JPS5952095A - 運搬孔および／または換気孔のボ−リング兼配管方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特に中傾斜および！１ヘ急傾斜の崩落しやす
い炭層で運搬孔および／または換気孔をポーリングおよ
び配管するだめの方法と装置に関する。

中傾斜または生息傾斜の崩落しやすい炭層に於て支保さ
れた運搬孔および／または換気孔を形成することは周知
の方法と装置では概して不ｕＪ能である。なぜなら、ポ
ーリング孔がきわめて迅速に狭くなるかまたは崩れるか
らである。これに反して昇りの坑道は専ら上方へ向って
行われる貯炭の搬出によって」重力から下方へ突進んで
形成される。

この作業は慎重に行う必要があり、かつ坑道を掘り下げ
るために複雑で、、作業、設備およびエネルギーコスト
かがかる。

本発明の目的は上記の難点および欠点を除去することと
、有利な安全条件下で運搬孔および／または換気孔を効
率的に形成するための技術的な解決策を提供することで
ある。その際、基本的な課題は崩落しやすい炭層におけ
るポーリング孔の崩れを回避することにある。

本発明は、運搬孔または換気孔を平行な坑道間で下方か
ら上方へ向って穿孔する場合、ライニング管の一区間、
即ちライニング管部分が錐冠にすぐ後からまたは少し離
れて追従するときにポーリング孔の崩れまたは狭小化が
回避されるという認識に基づく。この場合、ライニング
管部分は個々のポーリング区間の終了後直ちに錐冠、即
ちクラウンの高さまで持上げられる。

これに応じて前記目的は本発明に従い、ポーリング孔を
下方から上方へ向って一区間づつ穿孔し、ポーリング孔
の狭小化または崩れを回避するために、個々のポーリン
グ区間を形成するときにまたはこの形成の間にライニン
グ管をポーリング孔に挿入しかつそこで固定保持する方
法によって達成される。

この方法を実施するだめの前提は、錐冠とそれに接続さ
れた延長可能なポーリング俸を固定保持するための適当
な手段と、個々のポーリング区間の終ｒ後挿入されてぃ
るライニング管が滑り落ちないようにするための手段が
存在することである。

個々のポーリング区間の長さはｑ：いに連結することが
できるポーリング棒片の長さによって決まる。

ポーリング孔が崩れるがまたは狭くなる１）ｉＪに、ラ
イニング管をその都度形成されたポーリング区間に挿入
すべきである。

きわめて軟弱な炭層またはその崩壊宮石において特に長
い運搬孔と換気孔を形成することは重要な問題がある。

この問題も本発明に係る方法の変形によって、即ち運搬
孔または換気孔として形成された長いポーリング孔を支
保するために、直径が段々に小さくなっている２個また
はそれ以上のライニング管部分がポーリング化に挿入さ
れることによって、解決される。この方法は次のような
利点がある。即ち、送り力または管挿入力を著しく低減
させることができ、そして炭層がきわめて軟弱である場
合にも長い運搬孔または換気孔を形成もしくは支保する
ことができるという利点がある。というのは大径の第１
の区間をポーリングおよび配管した後に次の作業ステッ
プで小径のライニング管部分を新しいポーリング区間ま
で」重力へ押し込むことができるからである。この場合
、１つのポーリング孔の中に大きなライニング管部分と
小さな同軸のライニング管部分の２つが設けられる。そ
れから小さな径のライニング管だけが新しいポーリング
区間の中で上方へ押し込められるので、ライニング管部
分を上方へ押し込む送りユニットは、この内側のライニ
ング管に作用しかつ緊密な他山のために発生ずる締イ」
け力もしくはそれによって生ずる摩擦力に打勝つだけで
よい。多段の区間を用いる場合には、任意の長さのポー
リングと配管を行うことができる。その際、小さな直径
の管部分がその前の管部分の中を貫通案内され、かつポ
ーリング棒の運動が最小直径のライニング管によって妨
害されないように、ライニング管の直径を適切に選択す
るだけでよい。これはポーリング棒を締付けずに、離れ
ている坑道をもこの方法で連通させることができること
を意味する。

