JPS5959276A - エヤセパレ−タ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はセメント製造工業等の粉砕工程等に用いられ
るエヤセパレータに関するものである。

一般にこの種の粉砕工程はほぼ矛１図に示すように構成
されている。同図においてａはミルでアリ、コれにより
原料を粉砕してエヤセパレータｂに入船として供給し、
同セパレータｂにおいて入船中の精粉を分離し、これを
サイク四ン状に形成された精粉室０に送り製品を得る。

この精粉室Ｏから排出される空気中には精粉が相当置台
まれているため、バッグフィルタｄにより回収し、これ
を前記製品に加える。

−男前記入船中から精粉を除かれたものは、戻粉として
ミルａに、ミル八に供給される原料と共に供給される。

次に前記エヤセパレータについてみると、けぼ１・２図
に示すようなｒ４ｔｔ造を有している。同図において本
体すは空気墜ｆ１分級室２、帖粉室Ｃ１粗粉室り等から
成っており、かつ分級室ｆには分散板１、分級羽根ｊが
同転自在に設けられている。なおｋは空気口、ｔは入船
口、ｍは入船、ｎは気流を示す。

入船ｍは入船ローｔから、図示しない動力装置により回
転さゼられている分散板１上に投入され、その遠心力に
より分級室ｆ内に散布される。そして同室ｆ内を上昇中
の気流コ及び回転中の分級羽根ｊにより、前記入船ｍは
精粉ｐと戻粉ｑとに分離される。分離された精粉ｐは精
粉室Ｏに収容され、一方戻粉ｑは分級室ｆ内を旋回しな
がら落下し、’２％（ｌ案ｆの入口附近で気流ｎにより
所Ｈｉ洗われ、戻粉ｑ中の精粉ｐの一部が再び上昇し、
分離されて回収される。しかし前記戻粉ｑは層状となっ
て落下するため、戻粉ｑから上記のように抽出される精
粉ｐは、社的には少量であり、一般的には入物ｍ中の精
粉ｐのほぼ３０％前後が戻粉ｑとして、前記ミルａに戻
される。

この発明は上記の状況にかんがみてなされたもので、そ
の目的は前記戻粉ｑ中の精粉ｐを従来のものより一層多
証に回収させ、エヤセパレータの性能を大巾に向上させ
ることである。

この発明を一実施例を示す図面について述べると、矛３
図において、分級室１の下部に、空気口２を有する空気
室３を設け、又前記分級室１に精粉室４を連通させ、か
つ入物を分散させる分散板５と分級用の分級羽根６を回
転自在に設けたエヤセパレータにおいて前記分散板５よ
り下に、かつ前記空気口２からもたらされる気流の通路
に、戻粉の流動層を形成する流＠ｌｊ層都１０′？ｉ：
設けたエヤセパレータである。

これを図面について訃述する。牙３図において１は分級
室であり、これに空気口２を形成した輩気室３が設けら
れている。４はサイクロン状に形成された精粉室であり
、又前記分散板５と分級羽根６は共に主軸７に設けられ
ており、この主軸７は図示しない動力装置により回転さ
せられるようになっている。８は入船口、９は排気口を
示す。次に１０は流動層部であり、−例として金網によ
り形成された。この金網は好ましくは複数枚重ね合せて
形成する。又、金網の外これに類するものであれば任意
に用いてよく、例えばメツシュ状の織物、又は同不織布
、あるいはそれらを樹脂加工して剛性を持たしめたもの
でもよく、又は糸あるいは糸片を′ランダムに重ね合わ
せて、樹脂加工等によりその重ね合わせ部分を接層さぜ
たもの、又は小棒状片をランダムに重ね合わせ、その重
ね合わせ部分を樹脂加工得により接着させて形成したも
の、又はラス１メタルラス−又は多孔体、又は比較的あ
ら目の連通型発泡体であってもよく、又はそれらを単独
に、あるいは複数の種類を設けたものでもよい。又それ
らは、図示は省略するが、７レームに装脱自在に設けら
れていてもよい。上記流動層部１０はドーナツ状に形成
された。１１は筒状通路を示す。

このエヤセパレータの作用について述べると、まず入物
］２が入船口Ｂから、回転する分散板５上に投入され、
その遠心力により分級室１内に散布される。

一方空気室３の空気口２からは空気が送入されており、
その気流１３により、入物１２中の精粉１４は上昇し、
精粉室４に入り製品として取り出される。

次に上記の如く精粉１４を不充分に分離された戻粉１５
は、分級室１内を旋回しながら降下し、空気室３の入口
付近において気流１３に洗われ、戻粉１５中の含有精粉
１４の一部が上昇させられて回収され、ついで前記流動
層部１０上に落下する。

そしてこの流動層部１０上において、前記気流１３によ
り流動層を形成し、流動しつつ気流１３により洗われる
時間を比較的長く有することになり、これにより戻粉１
５中に残存している精粉１４を大量に、再度気流１３に
のせ、上昇させて精粉室４に回収することができる。こ
の流動層部１０において精粉１４を分離された戻粉１５
は流動層部１０から落下し、粗粉室１６を経て図示しな
いミルに戻される。

この発明は上記の如く構成され、分散板５より下に、か
つ空気口２からもたらされる気流１３の通路に流動層部
１０を設けたことにより、この流動層部１０において戻
粉１５を比較的長時間、気流１３により所謂洗うことが
でき、これにより戻粉１５中の残存精粉１４を、再び分
離させることが−できるから、エヤセパレータの性能を
一層向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

、１？１図はエヤセパレータを含む従来のセメント工業
における粉砕工程のブロック図、才２図は従来のエヤセ
パレータの一部断面図１才３図はこの発明の実施例を示
すエヤセパレータの一部断面図である。 １・・・分級室 ２・・・空気口 ３・・・空気室 ４・・・精粉室 ５・・・分散板 ６・・・分級羽根 １０・・・流動層部 代理人弁理士　斎　藤　　　侑 外２名 ｆｉｌｌｌ 師　２Ｗｉ 第　３　図 し

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分級室の下部に、空気口を有する空気室を設け、又前記
   分級室に精粉室を連通させ、がっ入船を分散させる分散
   板と分級用の分級羽根を回転自在に設けたエヤセパレー
   タにお−いて、前記分散板より下に、かつ前記空気口が
   らもたらされる気流の通路に、戻粉の流動層を形成する
   流動層部を設けたことを特徴とするエヤセパレータ０