JPS5951956B2 - 9−ヒドロキシエリプチシン誘導体の合成方法 - Google Patents

9−ヒドロキシエリプチシン誘導体の合成方法

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JPS5951956B2
JPS5951956B2 JP54501503A JP50150379A JPS5951956B2 JP S5951956 B2 JPS5951956 B2 JP S5951956B2 JP 54501503 A JP54501503 A JP 54501503A JP 50150379 A JP50150379 A JP 50150379A JP S5951956 B2 JPS5951956 B2 JP S5951956B2
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dimethylcarbazole
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パオレツチ・クロ−ド
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AJANSU NASHONARU DO BARORIZASHION DO RA RUSHERUSHE
RABATSU
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AJANSU NASHONARU DO BARORIZASHION DO RA RUSHERUSHE
RABATSU
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    • C07D471/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07D209/88Carbazoles; Hydrogenated carbazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to carbon atoms of the ring system
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は9−ヒドロキシエリプチシン誘導体の合成に関
するものである。
特に本発明は一般式:基の保護を解除し9−ヒドロキシ
ヱリプチシンを生成し、7)得られた9−ヒドロキシエ
リプチシンをハロゲン化アルキルで処理し式1(式中の
Rはアルキル基、およびXはハロゲンを示す)で表され
る化合物を生成し、8)得られたハロゲン化物を、この
ハロゲン化物を置換して陰イオンX−を固定するイオン
交換樹脂を用いて処理し式1においてX−が鉱酸または
有機酸の陰イオンである9−ヒドロキシエリプチシニウ
ムの水溶性塩を得ることを特徴とする9−ヒドロキシエ
リプチシニウムの誘導体の合成方法。
2工程1)の脱メチル化剤がピリジンの塩酸塩である請
求の範囲第1項記載の方法。
3工程3)のホルミル化剤がオキシ塩化燐と共にN−メ
チルホルムアニリドである請求の範囲第1項記載の方法
4次式 (式中のRはアルキル基、およびXは酸の陰イオンを示
す)で表される2−アルキル−9−ヒドロキシエリプチ
シニウムの水溶性塩を合成するに当り、次の工程:1)
6−メトキシ−1,4−ジメチルカルバゾールのメトキ
シル基を脱メチル化剤で処理して6−ヒドロキシ−1,
4−ジメチルカルバゾールを生成し、2)得られた化合
物のフエノール基をベンジル化剤によつて処理してフエ
ノール基を保護し、6ベンジルオキシ−1,4−ジメチ
ルカルバゾールを生成し、3)得られた化合物を、芳香
族環にCHO基を導入するホルミル化剤と反応させて3
−ホルミル−6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカ
ルバゾールを生成し、4)得られた生成物にアミノアセ
トアルデヒドのアセタールを反応させ、5)このように
した得られたアセタール化合物に無水燐酸および燐酸の
脱水剤混合物を反応させ環化して9−ベンジルオキシエ
リプチシンを生成し、6)得られた9−ベンジルオキシ
エリプチシンに水素を用いて水素化分解してフエノール
基の保護を解除し9−ヒドロキソエリプチシンを生成し
、7)得られた9−ヒドロキシエリプチシンをハロゲン
化アルキルで処理し式1(式中のRはアルキル基、およ
びXはハロゲンを示す)で表される化合物を生成し、8
)得られたハロゲン化物を、このハロゲン化物を置換し
て陰イオンX−を固定するイオン交換樹脂を用いて処理
し式においてX−が鉱酸または有機酸の陰イオンである
9−ヒドロキシエリプチシニウムの水溶性塩を得ること
を特徴とする9−ヒドロキシエリプチシニウムの誘導体
の合成方法。
5工程1)の脱メチル化剤がピリジンの塩酸塩である請
求の範囲第4項記載の方法。
6工程3)のホルミル化剤がオキシ塩化燐と共にN−メ
チルエルムアニリドである請求の範囲第4項記載の方法
本発明は9−ヒドロキシエリプチシン誘導体の合成に関
するものである。
特に本発明は一般式:で表わされる9−ヒドロキシエリ
プチシン誘導体(式中のRはアルキル基、およびX−は
酸の陰イオンを示す)を合成することを特徴とする。9
−ヒドロキシエリプチシンおよびその誘導体特にその塩
は、英国特許第1436080号および1508388
号明細書にすでに記載されている。
しかし、上述の明細書に公表された化合物の合成方法は
、天然物から抽出または合成して得られた9−メトキシ
エリプチシンの脱メチル化によつて行われる(J.W.