本発明に係る装置は次の機能を発揮しなければならない
。

１、　ポーリング、即ちポーリング棒と共に離層の回転
と送りを行うこと。

２　ポーリング棒を延長するポーリング棒片を挿入する
こと。

３、　ゴーリングの途中または後でライニング管を離層
の下方まで持上げて送ること。

４　個々のポーリング区間の終了後、次のポーリング区
間の準備をしているときにポーリング棒とライニング管
を固定保持すること。

本発明に係る装置はこれに応じて形成された構造ユニッ
ト、即ちポーリング機械と、このポーリング機械用送り
コーニットと、ライニング管用送りユニットと、ポーリ
ング棒とライニング管を（司定保持するための作動シリ
ンダを備えて（・る。こび）場合、これらのユニットは
基枠に取（＝Ｊけられて（′−る。

この構造ユニットはその配置と協同作用だけカ一本発明
の対象であり、その構成または構造的な詳細は対象でな
い。ポーリング機械のＳ冠は好ましくは複合工具である
。この工具はボーリンク゛すべき孔を複数の区間に分割
し、それによって７Ｊζ−１ノングの技術的な条件を緩
和する。、ｊ？　−ＩＪンク゛機械は圧縮空気駆動装置
を備えている。ライニング管の上方への送りはテレスコ
ープ型の’ｔ＆　’ｒＥ　作動シ１ノンダによって行わ
れる。個々のポーリング区間の終りにおける、ライニン
グ管とポーリング俸の一時的な固定保持も同様に液圧コ
ーニットによって行われる。構造ユニットの配置と運動
のためＧこ、滑動路を備えた鉄骨構造体が配置されて（
・る。

本発明は有利な安全条件下で、異なるレベルＧこある坑
道もしくは中間路の迅速かつ経済的な連、’ｆｆｌを可
能にする。

本発明に従って形成されかつ支保されたポーリング孔は
換気孔として、坑道もしくは坑内空間の確実かつ徹底的
な換気を保証し、そして運搬孔として、傾斜した坑道掘
削の際に製出される貯炭を上方から下方へ下ろすことを
可能にする。本発明は坑道の掘り下げの困難性を除去し
、かなりの作業およびエネルギーを節約する。その際、
傾斜した坑道の掘削の速度と経済性が著しく高められる
。

図に基づいて本発明の詳細な説明する。この図は本発明
に係る装置の若干の実施例を示している。

第１図から判るように、ポーリング機械２とこのポーリ
ング機械用送りユニット６が基枠１に設けられている。

このポーリング機械と送りユニットはそれぞれ基枠１に
固定された車：直なカイトに沿って案内される。基枠１
の側方には、准直な２個の液圧作動シリンダ４が設けら
れ、このシリンダは連結板５とこの連結板上に載置され
たライニング管６を動かす、即ぢ持上げる働きをする。

持上げられて高い位置に移動したライニング管乙の内部
には、一区間づつ延長可能なポーリング俸７が設けられ
ている。このポーリング棒の」一端には複合された多数
の部材からなる離層、ｆｆ１Ｊちクラウン８が接続され
ている。ポーリング棒７とライニング管６を一緒に固定
保持するために、水平な作動シリンダ９が基枠１の上方
部分に設けられている。この作動シリンダのピストン棒
には錠止部材１０がねじ止めされている。この錠止部材
はライニング管乙に形成された窓を貫通してポーリング
棒７とライニング管６をしっかりと掴むかまたは固定保
持する。

作動シリンダ９は空気圧でも液圧でも操作可能であり、
かつ６つの異なる位置に調節可能である。

ピストンロンドの短縮位置では錠止が行われない。

ピストンロンドが完全に伸長した位置ではポーリング俸
７とライニング管６が固定保持される。一方、中間位置
ではライニング管６たけが固定保持される。

第２図に示す他の実施例の場合は、ライニング’ｔ’？
　６に窓が形成されておらず、ライニング管６は作動シ
リンダ１２により操作される締イ（Ｊリジョー１３によ
って、そしてポーリング棒７は他のシリンダ１４により
操作される錠１１・部材１５によって固定保持もしくは
錠止される。この実施例は特に軟弱の炭層において軟弱
土が窓１１からライニング管の内部へ侵入するのを防ぐ
必要かあるときに有利である。

