JPS595830B2 - 雰囲気加熱炉 - Google Patents
雰囲気加熱炉Info
- Publication number
- JPS595830B2 JPS595830B2 JP10064079A JP10064079A JPS595830B2 JP S595830 B2 JPS595830 B2 JP S595830B2 JP 10064079 A JP10064079 A JP 10064079A JP 10064079 A JP10064079 A JP 10064079A JP S595830 B2 JPS595830 B2 JP S595830B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- gas
- radiant tube
- heating
- waste gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Tunnel Furnaces (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はラジアントチユーブ型の雰囲気加熱炉の改良に
関するものである。
関するものである。
更に詳細に番Ａ炭化水素系ガスを加熱燃料とするラジア
ントチユーブ型雰囲気加熱炉において、可燃性の炉内保
護雰囲気廃ガスを回収して加熱バーナに導入し、加熱バ
ーナ内で再燃焼させてその燃焼熱を加熱源として活用し
、省エネルギーを図つた雰囲気加熱炉の改良に関する。
ントチユーブ型雰囲気加熱炉において、可燃性の炉内保
護雰囲気廃ガスを回収して加熱バーナに導入し、加熱バ
ーナ内で再燃焼させてその燃焼熱を加熱源として活用し
、省エネルギーを図つた雰囲気加熱炉の改良に関する。
従来の雰囲気加熱炉は加熱源として電力エネルギーを必
要するものが多く、又被処理物を酸化、脱炭から保護す
るための不活性ガス、若しくは軟窒化、浸炭、ろう付等
の処理目的に応じたＨ２、ｃ０等の可燃性成分を含む雰
囲気ガスを使用している。
要するものが多く、又被処理物を酸化、脱炭から保護す
るための不活性ガス、若しくは軟窒化、浸炭、ろう付等
の処理目的に応じたＨ２、ｃ０等の可燃性成分を含む雰
囲気ガスを使用している。
これらの可燃性成分を含む雰囲気ガスは、被処理物の用
途に応じて炉内容積の５乃至１０倍を時間当り炉内に供
給しなければならず、更に安全操業のために炉内から排
出される廃ガスは排出口で強制的に燃焼せしめられてい
る。このため加熱された雰囲気ガスが持ち出す熱量とガ
ス排出口で燃焼損失される熱量は相当な量に達し、この
ためエネルギーの損失は膨大なものがある。ところで上
記電気炉に代え、燃焼用バーナを筒内に装置して燃焼せ
しめ、筒表面からの輻射熱を利用して被処理物を加熱す
るラジアントチユープ型の雰囲気加熱炉が実用に供され
、この炉においても上記雰囲気ガスは排出時に燃焼せし
めている。
途に応じて炉内容積の５乃至１０倍を時間当り炉内に供
給しなければならず、更に安全操業のために炉内から排
出される廃ガスは排出口で強制的に燃焼せしめられてい
る。このため加熱された雰囲気ガスが持ち出す熱量とガ
ス排出口で燃焼損失される熱量は相当な量に達し、この
ためエネルギーの損失は膨大なものがある。ところで上
記電気炉に代え、燃焼用バーナを筒内に装置して燃焼せ
しめ、筒表面からの輻射熱を利用して被処理物を加熱す
るラジアントチユープ型の雰囲気加熱炉が実用に供され
、この炉においても上記雰囲気ガスは排出時に燃焼せし
めている。
本発明者等は雰囲気加熱炉の上記エネルギーロスを改善
すべく本発明をなしたもので、特に本発明者等はラジア
ントチユーブ型の炉で燃焼排出される雰囲気廃ガスを利
用し得るという知見を得、本発明をなしたものである。
本発明の目的は、可燃性の炉内保護雰囲気廃ガスを回収
してラジアントチユーブの加熱バーナに導入し、加熱バ
ーナ内で再燃焼させてその燃焼熱を加熱源として活用す
る如くしたラジアントチユーブ型の雰囲気加熱炉を提供
する。
すべく本発明をなしたもので、特に本発明者等はラジア
ントチユーブ型の炉で燃焼排出される雰囲気廃ガスを利
用し得るという知見を得、本発明をなしたものである。
本発明の目的は、可燃性の炉内保護雰囲気廃ガスを回収
してラジアントチユーブの加熱バーナに導入し、加熱バ
ーナ内で再燃焼させてその燃焼熱を加熱源として活用す
る如くしたラジアントチユーブ型の雰囲気加熱炉を提供
する。
従つて本発明の目的は、廃ガスを再燃焼させてこれを効
率良く活用し、この燃焼熱で炉内を加熱する如くし、従
来無駄に排出燃焼せしめられた廃ガスを有効に利用し、
この分燃料の消費量を抑制、゜ 減少回収精製し、これ
を炉内保護雰囲気ガスとして炉内に供給するようにし、
エネルギーの有効利用、省資源を図つた雰囲気加熱炉を
提供する。
率良く活用し、この燃焼熱で炉内を加熱する如くし、従
来無駄に排出燃焼せしめられた廃ガスを有効に利用し、
この分燃料の消費量を抑制、゜ 減少回収精製し、これ
