JPS5962434A - ホツト充填用二重底容器 - Google Patents

ホツト充填用二重底容器

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JPS5962434A
JPS5962434A JP16757482A JP16757482A JPS5962434A JP S5962434 A JPS5962434 A JP S5962434A JP 16757482 A JP16757482 A JP 16757482A JP 16757482 A JP16757482 A JP 16757482A JP S5962434 A JPS5962434 A JP S5962434A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
bottom plate
double
hot filling
outer bottom
Prior art date
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Pending
Application number
JP16757482A
Other languages
English (en)
Inventor
金原 洋一
田代 泰夫
望 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honshu Paper Co Ltd
Original Assignee
Honshu Paper Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honshu Paper Co Ltd filed Critical Honshu Paper Co Ltd
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Publication of JPS5962434A publication Critical patent/JPS5962434A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は胴部が円筒形または円錐形の液体容器で、内底
板と外底板から成る二重底を具えたものにおいて、内外
両底板を何れも外側に向って彎曲させた上でホット充填
を行なわせるようにした容器に関する。
ミルク、ジュース、酒等の液体全収容する容器には断面
角形のものも存在するが、胴部が円筒形または円錐形で
ある方が持ち易くもあり、体裁も優美で、しかも自動販
売機で取扱う際にも有利である。しかし乍ら、かかる形
態であると、内容物を後記のようにホット充填した場合
には内容物の体積収縮に伴って容器の胴部に凹みが生じ
、体裁を著しく損うという不具合が生ずる。そこで本発
明者らは、先に体積収縮に伴う容器の凹みを1専ら二重
底を構成する内底板の変形により吸収させるようにした
二重底容器を提案したが(特願昭57−8(3409お
よび実願昭57−35136)更に研究を重ねた結果、
前記先行発明よりも改良された形態の容器をうろことが
できた。
本発明につき具体的説明を行うに当り、その前提である
ホット充填に関し略述する。常温流通の飲料用液体は概
ね容器に充填するに先立って、これを殺菌する必要があ
り、この処理は容器の内壁に対しても施される。殺菌処
理には過酸化水素を用いる方法も知られているが、この
方法は殺菌薬剤の残留を皆無にすることが困難である処
から、最も安全な殺菌処理方法としては、液体を高温で
処理した後、高温のまま液体を容器に充填して(本発明
ではこれを「ホット充填」と略称する)からシールし、
当該液体の殺菌と、当該液体を介して容器の内壁を同時
に殺菌する方法が採用されている。このようにすれば、
酸性飲料またはアルコール飲料に対しては、充分に常温
での長期保存が可能となる。
ところで容器内にホット充填を行った後、蓋を施して密
封シールしてから、これを冷却すると前述のように容器
内における液体の体積収縮、容器の上部空間における蒸
気の凝固および空気の体積収縮等により内容物の体積が
減少する。前記先行発明にあっては、この収縮作用を次
のようにして吸収せしめ、以て容器胴部に凹みが生ずる
ことなく、シかも蓋をあけた場合には容器内の液体レベ
ルが下降して飲用し易いような状態か得られるようにし
たものである。すなわち第1〜2図に示すように、剛性
を有する容器本体(1)の下面開口部に可撓性材料でつ
くった内底板(2)を、下向きに彎曲1するようにとり
つけ、かつその外側(下側)に剛性材料製の外底板(3
)を接着させ、前記の体積収縮が生じた場合には、図に
鎖線をもって示すように、内底板のみを上方に向い屈撓
させて、容器本体には凹みが生じないように図ったもの
である0この型の二重底容器は、上記の作用効果を発揮
する点では有効であるが、次のような改良を加えると、
実用上更に有利であることが判明した。
この点を前記第1〜2図について説明する。同図に示す
ものは底板を胴部にヒートシールするに当っての接着代
(4)を必要とするため、この部分をいわば上げ底とし
なければならず、したがって容器の底端と、内容積を規
定する内底板との間に高さXで示す容積ロスが生じてし
まう。本発明はこの点を改良して容積ロス、をなくして
、しかもヒートシールが可能な形態を開発したものであ
る。ちなみに底板を胴部に接着するに当ってはヒートシ
ール以外に、ホットメルト系樹脂を用いる等の方法もあ
るが、工業的実施を前提とした場合にはヒートシール法
を採用するのが好ましく、本発明はそれに適した形態と
したものである。
本発明を図示の実施例について具体的に説明すると、第
3図において符号(11)は容器の胴部にして、−例と
