JPS596307Y2 - ガスコツク - Google Patents

ガスコツク

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JPS596307Y2
JPS596307Y2 JP8646681U JP8646681U JPS596307Y2 JP S596307 Y2 JPS596307 Y2 JP S596307Y2 JP 8646681 U JP8646681 U JP 8646681U JP 8646681 U JP8646681 U JP 8646681U JP S596307 Y2 JPS596307 Y2 JP S596307Y2
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JP
Japan
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cylinder
plug
cock body
clutch
clutch cylinder
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Application number
JP8646681U
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JPS57198481U (ja
Inventor
護 山岡
Original Assignee
株式会社藤井合金製作所
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Publication date
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  • Preventing Unauthorised Actuation Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はガスコック、特に、操作部にガス出口を持つコ
ック本体とこれに接続保持されるプラグとの組み合せに
関するものであり、プラグによってガスコックすなわち
閉子を開・閉できるようにしたガスコックに関するもの
である。
この種のガスコックとして、すでに実願昭56−573
21号を提案したが、これは、第7,8図に示す如く、
コック本体2に設けた閉子5の大径部に筒軸9を設け、
この筒軸9の先端部を接続口部としたもので、この接続
口部がガス出口部となる。
この接続口部には、コック本体と別体に設けたプラグ1
の接続管23の上流端27が挿入され、この挿入状態で
プラグ1が接続状態となるものであり、この接続状態を
保持するため、クラッチ筒8とボール15, 15の組
み合せがコック本体2の接続筒部7に配設され、他方、
プラグ1には、前記接続管23に回動自在に外装させた
操作筒24に凹溝29が設けられている。
この場合、前記のように、プラグ1を閉子5の全閉位置
でコック本体2の所定位置にまで挿入接続して回動させ
ると、ボール15. 15と前記接続管部に設けた透孔
22, 22との関係から、ボール15,15が内方に
突出して前記凹溝に係合し、プラグ1はこの保合により
接続状態(抜け止め状)に保持されるのである。
また、操作筒24とクラッチ筒8とのかみ合いにより前
記操作筒の回動に従って閉子5が一体回動する。
ところが、前記従来のものでは、コック全閉位置ではプ
ラグ1はコック本体2に挿入されているだけで、接続状
態にロックされていない。
従っていったんコック全閑にしたあとこの状態に一定時
間放置しておくと、ゴム管重量によりプラグ1がコック
本体2から抜けたり、プラグ1とコック本体2との接続
状態が緩んだりする。
従って、コックを開放操作するときには必らずプラグ1
を接続する操作又はこの接続状態を確実化させる操作が
必要となる。
本考案は、プラグ接続側となる接続筒部7にクラッチ筒
8を設け、このクラッチ筒と閉子5とが一体回動するコ
ック本体と、前記クラッチ筒への挿入接続により閉子内
流路と連通ずる接続管23及びこの接続管に回動自在に
外嵌させた操作筒24を具備するプラグ1とから或り、
プラグ1をコック本体のクラッチ筒8に対して一定位置
にまで挿入した後前記操作筒24を開方向に回動させる
と、該プラグ1がコック本体2により抜け止め状に保持
される形式のガスコックに於いて、ガスコックの開閉操
作をプラグ接続・取外しを独立して行なえるようにする
ため、プラグの接続操作のみによっても該プラグがコッ
ク本体に回動自在に接続保持されるようにすることをそ
の課題とする。
上記課題を解決するための本考案の技術的手段は、プラ
グの操作筒24に一対の保合片25. 25を半径方向
の揺動可能に枢支し、この保合片の前記枢支部近傍の基
部突起36及び先端の保合部33を操作筒24から半径
方向に突出させると共に前記保合部33は操作筒24の
先端側の凹溝29に近接させ、これら保合片に操作筒2
4内に設けたリングバネ31により半径方向に突出すべ
く付勢させ、他方、コック本体2の前記クラッチ筒8の
開口端部に当接するフランジ部1Bをコック本体2の接
続筒部7の開口端に連設し、クラッチ筒8の開口端に設
けた一対の切欠部11,11と前記係合片25, 25
