JPS595303Y2 - 防鳥防虫網支持支柱のキャップ - Google Patents

防鳥防虫網支持支柱のキャップ

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Publication number
JPS595303Y2
JPS595303Y2 JP1977123123U JP12312377U JPS595303Y2 JP S595303 Y2 JPS595303 Y2 JP S595303Y2 JP 1977123123 U JP1977123123 U JP 1977123123U JP 12312377 U JP12312377 U JP 12312377U JP S595303 Y2 JPS595303 Y2 JP S595303Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
cap body
bird
cap
wire insertion
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977123123U
Other languages
English (en)
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JPS5448843U (ja
Inventor
周和 稲葉
武治 久保田
武 山本
Original Assignee
タキロン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by タキロン株式会社 filed Critical タキロン株式会社
Priority to JP1977123123U priority Critical patent/JPS595303Y2/ja
Publication of JPS5448843U publication Critical patent/JPS5448843U/ja
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Publication of JPS595303Y2 publication Critical patent/JPS595303Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、下部に支柱1に接続するための支柱接続部2
を有するキャップ本体3の上部を表面がなめらかな略球
面状とし、この球面状部4に2個のワイヤ挿通用凹所5
を十字状に設け、一方のワイヤ挿通用凹所5を他方のワ
イヤ挿通用凹所5よりもワイヤ7の径だけ深くし、U字
ボルト8の両脚部9をキャップ本体3に埋入し、U字ボ
ルト8の屈曲基部を2個のワイヤ挿通用凹所5の交差部
分の上部に位置させると共に、U字ボルトの上端面がキ
ャップ本体の最上部の表面と略同等の高さとなるように
し、このU字ボルト8の屈曲基部をワイヤ浮き上がり防
止部6として戊る防鳥防虫網支持支柱のキャップに係る
ものであって、その目的とするところは、防鳥防虫網を
張ったり、あるいはめくったりする際、防鳥防虫網か゛
引っかかって作業を阻害したり、あるいは防鳥防虫網を
破損したりすることのない防鳥防虫網支持支柱のキャッ
プを提供するにある。
本考案を以下実施例により詳述する。
図中3は合成樹脂にて一体成形したキャップ本体であっ
て、下部が筒状の支柱接続部2となっており、上部が略
球面状の球面状部4となっており、この球面状部4は表
面がなめらかな面となっている。
球面状部4の頂部には十字状に溝が凹設してあって2個
のワイヤ挿通用凹所5となっている。
ここで一方のワイヤ挿通用凹所5は他方のワイヤ挿通用
凹所5よりもワイヤ7の径だけ深い溝となっている。
また十字状となった2個のワイヤ挿通用凹所5の交差部
分の上部にはワイヤ浮き上がり防止部6が設けである。
ここでステンレス製のU字ボルト8の両脚部9をキャッ
プ本体3に埋入し、U字ボルト8の屈曲基部を2個のワ
イヤ挿通用凹所5の交差部分の上部に位置させ、このU
字ボルト8の屈曲基部をワイヤ浮き上がり防止部6とし
てある。
ここでU字ボルト8の両脚部9をキャップ本体3に埋入
するに当ってはキャップ本体3に小孔をあけ、キャップ
本体3は柔らかいうちに小孔に脚部9をたたき込むもの
であり、これでたたき込み部分から筒状の支柱接続部2
内に水もれがしないようにすることができるが、念のた
めにパラフィンなどで封じるようにしてもよい。
接続部2内に突出した脚部9の先端に雄ねじ部10を設
