JPS5951479B2 - 双反転式ヒンジ無し回転翼を有する航空機の制御方法及び航空機 - Google Patents

双反転式ヒンジ無し回転翼を有する航空機の制御方法及び航空機

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JPS5951479B2
JPS5951479B2 JP51136816A JP13681676A JPS5951479B2 JP S5951479 B2 JPS5951479 B2 JP S5951479B2 JP 51136816 A JP51136816 A JP 51136816A JP 13681676 A JP13681676 A JP 13681676A JP S5951479 B2 JPS5951479 B2 JP S5951479B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/54Mechanisms for controlling blade adjustment or movement relative to rotor head, e.g. lag-lead movement
    • B64C27/80Mechanisms for controlling blade adjustment or movement relative to rotor head, e.g. lag-lead movement for differential adjustment of blade pitch between two or more lifting rotors

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘリコプタ−の飛行制御に係り、特に、最適な
性能および操縦性を得るように同軸双反転式回転翼を有
するヘリコプタ−の飛行制御に係る。
ヘリコプタ−の揚力発生機構として同軸双反転式ヒンジ
無し回転翼の採用により利点が得られることは以前から
知られていたけれども、その制御上の問題点を含めてい
くつかの問題点があったため、上記のような回転翼シス
テムを採用した実際のヘリコプタ−の開発は最近になっ
て行なわれた。
有名な航空術パイオニアであるIgor I。
5ikorskyが20世紀の初めに彼の最初のヘリコ
プタ−を製作した時、それが同軸双反転式ヒンジ無し回
転翼を含んでいたことは特筆に値する。
Glauertはその著書“Aerodynamic
Theory”のなかで、二つの互いに逆方向に回転す
るヒンジ無し回転翼の採用により回転翼のロール・モー
メントを克服し得ることを示唆した。
この方法を発展させるものとして、米国特許第3409
248号では、差分的な横方向の周期的ピッチをヘリコ
プタ−の前進速度の関数として選択的に変更することに
より、ロール・モーメントを相殺あるいは減少するとと
もに、各回転翼の揚力ベクトルを最適に方向付けて、最
適な揚力−抗力比特性を得る方法が示唆されている。
この機能を実現するため上記米国特許第3409248
号に開示された機構は、手動もしくは正しい利得を得る
ため計算機を用いた空気速度検出器によって、各回転翼
の制御棒に直接入力を与える簡単なリンク機構であった
米国特許第3570786号には、制御システムの差分
的な横方向の周期的入力に同時制御用レバーを結合する
ことによって、同時制御用レバーからの人力の関数とし
ての差分的な横方向の周期的ピッチを得るブチ法が示唆
されている。
上記米国特許第3570786号によれば、同時制御用
レバーの位置が一定である高速飛行においては、一定の
差分的な横方向の周期的入力によって適切な効率が得ら
れる。
米国特許第3521971号では、同軸双反転式ヒンジ
無し回転翼にヘリコプタ−の運動中に加わるジャイロ・
モーメントによって、反対方向に羽根の曲げ応力および
偏位を生ずることが認識されている。
各回転翼に対して固定位相角を大きくして差分的な周期
的ピッチを導入することにより、これらの飛行運動中の
歳差運動によるジャイロ・モーメントを相殺する空気力
学的モーメントが発生される。
したがって上記米国特許第3409249号には、同軸
双反転式ヒンジ無し回転翼において差分的な横方向の周
期的ピッをヘリコプタ−の前進速度の関数として導入す
れば、回転翼の揚力ベタ1ヘルを選択的に方向付けるこ
とにより定常状態における回転翼の最適な揚力−抗力比
特性を得られることが示唆されている。
上記米国特許第3409249号自体は歳差運動による
ジャイロ・モーメントの相殺については言及していない
運動中に生ずる歳差運動によるジャイロ・モーメンI・
を相殺するため、同軸双反転式ヒンジ無し回転翼におい
て固定位相角を大きくすることは米国特許第35219
71号により知られている。
しかし、本願の発明者は、大きな固定位相角によっては
