JPS5950064B2 - 静電潜像形成方法 - Google Patents

静電潜像形成方法

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JPS5950064B2
JPS5950064B2 JP51076025A JP7602576A JPS5950064B2 JP S5950064 B2 JPS5950064 B2 JP S5950064B2 JP 51076025 A JP51076025 A JP 51076025A JP 7602576 A JP7602576 A JP 7602576A JP S5950064 B2 JPS5950064 B2 JP S5950064B2
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JP
Japan
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photoreceptor
voltage
electrostatic latent
latent image
screen
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Expired
Application number
JP51076025A
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English (en)
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JPS533235A (en
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秀世 鬼頭
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPS533235A publication Critical patent/JPS533235A/ja
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電子写真複写機により連続階調を有する原稿
を広い階調範囲で正しく再現複写できるような静電潜像
を感光体に形成する方法に関するものである。
従来、ゼログラフィに代表される表面に光導電性層を
有する感光体を用いる電子写真法により連続階調を有す
る原稿を正しく再現複写するには、現像電極を用いる方
法、ドット状あるいは網目状に光像を分割して露光する
方法等が知られている。
しかし、これらの方法で連続階調性再現に有効となる
のは静電潜像が原稿の階調に応じて形成されていること
が条件となる。
すなわち、第1図に示すように感光体上に連続階調に
応じた帯電がなされれば現像電極を用いてドアの種類に
よつて決定される最高濃度までは再現できる。
ところが、露光量と感光体上の電位との関係は第2図
に示すように原稿の明るい(白い)方、すなわち露光量
の多い方で直線性が崩れ理想的な直線aからはずれてし
まう。
このために、従来は直線性が理想に近い範囲、第2図
で言えばをの範囲だけで階調を再現しているので、原稿
の明るい方を再現することができず階調範囲が狭くなつ
てしまうという不具合を有している。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであり、その
目的は、原稿の明るい方の部分も忠実に再現できるよう
に露光量と感光体上の電位との関係を原稿の明るい方で
理想的な直線に近づけることができるような静電潜像を
形成する方法を提供することである。
すなわち本発明は暗中で一次帯電した感光体を光像を
照射しながら一次帯電と同極性の二次帯電を行うに当り
、二次帯電を電圧を印加したスクリーンワイヤによつて
制御して、スクリーンワイヤにほぼ印加された電圧より
低くなるはずの感光体上の部分の電位を高めて理想的な
直線aに近づけるものである。
以下具体的実施例を説明する。
第3図に於て、感光体1は一次帯電器2で正に一次帯電
され、光学系4で光像を照射すると同時に二次帯電器3
で正に二次帯電される。
二次帯電器3は、6000Vの電圧が印加されたコロナ
放電ワイヤ6と350Vの電圧が印加されたスクリーン
ワイヤ7とを持ち、上方は光学的に開放されている。こ
れにより、第4図に示すように感光体表面電位と露光量
の関係は従来のように帯電後露光のみを行つた場合の関
係(実線で示す)を、露光量の多い方で破線で示すよう
に補正することができる。
これは、一次帯電した感光体1上に露光だけ行うと、光
量の多い部分ほど放電されて表面電位が低下するのが、
同時に二次帯電を行うので、ス夕リーンワイヤ7に印加
した電圧付近より低い電位の感光体1上の部分に対して
より多くの電流が流れるためである。
スクリーンワイヤ7に350Vを印加しても第4図で補
正されるのが、600V付近からになつているのはスク
リーンワイヤ7の間から電位の高い感光体1上の部分に
も若干電流が流れるためである。
このために、原稿の明るい方での露光量と感光体上の電
位との関係を理想的な直線aに近づけることができ、連
続階調性を再現できる範囲bが広くなり、明るい方の部
分でも再現できる。
第5図、第6図、第7図に示すものは本発明の異なつた
実施例を示すものである。
第5図aは一層のスクリーンワイヤ7を感光体の進行方
