JPS5976081A - チオフエン酢酸もしくはその誘導体の製造方法 - Google Patents

チオフエン酢酸もしくはその誘導体の製造方法

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JPS5976081A
JPS5976081A JP57185256A JP18525682A JPS5976081A JP S5976081 A JPS5976081 A JP S5976081A JP 57185256 A JP57185256 A JP 57185256A JP 18525682 A JP18525682 A JP 18525682A JP S5976081 A JPS5976081 A JP S5976081A
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thiophene
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alcohol
reaction
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JP57185256A
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Makoto Takeda
真 武田
Hiroshi Iwane
寛 岩根
Katsufumi Kujira
勝文 鯨
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は医薬の中間体として有用なチオフェン酢酸もし
くはその誘導体の製造法に関する。特にペニシリンやセ
ファロスポリンの化学修飾剤として有用な2−チオフェ
ン酢酸を含むチオフェン酢酸もしくはその誘導体の製造
法に関する。
発明の背景 チオフェン酢酸の製造法として、下記に示すような(1
)〜(7)の方法が、またα−メチルチオフェン酢酸の
製造法としては(8)の方法が知られている。
(1)独国特許第650.706号 白金触媒の存在下にチェニルジアゾメチルケトンから製
造する方法であるが、爆発性のジアゾ化合物を使用する
ため工業的製法とはいい難く、収率も60〜70%と満
足すべきものでない。
(2)J、Am、Chem、Soc、、 63.294
5(1941)チオフェンをクロロメチル化した後、青
酸ソーダで処理して、チェニルアセトニトリルとし、こ
れを加水分解する方法であるが、猛毒物質を使用するこ
と、まだ操作が複雑で、収率も40〜50%と低い。
(3)J、Am、Chem、Soc、、 72.432
6(1950)クロロメチルチオフェンをグリニヤール
試薬とした後、炭酸ガスによりカルボキシル化する方法
であるが、乾燥エーテルを使用しなければならない等、
工業的に有利な方法とはいい難く、また収率も30〜4
0%と低い。
(4)、J、Am、Chem、 Soc、、 73.2
779(1951)チオフェンをアセチル化して、アセ
チルチオフェンとして、これをアンモニア水中、硫黄と
共に加Mしてチオフェンアセトアミドとし、更にこれを
加水分解する方法であるが、第1段の収率が40〜50
%と低く、また第2段の反応条件も150℃位の加熱を
必要とし工業的に有利な方法とは言え寿い。
(5)英国特許第1,122,658号(1968)チ
オフェンカルバルデヒドと青酸ソーダおよびクロルギ酸
エチルから2工程でチオフェンアセトニトリルとした後
、これを加水分解する方法であるが、猛毒物質を使用し
、また収率も30〜40%と低い。
(6)%開昭51−86458.51−86459.5
1−88957および51−149267号チオフェン
カルバルデヒドとホルムアルデヒドジメチルメルカプタ
ール−8−オキシド(FAMSo)を強塩基の存在下で
反応させた後、これを加水分解する方法であるが、高価
&F’AMSOを量論量以上必要とし、まだ操作も必ず
しも容易でなく、工業的に有利とは言い難い。
(7)英国特許第1,560,609号コバルトカルボ