の係合部33, 33とを一致させたことである。
本考案の上記技術手段によれば次の作用が得られる。
プラグ1の係合片25, 25とコック本体の接続筒部
7内に設けたクラッチ筒8の切欠部11,11とを一致
させてコック本体2に接続すると、プラグ1の接続管2
3の上流端部27が閉子5の筒軸9と気密接続し同時に
前記保合部33がフランジ18に抜け止め状に係合し且
クラッチ筒8の切欠部11とかみ合う。
従って、この状態では操作筒24と閉子5とはクラッチ
筒8を介してかみ合いプラグ1の該操作筒の回動に伴っ
て一体回動する。
クラッチ筒8が全開位置から開回動ずると、クラッチ筒
B内のボールと操作筒24の先端側に位置する凹溝29
が係合し、これによっても、プラグ1が抜け止め状に保
持される。
この時、保合片25とフランジ18は係合状態のままに
ある。
プラグ1の取外しは、操作筒24を全閉位置に回動させ
て保合片25の基部突起36を押し込めばよく、これに
より、保合部33とフランジ1Bとの係合が外れてプラ
グが取り外せる。
上記作用により、本考案は次の特有の効果を有する。
コックを全閉位置に復帰回動させたとき、そのままでは
プラグはコック本体2とは接続状態に保持されており、
コックの開閉の度にプラグ1がコック本体2から外れた
り、緩んだりする不便が解消できる。
コックの「開」位置では、プラグ1とコック本体2とは
係合片25と7ランジ18による係合以外にボール15
と操作筒24との係合により接続状態にロックされるか
ら、いたずら等により保合片25が押し込められてもプ
ラグ1が外れる心配がない 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明を加える。
第1図、第2図に、本考案のガスコックのプラグ1とコ
ック本体2との接続状態及び非接続状態を示すが、前記
コック本体2には、L型のガス回路が形威されており、
ガス人口3からガス出口となる接続口4へのガス流路が
閉子゛5の回動により開・閉される。
この為、閉子5にはL型の通過孔6が形或されて、該通
過孔の下流端は、コック本体2の接続筒部7に収容した
クラッチ筒8とかみ合う筒軸9に致り、該クラッチ筒8
の開口部10に連通ずる。
前記クラッチ筒は閉子5の筒軸9とかみ合い状態のまま
で一定量摺動可能で且接続筒部7内で外周気密状態で回
動可能である。
また、該クラッチ筒の先端には切欠部11,11がその
直径線上に設けられており、さらに、第3図の如く、該
切欠部を含む適宜範囲の外周に一対の凹部12,12が
形或されており、前記切欠部11, 11の底部13,
13と凹部12, 12の底部14, 14との間に
適宜段差を設け、前者の底部13. 13が前者の底部
14. 14よりも下位に位置している。
また、切欠部11, 11の他方の近傍には、ボール1
5を収容する透孔1B, 1Bが直径線上に設けられ、
該透孔の断面を適宜に形威してクラッチ筒8の内周側に
下落しないように構威してある。
上記クラッチ筒8はコック本体2の接続筒部7に収容さ
れて、該接続筒部に外嵌する筒状カバー17のフランジ
18により抜け止めされると共に、該筒状カバー17を
固定する止ネジ19. 19の先端がクラッチ筒8の切
欠部11,11と係合し、これによっても抜け止めされ
ている。
この収容状態では、既述の如く、クラッチ筒8の基部に
突設した突起20, 20が筒軸9の切欠部21, 2
1とかみ合い係合すると共に、閉子5の全閉位置(第2
図の状態)では、コック本体2の接続筒部7に設けた透
孔22,22がクラッチ筒8に収容したボール15.
15と一致している。
(第4図)次に、プラグ1は、接続筒23、該接続筒を
回動自在に保持する操作筒24及び該操作筒の直径線上
に縦方向に設け且揺動可能に枢支した一対の係合片25
, 25とから或り、接続管23の操作筒24内に収容
される部分には、ガスゴム管等の可撓管26が接続され
、他方、操作筒24の基部がら突出する上流端部21は
クラッチ筒8内に設けたパッキン28と対応する。
また、操作筒24の基部外周には、断面弧状の凹溝29
が巻回し、これが上記ボール15. 15と対応すると
共に、係合片25. 25の自由端部は該凹溝の一側に
達し、さらに、該係合片は、操作筒24の基部に外嵌す
る止め輪30により最突出位置を規制すると共に操作筒
24内に内嵌させた一部開放のリングバネ31により外
方への揺動力が付与されている。
上記した実施例の作用についてさらに詳述すると、プラ
グ1の非接続状態では、コック本体2内の閉子5は全閉
状態にあり、クラッチ筒1も閉子5との間に介装したバ
ネ32により接続筒部7の先端側に進出しており、止ネ
ジ19. 19の先端部は切欠部11, 11の底部1
3, 13に当接している。
従ってこの状態では、クラッチ筒8すなわち閉子5は止
ネジ19, 19と切欠部11, 11との係合により
回り止め状態にロックされている。
(第6図A)次いで、プラグ1を、係合片25, 25
の係合部33,33がクラッチ筒8の切欠部11, 1
1と一致するようにして該クラッチ筒内に挿入すると、
保合部33. 33は出没自在であるから、筒状カバー
17のフランジ18により押し込められた後復帰して該
フランジ18に係合する。
尚、クラッチ筒8の内径はフランジ18の内径よりも小