一つの飛行速度においてしか歳差運動モーメントを相殺
できない、との認識に達した。
本発明は、双反転式ヒンジ無し回転翼において、回転翼
への揚力ベクトルを自動的に最適に方向付けして、これ
らの反対方向の揚力ベクトルによるロール・モーメント
の相殺をも含めて最適な揚力−抗力比を得るとともに、
すべての飛行速度において歳差運動によるジャイロ・モ
ーメントを自動的に相殺あるいは最小化し、それにより
定常状態においても運動状態においてもヘリコプタ−の
最適な性能および操縦性を得ようとするものである。
本発明によれば、双反転式ヒンジ無し回転翼の制御方法
として、各回転翼の位相角がヘリコプタ−の前進速度の
関数として変更されるので、選択された差分的な周期的
ピッチが回転翼への周期的ピッチ人力に応答して発生し
て、最適な揚力−抗力比を得るように回転翼の揚力ベク
トルを選択的に方向付け、また、すべての飛行速度にお
いて回転翼の歳差運動によるジャイロ・モーメントを相
殺あるいは最小化する。
本発明の好ましい実施態様によれば、各回転翼の位相角
は飛行中に、ホバリングと160ノットどの間の飛行速
度に対して、約20度と70度との間の位相角範囲を通
じて、ヘリコプタ−速度の関数として変更される。
さらに本発明によれば、回転翼の位相角が飛行中に前進
速度の関数として自動的に変更され、また、縦方向の周
期的入力を横方向の周期的制御に結び付ける役割をする
ので、周期的ピッチ制御の入力により二つの回転翼の間
に望ましい差分的な周期的ピッチが生ずる。
各回転翼の位相角を変更するための好ましい手段は、回
転斜板機構を主体とするアナログ・ミキサであり、この
回転斜板は任意に選択された傾斜軸線の周りを傾斜する
ことができ、また、それと同期して回転翼の回転斜板を
周期的ピッチ制御用傾斜軸線の周りに傾斜させるようヘ
リコプタ−回転翼の回転斜板と連結されている。
ここで、周期的ピッチ制御はアナログ・ミキサを通じて
主回転斜板に与えられるが、最も重要なこととして、ア
ナログ・ミキサの傾斜軸線がヘリコプタ−前進速度の関
数として選択的に方向付けられ得るので、ヘリコプタ−
前進速度の関数としての回転翼位相角の変更がアナログ
・ミキサから回転翼の回転斜板へ周期的制御入力を与え
ることなく実現される。
本発明の開示によれば、ヘリコプタ−回転翼の制御シス
テムにアナログ・ミキサを用いることによって、操縦レ
バーからの周期的ピッチ入力に応答して選択された傾斜
軸線の周りに傾斜するよう作動しかつ回転翼の回転斜板
に同様な傾斜を生じさせることにより回転翼に周期的制
御入力を与え、また、ヘリコプタ−速度の関数として飛
行中に回転翼の位相角を変化させる機能を果たし、さら
に、この位相角変更機能を、回転翼に周期的制御入力を
与えることなく、果たす能力を有する。
第1図を参照すると、同軸双反転式ヒンジ無し回転翼お
よびその制御システムが一層して参照文字10で示され
ており、その剛性回転翼12および14は通常の態様で
ヘリコプタ−胴体により支持され、共通の軸線18の周
りを回転することによって揚力を発生する。
なお回転翼12および14は、図解の便宜上、横に並べ
て示されている。
各回転翼はそれぞれ固有の制御システムを有し、面制御
システムは同一であることが好ましく、また、固定斜板
部分20aおよび回転斜板部分20bから成る通常の回
転斜板組立体20を含んでいる。
回転斜板部分20bは通常のリンク機構によ]り回転翼
12および14の羽根のピッチつのに連結されており、
回転翼軸線18に沿っての斜板20の運動は回転翼羽根
に同時的なピッチ変化を生じさせ、また、軸線18に対
する斜板20の傾斜は羽根に周期的なピッチ変化を生じ
させる。
回転°斜板組立体20は主サーボ機構22により並進も
しくは傾斜あるいはその双方を生ゼしぬられる。
サーボ機構22は同時制御用レバー24、周期的制御用
レバー26および足ペダル30からの入力により制御さ
れるようになっており、これらの入□力はミキサ機構2
8を通じてサーボ機構22に与えられる。
なお、レバー26からの入力はミキサ機構28に入る以
前にアナログ・ミキサ40を経由する。
本発明を説明する目的では、回転翼制御システムについ
て第1図に示す概略図で説明するだけで十分であろう。
回転翼およびその制御システム10は米国特許第340
9249号、同第3521971号および同第3570
786号に一層完全に開示されている形式%式% 作動にあたっては、前記特許に一層詳細に記載されてい
るように、周期的制御用レバー26がヘリコプタ−のピ
ッチおよびロールの制御に用いられる。
同時制御用レバー24は垂直制御に用いられ、また、ペ
ダル30は方向あるいは偏揺角制御に用いられる。
同時制御用レバー24は回転翼推力制御のため各回転翼
の羽根ピツチ角を均等に変化させる。
周期的制御用レバー26は回転翼のピッチおよびロール
