JPS5972295A - 多点受音装置 - Google Patents

多点受音装置

Info

Publication number
JPS5972295A
JPS5972295A JP57182355A JP18235582A JPS5972295A JP S5972295 A JPS5972295 A JP S5972295A JP 57182355 A JP57182355 A JP 57182355A JP 18235582 A JP18235582 A JP 18235582A JP S5972295 A JPS5972295 A JP S5972295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target signal
noise
signal
delay circuit
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57182355A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0126598B2 (ja
Inventor
Yutaka Kaneda
豊 金田
Toshiro Oga
寿郎 大賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP57182355A priority Critical patent/JPS5972295A/ja
Priority to US06/539,891 priority patent/US4536887A/en
Priority to CA000439141A priority patent/CA1208758A/en
Priority to NLAANVRAGE8303589,A priority patent/NL190568C/xx
Publication of JPS5972295A publication Critical patent/JPS5972295A/ja
Publication of JPH0126598B2 publication Critical patent/JPH0126598B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/005Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for combining the signals of two or more microphones

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は複数のマイクロホン素子を用いて音響信号を
選択的に受音する多点受音装置に関するものである。
〈従来技術〉 目的とする音響信号(以降目的信号と記す)を受音する
時、騒音、音声などの不必要な一音響信号(以降これを
雑音と総称する)が同時に受音されて、SN比の低下、
ハウリングの発生などを引き起こすことがある。この現
象の解決は、拡声通話系、PA(パブリック アドレス
)システムfxトにおいて重要な課題であった。この問
題を解決するため、これまでは指向性マイクロホンの利
用が多くなされてきた。しかし、この場合、指向性パタ
ーンは固定となるので通話者の位置がマイクロホンの向
きによシ制限されるなど、実用上多くの問題点が存在し
た。また近年、鋭い指向性を実現するだめに直接配列マ
イクロホンの利用がされている( R,L、Walla
nce他:米国特許4311874号(1982)、城
戸他二日本音響学会講演論文集、昭和53年10月P、
181)。しかし、この手法では設計理論が平面波に限
定されているため、現実の多くの場合のように音波が球
面波の時には動作が論理通りにはいかず、さらに配列の
長さか1m〜数m程度の規模の大きなマイクロホン配列
が必要となるという欠点があった。
〈発明の概要〉 この発明の目的は小規模に構成することができ、かつ目
的信号源や雑音源の移動などに対し、適応的にその目的
信号を選択することを可能とすることかできる多点受音
装置を提供することにある。
この発明によれば、複数のマイクチホン素子の各出力が
それぞれ遅延手段によシ′それぞれ遅延時間か異なる遅
延を受け、これら遅延された複数の信号は荷重加算手段
によシ荷重加算されて出力される。仮想目的信号が電気
的に発生され、この仮想目的信号と、前記複数のマイク
ロホン素子の出力を前記と同様に遅延した各複数の信号
との相関がそれぞれとられ、あらかじめ定められた評価
量が最小になるように、その相関関係より、前記荷重加
算における係数を設定する。この結果その荷重加算出力
として雑音が抑圧され、目的信号が抽出される。
〈実施例〉 第1図はこの発明の実施例を示し、複数のマイクロホン
素子11〜INより成る多点受音部1は遅延回路2及び
、加算回路、3+〜3Nよシなる加算部3に接続される
。遅延回路2の出力は荷重加算部4に接続される。仮想
目的信号発生器5が設けられ、その出力側は仮想目的信
号遅延回路61〜6Nよりなる遅延回路部6に接続され
、遅延回路6の出力側は加算部3に接続される。加算部
3の出力側は遅延回路7に接続され、遅延回路7の出力
側は荷重係数決定部8に接続される。荷重係数決定部8
には仮想目的信号発生器5の出力側が遅延素子9を通じ
て接続され、荷重係数決定部8は荷重加算部4の設定入
力側に接続される。
壕ず最初にこの実施例の基本動作を説明する。
多点受音部1において、N個のマイクロホン素子11・
・・・INにより目的信号と雑音とが重畳した信号ul
(tl、・・・・uN(tlを受音する。次にこれら信
号を遅延回路2に入力する。こ\で遅延回路2は第2図