LOder.Aust.J.Chem・1967,20
2715〜2727ページ、およびJ−POissOn
とC−Miet,Ann.Pharm.Franc.l
967,25523ページを特に参照)。
この脱メチル化は本来ビリジンの塩酸塩の存在下で高温
にて行われる。従つてこの方法を採用すると比較的費用
がかかるのに加えて生成物の約10〜30%が二量体を
構成するため、この精製は困難であり副次的な精製工程
を必要とした。発明者らは、明らかに改善された経済的
条件下でさらに著しく精製度を上げて、9−ヒドロキシ
エリプチシン誘導体を、格別の効果を得る新規の方法の
構成に関連する数工程の合成方法によつて、合成できる
予想外の方法を見出した。従つて本発明は9−ヒドロキ
シエリプチシン誘導体を合成するに当り、次の工程:l
)6−メトキシ−1,4−ジメチルカルバゾールのメト
キシル基を脱メチル化剤で処理して6−ヒドロキシ−1
,4−ジメチルカルバゾールを生成し2)この6−ヒド
ロキシ−1,4−ジメチルカルバゾールのフエノール基
をベンゾイル化剤またはベンジル化剤によつて処理して
保護し、3)工程2の生成物を芳香族環にCHO基を導
入するホルミル化剤と反応させて3−ホルミル6−ベン
ゾイル(またはベンジル)オキシ−1,4−ジメチルカ
ルバゾールを生成し、4)得られた生成物にアミノアセ
トアルデヒドのアセタールを反応させ、5)このように
して得られたアセタール化合物に無水燐酸および燐酸の
脱水剤混合物を反応させ環化して9−ベンゾイル(また
はベンジル)オキシエリプチシンを生成し、6)得られ
た生成物を酸またはアルカリで処理して(または水素を
用いて)フエノール基の保護を解除し、7)得られた9
−ヒドロキシエリプチシンをハロゲン化アルキルで処理
し式I(式中のRはアルキル基、およびXはハロゲンを
示す)で表される化合物を生成し、8)得られたハロゲ
ン化物を、このハロゲン化物を置換して陰イオンX−を
固定するイオン交換樹脂を用いて処理し、9−ヒドロキ
シエリプチシン誘導体を合成することを目的とする。
このように明確にされた各合成工程に対して、簡単な慣
例試験後に、特に、エリプチシニウム構造の2の位置の
アルキル化に有用なハロゲン化アルキルは非置換ハロゲ
ン化アルキル、特に非置換低級ハロゲン化アルキルでも
良く、ハロゲン化アルキルの中でアルキル基は、特に、
しかし制限的ではないが、アルキル基、特に低級アルキ
ル基で置換された少なくとも1個の水酸基によつて、ま
たは複素環の窒素原子を構成する窒素原子によつて、置
換されることに注目する必要がある。
さらに上に述べた各工程に相応する反応式を次に詳細に
示すが、特別な場合の参考に工程2はベンゾイル化を示
す。しかし、所望により、以下に詳述するものに代えて
他の変更を行うことができ、これらの変更が新しくなる
度に詳述する必要がないことは明らかである。簡単な実
施例として与えられるこれらの反応式を次に示す。まず
、5−メトキシインドールとトルエン中の2,5−ヘキ
サンジオンを、触媒のp−トルエンスルホン酸(PTS
A)で縮合して、6−メトキシ一14ジメチルカルバゾ
ールを合成。
1)次に第1工程として前もつて特別に調製し脱メチル