のモーメントの制御のため各回転翼の羽根角を周期的か
つ均等に変化させる。
縦方向の周期的入力によりピッチ運動を生じ、また、横
方向の周期的入力によりロール運動を生ずる。
足ペダル30は方向あるいは偏揺制御のため各回転翼の
羽根角を同時的に、しかし、等大逆方向に変化させる。
すなわち、ペダル30の作用により上側回転翼14の同
時ピッチが増大し、下側回転翼12のそれが減少すると
、上側回転翼14により反時計方向に生ずるトルクが大
きくなるので、機首を左に偏揺するモーメン1〜が機体
に加わる。
ペダル30の作用により下側回転翼12の同時ピッチが
増大し、上側回転翼14の同時ピッチが減少すると、機
首を右に偏揺するモーメントが生ずる。
後の説明の目的に対して、回転翼14が上側回転翼であ
り、上から見て反時計方向に回転し、また、回転翼12
が下側回転翼であり、上から見て時計方向に回転するも
のとする。
ヘリコプタ−は操縦者による羽根のピッチ角変化(フェ
ザリング)に直ちには応答しない。
最大の羽根曲げモーメントおよびヘリコプタ−制御モー
メントの発生は、回転翼12および14の羽根の可撓性
によって、羽根ピツチ角の変化より遅延する。
この遅延の意味は第2図から最も良く理解することがで
きる。
いま、ヘリコプタ−の機首に方位角180°でピッチン
グ・モーメントを加え、羽根が方位角180°の位置を
通過したときに羽根ピッチを変更したい、ものと仮定し
よう。
前記のような制御モーメントの発生の遅延によって、ヘ
リコプタ−はその羽根ピッチの変化による最大制御モー
メントを機首あるいは180°方位角位置においては受
けず、むしろ、そこから羽根回転方向にある角度をなす
位置、たとえば180°+θの位置、すなわち第2図の
方位角位置Mにおいて受ける。
第2図かられかるように、角度θの遅延の結果として周
期的制御用レバー26の前方(縦方向)変位は各回転翼
にピッチング・モーメン) (MP)とロール・モー
メン) (MR)の両成分を生ずることになる。
ピッチング・モーメントMpは同時的であり、また、ヘ
リコプタ−に所望のピッチング加速を生ずる。
回転翼12および14は反対方向に回転するので、周期
的制御用レバーの縦方向運動により生ずるロール・モー
メント成分MRは打ち消し合うが、これらの成分は各回
転翼の軸に望ましくない曲げ応力を生ずる。
遅延角θはこの形式の回転翼羽根に対して約30°であ
る。
これらの軸間の曲げ応力は、制御モーメントの遅延を補
償するよう各回転翼の回転斜板20を調節することによ
って、最小化される。
各回転翼の回転斜板20が回転翼の回転と反対の方向に
、第3図のように、遅延角θと等しい大きさだけ偏位さ
れていれば、最大制御モーメンl−MPは所望の180
°の方位角でのみ発生し、軸間の曲げ応力は減少するこ
とになる。
第3図から明らかなように、ピッチング・モーメン)M
pのみが、ヘリコプタ−の機首(180°方位角位置)
を通る前後あるいは縦方向の線に沿って、回転翼12お
よび14に発生されている。
第3図に図解されているように、ピッチを変化させるこ
とによってロール・モーメント成分MRは生じない。
しかし、ヘリコプタ−のピッチ加速の結果として、回転
翼のジャイロスコープ的歳差運動特性によQMGで示さ
れているモーメントが付加的に生ずる。
上側回転翼のモーメントのロールを生ずる傾向は下側回
転翼のそれにより打ち消されるが、反面において、不都
合な羽根の曲げ応力および偏位を生ずる。
米国特許第3521971号に示されているように、も
し回転斜板20が著しく大きい角度、たとえば゛第2図
および第3図に示されている角度の約2倍の位相角ガン
マ(F)に調節されているならば、第4図および゛第5
図に示されている結果が得られる。
すなわち、運動中のヘリコプタ−姿勢の変化により生ず
るジャイロ・モーメントに基づく不都合な羽根曲げモー
メントと平衡するような空気力学的モーメントが自動的
に発生する。
このようにして、回転翼羽根の過大な応力が回避され、
また、必要な羽根先端すきまが運動中にも維持される。
第4図には回転翼12および14の方位角位置Mにおい
て空気力学的な力による羽根曲げモーメン1〜を生ずる
ように方位角位置△Pにおいて制御ピッチ変化入力を加
えることの効果が図解されている。
第4図において生ずるモーメン)−Mは、羽根にピッチ
運動を生じさせるピッチ変化モーメン)Mpと、第2図
に示されているロール・モーメンl”MRに相当する横
方向空気力学的モーメントMAとにベクトル分解するこ
とができる。
第4図で留意すべきことは、ヘリコプタ−が運動状態に
あること、すなわち、ヘリコプタ−に加えられるモーメ
ントに応答して姿勢を変化しつつあることである。
米国特許第3521971号に完全に説明されているよ
うに、ヘリコプタ−回転翼の特性として、ジャイロ・モ
ーメントが姿勢変化に応答して姿勢変化モーメントMか