に示すように、遅延時間Tdの遅延素子11をM個直列
につないだ遅延ユニットのN個111・・・・IINよ
シなシ、各遅延ユニットは入力された信号と各遅延素子
11の出力信号とよりのM+1個の信号を出力する。し
たがってN個の入力信号u +(tl、 11 @ a
 * 、 uN(t)に対してL個(L=第1図におい
て荷重加算部4において、遅延回路2の出力信号x+(
t3・・・・xL(tlを荷重加算する。この荷重加算
は荷重係数h l、・2・・+hLを用いて次式 %式% で表わされるもので、この装置の出力y (tlを得る
この時、次に述べる方法であらかじめ定めた評価量を最
小とするように荷重係数りを定めることによシ、入力信
号jl 1fjl(1==l + ” ” ’ + N
)に含まれている雑音成分が抑圧されて目的信号が抽出
された出力y [1が得られる。
荷重係数の決定にあだ゛つては次の2つの仮定をおく。
(仮定−I) 各マイクロホン素子間における目的信号の到達時間差か
既知である。
(仮定−■) 目的信号には無音時間区間があり、その時に抑圧すべぎ
雑音のみが受音される。
こ\で、仮定−■における到達時間差とは、各マイクロ
ホン素子が空間的に配置されているために生じる目的信
号(音波)が各マイクロホン素子に到達する時刻の差の
ことである。例えば第3図において目的信号源12から
距離d1.dzだけ離れてマイクロホン素子11.12
が設けられている場合、到達時間差τは次式 %式%(2) で表わされる量である。しだがって目的信号の音波が平
面波であるとみなせる場合には目的信号の到来方向が、
また球面波である場合には目的信号源の位置がそれぞれ
既知ならば仮定−Iの条件は満足されるものである。
また、仮定−IIを満たす無音時間区間を持つ音響信号
の代表例としては音声信号、音楽信号があけられる。
さて、荷重係数の決定は、仮定−・■を満たす条件下で
、即ち、目的信号は存在せず、N個のマイクロホン素子
には抑圧すべき雑音のみが受音されている時に以下の手
順で実行される。
祉す、最初に仮想目的信号発生器5より、仮想目的信号
S’(t)を発生する。次にこの信号S’(t)を仮想
目的信号遅延回路部6を通してN個のマイクロホン素子
11〜INで受音された雑音と加算する。
こXで、仮想目的信号遅延回路部6は1つの入力s’t
t+に対してN個の遅延回路61・・・・6NでN種の
遅延量τl、・・・・τNをそれぞれ付加してN個の信
号S’(を−で1)、・・・・5l(t−τN)を作り
出す。
遅延量τl、・・・・τNの値は仮定−■で既燈した実
際の目的信号が谷マイクロホン素子1】、・・・INに
到達する際の時間差の関係を満足した値であるものとす
る。したがってS’(を−τ1)、・・・・・51(j
−τN)を仮定−IIより雑音のみが含1れている各マ
イクロホン菓子出力υ1 it) 、・・・・、usf
t)とを加算回路部3で加算することは、実際の目的信
号源から、仮想目的信号が発せられており、これを雑音
とともにN個のマイクロホン素子11・・・・INで受
音する状態をソミュレートしていることに相当する。
次に実際の雑音と仮想目的信号とを加算した信号ui(
L)(i−1,・・・N)は遅延回路2と同一の構造を
持った遅延回路7を通してL個の信号)G (tl= 
(x t(t)、・・・・xl、(t))  を得る。
この時、この信号x (t)を荷重加算した結果と、遅
延素子9で適切な遅延τ0を加えた仮想目的信号ジ(を
−τ0)との2乗平均誤差Eを評価量として E=IS’(t−τ0)−1Σ h i x i(t、
112(31−1 但し、□:時間平均 これを最小とするように最小2乗原理に基づいて荷重係
数ハを決定する。(3)式がゼロであることはマイクロ
ホン素子11・・・・INよりの雑音が完全に抑圧され
た状態を示す。(3)式はhiの2次関数となるので、
これを旧について偏微分して0とおいて解けば以下のよ
うに評価量Eの最小値を与える荷重係数りを求めること
ができる。
−a 1h(S ” を−τ )2   、z、11T
  S+(t−τ0)mt)−トff1Tcx[h)=
−2S’(t−To ) x(tl+2 Cx[h=0
         (41但し、 このように、各xi(t)(1=1.・・・、L)の相
関行列Cxにより、(5)式で表わされた荷重係ghを
用いて荷重加算部4における荷重加算を行えば、雑音I
jX分が抑圧された出力y (t) ’c得ることかで
きる。
こ\で、仮想目的信号として実際に受音される目的信号
と全く同一の信号を用いることができるなら得られた荷
重係数は実際の目的信号に対する2乗課差最小の意味で
の最適な係数となっている。
しかし、そのような場合には仮想目的信号そのものを出
力とするのか最適な解となり、非現実的である。丑た仮
想目的信号として、実際の目的信号と類似した信号、例
えば音声に対する擬似音声などを用いるなら、2乗誤差
最少の意味で最適解に近い係数を得ることができる。し
かし、実際の目的信号の周波数パワースペクトルが平担
でない場合、それと同様々パワースペクトルを持つ仮想
目的信号を用いて行った2乗誤差最少の意味での最適化
は主としてパワーの大きな周波数成分について行われる
ことになる。その結果、目的信号に対するこの方式の周
波数感度特性は、目的信号のパワーの大きな周波数帯域
では平担であるが、パワーの小さな周波数帯域では平担
とはならない。
そこで、この点を改善するだめの第1の方法として仮想
目的信号としては所望する周波数帯域内で平担なパワー
スペクトルを持つ信号(例えば白色雑音)を用いる。そ
の結果、各周波数成分に対して一様な最適化が行われる
ことになり、目的信号の周波数感度特性がよシ平担なも
のとして得られる。まだ、第2の方法として仮想目的信
