送信アンテナ、
22aと22bは受信アンテナ、23はアンテナ回転駆
動装置、24aと24bは検波・増幅回路、25aと2
5bは帯域阻止濾波回路、26は差動回路、27は整流
回路、28aは指示計変換回路、−28bは指示計、2
9aは音響変換回路、29bは受話器である。
次に、上記実施例の作用について説明する。
発振器20で発振された電波は減衰器21で減衰される
か、または、減衰器21をつけないで無減衰のままで送
信アンテナ22oへ送られて発射される。
この送信アンテナ22oから発射された電波は受信アン
テナ22aと22bで受信され、それぞれ検波・増幅回
路24aと24bへ送られる。
検波・増幅回路24aと24bでは直流分と交流分の合
成された信号または直流分のみの信号に変換され増幅さ
れて帯域阻止濾波回路25aと25bへ送られる。
帯域阻止濾波回路25aと25bはアンテナ回転駆動装
置23によって回転せしめられるアンテナ部6を収納固
定する容器Aの1回転に相当する周波数成分のみを阻止
するように作用するので検波・増幅回路24aと24b
から出力される信号は容器Aの回転に起因する周波数成
分のみが帯域阻止濾波回路25aと25bにおいて阻止
され、差動回路26へ送られる。
ここで、送信アンテナ22oと受信アンテナ22aと2
2bで構成されるアンテナ部6とアンテナ回転駆動装置
23からなるアンテナ回転駆動部Cの作用について説明
する。
第3図は送信アンテナ22oと受信アンテナ22aと2
2bの配置を示す平面図である。
第3図に示す実施例では、受信アンテナ22aと22b
は、送信アンテナ22oの両側に等間隔で直線上に配置
されており、この送信アンテナ22oと受信アンテナ2
2aと22bで構成されるアンテナ部6を収納固定する
容器Aは、受信アンテナ22aと22bの中間点30、
即ち、送信アンテナ22oを中心にして矢印Wの方向へ
アンテナ回転駆動装置23によって回転せしめられる。
第4図は送信アンテナ22゜と受信アンテナ22aと2
2bで構成されるアンテナ部6を収納固定する容器Aが
回転を停止して被探知面としての地面40に対して平行
にある場合を示している。
この場合、容器Aがアンテナ回転駆動装置23によって
矢印Wの方向へ水平に回転せしめられると受信アンテナ
22aと22bの位置は交互に入れかわる。
つぎに、埋設物を探知する場合を第4図と第5図と第6
図によって説明する。
第4図において容器Aは地面40と距離り。
を離れて平行に位置しているので、送信アンテナ22o
→地面40→受信アンテナ22aと22bへと伝搬され
る電波の強さは同じで、この電波の強さは容器Aがアン
テナ回転駆動装置23によって矢印Wの方向へ回転せし
められても変化しない。
従って検波・増幅回路24aから出力せしめられる信号
は第5図に示す直流分60aとなり、同様に、検波・増
幅回路24bから出力せしめられる信号は第5図に示す
直流分61aとなる。
この信号は、それぞれが帯域阻IL濾波回路25aと2
5bへ送られる。
該帯域阻止濾波回路25aと25bは容器Aの1回転に
相当する周波数成分のみを阻止するようにしであるので
、検波・増幅回路24aと24bのそれぞれの出力であ
る直流分60aと61aは帯域阻止濾波回路25aと2
5bを通過し、それぞれが差動回路26へ送られる。
差動回路26は帯域阻止濾波回路25aと25bの出力
信号の差をとるようにしである。
従って、帯域阻止濾波回路25aと25bの出力である
直流分60aと61aは同じであるので差動回路26の
出力は零となる。
この場合には整流回路27を通過する信号は零であり、
表示部eは作動しない。
つぎに、容器AがX方向へ移動して受信アンテナ22a
または22bが埋設物50の上付近にくると、容器Aが
アンテナ回転駆動装置23によって回転せしめられてい
るので、送信アンテナ22o→地面40→受信アンテナ
22aと22bへと伝搬される電波の強さは、埋設物5
oの影響をうけて容器Aの1回転に1回づつそれぞれに
変化が生じる。
従って、検波・増幅回路24aの出力信号は第5図に示
す62aと62cとなり、検波・増幅回路24bの出力
信号は第5図に示す63aと63cとなって帯域阻止濾
波回路25aと25bのそれぞれに送られる。
即ち、信号62aと63aは容器Aの回転中において埋
設物50の影響をうけない信号であり、信号62cと6
3cは埋設物50の影響をうけて容器Aの1回転ごとに