して厚さ450μの紙(lla)と厚さlOμのAI箔
(llb)とをはり合せ、その両面にポリエチレン(l
ie)を30μの厚さでラミネートしたものを用いた。
しかしその素材としては耐水性を有し、かつ剛性の高い
材料であればよく、特に材質を問わないが、少くとも厚
さ200μ以上の板紙を用いるのを可とする。蓋(12
1についても同様であって、プラスチックまたはけAJ
箔成型品を用いることもできる。しかして前記胴部αB
の下部開口面に図示の如く略球面状に成形した内底板a
31と外底板−とをと−Fシール法によって固着するも
のであるが、本発明においては内外両底板を何れも外側
に彎曲させることを要件とする。すなわち−例として厚
さ50μのAI箔(13a)の両面に熱可塑性合成樹脂
膜(20μのポリエチレン) (t3e)をラミネート
させたもので内底板を構成させ、一方外底板圓は、厚さ
100μのAJ板(14m)の片面にニス引の耐熱性樹
脂(14b)を貼り合せると共に他の片面に厚さ20μ
のポリエチレン膜(14c)をラミネートさせたものを
用い、これらを互いに重ね合せた上でヒートシールを行
う。なお場合によっては前記両者な第4〜5図に示すよ
うに、互いに重ね合せた後、その周囲を適宜の接着剤Q
51を用いて仮付けしておく。その上で第6図に示すよ
うに内外両底板を適宜の治具を用いて片側に向い彎曲せ
しめてから、更に第7図のようにその周縁部(15m)
を垂直に立ちあげておく。このように成形したものを第
3図に示すとおり容器本体(111の下部開口面にあて
がい、次いで容器胴部の下端縁を内側に向い折返した後
(符号−参照)、当該部分を加熱ツマ−によりヒートシ
ールして、本発明の実施品を得る。なお前記外底板に対
しては図示のように予め通気用の透孔(1ηを穿設して
おくのを可とする。また内外両底板を重ね合せた状態で
成形するときには、該底板の何れか一方に予め剥離剤を
塗布しておくとよい。
上記のように構成した容器に、上方から内容物をホット
充填するもので、例えば上記構成から成る内容量270
偲の容器に、93Cに加熱したオレンジジュースを25
0g充填した上でドツゾ部を板紙とアルミニウムとポリ
エチレンから成る比較的剛性の高い蓋Ozで密封し、次
いで20Cの冷水をシャワー状に20分間吹きつけて容
器全体を内容物ごと冷却させた。充填時には第3図に実
線をもって示す位置にあった内底板03)は、内容物が
冷却されるに従って体積収縮により上方に持ちあがる。
すなわち体積収縮分は、すべて内底板が上方に変形する
ことで吸収されてしまい、容器本体の胴部(11)外底
板−および蓋(12+には何らのへこみもみられなかっ
た。而して本発明の容器は、第3図からも。
明らかなように、先行技術のものと異なり、容器の内容
積を規制する外底板−が外側に向って彎曲し、いわば充
填前の内底板とほぼ同じ形状に形成されているので箋第
1〜2図に符号Xで示す容積pスは生ずる余地なく、効
率のよい容器となる。
ちなみにホット充填後の内容物が冷却により体積収縮す
ると、それに伴って内底板a濁は前述のように上方に向
って反転変形するが、この変形を許容させるためには、
内底板0謙と外底板Q41との間の空間に外気が流入し
なければならない。外底板が板紙のみで構成されている
場合には、それ自体通気性を有するので空気の流通を阻
害することはないが、この板紙に合成樹脂皮膜(14c
)等がラミネートされている場合には、第3図に示すよ
うに外底板に対して小孔aηを穿設しておくか、或いは
外底板それ自体には小孔をあけずに、合成樹脂皮膜のみ
に小孔を設けてもよい。また第8〜9図に示すように、
外底板−を容器胴部の下端αυに接着させるに当って、
その円周上を符号Sで示すように局部的に接着させれば
、それによって符号(14d)で示すような通気路が形
成されるから、このようにして通気性を確保してもよい
進んで本発明における他の実施例について説明する。第
10図は容器胴部の下端面における別のシール方法を示
すもので、この事例は内底板α3)の直径よりも外底板
Q41の直径を大きくしておいて1両者の寸法差による
はみ出し部分(14e)を胴部α1)の外側に折返して
接着するようにしたものである。なお本発明にあっては
第3図および第10図に、それぞれ符号a6)および(
14e)で示すような折返し部分を設けず、外底板−の
端縁と容器本体の下端縁とを揃えておいても差支えない
ことは勿論である。
また第11図(イ)(ロ)に示すように、内外両底板の
成形を2段階で行ない、まず前段で内外両底板u (1
41を容器胴部に対し上方に彎曲した状態でヒートシー
ルしてから、後段で治具(18109)を用いて、下方
に屈曲成形させるようにしてもよい。第12図は内底板
をベローズタイプに形成した場合を示し、エンデス加工
によってht mに適宜の凹凸模様(13d)を附して
1体積収縮に伴う負圧が生じた場合には、この凹凸模様
が平板状に展開して収縮を吸収させるようにした事例で
ある。第13図は外底板(141に穿設した透孔t1?
]の実施態様を示すもので)中央部には冷却用のシャワ
ー水が容器内に入りこんだ場合の水抜き孔(17a)を
設け、両端部には体積収縮時に機能する通気孔(17b
)を設けた事例であるが、両者を兼帯に用いても差支え
ない。なお前記各透孔の寸法は、任意に設定しうるが、
概ね1〜2鰭φとするのがよい。なお内底板03)の形
状に関しては、第3図に基いて略球面状をなす椀形であ
ると説明したが、このものは文字どおりの球面であって
も、あるいは非球面であってもよい。例えば卵のような
曲面としてもよく、また頂部のみが平面で、残りの部分
が曲面である等、その曲率および曲面の均−性等には制
限なく、要するに容器内の減圧作用によって変形可能な
