JPS5951880B2 - 浮上分離装置における微細気泡発生装置 - Google Patents
浮上分離装置における微細気泡発生装置Info
- Publication number
- JPS5951880B2 JPS5951880B2 JP55063409A JP6340980A JPS5951880B2 JP S5951880 B2 JPS5951880 B2 JP S5951880B2 JP 55063409 A JP55063409 A JP 55063409A JP 6340980 A JP6340980 A JP 6340980A JP S5951880 B2 JPS5951880 B2 JP S5951880B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- propeller
- pipe
- flotation
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F25/00—Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
- B01F25/50—Circulation mixers, e.g. wherein at least part of the mixture is discharged from and reintroduced into a receptacle
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は汚水辱中の微粒子を浮上分離する装置におけ
る微細気泡発生装置に関するものである。
る微細気泡発生装置に関するものである。
従来より懸濁微粒子を含む汚水あるいは凝集剤を添加し
て懸濁微粒子を凝集（フロック）させた汚水中に該微粒
子の分離を行うため空気（Ｎｏ、Ｏ２ガスでも良い）を
水に加圧溶解させた空気加圧溶解液を、汚水を容れた分
離水槽に導き、上記。
て懸濁微粒子を凝集（フロック）させた汚水中に該微粒
子の分離を行うため空気（Ｎｏ、Ｏ２ガスでも良い）を
水に加圧溶解させた空気加圧溶解液を、汚水を容れた分
離水槽に導き、上記。
溶解液の減圧によつて発生する微細気泡を汚水中の微粒
子に付着させて浮上分離させる加圧浮上分離装置は種々
提案されているが、従来のこの種の空気加圧溶解装置は
、コンプレッサー、高圧ポンプ、加圧混合タンクを必要
とするため、装置が複雑且つ大型化すると共に多大な動
力を必要とするものであつた。この発明は上記した各種
機器を使用することなしに極めて微細化された気泡を発
生させるようにした微細気泡発生装置を提供しようとす
るものである。
子に付着させて浮上分離させる加圧浮上分離装置は種々
提案されているが、従来のこの種の空気加圧溶解装置は
、コンプレッサー、高圧ポンプ、加圧混合タンクを必要
とするため、装置が複雑且つ大型化すると共に多大な動
力を必要とするものであつた。この発明は上記した各種
機器を使用することなしに極めて微細化された気泡を発
生させるようにした微細気泡発生装置を提供しようとす
るものである。
′ この発明の具体的実施例が添付図面を参照にしなが
ら以下に説明される。
ら以下に説明される。
図面中の符号１は浮上箱で上端をスカムの上面ＳＬより
突出した状態で分離水槽６内に保持されている。
突出した状態で分離水槽６内に保持されている。
２は混合箱で浮上箱１内に開口端４を位置し、他端は気
泡水管５’となつて分離水槽外に設けた右目１６に外筒
１８を介して連通している。
泡水管５’となつて分離水槽外に設けた右目１６に外筒
１８を介して連通している。
またこの混合箱２の開口端４に近接した位置に開口部を
維持するように汚水送入管３が設けられている。また前
記浮上箱１の上端には架台１９上に設けた駆動源２０を
介して回転するスクレパー７が設けられている。更にこ
の浮上箱１の小区画側壁にスカムレベルＳＬ面に開口端
面を位置するようにしたスカムボツクス８が設けられ、
このスカムボツクス８には分離水槽外に延出する排出管
８’が連接されている。分離水槽６には、上端縁をＶ型
に切欠した溢流堰２１と、この溢流堰２１を囲むように
集水管１０に連通する集水箱９が設けられており、しか
も下端にはドレーンコック１１が設置されている。
維持するように汚水送入管３が設けられている。また前
記浮上箱１の上端には架台１９上に設けた駆動源２０を
介して回転するスクレパー７が設けられている。更にこ
の浮上箱１の小区画側壁にスカムレベルＳＬ面に開口端
面を位置するようにしたスカムボツクス８が設けられ、
このスカムボツクス８には分離水槽外に延出する排出管
８’が連接されている。分離水槽６には、上端縁をＶ型
に切欠した溢流堰２１と、この溢流堰２１を囲むように
集水管１０に連通する集水箱９が設けられており、しか
も下端にはドレーンコック１１が設置されている。
右目１６は円錐形に形成され導管６’を介して分離水槽
６の清澄水部と連通しており、しかもこの右目１６中に
は後述する気泡発生装置の構成部材の１つである空気導
入管１３が設けられている。５は気泡発生装置で、前記
右目１６と上述の気泡水管５’との中間に連接する外筒
１８内に設けられており、この気泡発生装置５はプロペ
ラ型（羽根車型）軸流ポンプ１２を内蔵する案内筒１２
’と、この案内筒１２′と外筒１８間に設けた複数枚の
整流板１５と、プロペラ１４および前記した空気導入管
１３の開口端１３′を前記プロペラの吸込側の近傍に位
置させるようにして構成されている。
６の清澄水部と連通しており、しかもこの右目１６中に