化剤としてまた溶媒として使用されるピリジンの塩酸塩
で脱メチル化して、6−ヒドロキシ−1,4ジメチルカ
ルバゾールを合成。
2)この6−ヒドロキシ−1,4−ジメチルカルバゾー
ルを、ピリジンまたはアセトン中に溶解35し、塩化ベ
ンゾイル(新たに精留した)を用いて、トリエチルアミ
ンの存在下で反応させ、6−ベンゾイルオキシ一1,4
−ジメチルカルバゾールを合成して水酸基を保護。
3)次に、オルトジクロルベンゼン中、オキシ塩化燐の
存在下でN−メチルホルムアニリドによつて、3−ホル
ミル−6−ベンゾイル−1,4−ジメチルカルバゾール
を合成。
4)この生成物をアミノアセトアルデヒドのジメチルア
セタールで縮合して、3−(β,β−ジメトキシエチル
イミノメチル)−6−ペンソーノールオキシ−1,4−
ジメチルカルバゾールを合成。
5)91!)の燐酸と五酸化燐の混合液の存在下で、こ
のようにして得られたアゾメチンを環化して≧9−ベン
ゾイルオキシエリプチシン(塩基)を合成。
6)アルカリまたは酸で、前述のエステルをけん化して
9−ヒドロキシエリプチシン(塩基)を合成。
7)この成成物をハロゲン化アルキル、例えばヨウ化メ
チルまたはヨウ化エチルを用いて、DMF中で反応させ
て、9−ヒドロキシ−2−アルキルエリプチシニウムの
ハロゲン化物(または9−ヒドロキシエリプチシニウム
のハロゲン化アルキレート)を合成。
このようにして得られた生成物は実際に水に不溶である
が、DMFに可溶である。
8)得られたハロゲン化物を水溶性塩に転換し、特に、
しかし制限的ではないが、相当するアセテートに転換し
、適合したイオン交換樹脂のような適当な従来法によつ
て有利に目的の水溶性塩を合成。
この最後に使用したイオン交換樹脂は、X−が鉱酸また
は有機酸の陰イオンを与えるものを使用し、前記酢酸イ
オンを与えるものの例として各々 一アンバーライトお
よびビオラドの名称で市販されている樹脂がある(分析
用陰イオン交換樹月V3iO一Rad,AgBI−X8
、アセテートの形で、米国カリホルニア州、リツチモン
ド、ビホラドラボラトリ一が市販)。
このようにして得られたハロゲン化物とアセテートは、
融解前に分解するので、一定の融点を決めることはでき
ない。
これに対して元素分析、DMFまたは水の溶解度の差、
ハロゲン原子を含まない(アセテートの形で)対照分析
および好ま .しくは高分解能の脂質相のクロマトグラ
フイ一によつて相互に識別固定することができる。これ
らすべての方法は当業者に良く知られている。本発明の
方法は非常に好収量で純度高い化合物を得ることができ
る。この最後の困子に特に重要 .であり、9−ヒドロ
キシエリプチシンおよび6および/または9の位置が置
換したその誘導体は水溶性塩の合成のための中間体であ
り、特に癌の治療に有用であり応用の際非常に毒性が低
く、このことは英国特許第1508388号明細書に記
載 ・されてあり、この件を引用するのに適当である。
従つて本発明によつて得られた化合物は本来抗癌活性剤
としての製薬組成物を実現するために(生存者の白血病
および充実性腫瘍の治療において有効性が明らかになつ