ら90°前方の方位角位置Gにおいてヘリコプタ−に作
用する。
位置Gに示されているジャイロ・モーメントは、空気力
学的に加わるピツチ・モーメンl−Mpと共働してヘリ
コプタ−にピッチング運動を生じさせる加算的なジャイ
ロ・モーメン1−GPと、第2図のロール・モーメント
MRに相当する横方向のジャイロ・モーメントMGとに
ペルトル分解される。
第4図かられかるように、回転翼12および14の各々
において空気力学的に生ずるロール・モーメン)MAが
ジャイロ・モーメントM6を相殺するので、ヘリコプタ
−の運動中に生ずるジャイロ力に起因する羽根曲げモー
メントは相殺される。
すなわち第4図には、位相角ガンマの適当な選択により
、空気力学的モーメントMAを生ずる差分的ピッチ結合
が自動的に各回転翼に発生して、それがヘリコプタ−の
運動中に発生するジャイロ・モーメン)Mcによる逆方
向作用を相殺することを示している。
第4図の空気力学的モーメントMAが常にジャイロ・モ
ーメントM6の作用を減じ、また、MA”M6のときに
M6を相殺することは当業者に明らかであろう。
第5図はヘリコプタ−の運動中ではなく定常状態飛行中
においても、位相角ガンマを第4図の位相角と等しく選
定することによって、自動的に利点が得られることを図
解している。
定常状態飛行において位相角ガンマがやはり遅延角θよ
り実質的に大きく選ばれている第5図を見ると、制御入
力が位置△Pにおいて羽根ピツチ変化を生ずるとき、差
分的なピッチ結合が位置Mにおいて各回転翼に空力学的
モーメンl”MAが発生している。
この空気力学的モーメントは加算的なピッチ・モーメン
トMPと相殺的なロール・モーメン)MRとにベタ1〜
ル分解され得る。
発生したロール・モーメン)MRは回転翼12および]
4への差分的な横方向の周期的制御入力を生じて各回転
翼12および14への揚力ベクトルを選択的に方向付け
る空気力学的モーメントであり、したがって、最適な・
揚力−抗力比を生じて、回転翼の効率を最適化する。
したがって、第4図および゛第5図かられかるように、
選択された位相角ガンマの利用によって、ヘリコプタ−
の運動中には、空気力学的モーメンイトMAが発生して
運動中のヘリコプタ−あるいは回転翼の姿勢変化により
生ずるジャイロ・モーメン1〜M6を相殺あるいは減少
し、また、定常状態飛行中には、差分的な横方向の周期
的ピッチを生じて各回転翼の揚力ベク)ヘルを最適に方
向付けし、回転翼の最適な揚力−抗力比を生ずる。
第4図によって説明したジャイロ・モーメントM6の相
殺の意義は第6図から最も良く理解されよう。
第6図は、同軸双反転式ヒンジ無し回転翼を用いたヘリ
コプタ−の正面図であり、ジャイロ・モーメン)MGが
回転翼12および14を実線の位置から点線のようにジ
ャイロ力を受けた位置に移動させており、したがって、
回転翼120羽根Aの先端と回転翼14の羽根Rの先端
とが接近している。
縦方向ピッチ入力の関数としての差分的な横方向のピッ
チ結合を自動的に導入することによって、歳差運動によ
り生ずるジャイロ・モーメン1〜M6と等大逆方向に作
用する空気力学的モーメントが発生される。
この作用によって二つの回転翼は第6図に実線で示す位
置を保ち、先端すきまの問題を生ぜず、また、羽根と軸
間に加わる応力は最小となる。
第6図は、最適な揚力−抗力比特性を生ずるオフセット
揚力ベクトルが実線□のような回転翼の傾斜を生ずるこ
とを図解しており、このことが、特に高速において適正
な先端すきまを保つためにジャイロ・モーメントの相殺
が非常に重要であることの理由である。
米国特許第3521971号には、ヘリコプタ−の運動
中に生ずるジャイロ・モーメントを相殺するため固定位
相角を用いることが開示されているけれども、本願の発
明者は飛行中に位相角をヘリコプタ−前進速度Vの関数
として変化させることが、すべての速度において最適の
揚力−抗力比および失速余裕を得るため、また、特に高
速においてジャイロ・モーメントを相殺するため、さら
に、差分的な横方向の周期的制御入力を別個に要しない
ようにするために好ましいことを見い出したのである。
この必要性は第7図、第8図および第9図からも最も良
く理解される。
第7図ないし第9図は、ヘリコプタ−の所与の運動、た
とえばl rad/s2の運動、に対して、ヘリコプタ
−の前進速度Vが変化するにつれて、この運動中に生ず
るジャイロ・モーメントを相殺あるいは最小化するため
の空気力学的モーメントを発生するのに種々の回転翼位
相角を用いる必要があることを図解している。
まず、ヘリコプタ−が150ノツ1−(k)で飛行して
いるときの運動を考えてみる。
第7図に示されているように、縦方向の順次制御入力A
1(150k)が運動を開始するためのピッチング・モ
ーメントあるいはピッチング加速度Mp (150k)
を発生するのに必要である。