は後述する気泡発生装置の構成部材の１つである空気導
入管１３が設けられている。５は気泡発生装置で、前記
右目１６と上述の気泡水管５’との中間に連接する外筒
１８内に設けられており、この気泡発生装置５はプロペ
ラ型（羽根車型）軸流ポンプ１２を内蔵する案内筒１２
’と、この案内筒１２′と外筒１８間に設けた複数枚の
整流板１５と、プロペラ１４および前記した空気導入管
１３の開口端１３′を前記プロペラの吸込側の近傍に位
置させるようにして構成されている。
符号２２は空気導入管１３に設けた抵抗装置（空気の流
人調整装置）で２個の調整弁２２’および２２”で構成
されている。なお、上述の整流板１５は案内筒１２′と
外筒１８間のみに限定されず、数段、直列状に設置でき
るものであり、また空気導入管１３の開口端の形状は図
示実施例の傘形に限定されることなく例えば放射状のノ
ズル形式等の他の形式のものを任意に選択できるもので
ある。
人調整装置）で２個の調整弁２２’および２２”で構成
されている。なお、上述の整流板１５は案内筒１２′と
外筒１８間のみに限定されず、数段、直列状に設置でき
るものであり、また空気導入管１３の開口端の形状は図
示実施例の傘形に限定されることなく例えば放射状のノ
ズル形式等の他の形式のものを任意に選択できるもので
ある。
この発明は前記構成により以下の作用を生ずるものであ
る。
る。
プロペラ型軸流ポンプ１２を作動すると水槽６内の清澄
水が導管６’より呑口１６に流れ込むと共に、空気導入
管１３より空気が吸入され、プロペラの回転力及び整流
板１５の先端部で強烈に混合、剪断され微細化された気
泡水が作られ、この気泡水は気泡水管５’を通じて混合
箱２の下方より送入される。一方汚水は汚水送入管３よ
り混合箱２に図示しない送入装置によつて送り込まれる
。
水が導管６’より呑口１６に流れ込むと共に、空気導入
管１３より空気が吸入され、プロペラの回転力及び整流
板１５の先端部で強烈に混合、剪断され微細化された気
泡水が作られ、この気泡水は気泡水管５’を通じて混合
箱２の下方より送入される。一方汚水は汚水送入管３よ
り混合箱２に図示しない送入装置によつて送り込まれる
。
この結果混合箱２内の汚水中の気泡に吸着する物質は、
気泡とともに浮上箱１の内部で水面上に浮き上りスカム
Ｓとなつて停滞する。 （浮上分離構造）このスカムＳ
はスクレパー７の回転によりスカムボツクス８に送り込
まれた排出管８’を経て水槽６外に取り出される。微粒
子を除去された清澄水は浮上箱１の下部開口１７をくぐ
り抜けて水槽６と浮上箱１の間を通り、一部は循環水と
して導管６’を通じて呑口１６に流入する。また、流入
汚水量に相当する清澄水（処理水）は溢流堰２１を越え
て集水箱９を介して集水管１０に集められ次工程に送ら
れる。なお前記実施例では水槽６内の清澄水を呑口１６
に導管６を介して連通せしめたが、これに限定するもの
ではなく、該管を省略し、別源からの清澄水を供給管３
０を介して、呑口１６に供給してもよく、さらにまた導
管６汚水管３を省略し、汚水を直接、供給管３０を介し
て、呑口１６に供給してもよいことは言う迄もない。
気泡とともに浮上箱１の内部で水面上に浮き上りスカム
Ｓとなつて停滞する。 （浮上分離構造）このスカムＳ
はスクレパー７の回転によりスカムボツクス８に送り込
まれた排出管８’を経て水槽６外に取り出される。微粒
子を除去された清澄水は浮上箱１の下部開口１７をくぐ
り抜けて水槽６と浮上箱１の間を通り、一部は循環水と
して導管６’を通じて呑口１６に流入する。また、流入
汚水量に相当する清澄水（処理水）は溢流堰２１を越え
て集水箱９を介して集水管１０に集められ次工程に送ら
れる。なお前記実施例では水槽６内の清澄水を呑口１６
に導管６を介して連通せしめたが、これに限定するもの
ではなく、該管を省略し、別源からの清澄水を供給管３
０を介して、呑口１６に供給してもよく、さらにまた導
管６汚水管３を省略し、汚水を直接、供給管３０を介し
て、呑口１６に供給してもよいことは言う迄もない。
しかも前記の浮上分離構造はこれに限定されるものでな
く、他の異なる形式の浮上分離機構にも容易に適用でき
ることは勿論である。
く、他の異なる形式の浮上分離機構にも容易に適用でき
ることは勿論である。
また、汚水の濃度が濃い汚泥の場合はＳＳ（懸濁固形物
）に着目してＳＳを濃縮する汚泥濃縮装置にも適用する
ことができる。この発明は前記構成により以下の効果を
生ずるものである。
）に着目してＳＳを濃縮する汚泥濃縮装置にも適用する
ことができる。この発明は前記構成により以下の効果を
生ずるものである。
（１）気泡を多量に含むことができ且つ極めて微細化す
ることができ、これにより汚水中の微粒子除去、分離を
効率的に行なうことができる。
ることができ、これにより汚水中の微粒子除去、分離を
効率的に行なうことができる。
（２）従来の加圧水発生装置に比して動力が数十分の一
となり運転費を著しく低減することができる。（３）構
造が簡単でコンパクトとなり設備費が格安となる。
となり運転費を著しく低減することができる。（３）構
造が簡単でコンパクトとなり設備費が格安となる。
第１図はこの発明の微細気泡発生装置の要部を示す断面
説明図。 １ ・・・・・・浮上箱、２ ・・・・・・混合箱、３
・・・・・・汚水送水管、４ ・・・・・・開口端部
、５’ ・・・・・・気泡管、５ ・・・・・・気泡発
生装置、６ ・・・・・・分離水槽、６’ ・・・・・
・導管、１２・・・・・・プロペラ型軸流ポンプ、１３
・・・・・・空気導入管、１４・・・・・・プロペラ、
１５・・・・・・整流板、１８・・・・・・外筒。
