JPS5956989A - 定置式スポツト溶接機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はスポット溶接機に藺し、特にフロア等の所定
個所に設置するタイプのスポット溶接機に関するもので
ある。

周知のようにスポラ１−溶接概は、１対の電極でワー、
りを挾みつけるとともに加圧し、その状態で電極間に電
流を流すことによりワークを相互に溶着させる溶接機で
あり、したがってワークを挾んで加圧する加圧機構と、
電極が加熱して軟化しないようにするための冷却ｔｉ構
とを必要どする。しかるに、従来の定置式スポット溶接
機では、加圧機構としてエアーシリンダを用いているの
が一般的であり、そのためエアー源を必要とするが、＝
】ンブレッザーやアキュムレータ等からなるエアー源を
スポット溶接機自体に組み込むどすると、スポット溶接
機が大型かつ高価になる難点があり、一般にはスポット
溶接機とは別個に設けた所謂外部エアー源を使用してい
る。また、電極を冷却するだめの冷却媒体は、通常水を
使用するが、従来の定置式スポット溶接薇では、外部か
ら供給した冷却水を電極に循環させるよう＜Ｒｎ−うし
たちのが一般的である。

このように従来の定置式スポット溶接待では、エアー源
や冷却水供給設備等の附帯設備を溶接機どは別に設（ジ
る必要があるため、設備費が嵩む問題があった。また、
ある程度以上の大きさの工場であれば、各種の用途に供
されるエアー源や冷却水設備をイｊしている場合が多く
、このＪ、うな場合には、定置式スボッ１〜溶接機を導
入するにあたって、エアー源や冷却水設備を新１＝に３
：ヨける必要が特にはないかも知れないが、少なくとも
］−アーおよび冷却水用の配管設備は新たに設けなけれ
ばならないから、工事費をそれだけ多く必要とし、さら
に工場レイアラ１への変更のためにスボッ１〜溶接機を
移設する場合、従来の定置式スポラ１へ溶接機では、外
部のエアー源および冷却水設備を使用するものであるか
ら、エアーおよび冷却水用の配管設備を変更もしくは新
設しなければならず、容易に移設し１りない問題があっ
た。

この発明は上記の事情に憎みてなされたもので、附帯設
備を大幅に削減することができ、したがって移設も容易
な定置式スポット溶°゛接機を提供することを目的とし
、その特徴とするところは、上部電極をｉ−グル機構を
介して電動式直動シリンダによって上下動させるととも
に、冷却水タンク、ポンプおよび放熱器を有する電極用
の循環式冷却機構を本体に内蔵した点にある。

以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。

第１図はこの発明の一実施例をＶＡ略的に示す図であっ
て、本体１にアーム（もしくはテーブル）２が水平に突
設され、そのアーム２の先端側の上面に下部Ｎ憧３が上
向きに取付けられている。またアーム２の上方にコラム
４が本体１と一体に設けられ、下部電極３に対して上下
動する上部電極５が、］コラムの先端部に設けたスライ
ドベアリング６によって上下動自在に支持されている。

その上部電極５はトグル（Ｊｌｌ溝７によって本体１に
連結されている。すなわち、一端部を上部電極５の後端
部にリンクビン８を介してＩＮした第１リンク９と、下
部電極５の上方において本体１に一端部をリンクビン１
０を介して枢着した第２リンク１１とが、各々の他端部
でリンクビン１２を介して相互に枢着されている。さら
にそのトグルｔｉ構７の近傍には、電動式シリンダ１３
が本体１に回動自在に取付けられ、そのロッド１４は前
記各リンク９．１１相互の枢着部に回動自在に連結され
ている。したがって上ｉ？１ｔｌｌｊ５は、トグル１１
Ｆ１７を介して電動式直動シリンダ１３により上下動さ
れるようになっている。

他方、本体１内には、冷却水タンク１５が内蔵されてお
り、その冷却水タンク１５と前記各電極３．５どは、冷
却水循環装置１６を介して連結されている。すなわち、
冷却水タンク１５と上部電極５（より正確には上部Ｎｗ
Ａ５のウォータジャケラ１〜）とは、モータ１７によっ
て駆動されるポンプ１８を介挿した供給パイプ１９によ
り連通され、また上部電極５と下部型Ｉｉ！ｉ３（より
正確には下部電極３のつを一タジャケット）とは、流水
パイプ２０により連結され、さらに下部電極３と冷却水
タンク１５とは、放熱器２１を介挿した帰還パイプ２２
により連通されている。なお、放熱器２１には、前記モ
ータ１７にによって駆動されるファン２３が対向して配
置されている。また、前記供給パイプ１９と流水パイプ
２０の上部電極５側は、上部電極５の上下動に追従する
ようフレキシブルパイプとされている。さらに第１図申
付号２４は電カケープルである。

