JPS59542Y2 - 二部材の作動装置 - Google Patents

二部材の作動装置

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JPS59542Y2
JPS59542Y2 JP9279079U JP9279079U JPS59542Y2 JP S59542 Y2 JPS59542 Y2 JP S59542Y2 JP 9279079 U JP9279079 U JP 9279079U JP 9279079 U JP9279079 U JP 9279079U JP S59542 Y2 JPS59542 Y2 JP S59542Y2
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JP
Japan
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spring
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valve body
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Expired
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JP9279079U
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English (en)
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JPS551096U (ja
Inventor
弘行 大沢
Original Assignee
東洋電装株式会社
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Publication date
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  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、単一のソレノイド作動装置により、互いに独
立した直列の二部材を同時に作動することができる、二
部材の作動装置に関する。
か・る作動装置として、特開昭49−60020号公報
には、それぞれ所定の第1および第2位置間を単独で移
動し得る、互いに直列に配列された第1および第2部材
と、その両部材間に縮設されて第1部材をその第1位置
の方向へ、また第2部材をその第2位置の方向へそれぞ
れ付勢する第1ばねと、第2部材をその第1位置の方向
へ付勢する、第1ばねより強力な第2ばねと、電磁石に
連なり第1.第2両部材を摺動自在に貫通する作動杆と
よりなり、その作動杆にはその作動時、第1部材をその
第1位置から第2位置へ移動させる第1押圧板と、同時
に第2ばねを無効にする第2押圧板とを設けたものが開
示されており、それによれば作動杆の非作動時には第1
および第2部材を第1および第2ばねの弾発力によりそ
れぞれ第1位置に保持し、その作動時には第1部材は第
1押圧板により、また第2部材は第1ばねによりそれぞ
れ第2位置へ移動させることができる。
しかしながら、上記従来装置は、作動杆を第1および第
2部材に摺動自在に貫通して設けるものであるので、そ
の貫通部から受ける摺動抵抗のために第1.第2部材を
円滑軽快に移動させることが難しく、ソレノイド作動装
置の負荷が大きくなり、また第1.第2部材を特に切換
弁の弁体として使用するような場合には前記貫通部にシ
ール部材を設置しなければならず構造が複雑化する欠点
がある。
本考案は上記に鑑み提案されたものであり、第1および
第2部材を、それにソレノイド作動装置の作動杆を貫通
させることなく円滑且つ確実に作動させることができる
ようにした、構造簡単な前記装置を提供することを目的
とする。
本考案はかかる目的を遠戚するために、それぞれ所定の
第1および第2位置間を単独で移動し得る、互いに直列
に配列された第1および第2部材と;それら第1.第2
部材間に介装されて該第1部材をその第1位置の方向へ
、また該第2部材をその第2位置の方向へそれぞれ付勢
する第1ばねと;前記第2部材をその第1位置の方向へ
付勢する第2ばねと;前記第1部材にのみ連接したソレ
ノイド作動装置の作動杆と;より構成され、前記第1部
材の作動ストロークを第2部材の作動ストロークより大
きく設定すると共に前記第1ばねのばね定数を前記第2
ばねのばね定数より大きく設定し、さらに前記第1およ
び第2ばねには、前記両部材が共にそれぞれの第1位置
にあるときは前記第1ばねのセット荷重が第2ばねのそ
れより小さいが、両部材がそれぞれの第2位置に移動す
ると第1ばねのセット荷重が第2ばねのそれより大きく
なるようなばね特性を与えたことを特徴とする。
以下、図面により本考案の一実施例である二系統式電磁
切換弁について説明すると、弁内1にはその上端に設置
した一個のソレノイド作動装置2により作動される二部
材、即ち第1および第2弁体3,3′を直列に収容し、
第1弁体3と弁内1の内壁間に張設したダイヤフラム4
により弁面1内部を第1および第2弁室5,5′に区画
する。
第1弁体3は第1弁室5において、上下一対の弁座6,
7間を昇降して、中間ポート8と上部および下部ポー)
9,10との各間の連通を切換え、また第2弁体3′は
第2弁室5′において、上下一対の弁座6’、 7’間
を昇降して、中間ポート8′と上部および下部ポー)
9’、 10’との各間の連通を切換えるもので、第1
弁体3の切換ストロークSは第2弁体3′の切換ストロ
ークS′よりも大きく設計される。
ソレノイド作動装置2は、ソレノイド11の内側に固定
鉄心12および可動鉄心13を上下に配設してなり、可
動鉄心13は第1弁室5の上壁を貫通して第1弁体3に
のみ連接する作動杆14を有し、この可動鉄心13の作
動ストロークSは第1弁体3の切換ストロークSよりも
大きく設計される。
両鉄心12.13間には可動鉄心13を下方に付勢する
戻しばね15を、また両弁体3,3′間には第1ばね1
6を、さらに第2弁体3′と第2弁室5′の底壁間には
第2ばね16′をそれぞれ縮設し、而して前述の両弁体
3,3′の切換ストローク差により第1および第2ばね
16.16’の伸縮ストロークは略等しくされる。