号として、抑圧すべき雑音と類似したパワースペクトル
を持った信号(例えば有色雑音)を用いる方法があげら
れる。この方法では各周波数成分における仮想目的信号
と雑音との比率を一定にして最適化の一様化をねらうも
ので、雑音のパワースペクトルの時間的な変動が小さい
場合に有効であり、目的信号の周波数感度特性の平担化
が行える。
以上のように仮想目的信号を選んで(5)式を解けば、
好捷しい荷重係数を得ることができるが、)4(t)の
相関行列(exか正則でない場合には、逆行列c −1
は存在せず、(5)式を計算することができない。そ1 とて、この問題を解決する第1の方法として、CX0代
わりに一般化逆行列<を用いることが可能である。こ\
で、−膜化逆行列C麦とは、対称行列Exを直行分解す
る直交行列をUlその列ベクトルをe 1 (i=1 
、・・・・L)(IIJ=(el、−・・e L ))
として、 と表わされる時、 (7) と表わされるものである。またCxが正則でない場合に
対する第2の方法として、谷x (t)に無相関な雑音
を付加してCxを正則にする方法が考えられる。
この方法はCf10代りとして を用いることに相当し、qか十分小さな場合には近似的
な最適解を与えることに相当する。
また、荷重係数の決定法としては、SN比を評価量とし
、これを最小とする原理に基づいても可能である。遅延
回路部7の出力x (t)は仮想目的信号成分$ (t
lと雑音成分口(1)とを用いて、X (t)= 5(
tl+n(t) 但し、5(t)= (S 1(t) 、・・・・、 S
 1.(t)) T+n(t)=:(nl(t)、・・
・・・、nL(t))Tと表わすことができる。これを
係数1で荷重加算した信号のパワーは1.雑音と仮想目
的信号とが無相関であるとすれば、 =h’l’xslh+hI’XN1h(91但し、((
[:x s ) i j=s 1(tl・s j(tl
(CX N ) i j=n’i(’tlτSrg+と
表わすことができる。こ\で荷重加算後のSNと定義し
た時、SN比を最大とする動は次のように求めることが
できる。まず最初にCX5ICXNは共に対称行列であ
るので次に示す関係を満たす正則行列Pが存在する。
(11) そこで、次に示すような係数の変数変換g =lP  
n】(12) を行うとSN比は と表わすことができる。このときαM≧α1(i=1、
・・・・L)とするならSN比を最大とするgは明らか
に (14) となり、これよりSN比を最大とする荷重係数1は、 [h = P g               (1
5)の関係を用いて得ることができる。
以上述べたこの発明を実繞する第1の手段として全系を
ディジタル系で構成する方法がある。第4図にその構成
図を示す。第4図において、第1図と対応する部分には
同一符号を付けである。マイクロホン素子11・・・・
INの各出力はA/D変換器部13でそれぞれディジタ
ル信号に変換されて遅延回路2及び加算回路部3へ供給
される。荷重加算部4の出力はD/A変換器14によシ
アナログ信号に変換されて出力される。
この構成における遅延回路2 、 (71の一実施例を
第5図に示す。遅延ユニツ) 111はM段のシフトレ
ジスタ15よりなり、その各シフト段より出力が導出さ
れる。その他の遅延ユニットも同様に構成される。荷重
加算部4は第6図に示すように遅延回路2の出力X1(
n)、・e・XL(n)(l′j:JCれ−f:’ n
 % XIJの乗算器16で係数h l・・・・ht、
と掛算され、その結果が加算器17で加算される。第4
図で荷重係数決定部8は演算能力を有してプロセッサで
あり、前記(5)式まだは(15)式を直接計算するこ
とにより荷重係数11を得るものである。
荷重係数の決定は上記の方法以外に種々の遂次近似法を
用いることが可能である。遂次近似法を用いる場合には
アルゴリズムの収束性などに特に留意を要するが、一方
、前記(5)式、ま゛たは(15)式を直接計算するよ
りも少ない計算量、メモリ量で荷重係数1〕を;丙るこ
とかできる。
この場合の構成を第7図に示す。第7図において、第4
図と対応する部分は同一符号を伺けている。遅延回路7
の出力は荷重加算部4と同一の荷重加算部18に入力さ
れると共に遂次形荷重係数決定部19に入力される。荷
重加算部18の出力は遅延素子9の出力と加算器21で
加算されて荷重係数決定部19に入力される。この決定
された荷重係数で荷重加算部4 、1’8の荷重係数が
制御される。
2乗平均誤差を評価量として用いる遂次近似法として5
teepest descent法もしくはLMSアル
ゴリズムとして知られる方法を用いる場合、各時刻時刻
における荷重係数1h (nl (たソし、nは時刻を
表わすパラメータ)は遂次形荷重係数決定部19におい
て、次式 %式%(16) () によシ計算される。
この発明を実現する第2の手段として全系をアナログ系
によ多構成する方法がある。この方法における構成例は
第1図に示したものでその各部の素子構成例は以下のよ
うに々る。まず遅延回路2.7の構成は第2図に示した
もので、各遅延素子はBBD、CCDなとのアナログ遅
延素子によシ実現する。荷重加算部4は第6図に示した
ディジタル系の場合と同様の構成を持ち、第6図におい
て乗算器16をアナログ乗算器、加算器17をアナログ
加算器と置き換えたものとする。また、荷重係数の決定
をアナログ系において行う場合に、逆行列の算出なとの
演算を行うことは困難である。
そこで荷重係数の決定は遂次近似法で行うものとし、第
1図における荷重係数決定部8を例えば第8図に示す回
路構成により実現する。
即ち遅延回路7の出力X(t)はL個のアナログ乗算器
23に供給されると共にL個のアナログ相関器24へ供
給される。L個のアナログ乗算器23の出力はアナログ