生じる信号である。
このとき、受信アンテナ22aと22bは送信アンテナ
22.を中心にして対称に配置しであるので、検波・増
幅回路24aの出力のうちの信号62Cと、検波・増幅
回路24bの出力のうちの信号63cは互いに容器Aの
半回転分ずつずれて生じる。
上記検波・増幅回路24aの出力62aと62c、及び
検波・増幅回路24bの出力63aと63cは、容器A
の1回転に相当する周波数成分とは異なった周波数成分
を有しているので帯域阻止濾波回路25aと25bを通
過し、それぞれ差動回路26へ送られる。
この差動回路26では、帯域阻止濾波回路25aと25
bのそれぞれの信号の差をとるようにしであるので、差
動回路26の出力は第5図の64cと65cとなり、整
流回路27へ送られる。
ここで、正の信号である64cのみが通過して66Cの
信号となり、この信号66Gが表示部eを作動させて埋
設物50の存在を知らせる。
ここで64aと66aは零レベルである。
サラに、容器AがX方向へ移動して送信アンテナ22o
の中心が埋設物50の上付近にくると、送信アンテナ2
2oから発射された電波は、地面40と埋設物50から
反射して受信アンテナ22aと22bに達するので、こ
の受信アンテナ22aと22bで受信される電波の強さ
は埋設物50のない場合に比べて強くなる。
ところが、送信アンテナ22.の中心が埋設物50の上
付近に位置しているので受信アンテナ22aと22bで
受信される電波の強さは同じであり、しかも容器Aがア
ンテナ回転駆動装置23によって回転せしめられていて
も埋設物50の影響が同じであるため変化を生じない。
従って、検波・増幅回路24aの出力信号は第6図に示
す直流分70aとなり、この検波・増幅回路24bの出
力信号は第6図に示す直流分71aとなって、それぞれ
が帯域阻止濾波回路25aと25bを通過して差動回路
26へ送られる。
該差動回路26では帯域阻止濾波回路25aと25bの
出力の差をとるようにしであるので差動回路26の出力
は零となる。
従って、整流回路27へ送られる信号は零であるので、
その出力は表示部eを作動させない。
さらにまた、容器AがX方向へ移動して受信アンテナ2
2aまたは22bが埋設物50の上付近にくると、容器
Aがアンテナ回転駆動装置23によって回転せしめられ
ているので、送信アンテナ22o→地面40→受信アン
テナ22aと22bへと伝搬される電波の強さは埋設物
50の影響をうけて容器Aの1回転に1回づつそれぞれ
に変化が生じる。
従って、検波・増幅回路24aの出力は第6図に示す7
2aと72cとなり、また検波・増幅回路24bの出力
は第6図に示す73aと73cとなる。
こうして上記各出力は、それぞれ帯域阻止濾波回路25
aと25bへ送られる。
即ち、72aと73aは容器Aの回転中において埋設物
50の影響を受けない信号であり、72cと73cは埋
設物50の影響をうけて容器Aの1回転ごとに生じる信
号である。
検波・増幅回路24aの出力である72aと7201及
び検波・増幅回路24aの出力である73aと73cは
容器Aの1回転に相当する周波数成分とは異なった周波
数成分を有しているので、帯域阻止濾波回路25aと2
5bを通過してそれぞれ差動回路26へ送られる。
この差動回路26では上記帯域阻止濾波回路25aと2
5bの出力の差をとるようにしであるので、該差動回路
26の出力は第6図に示す74cと75cとなり、整流
回路27へ送られる。
ここで正の信号である74Cのみが通過して信号76c
となり、この信号76cが表示部eを作動させて埋設物
50の存在を知らせる。
ここで74aと76aは零レベルである。
一方、第7図は送信アンテナ22oと受信アンテナ22
aと22bで構成されるアンテナ部6を収納固定する容
器Aが回転を停止して被探知面としての地面40に対し
て傾斜している場合を示す。
この場合、容器Aがアンテナ回転駆動装置23によって
矢印Wの方向へ回転せしめられると受信アンテナ22a
と22bの位置は交互に入れかわる。
つぎに、埋設物を探知する場合を第7図と第8図と第9
図によって説明する。
第7図において、容器Aは地面40と傾斜して位置して
いるのでアンテナ回転駆動装置23によって容器Aが矢
印Wの方向へ回転せしめられると、送信アンテナ22o
→地面40→受信アンテナ22aと22bへと伝搬して
受信される電波は容器Aの1回転ごとに強弱をくり返す