また戻しばね15のセット荷重は第1ばね16の圧縮時
のものより大きく設定され、さらに第1および第2ばね
16.16’には第3図に示すようなばね特性が与えら
れる。
即ち、第1ばね16はばね定数を第2ばね16′より大
きくされると共に両弁体3..3’の上昇位置(両ばね
16.16’の伸長時)では、第1ばね16のセット荷
重が第2ばね16′より小さく設定され、反対にそれら
の下降位置(両ばね16.16’の圧縮時)では、第1
ばね16のセット荷重が第2ばね16′よりも大きく設
定される。
次にこの実施例の作用を説明すると、第1図はソレノイ
ド11の消勢状態を示し、この場合には、戻しばね15
の大なる弾発力により可動鉄心13は下方に押圧され、
その力は作動杆14を介して第1弁体3を下部弁座7と
係合する下降位置に保持すると共に第1ばね16を圧縮
する。
したがって第1ばね16のセット荷重は第2ばね16′
よりも大きくなるため第2弁体3′も第1ばね16に押
下されて下部弁座7′と係合する下降位置に確実に保持
されるので、各弁室5,5′において、下部ポート10
、10’が閉鎖されると共に上部ポー)9.9’と中間
ポー)8.8’とがそれぞれ連通する。
ソレノイド11が通電により付勢されると、第2図に示
すように可動鉄心13は戻しばね15の弾発力に抗して
固定鉄心12に吸着され、作動杆14は第1弁体3から
離間する。
このため第1弁体3は第1ばね16の弾発力で上部弁座
6と係合する上昇位置に押動され、それに伴い第1ばね
16が伸長すれば、そのセット荷重は第2ばね16′の
伸長時のセット荷重より小さくなるので、第2弁体3′
は第2ばね16′により上部弁座6′と係合する上昇位
置まで確実に押動される。
かくして各弁室5,5′においてポートの連通切換えが
なされ、即ち上部ポー)9,9’が閉鎖されると共に下
部ポート10゜10′と中間ポー)8,8’とがそれぞ
れ連通する。
以上のように本考案によれば、第1部材3の作動ストロ
ークSを第2部材3′の作動ストロークづより大きくす
るという条件を満しさえすれば、各ストロークS、S′
の寸法誤差を大幅に許容でき、したがって各部の加工誤
差が大きくとも両部材3゜3′を単一のソレノイド作動
装置2によりそれぞれ所定の位置に確実に作動すること
ができ、それだけ各部の加工が容易になると共に作動の
信頼性が高い。
また比較的高価なソレノイド作動装置2は一個で足す、
シかもその装置2の作動杆14は第1部材3にのみ連接
させるだけで、両部材を貫通させるものではないから、
従来装置において第1.第2部材とそれらを貫通する作
動杆との各間に設けたようなシール部材も、またその作
動杆に付設した第1.第2押圧板も不要となり、全体と
して構造が著しく簡素化され、上述のように各部の加工
が容易であること・相俟って装置を廉価に提供すること
ができる。
しかも前記第1.第2部材3,3′は、前記従来装置の
ように作動杆14上を摺動するものではないため、作動
杆14との貫通部より摺動抵抗を受けるごとなく円滑軽
快に第1.第2位置間を移動することができ、該作動杆
14を駆動するソレノイド作動装置2の負荷を軽減する
と共に前記二部材3゜3′の作動を一層確実なものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の一実施例を示すもので、第1図は第
1および第2部材(弁体)が下降位置にあるときの本考
案装置の縦断面図、第2図は第1および第2部材(弁体
)が上昇位置にあるときの本考案装置の縦断面図、第3
図は第1および第2ばねの特性線図である。 2・・・ソレノイド作動装置、3・・・第1部材(第1
弁体)、3′・・・第2部材(第2弁体)、14・・・
作動杆、16・・・第1ばね、16′・・・第2ばね、
s、s’・・・作動ストローク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 それぞれ所定の第1および第2位置間を単独で移動し得
    る、互いに直列に配列された第1および第2部材3,3
    ′と;それら第1.第2部材3,3′間に介装されて該
    第1部材3をその第1位置の方向へ、また該第2部材3
    ′をその第2位置の方向へそれぞれ付勢する第1ばね1
    6と;前記第2部材3′をその第1位置の方向へ付勢す
    る。 第2ばね16′と;前記第1部材3にのみ連接したソレ
    ノイド作動装置2の作動杆14と;より構成され、前記
    第1部材3の作動ストロークSを第2部材3′の作動ス
    トロークS′より大きく設定すると共に前記第1ばね1
    6のばね定数を前記第2ばね16′のばね定数より大き
    く設定し、さらに前記第1および第2ばね16,16’
    には、前記両部材3,3′が共にそれぞれの第1位置に
    あるときは前記第1ばね16のセット荷重が第2ばね1
    6′のそれより小さいが、両部材3,3′がそれぞれの
    第2位置に移動すると第1ばね16のセット荷重が第2
    ばね16′のそれより大きくなるようなばね特性を与え
    た、二部材の作動装置。
JP9279079U 1979-07-05 1979-07-05 二部材の作動装置 Expired JPS59542Y2 (ja)

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JPS551096U JPS551096U (ja) 1980-01-07
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ID=29023274

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JPS58114660U (ja) * 1982-01-27 1983-08-05 船井電機株式会社 ビデオカメラ兼ビデオテ−プレコ−ダ
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JP2012225366A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Tgk Co Ltd 制御弁
JP5786157B2 (ja) * 2011-04-19 2015-09-30 株式会社テージーケー 制御弁

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