上）ホした構成から明らかなように上記の定置式スポッ
ト溶接様は、電動式直動シリンダ１３に通電してそのロ
ッド１４を前進させれば、トグル橢構７が第１図に破線
で示すように直線状になるので、上部電極５が下降し、
下部電極３との間にワークＷを挾みつけて加圧すること
ができる。その場合、上部電極５はトグル機構７によっ
て押し下げられるから、その下降速度は第２図に示すよ
うに下降開始当初は速く、下死点すなわちワークＷを挾
みつける時点で最も遅くなり、これに対し加圧力は第３
図に示すように下降開始当初で最も小さく、ワークＷを
挾みつけた時点で最も大きくなる。したがって上部電極
５がワークＷに接触するまでの時間すなわち溶接の用に
直接供されない時間を短くすることができると同時に、
スポット溶接に必要な充分高い加圧力を得ることができ
る。

以上のようにしてワークＷを各電極３．５間に挾みつ（
プで加圧し、その状態で電極３．５間に通電覆ることに
よりワークＷを溶接することができその場合各電極３．
５も加熱されるが、上記の定置式スポット溶接機では、
モータ１７によってポンプ１８を駆動することにより、
本体１に内蔵した冷却水タンク１５から供給パイプ１９
および流水パイプ２０を介して各電極３．５に冷却水を
送り、これらを冷却することができる。また各電極３．
５を経て温度の上昇した冷却水は帰）！パイプ２２を介
して放熱器２１に送られ、前記モータ１７によってアン
２３が回転していることから、ここで放熱冷却さ°れ、
しかる後冷却水タンク１５に戻る。すなわち、各Ｎ極３
．５は、本体１に内蔵した冷却水タンク１５との間で冷
却水を循環させるごとにより冷却することができ、した
がって外部からの冷却水を供給する必要がない。

以上の説明から明らかなように°この発明の定置式スボ
ッ１〜溶接機によれば、電動式直動シリンダによりトグ
ル機横を介して上部電極を上下動させるよう構成したか
ら、必要充分な加圧力を得ることができるうえに、従来
装置におけるようなエアー源を必要とせず、また冷却水
タンクおよび冷却水を各電極と冷却水タンクとの間で循
環させる機構を本体に内蔵したので、外部から冷却水を
供給せずに各電極を冷却することができる。したがって
この発明の定置式スポット溶接機によれば、外部のエア
ー源や冷却水供給設備が不要であるから、附帯設備を大
幅に削減することができ、またエアーや冷却水用の配管
設備が不要であるから、移設時に配管工事を行う必要が
なく、容易に移設することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す略解図、第２図はそ
の上部電極の下降ストロークと下降速度との関係を示す
グラフ、第３図は上部電極の下降ストロークと加圧力の
関係を示すグラフである。 １・・・本体、　３・・・下部電極、　５・・・上部電
極、７・・・１−グル機構、　９・・・第１リンク、　
１１・・・第２リンク、　１３・・・電動式直動シリン
ダ、　１４、・・■ラド、　１５・・・冷却水タンク、
　１６・・・冷却水循環装置、　１８・・・ポンプ、　
１９・・・供給パイプ、　２０・・・流水パイプ、　２
１・・・放熱機、　２２・・・帰還パイプ。 出願人　　トヨタ自動車株式会社 代理人　　弁理士　豊　１）武　久 （ばか１名） 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上部電極を下部電極に対し上下動自在に配冒し、かつこ
   れら各電極を冷却水によって冷却するよう構成したスポ
   ット溶接機において、一端部を上部Ｔｉ極の後端部に枢
   着した第１リンクと、一端部を本体の」二部電極より上
   方に枢着した第２リンクとを各々の他端部で回動自在に
   連結してトグル開溝を構成し、かつ本体に回動自在に取
   付けた電な１３式直動シリンダのロッドに前記トグル機
   構を連結し、さらに本体内に冷却水タンクを設けるとと
   もに、その冷却水タンクと前記各電極とを冷却水循環パ
   ・ｒブを介して連結し、かつその冷却水循環パイプの途
   中にポンプと放熱機とを介挿してなることを特徴とする
   定置式スポット溶接機。