た)、またはこの種の化合物の合成中間体として有用で
ある。次に本発明を実験例によりさらに詳細に説明する
が、これに限られるものではない。
実験例 1 9−ヒドロキシ−2−エチルエリプチシニウムのアセテ
ートの入手6−メトキシ−1,4−ジメチルカルバゾー
ル( Aust.J.Chem.l967.28,27
22ページに記載された著名な生成物)。
フラスコ(電磁撹拌器、冷却器および水の除去系を取付
けた)の中に、5−メトキシインドール117θ( 0
.80モル)、無水アルコール300ゴ、2,5−ヘキ
サンジオン(新たに精留した)92f1( 0.80モ
ル)およびp−トルエンスルホン酸90g(共沸蒸留で
脱水)の混合液を注ぎ、l時間加熱還流し;次に冷却し
て無水トルエン2507711を加えた。
混合液を新たに加熱して、水を除去するように静かに共
沸蒸留を行い、約2時間で、約30111iの水を除去
した。冷却後、水200ゴを加え、傾瀉によつてトルエ
ン層を分離し、トルエン10m1で水層を抽出した。
トルエン溶液を集め、2回水で洗浄し、無水CaCl2
で乾燥し、濾過して、減圧下、過剰のトルエンを湯浴で
除去した。
残渣をシクロヘキサンで再結晶した。収量:約789 無色純結晶。
M.P.−13rC(融点) 1) 6−ヒドロキシ−1,4−ジメチルカルバゾール
6−メトキシ−1,4−ジメチルカルバゾール309を
無水ピリジンの塩酸塩300gに溶かした溶液を5時間
180−190℃にて、加熱し、静かに還流した。
冷却後、混合液を氷上に注ぎ、PFl6〜6.5に濃縮
したアンモニアでアルカリ性にした後、乾燥し、数回水
で洗浄しエタノールと水の混合液で新しく結晶化させた
収量:22g無色純結晶。
M.p.=171℃ Cl4!113N0 分子量:211.26 2)6−ベンゾイルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾ
ール6−ヒドロキシ−1,4−ジメチルカルバゾール2
19(0.10モル)を無水アセトン200dとトリエ
チルアミン50m1(カリウム錠剤でト乾燥)の混合液
に溶解した。
混合液を電磁撹拌しながら完全精留した塩化ベンゾイル
179(0.12モノ(ハ)を一滴ずつ加えた。
反応時間は2時間である。トリエチルアミンの塩酸塩が
沈澱した。
湯浴Jで加熱して過剰のアセトンと残りのトリエチルア
ミンを除去した。新たに生成物を水に溶解して数回CH
Cl3で抽出した。クロロホルム溶液を水で洗浄した後
、重炭酸ナトリウム5%溶液で洗浄し再び水で洗浄後、
Cacl2で乾燥5し、濾過後過剰のクロロホルムを除
去した。
生成物を最少lのCHCl3で新たに再結晶した。C2
lHl,NO2+1/2H20分子量=315+9 生成物:M.,. (融点) :200℃ 薄層クロマトグラフイ一(CCM)により塩化メチレン
−エタノール30:1の混合液で遊離し、1スポツトの
純水な生成物を得た。
3) 3−ホルミル−6−ベンゾイルオキシ一1,4−
ジメチルカルバゾール。
乾燥したオルトジクロルベンゼン200d中に前記工程
2の生成物41f!(0.14モル)を溶解し、次いで
新たに精留したN−メチルホルムアニリド229(0.