ニル触媒の存在下に、クロロメチルチオフェン、アルコ
ールおよび一酸化炭素を反応させた後、これを加水分解
する方法であるが、クロロメチルチオフェンが安定な化
合物ではないため、エーテル類など副生成物が多く生成
し、また収率も70チ程度と十分とは言い難い。
(8)Bull、 Soc、 Chim、 Franc
e、 1820 (1961)チオフェンアセトニトリ
ルのα位をヨウ化メチルによ抄メチル化した後、加水分
解することにより、α−メチルチオフェン酢酸を製造す
る方法であるが、α位がジメチル化されたものなど副生
成物が多く、収率も低く工業的に有利な方法とけ言い難
い。
本発明の概要 本発明者等は既述したような各方法の問題点を解決して
、収率良くチオフェン酢酸もしくはその誘導体を合成す
る方法を見出すべく鋭意研究を行った結果、以下に示す
ような新規な合成法の発明を完成するに至ったものであ
る。
本発明はチオフェンメタノールもしくけその誘導体と一
酸化炭素と水、アルコール類もしくはフェノール類とを
、パラジウム触媒の存在下に反応させることを特徴とす
るチオフェン酢酸もしくはその誘導体を製造する方法で
ある。本発明に於いては更に酸性化合物を存在させるこ
とによって、反応を円滑に、効率良く行うことが出来る
本発明によれば、比較的安価で、安全な反応原料を用い
て、一段で且つ簡便な操作でチオフェン酢酸もしくけそ
の誘導体を製造することができる。
また生成物は副生成物も少く、極めて高収率で得られる
次に本発明の構成要件を項目別に詳しく、説明する。
(1)チオフェンメタノールもしくはその誘導体本発明
の出発物質であるチオフェンメタノールもしくけその誘
導体は、下記の一般式(1)で表わされる。
 5− (式中 R1け水素またはアルキル基を R2け水素、
アルキル基、置換も1〜くは非置換のアリール基、アル
コキシ基、置換もしくけ非置換のアリールオキシ基、水
酸基、アミノ基または)・ロゲンを表わす。) R1のアルキル基としては炭素数1〜5のものが好まし
く、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペン
チル基等が挙げられる。R2のアルキル基としては炭素
数1〜10の鎖状、分枝状または環状のものが好ましく
、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチ
ル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、ヘプ
チル、オクチル、シクロオクチル、ノニルまたはデシル
基等があげられる。R2のアリール基としては、炭素数
6〜15のものが好捷しく、そこにはアルコキシ基、ハ
ロゲンまたはシアン基等が置換していてもよく、何重ば
、フェニル、トリル、キシリル、アニシル、 6− クロルフェニルまたはシアノフェニル基等がl’られる
。R2のアルコキシ基としては、炭素数1〜10のもの
が好ましく、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ
、ブトキシまたけペンチルオキシ等が挙げられる。R2
のアリールオキシ基としては炭素数6〜15のものが好
寸しく、そこにはアルコキシ基、・・ロゲンまたけシア
ン基が置換1−ていてもよく、例えば、フェノキシ、メ
チルフェノキシ、メトキシフェノキシ、フルオロフェノ
キシまたけシアノフェノキシ基等が挙げられる。R2の
ハロゲンとしてはフッ素、塩素および臭素が好ましい。
このようなチオフェンメタノールもしくけその誘導体は
チオフェンカルバルデヒドもしくけその誘導体重たけア
ルキルチェニルケトンもしくけその誘導体を還元するこ
とにより定量的に得られる。
これらのチオフェンメタノールもしくけその誘導体トし
てけ2−チオフェンメタノール、3−チオフェンメタノ
ール、3−メチル−2−チオフェンメタノール、5−フ
ェニル−2−チオフェンメタノール、5−メトキシ−3
−チオフェンメタノール、5−クロル−2−チオフェン
