JPS5952007B2 - 鏡面板の精密打抜き方法 - Google Patents
鏡面板の精密打抜き方法Info
- Publication number
- JPS5952007B2 JPS5952007B2 JP5395581A JP5395581A JPS5952007B2 JP S5952007 B2 JPS5952007 B2 JP S5952007B2 JP 5395581 A JP5395581 A JP 5395581A JP 5395581 A JP5395581 A JP 5395581A JP S5952007 B2 JPS5952007 B2 JP S5952007B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- sheet
- punch
- die
- blank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D28/00—Shaping by press-cutting; Perforating
- B21D28/02—Punching blanks or articles with or without obtaining scrap; Notching
- B21D28/16—Shoulder or burr prevention, e.g. fine-blanking
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は鏡面板の精密打抜き方法に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来の精密打抜き方法は、第１図に示すようにポンチ１
の外側に位置する板押え板２に下向きの力Ｆ、を与えて
板押え板２とダイス３で素板４を加圧挟持し、かつポン
チ１に下向きの力Ｆ。
の外側に位置する板押え板２に下向きの力Ｆ、を与えて
板押え板２とダイス３で素板４を加圧挟持し、かつポン
チ１に下向きの力Ｆ。
を与えると共に前記ダイス３側の逆押えポンチ５に上向
きの力Ｆ。を与えてポンチ１と逆押えポンチ５とで素板
４を加圧しながらせん断し、所定形状（たとえば円形）
の打抜き部（鏡面板）を得るものである。この打抜き方
法はせん断変形部の材料を圧縮応力状態に保つて亀裂を
発生させずにせん断分離できる。しかしながらこの方法
は前述のように打抜き部（すなわち商品）も逆押えポン
チ５で加圧されるため、その打抜き部の表面に傷が入り
易く、特に打抜き部の表面が鏡面程度に加工されたもの
の場合には非常に不良率が高いのが現状である。また流
体圧を利用した打抜き工法（特公昭４８−２３５８３号
）があるが、これは、穴を穿つことに主目的があり、打
抜かれて生じた打抜き部（商品）の表面に傷がつかない
ように配慮したものではない。したがつて冒頭に述べた
従来例と同様の欠点が生じる。発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消する鏡面板の精密打抜き
方法を提供することを目的とする。
きの力Ｆ。を与えてポンチ１と逆押えポンチ５とで素板
４を加圧しながらせん断し、所定形状（たとえば円形）
の打抜き部（鏡面板）を得るものである。この打抜き方
法はせん断変形部の材料を圧縮応力状態に保つて亀裂を
発生させずにせん断分離できる。しかしながらこの方法
は前述のように打抜き部（すなわち商品）も逆押えポン
チ５で加圧されるため、その打抜き部の表面に傷が入り
易く、特に打抜き部の表面が鏡面程度に加工されたもの
の場合には非常に不良率が高いのが現状である。また流
体圧を利用した打抜き工法（特公昭４８−２３５８３号
）があるが、これは、穴を穿つことに主目的があり、打
抜かれて生じた打抜き部（商品）の表面に傷がつかない
ように配慮したものではない。したがつて冒頭に述べた
従来例と同様の欠点が生じる。発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消する鏡面板の精密打抜き
方法を提供することを目的とする。
発明の構成上記目的を達成するため、本発明の鏡面板の
精密打抜き方法は、適所に貫通穴を有するダイス３上に
表面保護シート８を載置し、該シート８上に鏡面７がシ
ート８に当接するようにして素板６を’載置し、適所に
貫通穴を有する板押え板２を素板６に押し付けてこの板
押え板２とダイス３とで挟持し、ダイス３の貫通穴に昇
降自在に挿入した逆押えポンチ５の底面１２とダイス３
の貫通穴内側面と表面保護シート８との間の空間内に液
または空気を注入して液圧層または空圧層９を形成し、
逆押えポンチ５の上向きの加圧力と板押え板２の貫通穴
に昇降自在に挿入されたポンチ１の下向きの加圧力とで
素板６およびシート８を挟持しつつポンチ１の下向きの
大加圧力で素板６およびシート８を逆押えポンチ５側に
打抜くものである。
精密打抜き方法は、適所に貫通穴を有するダイス３上に
表面保護シート８を載置し、該シート８上に鏡面７がシ
ート８に当接するようにして素板６を’載置し、適所に
貫通穴を有する板押え板２を素板６に押し付けてこの板
押え板２とダイス３とで挟持し、ダイス３の貫通穴に昇
降自在に挿入した逆押えポンチ５の底面１２とダイス３
の貫通穴内側面と表面保護シート８との間の空間内に液
または空気を注入して液圧層または空圧層９を形成し、
逆押えポンチ５の上向きの加圧力と板押え板２の貫通穴
に昇降自在に挿入されたポンチ１の下向きの加圧力とで
素板６およびシート８を挟持しつつポンチ１の下向きの
大加圧力で素板６およびシート８を逆押えポンチ５側に
打抜くものである。
かかる方法によれば、ポンチ１により打抜かれようとす
る打抜き部（商品）の鏡面がシート８を介して液圧層ま
たは空圧層により支持されているので、その鏡面に打痕
傷が付かないものである。実施例と作用以下、本発明の
一実施例を第２図に基づいて説明する。
る打抜き部（商品）の鏡面がシート８を介して液圧層ま
たは空圧層により支持されているので、その鏡面に打痕
傷が付かないものである。実施例と作用以下、本発明の
一実施例を第２図に基づいて説明する。
すなわち適所に貫通穴を有するダイス３上に表面保護シ
ート８を載置し、該シート８上に鏡面７がシート８に当
接するようにして素板６を載置し、適所に貫通穴を有す
る板押え板２を素板６に押し付けて（Ｆ１）この板押え
板２とダイス３とで挟持し、ダイス３の貫通穴に昇降自
在に挿入した逆押えポンチ５の底面１２とダイス３の貫
通穴内側面と表面保護シート８との間の空間内に液また
は空気を注入して液圧層または空圧層を形成し、逆押え
ポンチ５の上向きの加圧力Ｆ３と板押え板２の貫通穴に
昇降自在に挿入されたポンチ１の下向きの加圧力Ｆ２と