説明図。 １ ・・・・・・浮上箱、２ ・・・・・・混合箱、３
・・・・・・汚水送水管、４ ・・・・・・開口端部
、５’ ・・・・・・気泡管、５ ・・・・・・気泡発
生装置、６ ・・・・・・分離水槽、６’ ・・・・・
・導管、１２・・・・・・プロペラ型軸流ポンプ、１３
・・・・・・空気導入管、１４・・・・・・プロペラ、
１５・・・・・・整流板、１８・・・・・・外筒。
Claims (1)
- １ 清澄水または汚水が供給される呑口と、この呑口と
外筒および気泡水管を介して、水槽内に設けた浮上箱内
に開口を位置させた混合箱とを連通し、前記外筒内にプ
ロペラ型軸流ポンプを設け、このプロペラ型軸流ポンプ
のプロペラの負圧部側に空気導入管の出口を位置させ、
プロペラの吸込側に整流板を設けたことを特徴とする浮
上分離装置における微細気泡発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55063409A JPS5951880B2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | 浮上分離装置における微細気泡発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55063409A JPS5951880B2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | 浮上分離装置における微細気泡発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56161884A JPS56161884A (en) | 1981-12-12 |
| JPS5951880B2 true JPS5951880B2 (ja) | 1984-12-17 |
Family
ID=13228464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55063409A Expired JPS5951880B2 (ja) | 1980-05-15 | 1980-05-15 | 浮上分離装置における微細気泡発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5951880B2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-15 JP JP55063409A patent/JPS5951880B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56161884A (en) | 1981-12-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4253949A (en) | Sewage treatment-flotation apparatus | |
| US2528094A (en) | Flow-energy mixing tank | |
| US3206032A (en) | Sewage disposal tank | |
| US4389312A (en) | Variable venturi sewerage aerator | |
| JP3631999B2 (ja) | 微細気泡供給装置 | |
| KR102093758B1 (ko) | 와류식 미세기포 발생장치를 활용한 장방형 고효율 가압고액분리 수처리장치 | |
| US4738784A (en) | Flotation device | |
| AU677898B2 (en) | Water treatment method and apparatus | |
| CN104961185A (zh) | 一种新型气浮池 | |
| JP3548105B2 (ja) | 加圧浮上装置 | |
| US6719911B2 (en) | Apparatus and method for the treatment of a contaminated fluid | |
| JP4930340B2 (ja) | 加圧浮上装置 | |
| JPS5951880B2 (ja) | 浮上分離装置における微細気泡発生装置 | |
| KR101270236B1 (ko) | 기포를 이용한 유분 분리장치 | |
| JP2002186962A (ja) | 加圧過流型浮上分離式汚水処理装置 | |
| JPS55119457A (en) | Floatation separation apparatus | |
| JP3778184B2 (ja) | 気体溶解装置 | |
| CN110092515A (zh) | 电絮凝-微纳米气浮-陶瓷膜处理含油废水***及其处理方法 | |
| US3799345A (en) | Apparatus for effecting purification of liquids by flotation | |
| JP4893022B2 (ja) | 水質計測装置 | |
| JP3772860B2 (ja) | 気体溶解装置 | |
| CS216658B2 (en) | Method of flotation cleaning of liquids and device for executing the said method | |
| CN108394948A (zh) | 一种污水处理设备 | |
| JPS6221354Y2 (ja) | ||
| JPS625280Y2 (ja) |