JPS597375B2 - パトロ−ネ入りフイルムのベロ出し方法 - Google Patents
パトロ−ネ入りフイルムのベロ出し方法Info
- Publication number
- JPS597375B2 JPS597375B2 JP11917476A JP11917476A JPS597375B2 JP S597375 B2 JPS597375 B2 JP S597375B2 JP 11917476 A JP11917476 A JP 11917476A JP 11917476 A JP11917476 A JP 11917476A JP S597375 B2 JPS597375 B2 JP S597375B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- cartridge
- piece
- drawer
- guide piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は撮影済のフイルムパトローネからフィルムの端
を引出す所謂フィルムのベロ出し方法に関する。
を引出す所謂フィルムのベロ出し方法に関する。
特に本発明はパトローネ入りフィルムのベ口出しの機械
化を可能にするベ口出し方法に係わり、その特徴とする
ところは、先端にフィルムのパーフォレーションに引掛
かるフックを有する帯状の弾力性のあるフィルム引出し
片と、内側に曲げられた先端彎曲部分を有する帯状の弾
力性のあるガイド片とを準備し、ガイド片をパトローネ
のフィルム引出し口からその中に十分に差し込んだ後パ
トローネのスプールを適当回数回転させて常にガイド片
の上記先端彎曲部分がスプール上の巻回フィルムの最外
部分に外側から接するようにし、次に上記フィルム引出
し片を上記ガイド片の下側からパトローネのフィルム引
出し口を通してパトローネの中に導入し、引き続いてフ
ィルム引出し片のフックのパーフォレーションに対する
引掛かりでフィルムをパトローネから引出すべく前記フ
ィルム引出し片を引出し、フィルムの引出しがなされな
かつた場合には再びスプールを回転させてフィルム端の
位置を変化させ、再び引出し片にパトローネヘの導入、
パトローネからの引出し操作を行なわしめることにある
。
化を可能にするベ口出し方法に係わり、その特徴とする
ところは、先端にフィルムのパーフォレーションに引掛
かるフックを有する帯状の弾力性のあるフィルム引出し
片と、内側に曲げられた先端彎曲部分を有する帯状の弾
力性のあるガイド片とを準備し、ガイド片をパトローネ
のフィルム引出し口からその中に十分に差し込んだ後パ
トローネのスプールを適当回数回転させて常にガイド片
の上記先端彎曲部分がスプール上の巻回フィルムの最外
部分に外側から接するようにし、次に上記フィルム引出
し片を上記ガイド片の下側からパトローネのフィルム引
出し口を通してパトローネの中に導入し、引き続いてフ
ィルム引出し片のフックのパーフォレーションに対する
引掛かりでフィルムをパトローネから引出すべく前記フ
ィルム引出し片を引出し、フィルムの引出しがなされな
かつた場合には再びスプールを回転させてフィルム端の
位置を変化させ、再び引出し片にパトローネヘの導入、
パトローネからの引出し操作を行なわしめることにある
。
以下図面を参照して本発明の方法の一実施例を詳細に説
明する。
明する。
第１図において、フィルム引出し片１およびガイド片２
は極めて薄いス、チッレスのような金属或はプラスチッ
ク等からなる弾力性ある帯状の形をしていて、夫々上下
の関係をなして平行に直線的に走るようガイド３、４に
よつて位置決めされている。引出し片１はその先端にフ
ィルムのパーフォレーションに引掛かるフック５を有し
、又ガイド片２は先端彎曲部分６を有している。引出し
片およびガイド片を走行させるため、これら引出し片１
およびガイド片２はその後部において夫々の回転ドラム
７、８の周面に沿うて延びていて後端において回転ドラ
ム７、８に固定されている。回転ドラムＴ、８の周面に
沿うて多数のガイドローラ９、１０が配置され、ドラム
が回転されるとき、引出し片およびガイド片を確実に繰
り出させる働らきをしている。フィルムのベ口出しが行
なわれるべき撮影済みのパトローネ１１はそのフィルム