形態であればよい。外底板の形状は前記内底板の形状に
応じ、該形状をカッ々−する凸面を構成していれば本発
明の目的を達成する。
次に素材の点について言及すると、容器胴部と外底板の
構成材料としては板紙、hl板、耐熱性pvc、ポリプ
ロピレン、ナイロン、高密度ポリエチレン等を使用する
ことができ、一方、内底板としては低密度ポリエチレン
、PP/エパール/PPの積層材およびAJ箔とPEの
複合材等、可撓性を具えた材料であれば何にても使用可
能であるが、ガスノ々リヤー性の高い材料を用いるのが
よい。
また本発明においては、前記内外両底板を容器の胴部に
対してヒートシール法により接着することを要件とする
から、接着面にはヒートシールが可能な材料、例えば熱
可塑性樹脂を用いるようにすることが必要である。
以上詳細に説明したとおり、本発明によれば内容物のホ
ット充填後に生ずる体積収縮は、内底板の変形により充
分に吸収されてしまい、外観上の凹みとしては殆んど現
われることがないので、商品価値の高い製品かえられる
。また先行技術に較べ、容積ロスのないコンノセクトな
製品が得られる点でも有利であり、その上工業生産に適
したヒートシー、ル法によって容器を製造しうる点で実
用上の効果が高い。すなわち本発明によれば容器の外底
板を外側に向って彎曲させると共に、その周縁部には図
に符号■で示す凹陥部を形成させるようにしたから、こ
の部分にヒートシールを行うための治具を挿入しえ、し
たがってその材料摘成と相俟って加熱接着が可能となる
。また本発明によれば内外両底板と容器本体との三層を
同時にヒートシールすることができるから、作業性が向
上し、この点でも工業生産に適した形態の容器が得られ
る点で新規なる工業的効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は先行技術における二重底容器の断
面図、第3図は本発明の一実施例を示す二重底容器の断
面図、第4図は本発明の内底板と外底板とを仮付けした
状態を示す平面図、第5図は同上断面図、第6〜7図は
前記両底板の成形状態を示す斜視図、第8図は内外両底
板を容器胴部の下端に接着させる場合の実施例を示す断
面図、第9図は第8図の■−■線における断面図、第1
0図は本発明における他の実施例を示す一部の拡大断面
図、第11図(イ)(ロ)は本発明における内外両底板
の成形状態を示す実施態様の説明図、第12図は同じく
他の実施態様を示す断面図、第13図は外底板に穿設し
た透孔の分布状態を示す断面図である。 01):容器本体   (12+ ?蓋   (131
+内底板a4J:外底板   (151?接着部 (1
5a) ?周縁部061 Q4e) :折返部  u7
):小孔  amug):治具@):凹陥部 第10図 第12 It 第13図 242−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)容器の胴部を剛性を具えた材料で円筒形または円
    錐状に形成させた上で、その底部に可撓性を有する内底
    板と剛性を具えた外底板とを二重にとりつけた液体容器
    において、前記の内外両底板全ともに外側(下側)に向
    って突出するように彎曲させた状態で容器本体の下面に
    対してヒートシールにより接着させると共に、外底板そ
    れ自体またはその接着部分に通気性をもたせた後、ホッ
    ト充填を行うようにしたことを特徴とするホット充填用
    二重底容器。 (2)外底板それ自体に透孔を穿設して成る特許請求の
    範囲第1項記載のホット充填用二重底容器。 )3)外底板と容器本体の下面とを局部的に接着させて
    成る特許請求の範囲第1項記載のホット充填用二重底容
    器。 (4)容器胴部と内底板の各構成材にAl箔を用いてガ
    スバリヤ−性を高めた特許請求の範囲第1項乃至第3項
    の何れかに記載のホット充填用二重底容器。 (5)  内底板それ自体に円環状の多数の襞を形成さ
    せて成る特許請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに記
    載のホット充填用二重底容器。
JP16757482A 1982-09-28 1982-09-28 ホツト充填用二重底容器 Pending JPS5962434A (ja)

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JPS5962434A true JPS5962434A (ja) 1984-04-09

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ID=15852261

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JP16757482A Pending JPS5962434A (ja) 1982-09-28 1982-09-28 ホツト充填用二重底容器

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JP (1) JPS5962434A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62146712U (ja) * 1986-03-07 1987-09-16
KR100833207B1 (ko) 2007-04-19 2008-05-28 최영환 주류병의 온도강하용 용기
KR100833206B1 (ko) 2007-04-12 2008-05-28 최영환 주류병의 온도강하용 용기

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