けておいて、雄ねじ部10にナツトを螺合してU字ボル
ト8が上方に抜けるのをいっそう防止するようにしであ
る。
なおワイヤ浮き上がり防止部6をキャップ本体3の形成
時にインサートしてもよいものである。
しかして上記のような構成のキャップAは防鳥防虫網1
1を支持する支柱1の上部に取付けられるものである。
支柱1は合成樹脂被覆金属パイプにて形成してあって、
支柱1の上端部に筒状の支柱接続部2を被嵌し、接着剤
などで固着して取付けるのである。
支柱1の下端部には外周鍔13を有する沈下防止部材1
2が被嵌してあり、この沈下防止部材12を被嵌した支
柱1の下部を土中16に埋入して支柱を立設しである。
支柱1の上端よりやや下方にはワイヤ引張り金具14が
取付けてあり、このワイヤ引張り金具14を利用して槽
周のワイヤ15を支柱1間に張り渡し、槽周のワイヤ1
5によって棚を形威し、この棚を例えばぶどうのような
植物Bの栽培用の棚とするものである。
ところで植物の結実期においては鳥や虫から果実を守る
ために圃場全体を防鳥防虫網11でおおうものである。
すなわちワイヤ7をキャップAのワイヤ挿通用凹所5に
挿通し、更に隣りの支柱の上部に被着したキャップAの
ワイヤ挿通用凹所5に挿通し、更に同様にして次々とワ
イヤ7を通していって支柱1間にワイヤ7を張るもので
あり、この場合ワイヤ7の両端はそれぞれ下端を地中1
6に埋設した止め具17に係止するようになっている。
ここでキャップAの上部の十字状のワイヤ挿通用凹所5
にそれぞれ挿通されたワイヤ7は、下の方のワイヤ7が
上の方のワイヤ7によって浮き上がりを防止され、上の
方のワイヤ7がワイヤ浮き上がり防止部6によって浮き
上がりを防止されるものである。
このようにしてキャップAを利用して槽周のワイヤ15
の上方にワイヤ7を張りめぐらし、このはりめぐらした
ワイヤ7に目のこまがい防鳥防虫網11を張って圃場を
おおうのである。
なお支柱1は圃場の端においては第5図のように複数本
の支柱1を組み合せると共に斜めにしてワイヤ7を張っ
たときの力のバランスを保つようになっている。
なおまた第8図には支柱1を利用した合成樹脂シート1
8を被せた例が示しであるが、これは種なしぶどうなど
を栽培する際、種をなくしてしまうために薬剤をかける
が、この薬剤は散布後1週間柱は雨をさけなければなら
ないので、このときの雨よけ用として合成樹脂シート1
8を被せるのである。
この場合合成樹脂シート18はキャップAの球面状部4
に支持されるものであって、球面状のため角部がなくて
合成樹脂シート18が破れないようになっている。
また引掛は部21を有するワイヤ引張り金具14はボル
ト19、ナツト20の螺合によって支柱1に取付けられ
るものであり、槽周のワイヤ15を張るのに用いるだけ
でなく、支柱1の立設を強固とするための支持ワイヤを
張るのにも用いられるものである。
なお上記実施例にあってはぶどうの圃場の例を示したが
、必ずしもこれにのみ限定されず、他の果物の圃場であ
ってもよいものである。
本考案にあっては、叙述のように支柱に接続するための
支柱接続部を有するキャップ本体の上部を表面がなめら
かな略球面状としであるので、支柱上にワイヤを張って
防鳥防虫網を張ったり、あるいはめくったりする際防鳥
防虫網がキャップ上を移動しても防鳥防虫網はなめらか
にキャップ上を移動するものであって、引っかかったす
せずに作業性がいいと共に破れたりしないので防鳥防虫
効果が低下しないという利点があり、しかも球面状部に
ワイヤ挿通用凹所を設け、ワイヤ挿通用凹所の上部にワ
イヤ浮き上がり防止部が設けであるので、支柱の上部に
取付けるキャップにワイヤを通してこのワイヤに防鳥防
虫網を支持させることか゛できるのはもちろんワイヤが
上方に浮き上がってキャップからはずれたりしないもの
であって確実にワイヤの保持ができ、防鳥防虫網がたれ
たりするのを防止できる。
また球面状部に2個のワイヤ挿通用凹所を十字状に設け
、一方のワイヤ挿通用凹所を他方のワイヤ挿通用凹所よ
りもワイヤの径だけ深くしたので、2個のワイヤ挿通用
凹所にそれぞれワイヤを挿通した場合に2個のワイヤは
直線状に交差するものであって、交差部分において上方
のワイヤが下方のワイヤの径の分だけ上方に盛り上がっ
てワイヤ挿通用凹所から脱落するといったようなおそれ
がないものである。
またU字ボルトの両脚部をキャップ本体に埋入し、U字
ボルトの屈曲基部を2個のワイヤ挿通用凹所の交差部分
の上部に位置させると共に、U字ボルトの上端面がキャ
ップ本体の最上部の表面と略同等の高さとなるようにし
