JPS5948002B2 - 特殊な分散剤を含有する重合物水性分散液の製法 - Google Patents

特殊な分散剤を含有する重合物水性分散液の製法

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JPS5948002B2
JPS5948002B2 JP51108429A JP10842976A JPS5948002B2 JP S5948002 B2 JPS5948002 B2 JP S5948002B2 JP 51108429 A JP51108429 A JP 51108429A JP 10842976 A JP10842976 A JP 10842976A JP S5948002 B2 JPS5948002 B2 JP S5948002B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F2/00Processes of polymerisation
    • C08F2/12Polymerisation in non-solvents
    • C08F2/16Aqueous medium
    • C08F2/20Aqueous medium with the aid of macromolecular dispersing agents

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、水性乳濁液中におけるオレフイケ性不飽和単
量体の重合に際し、分散剤として特殊な重合物を使用す
ることによる重合物分散液の製法に関する。
重合物たとえばスチロール及び(又は)アクリルニトリ
ルとブタジエンとの重合物、アクリルエステル及び(又
は)ビニルエステル重合物ならびにハロゲン化ビニルも
しくはハロゲン化ビニリデンの重合物の水性分散液を工
業的に製造するに際しては、石鹸ともよばれるいわゆる
乳化剤により、単量体を水中に乳化し、そして乳化状態
においてラジカル生成触媒特に水溶性過酸化物たとえば
過酸化水素又は過硫酸アルカリの作用下に単量体を重合
させる。
その際多くの場合に良好な耐剪断力性及び耐凍結性を示
す重合物分散液が得られる。その顔料親和性については
多くの場合にまだ不満足であり、そして強い起泡性が多
くの使用工程たとえば高速運転の塗布機による加工処理
の場合に、多大の支障をもたらす。オレフィン性不飽和
単量体の乳化重合に際して、普通の保護膠質たとえばポ
リビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース又は
ビニルピロリドン共重合物を併用する場合にも、それは
欠点となる。したがつて加工処理に際しては、常法によ
り製造された乳化剤を含有する重合物分散液に、しばし
ば消泡剤たとえば特殊なオキシアルキル化生成物及び(
又は)シリコーン油が添加される。
これによつて、従来法により製造された乳化剤含有分散
液の通常30〜40ターン/ cm程度の表面張力が、
40〜50ターン/儂に高められるが、このようにして
も実際に起泡を完全に避けることは成功していない。そ
のほか消泡剤を多量添加するときは、抄紙におけるいわ
ゆる目玉、基体上におけ・ る重合物薄膜の粘着性の低
下、2層を形成する消泡剤の分離なども生ずる。起泡傾
向をおさえるために、すでに(a)モノアルキル硫酸及
び(又は)モノアルケニル硫酸のアルカリ塩及び(又は
)アンモニウム塩ならびに(b)脂肪酸と多価アルコー
ルからの少なくとも1個の水酸基を有するエステルを含
有する水性乳濁液中でオレフイン性不飽和単量体を重合
させることにより、重合物の水性分散液が製造された。
この場合は注目されるほどの泡の減少には成功したが、
分散液の泡形成につきなお不満足であり、そしてこの方
法により製造された分散液は45ダイン/CWL以下の
表面張力を有する。本発明者らは、水性媒質が分散剤と
して次式(式中Xは−0一又は−NH−を、YはH、又
はカチオンを示し、nは1〜8の整数を示す)の繰返し