向に前後に2分割71, 72して後方即ちプロセス的
に後のスクリーンワイヤ72が低くなるように電圧を印
加したもので、前のスクリーンワイヤ71の電圧VSC
1を350V後のスクリーンワイヤ72の電圧Vse2
を50Vにした場合の補正曲線が第5図bである。
ここで、実線は一次帯電後露光のみを行つた場合の関係
を示し、破線1が前のスタリーンワイヤ7、で補正した
曲線さらに後のスクリーンワイヤ7。で補正したのが破
線2である。第6図aはスクリーンワイヤ7を二層設け
、73,74感光体に近い方のスクリーンワイヤ73の
印加電圧を低くしたものである。
この場合は、第6図bに示すように、一層のみのスクリ
ーンワイヤ73による補正した曲線1をもう一層のスク
リーンワイヤ74で補正したのが破線2である。この時
、第1スクリーンワイヤ73に440■、第2スクリー
ンワイヤ74に500Vの電圧を印加した。第7図aは
第5図aと第6図aを組合せた二次帯電器で、二層のス
クリーンワイヤ75, 76を前後に2分割751,
752, 761, 762し、後のスクリーンワイヤ
752, 762の電圧を低く、かつ二層のうち感光体
に近い方のスクリーンワイヤ75の電圧を低くしたもの
である。
そして各スクリーンワイヤの印加電圧を761に400
V762に100V、751に350V、752に50
Vとした時の補正曲線がAであり、761に450■、
762に150V、751に350V、752に50V
とした時の補正曲線がBである。
又、これらの実施例に於るスタリーンワイヤの印加電圧
を可変にすることにより任意に階調性を変えることがで
きる。
すなわち、再現できる階調の幅を変更できる。本発明に
係る静電潜像形成方法によつて静電潜像を形成すれば、
スクリーンワイヤ7に印加した電圧付近より低い電位の
感光体1上の部分に対してより多くの電流が流れるから
、原稿の明るい方での露光量と感光体上の電位との関係
を理想的な直線に近づけることができ、連続階調性を再
現できる範囲が広くなり、明るい方の部分でも再現でき
る。
つまり連続階調の再現に都合の良い表面電位が得られ、
磁気ブラシ現像法、液体現像法、電極付カスケード現像
法のような比較的連続階調が得られ易い現像法を使用す
ることにより原稿の明るい方の部分まで再現でき、階調
可能な範囲を広くすることができる。
また、実施例に示したようにスクリーンワイヤ7の設け
方を変更したりすることにより階調可能な範囲を変更で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は感光体上の電位と現像後の濃度の関係を示す表
図、第2図は対数目盛でとつた露光量と感光体上の電位
の関係を示す表図、第3図は本発明を用いた複写機の概
略説明図、第4図はスクリーンワイヤが一層の場合の補
正曲線を示す表図、第5図、第6図、第7図は第2帯電
器の他の実施例aと、それらによる補正曲線を示す表図
bである、1は感光体、6は二次帯電用コロナ放電ワイ
ヤ、7はスクリーンワイヤ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 表面に光導電性層を有する感光体1を暗中にて一次
    帯電し、次いで光像を照射しながら、一次帯電と同極性
    の二次帯電を行うに当り、二次帯電用コロナ放電ワイヤ
    6と感光体1との間に設けたスクリーンワイヤ7に一次
    帯電電圧より小さい同極性の電圧を印加して二次帯電を
    制御することを特徴とする静電潜像形成方法。 2 スクリーンワイヤ7を一層設けた特許請求の範囲第
    1項記載の静電潜像形成方法。 3 スクリーンワイヤ7を2層以上設け、感光体1に近
    づくにつれて低くなるように電圧を印加した特許請求の
    範囲第1項記載の静電潜像形成方法。 4 スクリーンワイヤ7を感光体1の進行方向に前後に
    2分割し、後方のスクリーンワイヤ7が低くなるように
    電圧を印加した特許請求の範囲第2項又は第3項記載の
    静電潜像形成方法。
JP51076025A 1976-06-29 1976-06-29 静電潜像形成方法 Expired JPS5950064B2 (ja)

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JP51076025A JPS5950064B2 (ja) 1976-06-29 1976-06-29 静電潜像形成方法

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JPS533235A JPS533235A (en) 1978-01-12
JPS5950064B2 true JPS5950064B2 (ja) 1984-12-06

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JPS57172353A (en) * 1980-12-08 1982-10-23 Seiko Epson Corp Imaging device

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JPS533235A (en) 1978-01-12

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