加X器25で加算され、その出力と遅延菓子9の出力と
か加算器26で加算されて各相関器24へ供給される。
各相関器24の出力はアナログ乗算器27をそれぞれ通
じてL個の積分器28へ供給される。これら積分器28
より荷重係数か得られ、乗算器23へ供給される。
この回路は2乗平均誤差を評価量として用いる場合の連
続系における荷重係数の遂次近似方程式である次式 を満足したものとなっている。
またとの発明を実現する第3の手段としては、テイジタ
ル回路とアナログ回路の組合せた構成が考えられる。こ
の方法の一例としては例えば第1図における遅延回路2
及び荷重加算部4より成るどが考えられる。
さて、前記したようにこの発明の装置が所望の動作をす
るためには次の2つの仮定 (仮定−I) 各マイクロホン素子間における目的信号の到達時間差が
既知である。
(仮定−■) 目的信号には無音区間があり、その時に抑圧すべき雑音
のみが受音される。
を満足する必要がある。しかし雑音のレベルか目的信号
のレベルに比べて小さく、実質的に目的信号のみが受音
されているとみなせる場合、もしくは雑音に無音区間が
あってそのよう々時間区間が存在する場合には、以下に
その一例を述べるよう々目的信号の到達時間差を検出す
る手段を伺加することにより(仮定−1)が満足される
。1ず最初に各マイクロホン菓子出力信号u+(t)、
・・・・。
uN(t)の間の相互相関関数を計算する。そして、u
i(t)とuj(tlとの間の相互相関関数φ5ij(
τ)の最大値をとる値τの値τ旧jを求めればマイクロ
ホン素子lとマイクロホン素子Jの間における目的信号
の到達時間差とみることができる。この到達時間差τM
ljの検出をテイジタル化された信号ui(n)、uj
(nl(n=−−−、−i、o、1.−*−)よシ決定
する場合、精度良くτMlj を求めるためには信号の
サンプリング周波数を十分高くするか、もしくは低いサ
ンプリング周波数より借られた相互相関関数に対して内
挿法を適用した後、到達時間差を求める必要かある。こ
の結果(仮定−1)が満足される。
以上の考え方に基ついたこの発、明の一実施例を第9図
に示す。第9図において第4図に示しだ構成に目的信号
の到達時間差検出部29が設けられ、これにA/D変換
器13の出力が分岐入力される。
この検出部29の検出結果により遅延回路部6の各遅延
量が設定される。目的信号の到達時間差検出部29は第
10図に示すようにA/D変換器13の各出力は相互相
関関数算出部31に入力されてマイクロホン出力ui(
nlとuj(nlの間の相互相関関数φs i j(τ
)を計算し、最大値゛検出部32においてφ5ij(τ
)が最大重11をとるτの値τMijを検出する。
次に仮想目的信号遅延量決定部34において、’Mij
(l=1 + 22・・・N、j=1.2.・・・・N
)よシ十分大きな値糸を用いて、仮想目的信号遅延量r
 −(τl、・・・、τN)Tを次式τ −系−τ  
°   (jはl≦j<Nの任意の値)l      
 MiJ により決定する。
次にこの発明の装置の動作を完全に自動化する場合につ
いて説明する。この装置の動作を自動とする一手段とし
て、実質的に雑音のみが受音されている状態及び実質的
に目的信号のみが受名されている状態の判定を行う手段
を付加する方法がある。その判定結果より実質的に目的
信号のみが受音されている状態において、例えば前記相
互相関関数を用いた方法などによシ目的係号の到達時間
差が既知と々す、仮定−Iが満足される。捷だ、実質的
に雑音のみが受音されている状態と判断された時刻にお
いては、仮定−11が満足されるのは明らかである。
雑音のみが受音されている状態及び目的信号のみが受音
されている状態の判定を行う場合のこの発明の実施例を
第11図及び第12図に示す。第11図は会議電話方式
におけるこの発明の実施例で多点受音部35の出力は前
述したこの発明による多点受音システム部36に入力さ
れる。受話信号路37の信号によシスピー力38が駆動
され、多点受音システム部36の出力は送話信号路39
より出力される。まだ第12図は拡声電話機に応用した
この発明の実施例で、多点受音部35はこの発明による
多点受音システム部36を通じて送話信号路39へ出力
される。受話信号路37よシの信号によりスピーカ38
が駆動される。ダイヤル41が設けられている。
この2例において、スピーカ38から発せられる音声を
多点受音部35で受音して送話イ言号路39に伝送して
し捷うと、ノ・ウリングの発生、通話品質の劣化などさ
捷ざまな障害が発生する。そこでこの2例においては雑
音はスピーカ38力)ら発生される音声であり、目的信
播°は送話者の発声する音声である。したがって音声に
は必ず無音区間75≦存在するので、雑音のみが存在す
る状態及び目的信号のみが存在する状態が存在する。か
つ、スヒ。
−力38に対する入力レベル(受話信号レヘル)を監視
することにより、例えば受話信号レベル力;0であるが
、マイクロホン(多点受音部35)出力レベルが上昇し
た場合には、目的信号のみカミ存在する状態であり、受
話信号レベルか一定量以上であって、かつマイクロホン
出力レベルが受話イ言号レベル、スピーカ38の電気音
響変換量、スピーカーマイク間の音響結合量、マイクロ
ホン感度より決まる値以下の場合には雑音のみが存在す
る状態と判定することが可能である。その結果、この装
置は所望の動作が可能とな9、雑音の抑圧を行い目的信
号の選択受音を行うことができる。
また、目的信号音源の位置もしくは雑音源の位置がはソ
固定とみなせる場合には事前学習により上記の仮定の1
つもしくは2つを満足させることができる。例えば、第
12図に示した一体形の拡声電話機において雑音となる
のはスピーカ38から放射される受話音声及びそれに伴
うきよう体振動、きよう体内音圧がマイクロホン素子に
