JPS5953773B2 - 多相一括ガス絶縁電気機器 - Google Patents
多相一括ガス絶縁電気機器Info
- Publication number
- JPS5953773B2 JPS5953773B2 JP51025439A JP2543976A JPS5953773B2 JP S5953773 B2 JPS5953773 B2 JP S5953773B2 JP 51025439 A JP51025439 A JP 51025439A JP 2543976 A JP2543976 A JP 2543976A JP S5953773 B2 JPS5953773 B2 JP S5953773B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- multiphase
- conductor
- barrier
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transformers For Measuring Instruments (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は多相一括ガス絶縁電気期器に係り、その目的は
、損失が少なく対地間サージインピーダンスを低減し且
つ他相の影響を受けない様に電圧検出用電極を配設した
この種装置を得るにある。
、損失が少なく対地間サージインピーダンスを低減し且
つ他相の影響を受けない様に電圧検出用電極を配設した
この種装置を得るにある。
第１図及び第２図は、これぞれ本発明者によつて従来考
察がすすめられてきた低損失且つ対地間サージインピー
ダンス低減形の多相一括形ガス絶縁電気機器を示す縦断
面図である。第１図においては１は多相、例えば３相一
括収納容器であつて、通常鉄等の金属で構成されたうえ
接地されており内部にＳＦ。ガス等の絶縁性ガスが充填
されている。３〜５は３相導体でこれらは前記容器１内
に略３角形状に配設されている。
察がすすめられてきた低損失且つ対地間サージインピー
ダンス低減形の多相一括形ガス絶縁電気機器を示す縦断
面図である。第１図においては１は多相、例えば３相一
括収納容器であつて、通常鉄等の金属で構成されたうえ
接地されており内部にＳＦ。ガス等の絶縁性ガスが充填
されている。３〜５は３相導体でこれらは前記容器１内
に略３角形状に配設されている。
そして前記３相導体間には略Ｙ形の相間バリヤ６が設け
られており、このバリヤ６は適当な手段によつて前記容
器１に取付けられ且つ同電位にされているが、この際ど
の相の導体に着目してもこれをとりまく、前記相間バリ
ヤ６と容器１とで磁気閉ループが形成されない様１個所
以上の点で磁気的に切断されている。又長さは前記容器
１の軸方向に必要なだけ任意に延長されている。第２図
のものは第１図と異なる相間バリヤを備えたもので相間
バリヤ６１〜６３をそれぞれ前記容器１に支持している
がこれらは容器１の略中央において互に絶縁されている
。
られており、このバリヤ６は適当な手段によつて前記容
器１に取付けられ且つ同電位にされているが、この際ど
の相の導体に着目してもこれをとりまく、前記相間バリ
ヤ６と容器１とで磁気閉ループが形成されない様１個所
以上の点で磁気的に切断されている。又長さは前記容器
１の軸方向に必要なだけ任意に延長されている。第２図
のものは第１図と異なる相間バリヤを備えたもので相間
バリヤ６１〜６３をそれぞれ前記容器１に支持している
がこれらは容器１の略中央において互に絶縁されている
。
従つて、各相導体３〜５に着目した場合、前記バリヤと
容器とによるも磁気的閉ループが切断された構成となつ
ている。而して、上述の構成では接地電位にある相間バ
リヤにより殆どの事故は地絡事故でくいとめ得、又導体
電流が前記事故等のため異常に増大しても前記バリヤと
容器とは磁気的に切断されているところから該部に環流
が流れず、しかも前記バリヤにより対地間サージインピ
ーダンスを低減し得、この度合は前記容器の軸方向の長
さによつて自在に選定し得る。
容器とによるも磁気的閉ループが切断された構成となつ
ている。而して、上述の構成では接地電位にある相間バ
リヤにより殆どの事故は地絡事故でくいとめ得、又導体
電流が前記事故等のため異常に増大しても前記バリヤと
容器とは磁気的に切断されているところから該部に環流
が流れず、しかも前記バリヤにより対地間サージインピ
ーダンスを低減し得、この度合は前記容器の軸方向の長
さによつて自在に選定し得る。
本発明はこの様な相間バリヤを備えたものに更に電圧検
出用電極を配設して構成されており、第３図に示す実施
例では、電圧検出用電極７〜９が各相導体３〜５にそれ
ぞれ対向してしかも前気バリヤを背にして設けられてい
る。