7モル)を加えオキシ塩化燐22f!(0.14モル)
を分けて加えた。
混合液を3時間沸とうした湯浴で加熱した。冷却後、反
応生成物を水300dに酢酸ナトリウム5fIを溶かし
た冷却液中に静かに注ぎ入れた。ベンゼン層を傾瀉させ
て分離し蒸気抽出を用いて過剰のオルトジクロルベンゼ
ンとN−メチルホルムアニリドを除去した。加熱しなが
ら、トルエノ中に残渣を溶解し、炭素で精製した。C2
2Hl7NO3分子量+343 m.p.:264℃ CCM(ベンゼン:酢酸エチル15:1):1スポツト
4) 3−(β,β−ジメトキシエチルイミノメチル)
−6−ベンゾイルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾー
ル。
工程3の生成物18.60f!(0.05モル)とアミ
ノアセトアルデヒドのジメチルアセタール50dの混合
液を沸とうさせながら湯浴上で2時間加熱した。
次いで無水ベンゼン100dを加え、混合液の共沸蒸留
により、反応の間に生成した水を除去した。ベンゼン(
またはトルエン)中で残渣を再結晶した。C26H26
N2O4 分子量+430 m.p:238℃ 7CM(塩化メチレンリエタノール20:l):スポツ
ト。
j)ベンゾイルオキシエリプチシン(塩基)オルト燐酸
6009と五酸化燐20gの溶液に工程4の生成物(ア
ゾメチン)229(0.05モル)を加える。
混合液を125〜130℃まで静かに加熱し20分間こ
の温度に保つた。
続いて冷却後、反応混合液を氷水3リツトル中に注ぎ、
アンモニアを使つて…約7まで、注意しながら中和した
。9−ベンゾイルオキシエリプチシンと9−ヒドロキシ
エリプチシンの混合物を得た後クロマトグラフイのカラ
ムで分離することができた。
C24Hl9N2O2(表題の化合物) 分子量−:367m .p.:245℃ CCM(塩化メチレンリエタノール25:5 ):1ス
ポツト。
16) 9−ヒドロキシエリプチシン(塩基)。
95%エタノール100ゴと濃HCIlOmi中で、2
−エリプチシンの前記混合物109を30分間湯浴で静
かに加熱還流した。
冷却し乾燥した後エタノールで再結晶した。
1C17H14N20分子量キ262 m.p.:360℃ CCM(塩化メチレンリエタノール20:10):1ス
ポツト。
27)9−ヒドロキシ−2−エチルエリプチシニウム
のヨウ化物。
(または9−ヒドロキシエリプチシニウムのヨウ化エチ
ラート)。
分子ブルーで乾燥させた前記DMFIOOゴ2中に9−
ヒドロキシエリプチシン109を溶解し、冷却後さらに
ヨウ化エチル5m1を加えた。
数時間混合物を電磁撹拌を行い、ハロゲン化物の最大量
を沈澱させた。生成物を乾燥し無水エーテルで洗浄した
後無3水エタノールで再結晶した。
Cl9Hl9N2OI 分子量=:418 (薄層クロマトグラフイ一(CCM):シリカグルメル
クF−254:溶媒:ブタノール/3酢酸/水の4/1
/5の混合物;Rf−0.33)8) 9−ヒドロキシ
−2−エチルエリプチシニウムのアセテート。
分けて水を加えながら、DMFと水の等量から成る溶液
を生成し最終濃度がlゴ当り2〜 410rf9となる
ように、工程7の生成物をDMFに溶解した。
次いでこの溶液を注意して脱気した。次に示すような適
当な陰イオン交換樹脂のカラムを用意した:樹脂:分析
用陰イオン交換樹脂 BiO−RadRAGI−X8 アセテート。
樹脂使用量:この樹脂の交換能は樹脂の14meq/ゴ
または樹脂の乾燥重量3.2meq/ G,すなわち生
成物lθ当り樹脂0.78gであつた。
各樹脂使用量は正確な必要量の3倍であつた。溶出液:
DMF/H2Oの50/50混合液。この混合液中に樹
脂を懸濁させた。次いでカラムに供給し平衡に保ち、こ
のカラムにヨウ化物(上に述べたように調製)を溶出し
、このようにして9−ヒドロキシ−2−エチルエリプチ
シニウムのアセテートを得た。完全に水を除き部分的に
DMFを除いた。エーテルで沈澱させ、濾過後、沈澱物
を濾過して調製し、エーテルで乾燥し、乾燥器中で真空
乾燥した。水に完全に溶ける橙色粉末を得た(収量:9
5重量%)、このアセテート1m1当り4〜を含有する