で素板６およびシート８を挟持しつつポンチ１の下向き
の大加圧力で素板６およびシート８を逆押えポンチ５側
に打抜くものである。上記方法によれば、特に打抜きに
よる返りが鏡面７側に出ないので後処理が容易となる効
果を有する。
ート８を載置し、該シート８上に鏡面７がシート８に当
接するようにして素板６を載置し、適所に貫通穴を有す
る板押え板２を素板６に押し付けて（Ｆ１）この板押え
板２とダイス３とで挟持し、ダイス３の貫通穴に昇降自
在に挿入した逆押えポンチ５の底面１２とダイス３の貫
通穴内側面と表面保護シート８との間の空間内に液また
は空気を注入して液圧層または空圧層を形成し、逆押え
ポンチ５の上向きの加圧力Ｆ３と板押え板２の貫通穴に
昇降自在に挿入されたポンチ１の下向きの加圧力Ｆ２と
で素板６およびシート８を挟持しつつポンチ１の下向き
の大加圧力で素板６およびシート８を逆押えポンチ５側
に打抜くものである。上記方法によれば、特に打抜きに
よる返りが鏡面７側に出ないので後処理が容易となる効
果を有する。
発明の効果
以上述べたごとく本発明によれば、ポンチ１により打抜
かれようとする打抜き部（商品）の鏡面がシート８を介
して液圧層または空圧層により支゛持されているので、
その鏡面に打痕傷が付かないものである。
かれようとする打抜き部（商品）の鏡面がシート８を介
して液圧層または空圧層により支゛持されているので、
その鏡面に打痕傷が付かないものである。
したがつて不良率を従来の打抜き方法に比べて大幅に小
さくできるものであつて、光学部品などのように高度な
反射率を要求される鏡面板の打抜き方法として最適であ
る。
さくできるものであつて、光学部品などのように高度な
反射率を要求される鏡面板の打抜き方法として最適であ
る。
第１図は従来の打抜き装置の縦断面図、第２図は本発明
の一実施例を示す縦断面図である。 １・・・・・・ポンチ、２・・・・・・板押え板、３・
・・・・・ダイス、５・・・・・・逆押えポンチ、６・
・・・・・素板、７・・・・・・鏡面、８・・・・・・
表面保護シート、９・・・・・・液圧層または空圧層。
の一実施例を示す縦断面図である。 １・・・・・・ポンチ、２・・・・・・板押え板、３・
・・・・・ダイス、５・・・・・・逆押えポンチ、６・
・・・・・素板、７・・・・・・鏡面、８・・・・・・
表面保護シート、９・・・・・・液圧層または空圧層。
Claims (1)
- １ 適所に貫通穴を有するダイス３上に表面保護シート
８を載置し、該シート８上に鏡面７がシート８に当接す
るようにして素板６を載置し、適所に貫通穴を有する板
押え板２を素板６に押し付けてこの板押え板２とダイス
３とで挟持し、ダイス３の貫通穴に昇降自在に挿入した
逆押えポンチ５の底面１２とダイス３の貫通穴内側面と
表面保護シート８との間の空間内に液または空気を注入
して液圧層または空圧層９を形成し、逆押えポンチ５の
上向きの加圧力と板押え板２の貫通穴に昇降自在に挿入
されたポンチ１の下向きの加圧力とで素板６およびシー
ト８を挟持しつつポンチ１の下向きの大加圧力で素板６
およびシート８を逆押えポンチ５側に打抜くことを特徴
とする鏡面板の精密打抜き方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5395581A JPS5952007B2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 鏡面板の精密打抜き方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5395581A JPS5952007B2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 鏡面板の精密打抜き方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57168734A JPS57168734A (en) | 1982-10-18 |
| JPS5952007B2 true JPS5952007B2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=12957126
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5395581A Expired JPS5952007B2 (ja) | 1981-04-09 | 1981-04-09 | 鏡面板の精密打抜き方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5952007B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6163328U (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-30 | ||
| JPS61149483A (ja) * | 1984-12-22 | 1986-07-08 | Iwata Denko Kk | 金属製品の成形素材 |
| DE4331488C2 (de) * | 1993-09-16 | 1997-10-16 | Bayer Ag | Verfahren zum Stanzen von Kunststoffplatten |
| JP4646458B2 (ja) * | 2001-07-26 | 2011-03-09 | パナソニック株式会社 | 微細穴の打ち抜き加工装置および方法 |
| JP4860224B2 (ja) * | 2005-09-30 | 2012-01-25 | 本田技研工業株式会社 | 動力伝達機構の組付構造 |
| CN102667262B (zh) | 2009-11-30 | 2014-11-19 | 川崎重工业株式会社 | 摩托车用变速装置 |
| DE102015106859B4 (de) * | 2015-05-04 | 2018-06-14 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Verfahren zum Scherschneiden hochfester Werkstoffe und Schneidwerkzeuganordnung |
-
1981
- 1981-04-09 JP JP5395581A patent/JPS5952007B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57168734A (en) | 1982-10-18 |
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