出用電極を配設して構成されており、第３図に示す実施
例では、電圧検出用電極７〜９が各相導体３〜５にそれ
ぞれ対向してしかも前気バリヤを背にして設けられてい
る。
これら電極は、例えば前記バリヤ６にそれぞれ支持され
ている。そして、前記電極７〜９にはそれぞれリード線
１０〜１２が接続されておりこのリード線はそのシール
ド１３〜１５と共に前記存器１を貫通して外部に設けら
れた増巾器１６の入力側に接続されている。 （同図で
は簡単のため１相分のみ示している。）この様に構成す
ると導体４と電極８間、及びリード線１１とそのシール
ド１４間の各静電容量と増巾器１６とで周知の増巾形の
コンデンサ形計器用変圧器が構成され、増巾器１６の出
力側に接続されたルレ一、メーター等の負坦１７は前記
電極８に得られた電圧を正確に認識し得る。第４図は本
発明の他の実施例にして第２図のものに電圧検出用電極
を具備せしめており、電圧検出用電極７〜９はそれぞれ
容器１を背にして各相導体３〜５に対向配置されている
。この場合りード線１０〜１２及びシールド１３〜１５
は個別に前記容器１を貫通して外部に設けられた増巾器
１６の入力側に接続される。上述の構成において前記電
極はバリヤの存在により他相との静電結合が殆ど断たれ
るため他相の影響を受けることがない。
ている。そして、前記電極７〜９にはそれぞれリード線
１０〜１２が接続されておりこのリード線はそのシール
ド１３〜１５と共に前記存器１を貫通して外部に設けら
れた増巾器１６の入力側に接続されている。 （同図で
は簡単のため１相分のみ示している。）この様に構成す
ると導体４と電極８間、及びリード線１１とそのシール
ド１４間の各静電容量と増巾器１６とで周知の増巾形の
コンデンサ形計器用変圧器が構成され、増巾器１６の出
力側に接続されたルレ一、メーター等の負坦１７は前記
電極８に得られた電圧を正確に認識し得る。第４図は本
発明の他の実施例にして第２図のものに電圧検出用電極
を具備せしめており、電圧検出用電極７〜９はそれぞれ
容器１を背にして各相導体３〜５に対向配置されている
。この場合りード線１０〜１２及びシールド１３〜１５
は個別に前記容器１を貫通して外部に設けられた増巾器
１６の入力側に接続される。上述の構成において前記電
極はバリヤの存在により他相との静電結合が殆ど断たれ
るため他相の影響を受けることがない。
例えば導体４の相についてみると、Ｃａ・〈〈Ｃ，，Ｃ
Ｏ・〈〈Ｃ，（ただしＣ２８・：電極８と導体３間の静
電容量、Ｃ，：電極８と導体４間の静電容量、Ｃｅ・：
電極８と導体５間の静電容量）を実現することができ、
電極８は他相からの誘導を殆ど受けることがない。従つ
て前記各電極は正確に各相導体の電圧を検２出しており
任意相、例えば導体４の相に地絡事故が生じその電圧が
０になつたとすると前記電極８の電圧は０となりこれが
リード線１１を介して増巾形のコンデンサ形計器用変圧
器に伝達され、負坦１７が地絡事故を正しく検出する。
Ｏ・〈〈Ｃ，（ただしＣ２８・：電極８と導体３間の静
電容量、Ｃ，：電極８と導体４間の静電容量、Ｃｅ・：
電極８と導体５間の静電容量）を実現することができ、
電極８は他相からの誘導を殆ど受けることがない。従つ
て前記各電極は正確に各相導体の電圧を検２出しており
任意相、例えば導体４の相に地絡事故が生じその電圧が
０になつたとすると前記電極８の電圧は０となりこれが
リード線１１を介して増巾形のコンデンサ形計器用変圧
器に伝達され、負坦１７が地絡事故を正しく検出する。
なお、前記電極はバリヤで区画された容器内のどこに配
設しても他相の影響を受けることがない。
設しても他相の影響を受けることがない。
以上詳述した様に、本発明によれば、たとえ導体の通電
々流が大となつても相間バリヤ、容器を介して電流が環
流せずために損失を発生することがなく、しかも相間短
絡の発生する機会を極めて少なくすることができるほか
、対地間サージインピーダンスを低減して侵入サージの
波高値を下げることができるうえ、電圧検出用電極が相
間バリヤによつて他相との静電結合を断たれるため他相
の影響を殆ど受けることがなく、しかも充電部導体をＴ
分岐したりしてわざわざ相分離部分を前記容器外に構成
する等のやつかいな構造が不要となる等の効果を奏する
。
々流が大となつても相間バリヤ、容器を介して電流が環
流せずために損失を発生することがなく、しかも相間短
絡の発生する機会を極めて少なくすることができるほか
、対地間サージインピーダンスを低減して侵入サージの
波高値を下げることができるうえ、電圧検出用電極が相
間バリヤによつて他相との静電結合を断たれるため他相
の影響を殆ど受けることがなく、しかも充電部導体をＴ
分岐したりしてわざわざ相分離部分を前記容器外に構成
する等のやつかいな構造が不要となる等の効果を奏する
。
第１図及び第２図はそれぞれ従来考察がすすめられてき