単位を有する水溶性重合物を含有するとき、普通の重合
触媒を用いて分散剤を含有する水性媒質中においてオレ
フイン性不飽和単量体を重合させることにより、特に起
泡性の少ない重合物水性分散液を製造しうることを見出
した。
この分散剤は従来の乳化剤と併用して装入することがで
き、重合の開始点及び(又は)その間又はその終点にお
いて添加することが可能である。
新規な重合方法により製造された水性分散液は、一般に
55ダイン/CIIL以上の表面張力を示し、しかも実
際上発泡しない。そのほかこの分散液は剪断力、凍結及
び電解質に対する顕著な耐性及びすぐれた顔料親和性を
有し、また多くの基体を湿らすことがきわめて少ないの
で、使用上多くの場合に界面活性物質(すなわち湿潤剤
)を添加することが有利である。一般式(1)の繰返し
単位を含有する水溶性重合物は既知である。
その例は2−アクリルアミド−2一メチループロパンス
ルホン酸、2−スルホエチルアクリレート及び−メタク
リレート、3−スルホプロピルアクリレート及び−メタ
クリレートならびにその塩特にそのナトリウム塩カリウ
ム塩及びアンモニウム塩の各単独重合物である。また前
記種類のスルホン基を有するアクリル化合物の水溶性共
重合物も既知であつて、遊離ラジカル形成性の水溶性触
媒たとえば過酸化水素、過硫酸アルカリ又は過硫酸アン
モニウムならびに酸化還元触媒を使用して溶液重合の常
法により、水性媒質中において製造することができる。
本方法のため用いられる水溶性共重合物に、一般にこの
水溶性重合物に対し50重量%までの量で重合金有され
うるコモノマーとしては、特に3〜5個の炭素原子を有
するα,β−モノオレフイン性不飽和のモノ一及びジカ
ルボン酸、たとえば特にアクリル酸及びメタクリル酸な
らびにそれらのアミド、さらに酢酸ビニル、アクリル酸
メチル、ビニルスルホネート及びアクリルニトリルがあ
げられる。
一般式(1)の繰返し単位を有する、本発明の重合法に
適する単独重合物及び共重合物のK一値は、20℃で1
%水溶液について測定して一般に20〜120特に40
〜70であり、そして前記種類の単独重合物が多くの場
合好ましい。
2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸の
単独重合物及びその水溶性塩、特に20〜120のK値
を有するそのナトリウム塩が特に重要である。
本方法において分散剤として適する単独重合物及び共重
合物を製造するために使用されるスルホエステルは、さ
らに1−スルホ−2−プロピルアクリレート、2−スル
ホ−1−プロピルアクリレート、2−スルホ−1−プロ
ピルメタクリレート、2−スルホ−1−ブチルアクリレ
ート及び−メタクリレート、1−スルホ−2−ブチルア
クリレート及び−メタクリレート、3−スルホ−2−ブ
チルアクリレート及び−メタクリレート、2−メチル−
2−スルホ−1−プロピルアクリレート、2ーメチル−
1−スルホ−2−プロピルアクリレート、3−スルホ−
1−プロピルアクリレート、3ースルホ−1−ブチルア
クリレート、4−スルホ−1−ブチルアクリレート及び
ーメタクリレートである。さらにアクリル酸及びメタク
リル酸の好適なスルホアルキルアミドの例としては、2
−アクリルアミドプロパンスルホン酸、2−アクリルア
ミドエタンスルホン酸、2−メタクリルアミドエタンス
ルホン酸、4−アクリルアミドブタンスルホン酸−1,
3−アクリルアミドプロパンスルホン酸、3−メタクリ
ルアミドプロパンスルホン酸及びアクリルアミドネオペ
ンチルスルホン酸があげられる。新規な乳化重合法にお
いては、重合物水性分散液の製造のために普通のエチレ
ン性不飽和単量体を使用することができる。
すなわちたとえば重合金有されたブタジエンに対し多く
の場合30〜70重量%特に40〜60重量%のスチロ
ール及び(又は)アクリルニトリル、ならびに場合によ
り追加として全単量体に対し1〜5重量%の量で、α,
β−モノオレフイン性不飽和の3〜5個の炭素原子を有
するモノカルボン酸及び(又は)ジカルボン酸、たとえ