第8図を見ると、第7図で求めたピッチング・モーメン
l=Mp(150k)はジャイロ・モーメントM。
(150k)を生ずる。
さて第9図を見ると、大きな位相角F1が用いられてい
るとき、第7図と同一の縦方向周期的入力A、 (15
0k)か゛ジャイロ・モーメントMc(150k )と
等しい空気力学的モーメン)MA(150k)を生ずる
ことがわかる。
つぎに、ヘリコプタ−が150ノツトではなく50ノツ
トの前進速度で飛行しており、また、操縦士が先と同じ
1rad/S2の運動を行なうことに決めたと仮定する
50ノットの前進速度においては、この運動を生ずるた
めに一層大きな縦方向周期的ピッチA、 (5Qk)が
加えられなけれは゛ならない。
第7図にはこのA、 (5010によって150ノツト
のときと同一のピッチング・モーメントMP(50k)
を生ずることが示されている。
同一の運動が行なわれているので、MP(150k)が
MP (50k)に等しいことは理解されよう。
さて第8図に進んで、ピッチング・モーメン)Mp (
50k)を加えると、Ma (150k)に等しいジャ
イロ・モーメンI・MG (50k)を生ずることがわ
かる。
第9図を見ると、第7図と同一の縦方向周期的ピッチ入
力A、 (50k)を加えるときは、ジャイロ・モーメ
ン)Mc (50k)を相殺するための空気力学的モー
メン)−MA (50k)を生ずるのに、一層小さな位
相角P3を用いる必要があることがわかる。
もしも150ノツトの運動中にも50ノツトの運動中に
も位相角をPlに保ったとすれば、50ノツトの運動に
おいてはジャイロ・モーメントより著しく大きい空気力
学的モーメントが発生することになり、両モーメントの
相殺が行なわれないことは第9図から明らかである。
本願の発明者は、この形式の回転翼システムを用いたヘ
リコプタ−の特性として、第10図に最も良く示されて
いるように、縦方向周期的入力の変化度がヘリコプタ−
の抗力に打ち勝ち、ヘリコプタ−をすべての前進速度に
おいて平衡状態にお・く必要があることを見い出した。
米国特許第3409248号から、最適な揚力ベクトル
のオフセットを生ずるのに必要な差分的な横方向の周期
的ピッチ入力の大きさは実質的に第12図で表わされる
ことか知られている。
同軸双反転式ヒンジ無し回転翼により推進されるヘリコ
プタ−についての解析および開発を通じて、本願の発明
者は、ジャイロ・モーメントの相殺あるいは最小化のた
めに、回転翼12および14の位相角Pが飛行速度範囲
を通じて最適な性能および操縦性を得るように変化され
る必要があることを確めた。
第11図の曲線は三つの速度範囲にわけて望ましい位相
角の大きさを示すものである。
すなわち、ホバリン;グから約80ノツトまでの飛行速
度に対しては約20°の位相角が用いられ、また、約8
0ノツI・から約140ノツトまでの飛行速度に対して
は位相角が約20°から約70° まで次第に増大され
、さらに、約140ノツトから約160ノツI〜までの
飛行速度に対しては約70°の位相角が用いられる。
第11図は本件において好ましい位相角変化を示すもの
であるが、その両側においても位相角を変化させてもよ
いことは明らかである。
第11図の曲線は、上記の結果と特徴を得られるよう、
振動および平衡を考慮に入れた本件において好ましい曲
線である。
このようにヘリコプタ−前進速度の関数としての位相角
の変化は、第5図で説明したように、縦方向周期的ピッ
チと横方向周期的ピッチを結合する作用をするので、ヘ
リコプタ−の抗力に打ち勝ちヘリコプタ−をすべての前
進飛行速度において平衡状態に保つために必要な縦方向
周期的ピッチ入力(第10図に示す)を加えると、回転
翼12および14に差分的な横方向周期的ピッチか1動
的に発生する。
この差分的な横方向周期的ピッチは第12図の望しい曲
線にしたがってヘリコプタ−速度に応じたオフセラ1〜
揚力ベクI・ルを生ずるので、最適な揚力−抗力比特性
が得られ、回転翼12および14の効率および操縦性を
最適にすることか゛できる。
加えて、第4図に示されているように、ジャイロ・モー
メントの相殺あるいは減少が前記のように行なわれる。
回転翼位相角は飛行中にヘリコプタ−速度■の関数とし
て、第1図に各回転翼の回転斜板20に結び付けて概略
を示されているアナログ・ミキサ40により変更される
のが好ましい。
このアナログ・ミキサは回転翼12および14に対して
同一のものが用いられるので、回転翼14に対するもの
のみを第13図および第14図に詳細に示すことにする
アナログ・ミキサ40は回転斜板組立体20の固定斜板
部分20aと結合されており、回転斜板部分20bは固
定斜板部分に支持されて軸線41の周りを回転する。
この回転斜板部分20bは通常の態様で押し棒部材44
により回転翼14の各羽根50のピッチつの46に結合
されている。
回転斜板20が軸線41に関して並進すると、すべての