引出し口１２が引出し片１およびガイド片２の前方に位
置するようスプール１４において回転軸１３に装着され
る。
は極めて薄いス、チッレスのような金属或はプラスチッ
ク等からなる弾力性ある帯状の形をしていて、夫々上下
の関係をなして平行に直線的に走るようガイド３、４に
よつて位置決めされている。引出し片１はその先端にフ
ィルムのパーフォレーションに引掛かるフック５を有し
、又ガイド片２は先端彎曲部分６を有している。引出し
片およびガイド片を走行させるため、これら引出し片１
およびガイド片２はその後部において夫々の回転ドラム
７、８の周面に沿うて延びていて後端において回転ドラ
ム７、８に固定されている。回転ドラムＴ、８の周面に
沿うて多数のガイドローラ９、１０が配置され、ドラム
が回転されるとき、引出し片およびガイド片を確実に繰
り出させる働らきをしている。フィルムのベ口出しが行
なわれるべき撮影済みのパトローネ１１はそのフィルム
引出し口１２が引出し片１およびガイド片２の前方に位
置するようスプール１４において回転軸１３に装着され
る。
操作に当り、先ず、ガイド片２がドラム８の反時計方向
の回転によつて進められてパトローネのフィルム引出し
口１２を通してパトローネ１１の中に差し込まれる。次
に回転軸１３を数回回転させてスプール１４を回転させ
る。しかるときは、万−ガイド片２がスプール１４上の
巻回フィルム１５（第２図および第３図参照）の最外部
分の内側に差し込まれていたとしても、スプール即ち、
フィルムの回転によりフィルムの最外部分はガイド片２
の先端彎曲部分６から抜け出し、その結果、ガイド片２
の先端彎曲部分６はフィルムの最外部分に外側から接し
てこれを幾分内方に押圧する。次にドラム７の反時計方
向の回転によつてフィルム引出し片１は前進し、既に差
し込まれているガシイド片２の下側からフィルム引出し
口を通してパトローネ１１の中に差し込まれる。フィル
ム引出し片１のパトローネ１１への差し込み後、回転ド
ラム７は逆転されその結果フィルム引出し片１はガイド
片２の存在により、フックがパトローネ シ１１の遮
光布に引掛かることなく、パトローネ１１から円滑に引
出される。この際フィルム引出し片とフィルムの端が第
２図に示す如き関係にある場合には引出し片のフック５
がフィルムのパーフォレーションに引掛からないため、
フィルムの５引出は行なわれないことは明らかである。
フィルム引出し片１の引出し操作に伴なつてフィルムが
引出されたかどうかは適当な感知装置によつて行なわれ
る。かかる感知装置がフィルムの引出しがなされなかつ
たことを感知すると、回転軸１３を３幾分回転させてフ
ィルム端の位置を変えるべくスプール１４を回転させる
。スプール１４の回転後、再び回転ドラム７が回転して
フィルム引出し片１を前進させ先に述べたと同様な仕方
でパトローネ１１の中に差し込まれる。例えば今まで第
２図に４．示す如くフィルム端がガイド片２の先端彎曲
部６によつて押圧されていた状態からスプールの回転に
よつて第３図に示す如く先端彎曲部による押圧から解放
されると、フィルム端は他のフィルム巻回部との間に十
分な隙間を作ることになる。かくして、フィルム引出し
片１はこの隙間を通してフィルム間に侵入してフック５
がフィルムのパーフォレーションに引掛かる機会を作り
出す。次に回転ドラム７が再び逆転すると、フィルム引
出し片はフック５とパーフォレーションとの引掛かりに
よりフィルムを伴つてパトローネから引出される。先に
述べた感知装置によつてフィルム端の引出しが感知され
ると、回転ドラム７は、フック５がフィルム端のパーフ
ォレーションから外れるようにフィルム引出し片１を幾
分前進させるべく回転され、引き続いて回転ドラム８は
逆転され、ガイド片２はパトローネから引出され、フィ
ルムのベロ出し操作は完了する。勿論フィルムの引出し
に夫敗すれば、ガイド片を引出すことなしにフィルム引
出し片について上述の引出し操作が繰返えし行なわれる
。以上は、フィルム引出し片およびガイド片を回転ドラ
ムの回転によつてパトローネに出入りさせる例について
述べたけれども、本発明の方法は、フィルム引出し片お
よびガイド片をパトローネに出入りさせるべく前進、後
退させうる限り他の任意所望な装置を用いて実施するこ
とができることは明らかである。
の回転によつて進められてパトローネのフィルム引出し