水溶液を容易に調製することができる。C2lH22N
2O3 分子量=352 実施例 2 6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾールか
ら9−ヒドロキシーエリプチシンの合成。
まず始めに実験例1の工程lおよび2の操作法に従つて
6−ヒドロキシ−1,4−ジメチルカルバゾールを合成
した。
次に前記一連の反応に従つて、以下に示す詳細な操作法
を行いながら9−ヒドロキシエリプチシンを合成した。
次に示す反応式において各化合物の下に分子量を示した
。6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾール
6−ヒドロキシ−1,4ジメチルカルバゾールを塩化ベ
ンジルと反応させて得た。
3−ホルミル−6−ベンジルオキシ一1,4ジメチルカ
ルバゾール。
6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカルバ1−ルの
ホルミル化によつて得た。
3−(β,β−ジメトキシエチルイミノメチル)−6−
ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾールアミノ
アセトアルデヒドのジメチルアセタールJヨ黷R−ホルミ
ル−6−ベンジルオキシ一1,4一ジメチルカルバゾー
ルと反応させて得た。
9−ベンジルオキシエリプチシン 3−(β,β−ジメトキシ−2−エチルイミノ〔メチル
)−6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾー
ルを酸で環化して得た。
9−ヒドロキシエリプチシン 9−ベンジルオキシエリプチシンに水素化分解昶して得
た。
操作方法 6−ヒドロキシ−1,4−ジメチルカルバゾーノレ三つ
ロフラスコに、ピリジン7909(10モル)を入れた
後下降管により塩化水素ガス112.59(5モル)を
ぶくぶくと通した。
192〜195℃の温度で蒸留した。
130℃まで冷却し6−メトキシ−1,4−ジメチルカ
ルバゾール112.5f!(0.5モル)を得た。
192〜195℃の温度に上げ0.50時間この温度に
保つた。
氷水10009で加水分解した。3回エチルエーテル3
00c−!lで抽出した。
合わせたエーテル層を水100c!lで2回洗浄後無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。常圧下で濃縮しエーテルを
除去した。生成物を集めた。粗収量: 999収率:
95% 粗生成物をジクロルエタン−n−ヘプタン50/50(
容量/容量)の混合液10容量中で再結晶した。
精製収率: 65% 精製した生成物のM.p.:167℃ 薄層クロマトグラフイ一 MerckF254板 溶出液:ベンゼン 顕 色:U..不十分 Rf=0.10〜0.12 6−メトキシ−1,4−ジメチルカルバゾールの脱メチ
ル化は、9−メトキシエリプチシンの脱メチル化に比べ
て得られた6−ヒドロキシ−1,4−ジメチルカルバゾ
ールを生成する問題がなく、これはこの反応を保持する
反応条件の間安定なためである。
6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾール。
三つロフラスコに、6−ヒドロキシ−1,4−ジメチル
カルバゾール12.69、N,N−ジメチルホルムアミ
ド100g、塩化ベンジル16.0gおよび無水炭酸カ
リウム16.89を入れた。
20時間室温でかきまぜた。
水5009で反応液を加水分解した。2回エチルエーテ
ル100c!lで抽出し合わせたエーテル層を2回水5
0CItで洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
常圧下で濃縮しエーテルを除去した。残渣にペンタン5
0dを加えた。沈澱を乾燥した。ヘプタンとジクロルエ
タンの、60/40(容量/容量)の混合液40dで再
結晶した。収量:12.49収率:69(fl) M.p.=128℃ 薄層クロマトグラフイー: MerckF254板 溶出液: ベンゼン 顕 色:U..不十分 Rf:0.60 3−ホルミル−6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチル
カルバゾール三つロフラスコに、6−ベンジルオキシ一
1,4−ジメチルカルバゾール6.029、ジクロルエ
タン20dおよびN−メチルホルムアニリド3.79を
加えた。
この溶液にオキシ塩化燐3.79を0.50時間20℃
で加えた。5時間50℃の温度一に湯浴を保持した。
反応液を水3509溶かした三水化ナトリウムのアセテ
ート12.3gの溶液で加水分解した。沈澱を濾過し、
豊富な水で洗浄後、エチルエーテル50dにかきまぜな
がら加えた。再び脱水し乾燥した。収量:5.259収
率:8091) M.p.:193℃ 薄層クロマトグラフイー: MerckF254板 溶出液:ベンゼン60d アセトン20d 顕 色:U..不十分 Rf:0.80 3−(β,β−ジメトキシ−エチルイミノメチル)−6
−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカルバゾール。
三つロフラスコに、3−ホルミル−6−ベンジルオキシ
一1,4−ジメチルカルバゾール6.69ベンゼン50
gおよびアミノアセトアルデヒドのジメチルアセタール
2.49を加えた。
還流し反応生成した水を共沸により、2時間で除去した
。溶液を+10℃に冷却し沈澱を脱水した。得られた結
晶をn−ヘプタン50cdで洗浄し乾燥した。収量:6
.69収率:7901)M.p.:130率C 9−ベンジルオキシエリプチシン 三つロフラスコに、85%燐酸43gおよび無水燐酸5
.79を加えた。
かきまぜながら80〜90℃に保ち次いでベンゼン25
dに溶かした。3−(β,β−ジメトキシエチルイミノ
メチル)−6−ベンジルオキシ一1,4−ジメチルカル
バゾール3.79の溶液を注いだ。
10分間還流した。
反応液を水1009で加水分解した後、50(F6のソ
ーダ溶液をゆつくりと加えながらPH9に中和した。沈
澱を脱水し、豊富な水で洗浄し乾燥した。収量:3.0
9収率:95%薄層クロマトグラフイ一MerckF2
54板溶出液:ベンゼン 72dエタノール:18d 顕色:U.V.不十分 Rfさ0.50(C6H5CH2OH) 上0,35(HO−R) 粗成成物はベンジン化した誘導体70%および酸で分解
した水酸化物30%から成る。
アセトン200容量で再結晶することができ、水酸化物
を5%以下含有する不純物を含まない生成物が得ら粍こ
れは次の段階で調製する生成物に関係する。9−ヒドロ
キシエリアチシン 三角フラスコにエタノール500CrIL3、パラジウ
ム10%のパラジウム炭素0.59、次いで9−ベンジ
ルオキシエリプチシン59を加えた:窒素で追出した後
、圧1509および室温で水素添加を行つた。
理論量の水素を吸収後パラジウム・炭素を除去した。水
流ポンプの残圧下で回転蒸発させる古典的方法で行つた
。収量:3.7f1収率:100% 100容量のエタノール中で生成物を精製し不溶物を加
熱して除去した。
精製物の収率:85% M.p.+255℃ 表題の無水容量分析:>98% 二量体の割合 < 2% (液体クロマトグラフイ一)。
このようにして得られた9−ヒドロキシエリプチシンを
用いて、実験例1と同様の方法で9−ヒドロキシ−2−
エチルエリプチシニウムのアセテートを得ることができ
た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中のR
    はアルキル基、およびX^−は酸の陰イオンを示す)で
    表される2−アルキル−9−ヒドロキシエリプチシニウ
    ムの水溶性塩を合成するに当り、次の工程:1)6−メ
    トキシ−1,4−ジメチルカルバゾールのメトキシル基
    を脱メチル化剤で処理して6−ヒドロキシ−1,4−ジ
    メチルカルバゾールを生成し、2)得られた化合物のフ
    ェノール基をベンゾイル化剤によつて処理してフェノー
    ル基を保護し、6−ベンゾイルオキシ−1,4−ジメチ
    ルカルバゾールを生成し、3)得られた化合物を、芳香