羽根50に同時ピッチ変化を生ずる。
他方、回転斜板20が軸線41と交わる任意の水平軸線
の周りに枢動すると、羽根50に周期的ピッチ変化を生
ずる。
アナログ・ミキサ40は回転斜板20と結合されており
、回転斜板20が周期的制御用レバー26からの縦方向
および横方向周期的制御入力により傾斜を生ずるさいの
水平軸線を確立することにより、回転翼位相角ガンマ(
I’ )を変更する機能を果たす。
アナログ・ミキサ40と回転斜板20との間に、周期的
および同時入力を組み合わせるための通常の設計のミキ
シング・ユニット28を配置するのが好ましく、それに
より、ミキサ40の周期的制御出力は任意の必要な結合
、利得などで回転斜板20に加えられて、前記速度■の
関数としての必要な位相角の変化を生ずる。
アナログ・ミキサ40の上側非回転部材56は係合部材
58によりミキサ軸線42の周りに回転しないよう機体
その他の部分に係合されている。
下側の回転可能な板部材60は、第14図からよくわか
るように、摩擦の小さい内部軸受62により非回転部材
56に連結されているので、非回転部材56に対して軸
線42の周りを回転することができる。
この下側の板部材60は自在継手部材66の1〜ラニオ
ン64に連結されており、この自在継手部材66はミキ
サ軸線42 (好ましくは垂直)の周りに自由に回転し
得るように摩擦の小さい軸受68を介して機体その他の
固定部材により支持されている。
自在継手66により部材56および60は制御入力によ
る指令にしたがって軸線42と交わる任意の水平軸線の
周りに一致して枢動することができる。
さらに、自在継手66が軸線42の周りを回転すると、
板60は板56に対して軸線42の周りに回転を生ずる
これらの板部材56および60は、操縦レバーからの横
方向周期的ピッチ入力部材70もしくは縦方向周期的入
力部材72により加えられる制御入力運動によって、選
択された水平軸の周りに傾斜あるいは枢動を生ずる。
部材70および72はベルクランク74および76を軸
線78および80の周りに枢動させ、それにより、入力
棒82あるいは84に回転斜板部材56および60への
横方向あるいは縦方向周期的制御入力運動を与えさせる
ので、これらの斜板部材は選択された水平軸線の周りに
枢動あるいは傾斜することになる。
入力棒82および84は玉軸受を介してベルクランク7
4および76と回転斜板部材60とに連結されている。
棒82および84は90°の間隔をおいた方位角位置で
回転斜板部材60と結合されている。
。非回転部材56は通常の態様でミキサ・ユニット28
を介して主回転斜板の非回転部材20aに結合されてい
るので、アナログ・ミキサの回転斜板部材56および6
0が選択された傾斜軸線の周りに傾斜運動を行なうと、
それが正確に主回転斜板20に伝達されて、羽根50の
選択された周期的ピッチ変化が確立される。
アナログ・ミキサ部材40は、第13図に概略を示され
ているように、棒部材8’6.88および90によりミ
キサ・ユニット28を介して回転斜板20と結合されて
いる。
作動にあたっては、アナログ・ミキサ40が駆動機構9
2の使用により回転翼14の位相角をヘリコプタ−の飛
行速度Vの関数として変化させる。
すなわち、飛行速度検出機構94からの指令により駆動
機構92が自在継手66、したがってまた回転斜板60
、を軸線42の周りに回転斜板部材56に対して回転さ
せ、それにより、回転斜板56〜60、したがってまた
主回転斜板20、が操縦レバーからの制御棒70および
72を介しての周期的入力に応答して傾斜するさいの水
平軸線を確立する。
この主回転斜板が傾斜するさいの水平軸線の選択によっ
て、周期的制御用レバーからの入力の結果として羽根ピ
ツチ変化が生ずる回転翼の方位角位置△Pが定まり、し
たがってまた、回転翼の位相角ガンマ(I’ )が定ま
る。
飛行速度検出機構94からの指令により所定の関数関係
をもって駆動機構92を駆動することによって、回転翼
の位相角は飛行中にヘリコプタ−前進速度Vの関数とし
て変化することになる。
本発明の重要な開示として、ベルクランク74および7
6の作動半径がアナログ・ミキサの軸線42と一致して
いるので、飛行速度検出機構92〜94による部材60
の位相変化回転は制御棒82および84に円錐の表面に
沿っての転位をほとんど生起させず、それにより、アナ
ログ・ミキサ40の位相変化回転中に回転翼へ不都合な
制御入力か加わるのを回避できる。
アナログ・ミキサ40はこの応用においてはヒンジ無し
回転翼とともに用いられるものとして示されているけれ
ども、位相角変化の可能なヒンジ結合その他の形式の回
転翼とともに同様に応用され得ることは当業者に明らか
であろう。
本発明はヘリコプタ−用の同軸双反転式ヒンジ無し回転
翼に関連して説明されてきたが、任意の双反転式ヒンジ