第３図には第１図の装置と実質的に同じ装置が示されて
いる。この場合、小径のライニング管部分によって配管
される点か異なる。図から判るように、内側のライニン
グ管乙の列は配管済の外側のライニング管乙の列の中で
上方へ駆動される。

場合によってはポーリング機械２の送りユニット３を省
略して、ボー（リング機械も同様に液圧作動シリンダ４
によって送られるように、装置を形成−することかでき
る。

本発明に係る装置の作動態様もしくは本発明に係る方法
の過程は次の通りである。

第１のポーリング俸７をポーリング機械２の穿孔ヘッド
内に固定し、そして離層８を装着する。

ポーリング機械２のモータと送りユニット３を始動させ
、第１のポーリング棒７の長ざに相応するポーリング区
間を上方から」三方へ向って炭層の中へ穿孔する。

第１のポーリング過程の終ｒ後、ポーリング棒７を錠市
部＋；Ａ１０によって固定保持し、ポーリング機械２と
送り装置６を元の位置に戻す。その後、第１のライニン
グ管６、場合によってはポーリング区間の長さに相応し
て複数のライニング管を連結板５に載置し、かつこのラ
イニング管乙の中に、延長可能なポーリング俸７の次の
部（Ａを配置する。

この状態でこの第２のポーリング棒７を送りユニット３
によって第１のポーリング棒７またはポーリング機械２
と連結し、作動シリンダ９と錠止部材１０からなる固定
保持装置を解錠し、そして第１のライニング管６を連結
板５または液圧作動シリンダ４によってボーリング孔の
中へ押し込み、最後に適当な位置でその窓１１の中に突
出た錠止部材１０によって固定保持する。それによって
、作動シリンダ４を元の位置に戻すことができる。

固定保持装置は勿論、ポーリング棒７またはライニング
管乙のためのものとは別個Ｇこ設けること力くでき、そ
の際、窓１１なしのライニング管６用固定保持装置は締
伺はジョー１３を備えた作動シ１ノンダ１４として形成
することができる。

配管の場合には、ポーリング区間に付設されたライニン
グ管部分をポーリング棒７よりも長くする必要がないの
で、離層８がポーリング棒力）ら抜き取られないという
点に留意すべきである。

配管後、即ち第１のポーリング区間の支保を行った後、
で、第２のポーリング区間のボーリンク゛を行うことが
できる。この第２のボーリンク゛区間力く完成すると、
第２のポーリング棒７の１方の部う）が錠止部材１０に
よって捕捉され、この錠止部材は同時に第１のポーリン
グ区間の１本またＧま複数本のライニング管をも固定保
持する。この状態でポーリング機械２と送りユニット３
をそれらの元の位置に戻すことができる。

そして、第２のポーリング区間のライニンク゛管６を連
結板５に載置し、第３のボーリンク棒７をこのライニン
グ管の中に配置する。

既述のように第３のポーリング俸７を第２のポーリング
棒７と連結した後で、ライニンク゛管６を、上方へ押し
込められた最下方のライニング管番こ当接するまで持上
げ、かつ図示して（・なｌ、％手段Ｇこよつへて連結す
る。この状態で固定保持装置を解錠し、全ライニング管
列を連結板５また番ま液圧イ乍動シ１ノンダ４によって
上方へ押しやる。これＧこよって第２のポーリング区間
が出来上がる。最後のライニング管６を錠止部材１０に
よって固定保持し、連結板５を元の位置に戻すと、次の
ボー１ノンク゛区間のポーリングを開始することができ
る。これ以降、この過程は任意の長さまでもしくは地１
１１状態力くδ午すかぎり繰返される０ ポーリング孔−が非常に長い場合Ｇこけ、第３図Ｇコ示
すように段状ε配管するのが好ましく・。本発明に係る
方法のこの変形の場合には先ず既述の方法で所定のポー
リング長さの第１のボー１ノンク゛区間を形成し、そし
てこの区間を適当な長さしこわたって大径のライニング
管６′−多段の場合番こＧま最大径のライニング管−に
よって支保する。／Ｊ％径のうイニング管による配管は
次のように行われる。即ち、既述と同じように方法が実
施されるが、ポーリングは次のような程度までしか継続
されない。