与える振動であるが、この雑音源の各マイ20ホン凛子
に対する位置関係ははソ固定的である。そこで事前にス
ピーカ38からテスト(8号(例えば白色雑音、有色雑
音など)を発生させてこれを受音し、このシステム部3
6内に記憶しておけば(仮定−■)は満足されることに
々る。しだがって通話時においては受話信号レベルが実
質的に零の時における目的信号の到達時間差の検出のみ
を行えば、この装置は所望の動作が可能となる。
さらに荷重係数の決定を半固定的に行う実施例としては
次の手段が考えられる。まず、雑音源の位置ははソ固定
されているものとして事前に雑音のみを発生させて系内
に記憶させておく。次に予想される目的信号源の位置を
定めてその位置にスピーカを設置して音響信号を発生さ
せて多点受音し・1.これと先の雑音とより荷重係数の
決定を行う。
次に予想される目的信号の他の位置にスピーカを設置し
て同様に荷重係数の決′定を行う。このようにしてに個
の予想される目的信号源の位置pi、p2、・・・・p
Kに対応してに個の荷重係数1h1.lh2+・・・・
・[lIKが事前に決定される。この中で荷重係数[h
iを用いてシステム部36の動作を行えば、目的信号源
が位置piにある時、雑音が抑圧され目的信号の抽出が
最大限に行えることが保障されている。
そこで予想される目的信号源の位置の数を十分に大とし
ておくなら目的信号の位置ははyいずれかの位(Npj
の近傍となる。したがってに個の出力y1 ”=lb 
1 x 、 e a * * 、 y K =hTKX
を作成しておき、その中で例えば信号レベルの最大のも
のを選ぶなどの方法により、最も目的信号成分が多く含
まれていると予想されるものを出力することにより、所
望の動作が可能となる。
この方法は雑音に対しては感度が低く、piの位置にあ
る目的信号に対しては感度の高い指向性マイクロホンを
に個用意しておき、それらのに個のマイクロホンを選択
的に使用することに相当する。
また、この方式の出力として、 y=、Σy1 1=1 とすれば、雑音に対しては感度が低く、かつ予想される
目的信号のある範囲内での任意の位置に対して感度の高
い受音系が構成される。
次にこの方式の有効性を確認するために行ったシミュレ
ーション結果及び実験結果について述べる。
まずシミュレーションにおける音場は2次元音場である
ものとし、雑音及び目的信号はそtぞれ平面波であるも
のとしだ。雑音及び目的信号の到来方向は第13図に示
すように雑音は2方向(θ=60°、110°)から目
的信号は一方向(θ=−60°)から到来するものとし
た。また考える信号の帯域は300〜3000Hzとし
て2つの雑音としてはその帯域で白色なスペクトルを持
ちそれぞれ独立な雑音を考えた。
この装置の構成要素として、まずマイクロホン素子の配
置は第14図A、B、Cに示すように平面上半径8.5
mの円周上に等角度で5個及び3個配置したもの及び8
.5(7)の間隔で2個配置したものをそれぞれ考えた
装置の構成は第4図に示したようにディジタル系におけ
る構成を考え、A/D変換器13、D/A変換器14の
サンプリング周波数は8KF(zとした。
遅延回路2における各遅延素子の遅延時間はサンプリン
グ周期(125μ就)とし、各マイクロホン入力に対す
る遅延素子数は8個として行った。
まだ仮想目的信号発生器5からはディジタル化された3
00〜3000Hzの帯域で白色なスペクトルを持つ仮
想目的信号を発生させた。先に述べた(仮定−■)及び
(仮定−■)を満たすものとして、第14図に示す種々
のマイクロホン配置を持つこの装置の動作をシミュレー
トして荷重係数1hの計算を行った。
配置Aにより得られた荷重係数1hを用いた場合のこの
多点受音装置の指向性感度パターンを第15図に示す。
第13図より指向性感度の最大方向と目的信号の到来方
向とは必ずしも一到していないが、2つの雑音の到来方
向の感度は十分に低下した指向性感度パターンがこの発
明によシ自動的に形成されて因ることがわかる。
壕だ、第16図に各マイクロホン素子の配置により得ら
れた荷重係数りを用いた場合のこの装置の到来方向ごと
の周波数感度特性を示す。第16図Aは、配置Aをとる
場合の周波数感度特性で雑音成分は目的信号成分に比べ
て20dB以上抑圧されることがわかり、この発明の有
効性が確認できる。次に配置Bを用いた場合、雑音の到
来方向を第13図に示したように2方向とした場合には
ほとんど雑音成分の抑圧効果は得られなかった。
これはこの装置が雑音と目的信号の到来方向の違いを利
用して雑音抑圧を行っており、2つのマイクロホン素子
を結ぶ線上に対して線対称の方向(θ=600とθ=〜
60°)から雑音と目的信号とが到来する場合にはその
到来方向が区別できないことを示している。マイクロホ
ン素子を直線上に配列した場合には、マイクロホン素子
の個数を増加させてもその、i配置が一次元である限り
この問題は解決できない。したがって、マイクロホン素
子の配置は雑音と目的信号の到来方向の分離検出を艮く
するために実用上問題とならない限シ多次元に配置する
ことが望ましい。しかしながら雑音と目−的信号の到来
方向が2つのマイクロホン素子を結ぶ線上に対して線対
称の方向では無い場合には、マイクロホン素子の個数が
2個であっても十分な雑音抑圧効果が得られる。第11
図Bは配置Bを用いて雑音の到来方向を一方向(θヨ1
10)のみとした時の結果であり、このことが確認でき
る。
次に配置Cに示すようにマイクロホンの個数を3個とし
た場合の結果を第16図Cに示す。第16図Cを第16
図A(マイクロホン素子が5個の場合)と比較してわか
るように第16図Cの場合には目的信号に対する周波数
感度特性が平担とはなっていない。この2つの結果が示
すように一般にはマイクロホン素子の個数を増加させれ