口１２を通してパトローネ１１の中に差し込まれる。次
に回転軸１３を数回回転させてスプール１４を回転させ
る。しかるときは、万−ガイド片２がスプール１４上の
巻回フィルム１５（第２図および第３図参照）の最外部
分の内側に差し込まれていたとしても、スプール即ち、
フィルムの回転によりフィルムの最外部分はガイド片２
の先端彎曲部分６から抜け出し、その結果、ガイド片２
の先端彎曲部分６はフィルムの最外部分に外側から接し
てこれを幾分内方に押圧する。次にドラム７の反時計方
向の回転によつてフィルム引出し片１は前進し、既に差
し込まれているガシイド片２の下側からフィルム引出し
口を通してパトローネ１１の中に差し込まれる。フィル
ム引出し片１のパトローネ１１への差し込み後、回転ド
ラム７は逆転されその結果フィルム引出し片１はガイド
片２の存在により、フックがパトローネ シ１１の遮
光布に引掛かることなく、パトローネ１１から円滑に引
出される。この際フィルム引出し片とフィルムの端が第
２図に示す如き関係にある場合には引出し片のフック５
がフィルムのパーフォレーションに引掛からないため、
フィルムの５引出は行なわれないことは明らかである。
フィルム引出し片１の引出し操作に伴なつてフィルムが
引出されたかどうかは適当な感知装置によつて行なわれ
る。かかる感知装置がフィルムの引出しがなされなかつ
たことを感知すると、回転軸１３を３幾分回転させてフ
ィルム端の位置を変えるべくスプール１４を回転させる
。スプール１４の回転後、再び回転ドラム７が回転して
フィルム引出し片１を前進させ先に述べたと同様な仕方
でパトローネ１１の中に差し込まれる。例えば今まで第
２図に４．示す如くフィルム端がガイド片２の先端彎曲
部６によつて押圧されていた状態からスプールの回転に
よつて第３図に示す如く先端彎曲部による押圧から解放
されると、フィルム端は他のフィルム巻回部との間に十
分な隙間を作ることになる。かくして、フィルム引出し
片１はこの隙間を通してフィルム間に侵入してフック５
がフィルムのパーフォレーションに引掛かる機会を作り
出す。次に回転ドラム７が再び逆転すると、フィルム引
出し片はフック５とパーフォレーションとの引掛かりに
よりフィルムを伴つてパトローネから引出される。先に
述べた感知装置によつてフィルム端の引出しが感知され
ると、回転ドラム７は、フック５がフィルム端のパーフ
ォレーションから外れるようにフィルム引出し片１を幾
分前進させるべく回転され、引き続いて回転ドラム８は
逆転され、ガイド片２はパトローネから引出され、フィ
ルムのベロ出し操作は完了する。勿論フィルムの引出し
に夫敗すれば、ガイド片を引出すことなしにフィルム引
出し片について上述の引出し操作が繰返えし行なわれる
。以上は、フィルム引出し片およびガイド片を回転ドラ
ムの回転によつてパトローネに出入りさせる例について
述べたけれども、本発明の方法は、フィルム引出し片お
よびガイド片をパトローネに出入りさせるべく前進、後
退させうる限り他の任意所望な装置を用いて実施するこ
とができることは明らかである。
本発明の方法によれば、上述したことから明らかなよう
に、ガイド片をパトローネに導入した状態でフックの付
いたフィルム引出し片をガイド片の下側からパトローネ
のフィルム引出し口に差し込み、しかる後引出すため、
パトローネの引出し口にある遮光布にフィルム引出し片
のフックが引掛かることがない。
に、ガイド片をパトローネに導入した状態でフックの付
いたフィルム引出し片をガイド片の下側からパトローネ
のフィルム引出し口に差し込み、しかる後引出すため、
パトローネの引出し口にある遮光布にフィルム引出し片
のフックが引掛かることがない。
又ガイド片の先端彎曲部はスプール上のフィルム巻回部
を外側から押圧するので、フィルム端がこの先端彎曲部
の押圧から解放されたときにはヲイルム端とフィルム巻
回部との間に大きな隙間が出来フィルム引出し片のフィ
ルム端内側へゐ導入の可能性を増大させる。
を外側から押圧するので、フィルム端がこの先端彎曲部
の押圧から解放されたときにはヲイルム端とフィルム巻
回部との間に大きな隙間が出来フィルム引出し片のフィ
ルム端内側へゐ導入の可能性を増大させる。
第１図は本発明の方法を実施する装置の概略説明図、第