即ち、小径の内側のライニング管乙の列が大径のライニ
ング管列の長さに達するまでしか、正確に言えば押し込
められた最上方のライニング管が離層８から約２０〜６
０α離れる士でしか継続されない。それからポーリング
と配管がこの区間の所望な長さにわたって既述の方法で
行われる。その際、大径の外側のライニング管６′は圧
縮された石炭によって固定保持され、内側のライニング
管６だけが錠止部材１０によって固定保持される。

この方法は、上方へ押しやる際に全ライニング管列に作
用する圧力または摩擦力に打勝つ必要がないという利点
がある。なぜなら、外側のライニング管６′がその位置
に保持され、ライニング管６だけをこのポーリング区間
へ上昇させればよいからである。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る装置の実施例のポーリング開始
状態を示す概略側面図、第２図は、ボ・−リング棒とラ
イニング管のための変形された固定保持装置を有する１
、本発明に係る装置の他の実施例を示す図、第３図は、
段階的な配管を行う第１図の実施例の後のポーリング作
業状態を示す図である。 １・・・基枠　　　　　　２・・・ポーリング機械３・
・・送りユニット　　４・・・作動シリンダ５・・・連
結板　　　　　６・・・ライニング管７・・・ポーリン
グ棒

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　特に中傾斜および早急傾斜の崩落しゃすい炭層で
   運搬孔および／または換気孔をポーリングおよび配管す
   るための方法において、「、ポーリング孔を下方から上
   方へ向って一区間づつ穿孔し、ポーリング孔の狭小化ま
   たは崩れを回避するために、個々のポーリング１イ間を
   形成するときにまたはこの形成の間にライニング管をポ
   ーリング孔に挿入しかつそこで固定保持することを特徴
   とする方法。 ２　運搬孔または換気孔として形成された長いポーリン
   グ孔を支保するために、上方へ向って直径が段々に小さ
   くなっているライニング管列がポーリング孔に挿入され
   ることを特徴とする特許 ６　ポーリング孔を下方から上方へ向って一区間づつ穿
   孔し、ポーリング孔の狭小化または崩れを回避するため
   に、個々のポーリング区間を形成するときにまたはこの
   形成の間にライニング管をポーリング孔に挿入しかつそ
   こで固定保持する、特に中傾斜および早急傾斜の崩落し
   やすい炭層で運搬孔および／または換気孔をポーリング
   および配管するための方法を実施するための装置にして
   、基枠とポーリング機械とこのポーリング機械用送りユ
   ニットからなり、このボＩＪング機械と送りユニットが
   垂直方向に移動可能に基枠上に設けられている装置にお
   いて、ライこング管（６）を持上げるために、基枠（１
   ）のほかに、垂直な液１王作動シリンダ（４）と水平な
   連結板（５）とからなる送りユニットが設けられ、ポー
   リング俸（７）とライニング管（６）のための水平に配
   置された固定保持装置が基枠（１）の」二部に取付けら
   れていることを特徴とする装置。 ４　固定保持装置が５つの位置に調整可能な作動シリン
   ダ（９ンであり、ライニング！　（６）の窓（１１）を
   貫通している錠止部材（１０）が作動シリンダ（９）の
   端部°に取付けられていることを特徴とする特許５、　
   ポーリング俸（７）とライニング管（６）のために別個
   の′固定保持装置が設けられ、ライニング管（６）の固
   定保持装置が締付はジョー（１３）を備えた作動シリン
   ダ（１２）であり、ポーリング棒（７）の固定保持装置
   が錠止部材（１５）を備えた作動シリンダ（１４）であ
   ることを特徴とする前記特許請求の範囲第６項記載の装
   置。