ばより細かな制御が可能となり、装置の性能も向上する
しかし、実用的には性能向上の度合、実装の可能性、コ
スト等を考慮して配置規模の大きさに対応したマイクロ
ホン個数を決定する必要かある。
次に実験結果について述べる。実験は残響時間が0.6
秒の室内において行った。実験条件は第17図に示すも
ので、机44上に4個のマイクロホン素子を持つ多点受
音部1を設置し1、スピーカ45及びスピーカ46を4
個のマイクロホン素子の中心よりそれぞれ60cm、5
0cmの距離を離して設置した。4個のマイクロホン素
子は半径8.5mの円周上に等角度で3個、円の中心に
1個配置するものとした。スピーカ45からは目的信号
として300〜3000[−1zで帯域制限した音声を
発し、スピーカ46からは雑音として300〜3000
Hzで帯域制限した白色雑音を発した。荷重係数りの決
定にあたっては一時的にスピーカ45及びスピーカ46
の出力を停止し、それぞれ雑音のみ及び目的信号のみの
受音を行った。この結果得られた荷重係数りを用いたこ
の装置のスピーカ45及びスピーカ46に対する感度を
第18図に示す。この図より雑音(スピーカ46)に対
する感度は曲線47に示すように目的信号(スピーカ4
5)に対する感度(曲線48)よシ低域では20dB、
高域でも7〜8dB低下していることがわかり、雑音を
抑圧し、目的信号を抽出するというこの発゛明の効果が
発揮されていることが確認できた。
しかしながら、第16図、第18図かられかるように、
この装置が目的信号成分に対する周波数感度特性は必ず
しも平担なものとになら々い。そこでこの点を改善する
ために、この装置の最終段に等什器を設け、前記周波数
感度特性を補正する方法の一実施例を第19図に示す。
第19図において第1図と異なる点は等什器49を設け
、この特性を目的信号成分に対する周波数感度特性を例
えば仮想目的信号遅延量r−(τ1.τ2.・・・τN
)と定められた荷重係数りとから計算し、その逆特性と
する。
上述において遅延回路2,7を兼用し、1個を切替えて
用いてもよい。遅延回路2,7内の遅延素子11の数は
多い方がよく、かつ、1つの遅延時間は短かい方がよい
。何れにしても、マイクロホン素子11・・・τN中の
最も離れている素子間の音波伝ばん時間よシは、直列遅
延素子の全体での遅信号を遅延回路を通した後荷重加算
して出力を得るもので、荷重加算における荷重係数にあ
たっては、各マイクロホン間における目的信号の到達時
間差及び目的信号が無音区間の時に受音された雑音のみ
を情報として用いるものである。したがって雑音の到来
方向や目的信号の性質が未知であってもまだ目的信号源
や雑音源が移動しても適応的に荷重係数の変更を行って
雑音成分を抑圧し、目的信号の抽出を行うことが可能で
ある。更に従来の配列マイクロホン設計理論で必要とさ
れていた音波の平面波性を仮定する必要も々く、また実
際のマイクロホン配置規模も十数αの大きさがあれば十
分な雑音抑圧効果が得られるという利点のあることか実
験的に確認されている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置の一実施例を示すブロック図、第
2図は遅延回路2の一例を示す図、第3図は目的信号の
到達時間差の説明図、第4図はこの発明装置をデジタル
系で・実現しだ一実施例を示すブロック図、第5図はこ
の発明装置をディジタル系で実現した場合の遅延回路2
の一実施例を示す図、第6図はこの発明装置をディジタ
ル系で実現した場合の荷重加算部4.−〇一実施例を示
す図、第7図はこの発明装置における荷重係数を遂次近
似法で決定する方法をディジタル系で実現しだ一実施例
を示すブロック図、第8図はこの発明装置において荷重
係数を遂次近似法で決定する方法をアナログ系で実現す
るだめの荷重係数決定部8の一実施例を示すブロック図
、第9図はこの発明装置において目的信号の到達時間差
の検出手段を有する場合の一実施例を示すブロック図、
第10図はその目的信号の到達時間差の検出手段29の
一例を示すブロック図、第11図は会議電話システムに
おけるこの発明の実施例を示す概略図、第12図は拡声
電話機におけるこの発明の実施例を示す概略図、第13
図はノミュレーション実験における雑音と目的信号の到
来方向を示す図、第14図はノミュレー/ヨン実験にお
けるマイクロホン配置の図、第15図はノミュレー7ヨ
ン結果のこの装置の指向性感度パターンを示す図、第1
6図はノミュレーション結果の周波数感度特性図、第1
7を示すブロック図である。 1:複数のマイクロホンよりなる多点受音部、2.7:
遅延回路、4,18:荷重加算部、5:仮想目的信号発
生器、6:仮想目的信号遅延回路、8:荷重係数決定部
、9:遅延素子、13 : A/D変換器、14 : 
D/A変換器、19:遂次形荷重係数決定部、29:目
的信号の到達時間差検出部。 特許出願人  日本電信電話公社 代理人 草野 卓 沖11  図 ? 12図 8 汁13図 丼14 図A   牙14図B   沙14 図C用敗
数(KHz) 周改称(K Hz ) 才17  図 7I7IES図 周波数(KHzl

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  音響係号を受音する複数のマイクロホン素子
    と、これらマイクロホン素子の出力信号を互に累々る時
    間遅延させて複数の信号を出力する手段と、これら複数
    の出力信号を荷重加算して、上記複数のマイクロホン素
    子により受音され、た音響信号中より不要な音響信号を
    抑圧して抽出を必要とすべき音響信号を抽出する手段と
    、仮想目的信号を電気的に発生する手段と、その仮想目
    的信号と実際に受音された上記マイクロホン素子の出力