を炉内保護雰囲気ガスとして炉内に供給するようにし、
エネルギーの有効利用、省資源を図つた雰囲気加熱炉を
提供する。
次に本発明の好適一実施例を添付図面に従つて詳述する
。第１図は雰囲気加熱炉の縦断正面図を、又第２図は同
側面図を示す。
。第１図は雰囲気加熱炉の縦断正面図を、又第２図は同
側面図を示す。
炉１は枠２で囲まれた耐火材よりなる炉体３を備え、炉
体３の床部材４上には被処理物ｗを載置搬送するレール
５が設けられている。
体３の床部材４上には被処理物ｗを載置搬送するレール
５が設けられている。
床部材４上の左右には凹部６・，６が設けられ、これに
ラジアントチユーブ７，７のＵ字型屈曲部７ａが臨み、
ラジアントチユーブ７，７は炉体３左右に組をなす如く
前後方向に図示例では縦に複数設けられている。ラジア
ントチユーブ７，７は知られているように耐火材や耐火
特殊金属の筒体からなり、これをＵ字型に折曲し、両端
７ｂ，７ｃを炉体３、枠２の天井３ａ，２ａから外部へ
導出し、一方７ｃを排出口とする。他方７ｂは入口部と
し、この部分に加熱バーナ８が各設置され、バーナ８は
管路９、制御バルブ１０を介してプロパン等の炭化水素
系ガスが供給源から供給される。以上の炉１の室Ｓ内に
は被処理物の酸化、脱炭を防止するための不活性ガスや
軟窒化、浸炭、ろう付等の処理目的に応じた雰囲気ガス
が導入され、ガスはＨ２、ＣＯ等の可燃成分を含むもの
を用いる。
ラジアントチユーブ７，７のＵ字型屈曲部７ａが臨み、
ラジアントチユーブ７，７は炉体３左右に組をなす如く
前後方向に図示例では縦に複数設けられている。ラジア
ントチユーブ７，７は知られているように耐火材や耐火
特殊金属の筒体からなり、これをＵ字型に折曲し、両端
７ｂ，７ｃを炉体３、枠２の天井３ａ，２ａから外部へ
導出し、一方７ｃを排出口とする。他方７ｂは入口部と
し、この部分に加熱バーナ８が各設置され、バーナ８は
管路９、制御バルブ１０を介してプロパン等の炭化水素
系ガスが供給源から供給される。以上の炉１の室Ｓ内に
は被処理物の酸化、脱炭を防止するための不活性ガスや
軟窒化、浸炭、ろう付等の処理目的に応じた雰囲気ガス
が導入され、ガスはＨ２、ＣＯ等の可燃成分を含むもの
を用いる。
そしてバーナ８には燃料ガスとして炭化水素系ガスが供
給され、酸素と混合し、バーナ８で燃焼され、室Ｓ内の
被処理物Ｗをラジアントチユーブ７・・・・・・・・・
の輻射熱により加熱し、目的の処理を行う。ところで室
Ｓ内には保護雰囲気ガスが既述の如く被処理物Ｗの処理
目的に応じて炉内容積の５乃至１０倍の量が時間当り供
給され、従つて図示しないガスの導人口が設けられると
ともに、使用後の廃ガスの排出管１１が天井３ａ，２ａ
を縦通する如く設けられ、廃ガスは排出管１１を介して
外部に排出される。この排出管１１の一端１１ａは室Ｓ
の天井に開口するとともに、天井外へ導出した他端１１
ｂはこれに屈曲してラジアントチユーブ７の入口部７ｂ
に接続し、排出管１１内をバーナ８の部分で合流し、排
出管１１内を伝つて排出される廃ガスをバーナ８に供給
する如く構成し、管１１の中間部にはバルブ１２を設け
た。この排出管１１は複数設けられ、夫々は各ラジアン
トチューブ７・・・・・・・・・に上記に従つて接続さ
れる。従つて廃ガスは排出管１１・・・・・・・・・を
介してラジアントチユーブ７のバーナ８の部分に供給さ
れ、燃料ガスと合流し、混合して一緒に燃焼せしめられ
ることとなる。かくして廃ガスは燃料ガスの一部となつ
て燃焼に供せられ、この分燃料ガスは消費量が減少、抑
制されるとともに、廃ガスは高温であるため、燃焼は効
果的になされ、燃料ガスの燃焼効率を高める。以上図示
例では縦型のラジアントチューブを備えるタイプを示し
たが、これが炉内の横方向に設けられたタイプにも適用
し得ること勿論で、必要に応じて廃ガス汲み出し用のポ
ンプ等を付設することも可能である。
給され、酸素と混合し、バーナ８で燃焼され、室Ｓ内の
被処理物Ｗをラジアントチユーブ７・・・・・・・・・
の輻射熱により加熱し、目的の処理を行う。ところで室
Ｓ内には保護雰囲気ガスが既述の如く被処理物Ｗの処理
目的に応じて炉内容積の５乃至１０倍の量が時間当り供
給され、従つて図示しないガスの導人口が設けられると
ともに、使用後の廃ガスの排出管１１が天井３ａ，２ａ
を縦通する如く設けられ、廃ガスは排出管１１を介して
外部に排出される。この排出管１１の一端１１ａは室Ｓ
の天井に開口するとともに、天井外へ導出した他端１１
ｂはこれに屈曲してラジアントチユーブ７の入口部７ｂ
に接続し、排出管１１内をバーナ８の部分で合流し、排
出管１１内を伝つて排出される廃ガスをバーナ８に供給
する如く構成し、管１１の中間部にはバルブ１２を設け
た。この排出管１１は複数設けられ、夫々は各ラジアン
トチューブ７・・・・・・・・・に上記に従つて接続さ
れる。従つて廃ガスは排出管１１・・・・・・・・・を
介してラジアントチユーブ７のバーナ８の部分に供給さ