無し回転翼システムおよびヘリコプタ−の分野以外に用
いられる回転翼に対しても同様に応用され得ることは当
業者に明らかであろう。
以上の説明を通じて、モーメントの相殺につい/ て述べてきたが、モーメントの完全な相殺は特別な条件
においてのみ達成され、それ以外の条件では不都合なモ
ーメントの影響を最小化するようモーメントの部分的相
殺が達成されることは当業者に明らかで゛あろう。
本発明の範囲は以上に図解と説明を行なった構造の細部
に限定されることなく、当業者により種々の変更が行わ
れ得よう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による制御システムの概要図であり、二
つの回転翼は図解と説明の便宜上、横に並べて示されて
いる。 第2図は上側および下側回転翼における縦方向入力への
応答に対する遅延角の影響を無補償状態で示す。 第3図は遅延角の影響が補償された状態を示す。 この図にはピッチ加速度により生じたジャイロ・モーメ
ントのベクトルも示されている。 第4図は位相角を利用して上側および下側回転翼に空気
力学的モーメントを発生させることにより、ヘリコプタ
−の運動中に生ずるジャイロ・モーメントを相殺あるい
は減少するベクトル関係を示す。 第5図は定常状態で飛行中に位相角を利用して両回拡翼
の間に差分的な横方向周期的ピッチを発生させることに
より、ロール・モーメントを相殺し、また、最適な揚力
−抗力比特性を得るよう各回転翼の揚力ベクトルを方向
付けるベク)・ル関係を示す。 第6図は同軸双反転式ヒンジ無し回転翼を用いたヘリコ
プタ−の正面図であり、運動中に回転翼に生ずるジャイ
ロ・モーメントの影響を示し、また、空気力学的モーメ
ントの発生によりジャイロ・モーメンI・を補償して安
定化した結果を示す。 第7図は種々のヘリコプタ−前進速度に対して縦方向周
期的ピッチA1とピッチング・モーメントMpとの関係
を示すグラフで゛ある。 第8図はピッチング・モーメン)へMpとジャイロ・モ
ーメントM、との関係を示すグラフである。 第9図は種々の回転翼位相角に対して縦方向周期的ピッ
チA1と空気力学的モーメン1”MAとの関係を示すグ
ラフである。 第10図は、同軸双反転式ヒンジ無し回転翼を有するヘ
リコプタ−に対し、ホバリングと150ノットとの間の
前進飛行速度において、抗力に打ち勝ってヘリコプタ−
に安定な飛行姿勢を与えるのに必要な縦方向周期的ピッ
チA1を示すグラフである。 第11図は、差分的な横方向周期的ピッチを別個に加え
ることなく、ホバリングと160ノツトとの間で最適な
回転翼特性および操縦性を得るのに必要な回転翼位相角
を示すグラフである。 第12図は、ロール・モーメントを相殺することと、定
常状態飛行中に最適な揚力−抗力比を得るため揚力ベク
I・ルを選択的に方向付けることとを含めて、ホバリン
グ150ノツトとの間で最適な特性および操縦性を得る
のに必要な差分的な横方向周期的ピッチ入力を示すグラ
フである。 第13図は回転翼位相角をヘリコプタ−前進速度の関数
として変化させるのに用いられるアナログ・ミキサの概
略斜視図で゛ある。 第14図は第13図のアナログ・ミキサの自在継手の部
分の断面図である。 10〜回転翼および制御システム(一括)、12.14
〜回転翼、18〜回転翼軸線、20〜回転斜板、203
〜同固定部分、20b〜同回転部分、22〜サ一ボ機構
、24〜同時制御用レバー、26〜周期的制御用レバー
、28〜ミキサ機構、40〜アナログ・ミキサ、41〜
主回転斜板の軸線、42〜アナログ・ミキサの回転斜板
の軸線、44〜押し棒、46〜ピツチつの、50〜羽板
羽根6〜回転斜板の非回転部材、60〜同回転板部材、
58〜係合部材、62〜軸受、64〜I・ラニオン、6
6〜自在継手、68〜軸受、70〜横方向周期的ピッチ
入力部材、72〜縦方向周期的入力部材、74.76〜
ベルクランク、78゜80〜同軸線、82.84〜入力
棒、86,88.90〜棒部材、92〜駆動機構、94
〜飛行速度検出機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 双反転式ヒンジ無し回転翼を有する航空機の制御方
    法に於て、各回転翼の位相角ガンマを航空機の前進速度
    の増大に応じて互いに等しい角度だけ反対方向へ増大す
    るように航空機の前進速度の関数として変化させること
    を特徴とする方法。 2、特許請求の範囲第1項の方法に於て、前記位相角ガ
    ンマはホバリングに於ける約20° と約150ノツト
    の飛行速度に於ける約70° との間にて変化されるこ
    とを特徴とする方法。 3 特許請求の範囲第1項の方法に於て、前記位相角ガ
    ンマはホバリングから約80ノツトまでの飛行速度に於
    ては約20°、約80ノツトから約140ノツ1〜まで
    の飛行速度に於ては約20° と約70° との間、約