メタノール、α−(2−チェニル)エチルアルコール、
α−(3−チェニル)エチルアルコール、α−(2−チ
ェニル)ブチルアルコール、α−(3−メチル−’2−
チェニル)エチルアルコール、α−(5−フェニル−2
−チェニル)エチルアルコール、α−〔5−(4−フル
オロフェノキシ)−2−チェニル〕エチルアルコールや
α−(5−クロル−2−チェニル)ブチルアルコール等
があげられる。
(2)水、アルコール類およびフェノール類本発明方法
において、水を用いる場合はカルボン酸が生成し、アル
コール類またはフェノール類を用いる場合は、それぞれ
に対応するカルボン酸エステルが生成する。また水とア
ルコール類、あるいけ水とフェノール類を併用する場合
は、カルボン酸とそのエステルの混合物が生成する。
これらの水、アルコール類もしくけフェノール類を纏め
ると下記の一般式(111で表わすことが出来る。
R3−OH[釦 式中、R1は水素 アルキル基または了り−ル基を表わ
す。
アルキル基とけ炭素数1〜10の鎖状、分枝状あるいは
環状のものが好ましく、例えばメチル、エチル、フロビ
ル、ブチル、シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、シクロオクチル、ノニルまた
けデシル基等があげられる。アリール基としては炭素数
6〜15のものが好ましく、例えばフェニル、トリル、
キシリル等があげられる。壕だこれらのアルキル基、ア
リール基は一つ以上の水酸基を有していても良い。
上記一般式[+11で表わされる化合物としては、例え
ば、水、メタノール、エタノール、プロパツール、ブタ
ノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、エ
チレンクリコール、フェノール、クレゾール、t−ブチ
ルフェノール、カテコール等カあげられる。
(3)−酸化炭素 一酸化炭素は純粋なものまたはこれに窒素、飽 9− 和炭化水素等反応に関与しない不活性ガスを含むものが
使用される。また−酸化炭素源として工業的に安価にか
つ大量に得られる水性ガスを使用することも可能である
(4)パラジウム触媒 本発明で使用されるパラジウム触媒は、パラジウムが0
価から2価のパラジウム錯体で、ハロケン族原子、3価
のリン化合物、π−アリル基、アミン、ニトリル、オキ
シム、オレフィンあるいは一酸化炭素等を配位子として
含有しているものが有効である。具体例としてはビスト
リフェニルホスフィンジクロロパラジウム、ビストリブ
チルホスフィンジクロロパラジウム、ビストリシクロへ
キシルホスフィンジクロロパラジウム、π−アリルトリ
フェニルホスフィンクロロパラジウム、トリフェニルホ
スフィンピペリジンジクロロパラジウム、ビスベンゾニ
トリルジクロロパラジウム、ビスシクロへキシルオキシ
ムジクロロパラジウム、1.5.9−シクロドデカトリ
エン−ジクロロパラジウム、ビストリフェニルホスフィ
ンジカルボニル10− パラジウム、ビストリフェニルホスフィンパラジウムア
セテート、ビストリフェニルホスフィンパラジウムシナ
イトレート、ビストリフェニルホスフィンパラジウムサ
ルフェート、テトラキストリフェニルホスフィンパラジ
ウム等を挙げることができる。
また、反応系に於て上記のパラジウム錯体を形成しうる
化合物を用いることもできる。即ち、パラジウム塩例え
ば酸化パラジウム、硫酸パラジウム、塩化パラジウムと
配位子となりつる化合物即ちホスフィン、ニトリル、ア
リル化合物、アミン、オキシム、オレフィンあるいけ一
酸化炭素等を同時に反応系に存在させる方法である。ホ
スフイントシてハ、例えばトリフェニルホスフィン、ト
リトリルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリシク
ロヘキシルホスフィン、トリエチルホスフィン等、ニト
リルとしては例えばベンゾニトリル、アクリロニトリル
、プロピオニトリル、ベンジルニトリル、アリル化合物
としては例えばアリルクロライド、アリルアルコール等
、アミンとしてけ例えばベンジルアミン、ピリジン、ピ