れ、燃料ガスと合流し、混合して一緒に燃焼せしめられ
ることとなる。かくして廃ガスは燃料ガスの一部となつ
て燃焼に供せられ、この分燃料ガスは消費量が減少、抑
制されるとともに、廃ガスは高温であるため、燃焼は効
果的になされ、燃料ガスの燃焼効率を高める。以上図示
例では縦型のラジアントチューブを備えるタイプを示し
たが、これが炉内の横方向に設けられたタイプにも適用
し得ること勿論で、必要に応じて廃ガス汲み出し用のポ
ンプ等を付設することも可能である。
以上で明らかな如く本発明によれば、燃焼可能な廃ガス
をラジアントチユーブの加熱燃料の一部として用いるよ
うにしたため、燃料消費量を抑制、減少し、且つ燃焼も
効率良く行わせ、無駄に燃焼排出されていた廃ガスを有
効に利用し、省エネルギー、省資源を図ることができ、
しかも以上を廃ガスの配管をバーナ迄延長するだけで足
り、ラジアントチユーブ型の雰囲気加熱炉に特別の変更
を加えることなく実施し得る等実用的効果頗る甚大であ
る。
をラジアントチユーブの加熱燃料の一部として用いるよ
うにしたため、燃料消費量を抑制、減少し、且つ燃焼も
効率良く行わせ、無駄に燃焼排出されていた廃ガスを有
効に利用し、省エネルギー、省資源を図ることができ、
しかも以上を廃ガスの配管をバーナ迄延長するだけで足
り、ラジアントチユーブ型の雰囲気加熱炉に特別の変更
を加えることなく実施し得る等実用的効果頗る甚大であ
る。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は雰囲気
加熱炉の縦断側面図、第２図は同縦断正面図である。 尚図面中１は炉、７はラジアントチユーフ、８はバーナ
、１１は廃ガス排出管である。
加熱炉の縦断側面図、第２図は同縦断正面図である。 尚図面中１は炉、７はラジアントチユーフ、８はバーナ
、１１は廃ガス排出管である。
Claims (1)
- １ 可燃性の雰囲気ガスが供給される炉内に炭化水素系
ガスを加熱燃料とするラジアントチユーブを臨ませ、前
記炉内に一端が開口した排出管の他端を前記ラジアント
チユーブの入口部に接続し、炉内の雰囲気ガスを燃料の
一部としてラジアントチユーブ内に供給するようにした
ことを特徴とする雰囲気加熱炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064079A JPS595830B2 (ja) | 1979-08-07 | 1979-08-07 | 雰囲気加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10064079A JPS595830B2 (ja) | 1979-08-07 | 1979-08-07 | 雰囲気加熱炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5625685A JPS5625685A (en) | 1981-03-12 |
| JPS595830B2 true JPS595830B2 (ja) | 1984-02-07 |
Family
ID=14279416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10064079A Expired JPS595830B2 (ja) | 1979-08-07 | 1979-08-07 | 雰囲気加熱炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS595830B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6148518U (ja) * | 1984-08-30 | 1986-04-01 | ||
| JPS6162317U (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-26 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018162475A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 大陽日酸株式会社 | 浸炭炉の運転方法 |
-
1979
- 1979-08-07 JP JP10064079A patent/JPS595830B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6148518U (ja) * | 1984-08-30 | 1986-04-01 | ||
| JPS6162317U (ja) * | 1984-09-27 | 1986-04-26 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5625685A (en) | 1981-03-12 |
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