従って、検波・増幅回路24aの出力信号は第8図に示
す直流分80aと交流会80bのようになり、検波・増
幅回路24bの出力信号は第8図に示す直流分81a吉
交流分81bのようになって各信号はそれぞれ帯域阻止
濾波回路25aと25bへ送られる。
この帯域阻止濾波回路25aと25bは容器Aの1回転
に相当する周波数成分のみを阻止するようにしである。
従って、検波・増幅回路24aの出力80aと80bの
うちの出力80bは容器Aの1回転に相当する周波数成
分を有しているので帯域阻止濾波回路25aで阻止され
、出力80aのみが差動回路26へ送られる。
また、検波・増幅回路24bの出力81aと81bのう
ちの出力81bは容器Aの1回転に相当する周波数成分
を有しているので帯域阻止濾波回路25bで阻止され出
力81aのみが差動回路26へ送られる。
この差動回路26では帯域阻止濾波回路25aと25b
の出力の差をとるようにしであるので、差動回路26の
出力は零となり、整流回路27の出力も零となって表示
部eは作動しない。
つぎに、容器AがX方向へ移動して受信アンテナ22a
または22bが埋設物50の上付近にくると、容器Aが
アンテナ回転駆動装置23によって回転せしめられてい
るので、送信アンテナ22o→地面40→受信アンテナ
22aと22bへと伝搬される電波の強さは埋設物50
の影響をうけて容器Aの1回転に1回ずつそれぞれに変
化が生じる。
従って、検波・増幅回路24aの出力信号は第8図に示
す直流分82aと交流会82bと82cのようになり、
また検波・増幅回路24bの出力信号は第8図に示す直
流分83aと交流会83bと83cのようになってそれ
ぞれ帯域阻止濾波回路25aと25bへ送られる。
この帯域阻止濾波回路25aでは容器Aの1回転に相当
する周波数成分を有する82bのみが阻止され、第8図
に示す84aと84cとなって差動回路26へ送られる
同様に帯域阻止濾波回路25bでは83bのみが阻止さ
れ、第8図に示す85aと85cとなって差動回路26
へ送られる。
この差動回路26では上記帯域阻止濾波回路25aと2
5bの差をとるので、該差動回路26の出力は第8図に
示す86cと87cの信号となり、整流回路27へ送ら
れ、ここで正の信号である86cのみが通過して88c
の信号となり、この信号88cが表示部eを作動させて
埋設物50の存在を知らせる。
ここで86aと88aは零レベルである。
さらに、容器AがX方向へ移動して送信アンテナ22o
の中心が埋設物50の上付近にくると、送信アンテナ2
2oから発射された電波は、地面40と埋設物50から
反射して受信アンテナ22aと22bに達する。
こうして受信アンテナ22aと22bで受信される電波
の強さは埋設物50のない場合に比べて強くなり、容器
Aの1回転ごとに強弱をくり返すことになる。
ところが送信アンテナ22oの中心が埋設物50の上付
近に位置しているので、容器Aがアンテナ回転駆動装置
23によって回転せしめられていても、いつでも埋設物
50の影響が同じであるため変化を生じない。
従って、検波・増幅回路24aの出力信号は第9図に示
す直流分90aと交流会90bのようになり、また、検
波・増幅回路24bの出力信号は第9図に示す直流分9
1aと交流会91bのようになって、この各信号がそれ
ぞれ帯域阻止濾波回路25aと25bへ送られる。
この検波・増幅回路24aの出力90aと90bのうち
90bは容器Aの1回転に相当する周波数成分を有して
いるので、帯域阻止濾波回路25aで阻止され、信号9
0aのみが差動回路26へ送られる。
同様に検波・増幅回路24bの出力91aと91bのう
ち91bは容器Aの1回転に相当する周波数成分を有し
ているので帯域阻止濾波回路25bで阻止され、信号9
1aのみが差動回路26へ送られる。
この場合、帯域阻止濾波回路25aと25bの出力の大
きさは同じであるので差動回路26の出力は零となり、
整流回路27の出力も零となって表示部は作動しない。
さらにまた、容器AがX方向へ移動して受信アンテナ2
2aまたは22bが埋設物50の上付近にくると、容器
Aがアンテナ回転駆動装置23によって回転せしめられ
ているので、送信アンテナ22o→地面40→受信アン
テナ22aと22bへと伝搬される電波の強さは埋設物
50の影響をうけて容器Aの1回転に1度ずつそれぞれ
に変化が生じる。
従って、検波・増幅回路24aの出力は、第9図に示す
直流分92aと交流会92bと92cとなり、また検波