ペラジン、トリーn−ブチルアミン等、オキシムとして
はシクロヘキシルオキシム、アセトオキシム、ベンズア
ルドオキシム等、オレフィンとしてけ1,5−シクロオ
クタジエン、1,5,9−シクロドデカトリエン等が挙
げられる。
(5)酸性化合物 本発明方法においては、反応連間を高めるため、助触媒
として酸性化合物を加えて反応を実施することが可能で
ある。酸性化合物とは、ノ・ロゲン化水素、硫酸、リン
酸、ホウ酸などの無機酸およびp−)ルエンスルホン酸
、メタンスルホン酸、酢酸などの有機酸である。特に好
ましい酸性化合物は・・ロゲン化水素であ妙塩化水素が
特に好ましい。
また硫(Lp−)ルエンスルホン酸ナトハロゲン原子を
含まない酸性化合物を使用する場合には、塩化ナトリウ
ム、塩化カリウム、臭化ナトリウム、ヨウ化カリウムな
どの金属ノ・ロゲン化物を加えることが好ましい。
(6)溶媒 本発明は溶媒があってもなくても実施することが可能で
ある。溶媒を使用する場合にけ、ヘキサン、ヘプタン、
ベンゼン、トルエン4Lljキシレン等の炭化水素類、
テトラハイドロフラン、ジオキサンもしくけジメトキシ
エタン等のエーテル類、酢酸もしくけプロピオン酸等の
有機カルボン酸類、アセトン、メチルエチルケトン、メ
チルイソブチルケトンもしくはアセトフェノン等のケト
ン類またけγ−ブチロラクトンもしくけ酢酸エチル等の
エステル類があげられる。なおチオフェンメタノール誘
導体、−酸化炭素および水からカルボン酸を製造する場
合には、親水性の溶媒であるテトラハイドロフラン、ジ
オキサン、アセトン、酢酸などを使用することが有利で
ある。またチオフェンメタノール誘導体、−酸化炭素お
よびアルコールまたはフェノール類カラカルボン酸エス
テルを製造する場合には、アセトン、メチルエチルケト
ン、アセトフェノンなどのケトン類を使用することが有
利である。
13− (7)使用量 上記反応物質の使用量は以下の通りである。
1)水、アルコール類、フェノール類および溶媒 チオフェンメタノール誘導体もしくけその誘導体と水と
の反応では、水の量を多くしすぎると溶媒の必要量も増
加するため、好ましくない。従ってチオフェンメタノー
ルもしくけその誘導体1モルに対して0.1〜10倍モ
ル好ましくは0゜5〜5倍モルの水が使用される。この
組成のチオフェンメタノールもしくけその誘導体−水混
合物を十分混合させるためには溶媒を使用した方が好ま
しい。その量は前記の混合物に対して容量で0.5〜2
0倍好ましくけ1〜5倍である。
アルコール類またはフェノール類とチオフェンメタノー
ルもしくけその誘導体の割合は以下の通りである。反応
を完結させるためには、チオフェンメタノールもしくけ
その誘導体に対して等モル以上のアルコール類または1
4− フェノール類が必要であるが通常1〜6倍モル好ましく
け1.1〜4倍モルが使用される。
溶媒を使用する場合はチオフェンメタノールもしくけそ
の誘導体とアルコール類またはフェノール類の混合物に
対して容量で0.5〜20倍、好オしくけ1〜5倍の溶
媒を使用することが出来る。
2)パラジウム触媒 使用量は、要求される反応速度により異るが、多量に過
ぎても有利でない。通常はパラジウム錯体及びパラジウ
ム錯体となりうるパラジウム化合物をチオフェンメタノ
ールもしくはその誘導体1モルに対して10−4〜1モ
ル、好ましくけ1O−3〜10−1モル使用するのが適
当である。パラジウム化合物を使用する場合に同時に添
加する配位子となりうる化合物はパラジウム化合物1モ
ルに対して0.8〜10モル、好ましくは1〜5モル使
用するのが適当である。
3)酸性化合物 ハロゲンを含有するあるいけ含有しない酸性化合物の使
用量は、要求される反応速度により異なるが、多量にす
ぎても有利でなく通常はパラジウム原子1モルに対して
1〜50倍モル好オしくけ10〜40倍モルである。
ハロゲンを含有しない酸性化合物と共に用いる金属ハロ
ゲン化物の量はノ(ラジウム原子1モルに対して1〜5
0倍モル好ましくFii。
〜40倍モルが適当である。