    族環にCHO基を導入するホルミル化剤と反応させて3
    −ホルミル−6−ベンゾイルオキシ−1,4−ジメチル
    カルバゾールを生成し、4)得られた生成物にアミノア
    セトアルデヒドのアセタールを反応させ、5)このよう
    にして得られたアセタール化合物に無水燐酸および燐酸
    の脱水剤混合物を反応させ環化して9−ベンゾイルオキ
    シエリプチシンを生成し、6)得られた9−ベンゾイル
    オキシエリプチシンを酸またはアルカリで加水分解して
    フェノール基の保護を解除し9−ヒドロキシエリプチシ
    ンを生成し、7)得られた9−ヒドロキシエリプチシン
    をハロゲン化アルキルで処理し式 I (式中のRはアル
    キル基、およびXはハロゲンを示す)で表される化合物
    を生成し、8)得られたハロゲン化物を、このハロゲン
    化物を置換して陰イオンX^−を固定するイオン交換樹
    脂を用いて処理し式 I においてX^−が鉱酸または有
    機酸の陰イオンである9−ヒドロキシエリプチシニウム
    の水溶性塩を得ることを特徴とする9−ヒドロキシエリ
    プチシニウムの誘導体の合成方法。 2 工程1)の脱メチル化剤がピリジンの塩酸塩である
    請求の範囲第1項記載の方法。 3 工程3)のホルミル化剤がオキシ塩化燐と共にN−
    メチルホルムアニリドである請求の範囲第1項記載の方
    法。 4 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中のR
    はアルキル基、およびXは酸の陰イオンを示す)で表さ
    れる2−アルキル−9−ヒドロキシエリプチシニウムの
    水溶性塩を合成するに当り、次の工程:1)6−メトキ
    シ−1,4−ジメチルカルバゾールのメトキシル基を脱
    メチル化剤で処理して6−ヒドロキシ−1,4−ジメチ
    ルカルバゾールを生成し、2)得られた化合物のフェノ
    ール基をベンジル化剤によつて処理してフェノール基を
    保護し、6−ベンジルオキシ−1,4−ジメチルカルバ
    ゾールを生成し、3)得られた化合物を、芳香族環にC
    HO基を導入するホルミル化剤と反応させて3−ホルミ
    ル−6−ベンジルオキシ−1,4−ジメチルカルバゾー
    ルを生成し、4)得られた生成物にアミノアセトアルデ
    ヒドのアセタールを反応させ、5)このようにした得ら
    れたアセタール化合物に無水燐酸および燐酸の脱水剤混
    合物を反応させ環化して9−ベンジルオキシエリプチシ
    ンを生成し、6)得られた9−ベンジルオキシエリプチ
    シンに水素を用いて水素化分解してフェノール基の保護
    を解除し9−ヒドロキシエリプチシンを生成し、7)得
    られた9−ヒドロキシエリプチシンをハロゲン化アルキ
    ルで処理し式 I (式中のRはアルキル基、およびXは
    ハロゲンを示す)で表される化合物を生成し、8)得ら
    れたハロゲン化物を、このハロゲン化物を置換して陰イ
    オンX^−を固定するイオン交換樹脂を用いて処理し式
    I においてX^−が鉱酸または有機酸の陰イオンであ
    る9−ヒドロキシエリプチシニウムの水溶性塩を得るこ
    とを特徴とする9−ヒドロキシエリプチシニウムの誘導
    体の合成方法。 5 工程1)の脱メチル化剤がピリジンの塩酸塩である
    請求の範囲第4項記載の方法。 6 工程3)のホルミル化剤がオキシ塩化燐と共にN−
    メチルエルムアニリドである請求の範囲第4項記載の方
    法。
JP54501503A 1978-09-15 1979-09-14 9−ヒドロキシエリプチシン誘導体の合成方法 Expired JPS5951956B2 (ja)

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DE2965444D1 (en) 1983-07-07
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