・増幅回路24bの出力は、第9図に示す直流分93a
と交流会93bと93cとなり、それぞれ帯域阻止濾波
回路25aと25bへ送られる。
この帯域阻止濾波回路25aでは容器Aの1回転に相当
する周波数成分を有する92bのみが阻止され、第9図
に示す94aと94Cとなって差動回路26へ送られる
同様に帯域阻止濾波回路25bでば93bのみが阻止さ
れ、第9図に示す95aと95cとなって差動回路26
へ送られる。
この差動回路26では帯域阻止濾波回路25aと25b
の差をとるので、差動回路26の出力は第9図に示す9
6cと97cの信号となり整流回路27へ送られる。
ここで正の信号である96Cのみが通過して98cの信
号となり、この信号98cが表示部eを作動させて埋設
物50の存在を知らせる。
ここで96aと98aは零レベルである。
以上説明したようにこの発明によれば、一つの送信アン
テナと組をなした2個の受信アンテナからなるアンテナ
部すをアンテナ回転駆動装置23で回転せしめるように
構成し、信号処理部dではアンテナ部すを収納固定する
容器Aの地面40に対する傾斜によって生じる不要信号
を除去するように構成したので、本装置を常に被探知面
と平行して使用する必要がなく探知作業が容易となる効
果があり、それだけ探知作業をスピーディに行うことが
できる効果があり、土中等の埋設物のみを確実に探知す
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の埋設物の探知装置を示す系統ブロック図
、第2図はこの発明の実施例である回転するアンテナを
持つ埋設物探知装置の系統ブロック図、第3図は同実施
例におけるアンテナ部のアンテナの配置を示す平面図、
第4図及び第7図はこの発明に係る装置により土中の埋
設物を探知する場合の説明図、第5.6,8,9図は同
信号波形説明図である。 a・・・・・・信号発生部、b・・・・・・アンテナ部
、C・・・・・・アンテナ回転駆動部、d・・・・・・
信号処理部、e・・・・・・表示部、20・・・・・・
発振器、21・・・・・・減衰器、22o・・・・・・
送信アンテナ、22 a 、22 b・・・・・・受信
アンテナ、23・・・・・・アンテナ回転1駆動装置、
24a )24b・・・・・・検波・増幅回路、25a
。 25b・・・・・・帯域阻止濾波回路、26・・・・・
・差動回路、27・・・・・・整流回路、28a・・・
・・・指示計変換回路、28b・・・・・・指示計、2
9a・・・・・・音響変換回路、29b・・・・・・受
話器、A・・・・・・容器、30・・・・・・組をなし
た2個の受信アンテナの中間点、40・・・・・・被探
知面としての地面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも発振器からなる信号発生部と、該信号発
    生部からの信号を邊信せしめる1個の送信アンテナと組
    をなした2個の受信アンテナからなるアンテナ部と、上
    記アンテナ部を回転せしめるアンテナ回転駆動装置から
    なるアンテナ回転駆動部と、上記2個の受信アンテナの
    それぞれの受信した信号を検波・増幅する2個の回路と
    上記アンテナ回転駆動装置によって回転せしめられる上
    記アンテナ部の回転周期に相当する周波数成分のみを阻
    止する2個の帯域阻止濾波回路と上記2個の帯域阻止濾
    波回路の出力の差をとる差動回路と正の信号分のみを取
    り出す整流回路からなる信号処理部と、指示計と受話器
    のなかの少なくともひとつからなる表示部と、を具備し
    ており、上記アンテナ部を収納固定する容器が被探知面
    に対して平行でなくなった場合に生じる信号分を除去す
    る構成とされたことを特徴とする回転するアンテナを持
    つ埋設物探知装置。
JP55104354A 1980-07-31 1980-07-31 回転するアンテナを持つ埋設物探知装置 Expired JPS59794B2 (ja)

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JPH0549738U (ja) * 1991-12-16 1993-06-29 アンリツ株式会社 ホッパ

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