(8)反応条件 (9)チオフェン酢酸もしくけその誘導体以上述べたよ
うな本発明方法によって得られるチオフェン酢酸もしく
けその誘導体は下記の一般式(Illlによって表わす
ことが出来る。
〔式中、R1、R2およびR3け前記と同じ童味を表わ
す。〕 このようなチオフェン酢酸もしくはその誘導体としては
、例えば2−チオフェン酢酸、2−チオフェン酢酸エチ
ル、3−チオフェン酢酸、3−チオフェン酢酸イソプロ
ピル、3−メチル−2−チオフェン酢酸、5−フェニル
−2−チオフェン酢酸、5−メトキシ−3−チオフェン
酢酸または5−クロル−2−チオフェン酢酸メチルなど
のチオフェン酢酸類やα−(2−チェニル)プロピオン
酸、α−(2−チェニル)プロピオン酸イソプロピル、
α−(3−チェニル)フロピオン酸、α−(2−チェニ
ル)吉草11エチル、α−(a −メチル−2−チェニ
ル)フロピオン酸、α−(s −フェニル−2−チェニ
ル)フロピオン酸メチル、α−〔5−(4−フルオロフ
ェノキシ)−2−チェニル〕プロピオンM4fcFiα
−〔5−りoルー217− −チエニル)吉草酸などが挙げられる。
次に実験例をあげて本発明を具体的に説明する。
実施例1 ハステロイC製100CHのオートクレーブに2−チオ
フェンメタノール5.Of (43,8mmol )、
水1.69 (88,9mmot)、ビストリフェニル
ホスフィンジクロロパラジウム0.154 y (0,
22mmot)、濃塩酸0.469 (4,54mmo
t)および溶媒としてジオキサン21Fを入れ、−酸化
炭素圧力120匂/−1反応温度110℃で5.5時間
攪拌しながら反応させた。冷却後、−酸化炭素を抜き内
容物をとり出した。溶媒を減圧留去した後、10チNa
OH25−を加え水層を分離した後、塩酸酸性とし、析
出した有機物をエーテル抽出した。エーテル層を水洗し
、硫酸マグネシウムで乾燥した後、エーテルを減圧留去
して得られた粗結晶を水から再結晶して、2−チオフェ
ン酢酸5.32を得た。融点63〜65℃(収率85.
1 % )実施例2 ハステロイC製100CCのオートクレーブに218− −チオフェンメタノール5.Of (43,8mmoL
 )、エチルアルコール4.Of (88,9mmot
) 、ビストリフェニルホスフィンジクロロパラジウム
0.1052(o、1s mmot)、濃塩酸o、35
y (3,4s mmot)および溶媒としてメチルエ
チルケトン202を入れ、−酸化炭素圧力120 Kg
/cJ、反応温度110℃で6時間攪拌しながら反応さ
せた。冷却後、−酸化炭素を抜き内容物を取り出した。
飽和NaHCOq水つづいて飽和NaC1水で中和洗滌
した後、有機層からメチルエチルケトンを減圧留去した
。残渣から減圧蒸留により2−チオフェン酢酸エチル5
.49を得た。沸点125〜130℃/25■Hg(収
率72.5 % ) 実施例3〜10 実施例1および実施例2に準じて反応を行った結果を表
−1に示した。
(以下余白) 特許出願人  三菱油化株式会社 代理人 弁理士、古 、川 秀 料 量 同 長谷正久 一22= 787−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. チオフェンメタノールもしくはその誘導体と一酸化炭素
    と水、アルコール類もしくはフェノール類とを、パラジ
    ウム触媒の存在下に反応させることを特徴とするチオフ
    ェン酢酸もしくはその誘導体を製造する方法・
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6299017U (ja) * 1985-12-11 1987-06-24
US6482045B2 (en) 1998-09-11 2002-11-19 Hosiden Corporation Connector socket, connector plug and connector assembly

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