、このU字ボルトの屈曲基部がワイヤ浮き上がり防止部
としであるので、ワイヤに上方への浮き上がり力が加わ
ってもワイヤが上方に浮き上がるのを防止できるのはも
ちろん、ワイヤ浮き上がり防止部を設けたといえどもU
字ボルトの上端面がキャップ本体の最上部の表面と略同
等の高さとなるようにしであるので二本のワイヤによっ
て形成される平面とキャップ本体の最上部の表面とが略
同一平面となるので防虫網がキャップ上を移動してもキ
ャップ本体や浮き上がり防止部に引っかかったすせずに
作業性がよく、また防虫網が破れたりしないという利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案キャップの一実施例の斜視図、第2図は
同上の上面図、第3図a、l)は第2図XX線の断面図
及びY−Y線の断面図、第4図は同上の使用状態を示す
一部省略斜視図、第5図は同上の使用状態を示す一部省
略正面図、第6図a、bは同上に用いるワイヤ引張り金
具の上面図及び側面図、第7図a、l)は沈下防止部材
の上面図及び側面図、第8図は合成樹脂シートを被せた
場合の正面図であって、1は支柱、2は支柱接続部、3
はキャップ本体、4は球面状部、5はワイヤ挿通用凹所
、6はワイヤ浮き上がり防止部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に支柱に接続するための支柱接続部を有するキャッ
    プ本体の上部を表面がなめらかな略球面状とし、この球
    面状部に2個のワイヤ挿通用凹所を十字状に設け、一方
    のワイヤ挿通用凹所を他方のワイヤ挿通用凹所よりもワ
    イヤの径だけ深くし、U字ボルトの両脚部をキャップ本
    体に埋入し、U字ボルトの屈曲基部を2個のワイヤ挿通
    用凹所の交差部分の上部に位置させると共に、U字ボル
    トの上端面がキャップ本体の最上部の表面と略同等の高
    さとなるようにし、この用字ボルトの屈曲基部をワイヤ
    浮き上がり防止部として成る防鳥防虫網支持支柱のキャ
    ップ。
JP1977123123U 1977-09-12 1977-09-12 防鳥防虫網支持支柱のキャップ Expired JPS595303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977123123U JPS595303Y2 (ja) 1977-09-12 1977-09-12 防鳥防虫網支持支柱のキャップ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977123123U JPS595303Y2 (ja) 1977-09-12 1977-09-12 防鳥防虫網支持支柱のキャップ

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Publication Number Publication Date
JPS5448843U JPS5448843U (ja) 1979-04-04
JPS595303Y2 true JPS595303Y2 (ja) 1984-02-17

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ID=29081896

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JP1977123123U Expired JPS595303Y2 (ja) 1977-09-12 1977-09-12 防鳥防虫網支持支柱のキャップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT201600088712A1 (it) * 2016-08-31 2018-03-03 Bortolussi Mollificio Srl Palo per il sostegno di vigneti

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5142845U (ja) * 1974-09-26 1976-03-30
JPS51100477A (ja) * 1975-03-03 1976-09-04 Kyoshi Myagawa Bochomoyoshisenshijiki
JPS5229853B2 (ja) * 1972-12-13 1977-08-04

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