さいため、前記適正位置以外での前記係合はできない。
この保合状態では、接続管23の上流端部27はパッキ
ン28に内嵌すると共に、操作筒24の段部34が丁度
クラッチ筒8の先端に当接した状態にあるが、この状態
でもクラッチ筒8とコック本体2とは第6図のAのよう
に保合ロック状態にあり、他方、ボール15, 15は
第4図の如く、操作筒24の凹溝29に一致している。
次いで、操作筒24を押し込むと、止めネジ19がクラ
ッチ筒8の外周の凹部12, 12の底部14, 14
から外れて位置し、クラッチ筒8の回動が可能となる。
この状態がら操作筒24を回動させると、これと一体的
に閉子5が回動せしめられてガス人口3がら可撓管26
への回路が連通ずると共に、ボール15, 15は接続
筒部7の透孔22, 22から外れ、これらボールが内
側に突出せしめられて操作筒24の凹溝29に係合し、
同時に、止ネジ19, 19はクラッチ筒8の凹部12
, 12の底部14, 14と係合する。
(第1図、第5図、第6図のC) 尚、この全開位置は、止ネジ19. 19と、クラッチ
筒8の外周の凹部12, 12の一側35, 35との
当接により定まり、この凹部を予め適宜に設定すること
により、この当接位置で閉子5の通過孔6の上流端がガ
ス人口3と一致する。
次いで、この状態から、操作筒24を復帰回動させて初
期位置に戻すと、クラッチ筒8の切欠部11, 11と
止ネジ19. 19とが一致して(第2図、第6図のB
)、バネ32により該クラッチ筒が復帰せしめられるが
、操作筒24の係合片25, 25はリングバネ31に
より進出状態にあり、係合部33, 33が筒状カバー
17のフランジ18と係合し、プラグ1は抜け止めされ
ている。
また、この状態でも、接続管23の上流端部27はパッ
キン28内に気密状態で内嵌している。
この状態から、再度上記操作を行えば、既述の作用で閉
子5が全開となり、この状態に保持される。
前記全閉状態からプラグ1を外すには操作筒24に設け
た係合片25. 25の基部突起36. 36を押し込
んで引き抜けばよく、これにより、保合部33. 33
が押し込められてフランジ18との係合が外れる。
尚、以上に於いて、操作筒24とクラッチ筒8とのかみ
合いは、係合片25, 25の係合部33, 33と切
欠部11, 11との嵌合によって実現されており、該
保合部の突出量は予め適宜に設定してある。
上記した実施例の場合、操作筒24を押し込むことによ
ってはじめてコックの開放操作が可能であるから、いた
ずら等により不用意にコックが開放される不都合が防止
できる。
また、ガスゴム等の可撓管26を接続する接続管23と
操作筒24とは互いに独立して回動可能であるから、操
作筒24によるコック開放操作時に可撓管26がねじれ
たりすることもなく、操作性に優れたものとなると共に
、前記ねじれに起因するガス漏れ事故も未然に防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の使用状態(全開状態)の断面図
、第2図はプラグ非接続状態の要部断面図、第3図はコ
ック本体の要部分解斜視図、第4図、第5図はプラグ接
続時の要部の作動説明図、第6図はクラッチ筒8と止ネ
ジ19との関係図であり、第7図及び第8図は従来例を
示す。 図中、1・・・・・・プラグ、2・・・・・・コック本
体、5・・・・・・閉子、7・・・・・・接続筒部、2
3・・・・・・接続管、24・・・・・・操作筒、35
・・・・・・係合片、26・・・・・・可撓管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラグ接続側となる接続筒部7にクラッチ筒8を設け、
    このクラッチ筒と閉子5とが一体回動するコック本体と
    、前記クラッチ筒への挿入接続により閉子内流路と連通
    ずる接続管23及びこの接続管に回動自在に外嵌させた
    操作筒24を具備するプラグ1とから或り、プラグ1を
    コック本体のクラッチ筒8に対して一定位置にまで挿入
    した後前記操作筒24を開方向に回動させるとクラッチ
    筒内のボールと操作筒に設けた凹溝29が係合し、該プ
    ラグ1がコック本体2により抜け止め状に保持される形
    式のガスコックにおいて、プラグの操作筒24に一対の
    保合片25. 25を半径方向の揺動可能に枢支し、こ
    の係合片の前記枢支部近傍の基部突起36及び先端の係
    合部33を操作筒24から半径方向に突出させると共に
    前記係合部33は操作筒24の先端側の凹溝29に近接
    させ、これら保合片に操作筒24内に設けたリングバネ
    31により半径方向に突出すべく付勢させ、他方、コッ
    ク本体2の前記クラッチ筒8の開口端部に当接するフラ
    ンジ部18をコック本体2の接続筒部7の開口端に連設
    し、クラッチ筒8の開口端に設けた一対の切欠部11,
    11と前記係合片25, 25の係合部33,33と
    を一致させたガスコック。
JP8646681U 1981-06-11 1981-06-11 ガスコツク Expired JPS596307Y2 (ja)

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