た低損失且つ対地間サージインピーダンス低減形の多相
一括形ガス絶縁電気機器の異なる例を示す縦断面図、第
３図は本発明の１実施例を示すものでイは縦断面図、口
は電極と相間バリヤの斜視図、第４図は他の実施例を示
す縦断面図である。 １・・・・・・容器、２・・・・・・絶縁性ガス、３〜
５・・・・・・多相導体、６，６１〜６３・・・・・・
相間バリヤ、７〜９電圧検出用電極、１０〜１２・・・
・・・リード線、１３〜］５・・・・・・シーリド、１
６・・・・・・増巾器、１７・・・・・・負担。
た低損失且つ対地間サージインピーダンス低減形の多相
一括形ガス絶縁電気機器の異なる例を示す縦断面図、第
３図は本発明の１実施例を示すものでイは縦断面図、口
は電極と相間バリヤの斜視図、第４図は他の実施例を示
す縦断面図である。 １・・・・・・容器、２・・・・・・絶縁性ガス、３〜
５・・・・・・多相導体、６，６１〜６３・・・・・・
相間バリヤ、７〜９電圧検出用電極、１０〜１２・・・
・・・リード線、１３〜］５・・・・・・シーリド、１
６・・・・・・増巾器、１７・・・・・・負担。
Claims (1)
- １ 絶縁性ガスを充填した容器内に多相導体を一括収納
して絶縁を図るものにおいて、前記各相導体間に接地さ
れた相間バリヤを配設し、前記何れの相の導体に着目し
ても前記相間バリヤ、前記容器を介する磁気ループが１
個所以上の点で切断されて成る如く前記相間バリヤを切
断すると共に、前記各相導体に対向して電圧検出用電極
を前記相間バリヤで区画された容器内にそれぞれ配設し
、前記電圧検出用電極に得られた電圧を前記容器外に導
出して成ることを特徴とする多相一括ガス絶縁電気機器
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51025439A JPS5953773B2 (ja) | 1976-03-08 | 1976-03-08 | 多相一括ガス絶縁電気機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51025439A JPS5953773B2 (ja) | 1976-03-08 | 1976-03-08 | 多相一括ガス絶縁電気機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52109181A JPS52109181A (en) | 1977-09-13 |
| JPS5953773B2 true JPS5953773B2 (ja) | 1984-12-26 |
Family
ID=12166018
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51025439A Expired JPS5953773B2 (ja) | 1976-03-08 | 1976-03-08 | 多相一括ガス絶縁電気機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953773B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0389471A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-15 | Nichifu Tanshi Kogyo:Kk | ブレーカーへの電線接続方法 |
| JPH0344865U (ja) * | 1989-09-07 | 1991-04-25 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55176010U (ja) * | 1979-06-04 | 1980-12-17 | ||
| JPS59119575U (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-11 | 名伸電機株式会社 | スリ−ブカバ− |
-
1976
- 1976-03-08 JP JP51025439A patent/JPS5953773B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0389471A (ja) * | 1989-08-31 | 1991-04-15 | Nichifu Tanshi Kogyo:Kk | ブレーカーへの電線接続方法 |
| JPH0344865U (ja) * | 1989-09-07 | 1991-04-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52109181A (en) | 1977-09-13 |
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