２図および第３図は、フィルム引出し片およびガイド片
とパトローネ中のフィルムとの関係を示す概略断面図で
ある。 １・・・・・・フィルム引出し片、２・・・・・・ガイ
ド片、５・・・・・・フック、６・・・・・・先端彎曲
部、１１・・・・・・パトローネ、１２・・・・・・フ
ィルム引出し口、１４・・・・・・スプール、１５・・
・・・・フィルム。
２図および第３図は、フィルム引出し片およびガイド片
とパトローネ中のフィルムとの関係を示す概略断面図で
ある。 １・・・・・・フィルム引出し片、２・・・・・・ガイ
ド片、５・・・・・・フック、６・・・・・・先端彎曲
部、１１・・・・・・パトローネ、１２・・・・・・フ
ィルム引出し口、１４・・・・・・スプール、１５・・
・・・・フィルム。
Claims (1)
- １ 先端にフィルムのパーフォレーションに引掛かるフ
ックを有する帯状の弾力性のあるフィルム引出し片と、
内側に曲げられた先端彎曲部分を有する帯状の弾力性の
あるガイド片とを準備し、ガイド片をパトローネのフィ
ルム引出し口からその中に十分に差し込んだ後、パトロ
ーネのスプールを適当回数回転させて常にガイド片の上
記彎曲部分がスプール上の巻回フィルムの最外部分に外
側から接するようにし、次に上記フィルム引出し片を上
記ガイド片の下側からパトローネのフィルム引出し口を
通してパトローネの中に導入し、引き続いてフィルム引
出し片のフックのパーフォレーションに対する引掛かり
でフィルムをパトローネから引出すべく前記フィルム引
出し片を引出し、フィルムの引出しがなされなかつた場
合に再びスプールを回転させてフィルム端の位置を変化
させ、再び引出し片にパトローネへの導入、パトローネ
からの引出し操作を行なわしめることを特徴とするパト
ローネ入りフィルムのベロ出し方法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11917476A JPS597375B2 (ja) | 1976-10-04 | 1976-10-04 | パトロ−ネ入りフイルムのベロ出し方法 |
| US05/838,059 US4113192A (en) | 1976-10-04 | 1977-09-30 | Apparatus for withdrawing the tongue of a film incorporated in a cartridge |
| DE2744595A DE2744595C3 (de) | 1976-10-04 | 1977-10-04 | Vorrichtung zum Herausziehen der Zunge eines belichteten Films aus dem Schlitzmaul einer Patrone |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11917476A JPS597375B2 (ja) | 1976-10-04 | 1976-10-04 | パトロ−ネ入りフイルムのベロ出し方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5344027A JPS5344027A (en) | 1978-04-20 |
| JPS597375B2 true JPS597375B2 (ja) | 1984-02-17 |
Family
ID=14754731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11917476A Expired JPS597375B2 (ja) | 1976-10-04 | 1976-10-04 | パトロ−ネ入りフイルムのベロ出し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS597375B2 (ja) |
-
1976
- 1976-10-04 JP JP11917476A patent/JPS597375B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5344027A (en) | 1978-04-20 |
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