    140ノツトから約160ノツトまでの飛行速度に於て
    は約70°に変化されることを特徴とする方法。 4 双反転式ヒンジ無し回転翼を有し、各回転翼に対し
    て周期的に羽根ピッチを制御するために一つの軸線の周
    りに傾斜可能な回転斜板組立体20及び該回転斜板組立
    体に接続されたアナログ・ミキサ40とを有し、更に前
    記軸線の周りに於ける回転斜板の角度位置を変える手段
    を有することを特徴とする航空機。 5 特許請求の範囲第4項の航空機に於て、前記アナロ
    グ・ミキサ40は第一の軸線42の周りに同心に配置さ
    れ且回転に対しては保持されているが前記第一の軸線に
    交差し該第−の軸線に対し垂直な一つの平面内にある全
    ての傾動軸線の周りに傾斜する運動を行う第一の部材5
    6と、前記第一の部材と共に傾斜し且前記第−の軸線の
    周りに回転する第二の部材60と、前記第一の部材を前
    記回転斜板へ接続し該回転斜板を傾動せしめる作用を行
    う手段86,88,90とを有し、第一の方位角位置に
    て前記第二の部材60に傾動力を及ぼしこれによって前
    記傾動軸線のうちの第一の傾動軸線の周りに於ける前記
    第−及び第二の部材の傾動運動を生せしめる第一の手段
    70. 74. 82と、前記第一の方位角位置より9
    0°隔置された第二の方位角位置にて前記第二の部材6
    0に傾動力を与えこれによって前記傾動軸線のうちの前
    記第一の傾動軸線に垂直な第二の傾動軸線の周りに前記
    第−及び第二の部材を傾動せしめる第二の手段72.7
    6.84と、前記第二の部材60に接続され飛行速度に
    応答して前記第二の部材を前記第一の軸線42の周りに
    回動せしぬ前記第−及び゛第二の方位角位置を選定する
    手段66、 92. 94とが設けられていることを特
    徴とする航空機。 6 特許請求の範囲第5項の航空機に於て、前記第−及
    び第二の手段は各々前記方位角位置の一つにて前記第二
    の部材60に接続された第一の端部を有する棒部材82
    .84と、前記棒部材の他端に接続されたベルクランク
    74.76とを有し、前記ベルクランクの制御力入力側
    の作動半径は前記第一の軸線42と一致するようになっ
    ていることを特徴とする航空機。
JP51136816A 1975-11-13 1976-11-12 双反転式ヒンジ無し回転翼を有する航空機の制御方法及び航空機 Expired JPS5951479B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/631,600 US4008979A (en) 1975-11-13 1975-11-13 Control for helicopter having dual rigid rotors
US05/631,599 US4027999A (en) 1975-11-13 1975-11-13 Analog mixer to vary helicopter rotor phase angle in flight

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5262898A JPS5262898A (en) 1977-05-24
JPS5951479B2 true JPS5951479B2 (ja) 1984-12-14

Family

ID=27091437

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51136816A Expired JPS5951479B2 (ja) 1975-11-13 1976-11-12 双反転式ヒンジ無し回転翼を有する航空機の制御方法及び航空機

Country Status (7)

Country Link
JP (1) JPS5951479B2 (ja)
BR (1) BR7607626A (ja)
DE (1) DE2651577C2 (ja)
FR (1) FR2331479A1 (ja)
GB (1) GB1519380A (ja)
IL (1) IL50878A (ja)
IT (1) IT1064383B (ja)

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DE2651577C2 (de) 1986-07-31
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JPS5262898A (en) 1977-05-24
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