    信号を上記遅延と同様に遅延した複数の信号との相関関
    係を求め、あらかじめ定められた評価量か最小となるよ
    うに、その相関関係より上記荷重加算手段の係数を設定
    する手段とを具備する多点受音装置。
JP57182355A 1982-10-18 1982-10-18 多点受音装置 Granted JPS5972295A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57182355A JPS5972295A (ja) 1982-10-18 1982-10-18 多点受音装置
US06/539,891 US4536887A (en) 1982-10-18 1983-10-07 Microphone-array apparatus and method for extracting desired signal
CA000439141A CA1208758A (en) 1982-10-18 1983-10-17 Microphone array apparatus and method for extracting desired signal
NLAANVRAGE8303589,A NL190568C (nl) 1982-10-18 1983-10-18 Microfoonconfiguratie.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP57182355A JPS5972295A (ja) 1982-10-18 1982-10-18 多点受音装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972295A true JPS5972295A (ja) 1984-04-24
JPH0126598B2 JPH0126598B2 (ja) 1989-05-24

Family

ID=16116859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57182355A Granted JPS5972295A (ja) 1982-10-18 1982-10-18 多点受音装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5972295A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6457899A (en) * 1987-08-28 1989-03-06 Central Res Inst Elect Microphone and speaker
JP2008141718A (ja) * 2006-11-02 2008-06-19 Hitachi Communication Technologies Ltd 音響エコーキャンセラシステム
WO2009006004A1 (en) * 2007-06-28 2009-01-08 Microsoft Corporation Microphone array for a camera speakerphone
WO2011004503A1 (ja) * 2009-07-08 2011-01-13 株式会社日立製作所 雑音除去装置及び雑音除去方法
US8165416B2 (en) 2007-06-29 2012-04-24 Microsoft Corporation Automatic gain and exposure control using region of interest detection
WO2012086834A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 日本電信電話株式会社 音声強調方法、装置、プログラム、記録媒体
US8330787B2 (en) 2007-06-29 2012-12-11 Microsoft Corporation Capture device movement compensation for speaker indexing
US10951859B2 (en) 2018-05-30 2021-03-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Videoconferencing device and method

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6457899A (en) * 1987-08-28 1989-03-06 Central Res Inst Elect Microphone and speaker
JP2008141718A (ja) * 2006-11-02 2008-06-19 Hitachi Communication Technologies Ltd 音響エコーキャンセラシステム
WO2009006004A1 (en) * 2007-06-28 2009-01-08 Microsoft Corporation Microphone array for a camera speakerphone
US8526632B2 (en) 2007-06-28 2013-09-03 Microsoft Corporation Microphone array for a camera speakerphone
US8165416B2 (en) 2007-06-29 2012-04-24 Microsoft Corporation Automatic gain and exposure control using region of interest detection
US8330787B2 (en) 2007-06-29 2012-12-11 Microsoft Corporation Capture device movement compensation for speaker indexing
US8749650B2 (en) 2007-06-29 2014-06-10 Microsoft Corporation Capture device movement compensation for speaker indexing
WO2011004503A1 (ja) * 2009-07-08 2011-01-13 株式会社日立製作所 雑音除去装置及び雑音除去方法
WO2012086834A1 (ja) * 2010-12-21 2012-06-28 日本電信電話株式会社 音声強調方法、装置、プログラム、記録媒体
JP5486694B2 (ja) * 2010-12-21 2014-05-07 日本電信電話株式会社 音声強調方法、装置、プログラム、記録媒体
US10951859B2 (en) 2018-05-30 2021-03-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Videoconferencing device and method

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0126598B2 (ja) 1989-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4536887A (en) Microphone-array apparatus and method for extracting desired signal
US10331396B2 (en) Filter and method for informed spatial filtering using multiple instantaneous direction-of-arrival estimates
US8644517B2 (en) System and method for automatic disabling and enabling of an acoustic beamformer
US8204247B2 (en) Position-independent microphone system
CA2407855C (en) Interference suppression techniques
US9143856B2 (en) Apparatus and method for spatially selective sound acquisition by acoustic triangulation
JP4654777B2 (ja) 音響エコーキャンセル装置
US20100217590A1 (en) Speaker localization system and method
US9521486B1 (en) Frequency based beamforming
JP2004507767A (ja) 目的信号源から雑音環境に放射される信号を処理するシステム及び方法
CN102131136A (zh) 自适应环境声抑制和语音跟踪
US8615392B1 (en) Systems and methods for producing an acoustic field having a target spatial pattern
WO2005065012A2 (en) A method for efficient beamforming using a complementary noise separation filter
EP1699913A2 (en) A method for generating noise references for generalized sidelobe canceling
CN109270493B (zh) 声源定位方法和装置
CN110827846B (zh) 采用加权叠加合成波束的语音降噪方法及装置
CN110770827A (zh) 基于相关性的近场检测器
WO2018158558A1 (en) Device for capturing and outputting audio
Ryan et al. Application of near-field optimum microphone arrays to hands-free mobile telephony
JPS5972295A (ja) 多点受音装置
CN113223544B (zh) 音频的方向定位侦测装置及方法以及音频处理***
TW200835374A (en) System and method for utilizing omni-directional microphones for speech enhancement
Johansson et al. Acoustic direction of arrival estimation, a comparison between root-music and SRP-PHAT
Johansson et al. Robust acoustic direction of arrival estimation using Root-SRP-PHAT, a realtime implementation
Hioka et al. Estimating power spectral density for spatial audio signal separation: An effective approach for practical applications