ば特にアクリル酸、メタクリル酸及びフマール酸を重合
金有するブタジエン共重合物分散液を製造することがで
きる。たとえば多くの場合3〜20個の炭素原子を含有
するモノオレフイン性不飽和カルボン酸エステル、たと
えばメタノール、エタノール、プロパノール、n−ブタ
ノール、イソブタノール又は2−エチルヘキサノールの
アクリルー及びメタクリル酸エステル、酢酸、プロピオ
ン酸、酪酸又はラウリン酸のビニルエステルからの単独
−及び共重合物分散液、ならびに前記種類のアクリル酸
−又はメタクリル酸エステルと、スチロール及び(又は
)アクリルニトリル及び(又は)多くの場合単量体全量
に対し0.5〜 5重量%の少量のα,β−オレフイン
性不飽和の、多くの場合3〜5個の炭素原子を含有する
モノー及び(又は)ジカルボン酸又はその塩、アミド、
N−アルキルアミド又はN−メチロールアミド(たとえ
ば特にアクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、フマー
ル酸、アクリルアミド、メタクリルアミド、N−メチル
アクリルアミド、Nーメチロールアクリルアミド、N−
メチロールメタクリルアミド、N−メトキシメチルアク
リルアミド、N−n−ブトキシメチルアクリルアミド、
N−メトキシメチルメタクリルアミド及びN− n ー
ブトキシメチルメタクリルアミド)との共重合物からの
単独−及び共重合物分散液を製造することができる。そ
のほか同様にして、ポリスチロールの水性分散液、なら
びにハロゲン化ビニル特にたとえば塩化ビニル及び塩化
ビニリデンならびにエチレンからの重合物の水性分散液
、たとえば塩化ビニリデン70〜90重量%及びアクリ
ルニトリル及び(又は) 1〜4個の炭素原子を含有す
るアルカノールのアクリル酸エステル10〜30重量%
からの共重合物の水性分散液、あるいは酢酸ビニル及び
(又は)塩化ビニル10〜40重量%特に15〜35重
量%及びエチレンからの共重合物の水性分散液を製造す
ることができる。本発明の方法により水性乳濁液中で重
合される、前記種類の単量体の量は、普通の範囲すなわ
ち単量体と分散剤を含む水性相との全量に対し一般に2
0〜70重量%特に40〜60重量%の範囲である。
重合温度も普通の範囲すなわち0〜150゜C特に20
〜90℃、多くの場合に60〜130℃であり(標準状
態で)、気体の単量体を重合させる場合又は100℃を
越える温度において操作する場合でない限り、多くは常
圧下で重合が行なわれる。本発明方法においては重合触
媒として、オレフイン性不飽和単量体の乳化重合に対し
て普通の、一般に水溶性の過酸化物系触媒、たとえば特
に過酸化水素、過硫酸のナトリウム塩、カリウム塩及び
アンモニウム塩、過硼酸塩及び酸化還元触媒たとえば過
酸化水素及びアスコルピン酸からの混合物が、場合によ
り鉄塩を添加して用いられる。
一般式(I)の繰返し単位を有する水溶性重合物の量は
、広い範囲で変動が可能であるが、一般には重合される
オレフイン性不飽和単量体に対し0.05〜5重量%、
特に0.1〜 3重量%好ましくは0.5〜1.5重量
%である。一般に普通の乳化剤の添加は、本発明の重合
方法において必ずしも必要ではないが、重合の過程にお
いてこれを添加してもよく、そしていわゆる乳濁液供給
法の実施に際して水相中において単量体の一部を乳化す
るためには、少量の普通の乳化剤を併用することが多く
の場合好ましい。これによつて、従来法で製造された乳
化剤を含有する分散液よりも起泡順向がはるかに少ない
分散液が得られる。そのほか乳化剤を少量併用すると、
重合物分散液の粒子の大きさを制御できる。しかも本方
法をそのまま実際に工業的に実施する場合に、たとえば
いわゆる単量体供給法にしたがつて操作するに際しては
、乳化剤の添加を省くことができる。本発明方法により
製造された重合物分散液は、従来法により製造された分
散液に比して特にその高い表面張力において優れており
、その安定性の点でも優れ、不織布用の結合剤が問題に
なる限りでは実際的に起泡せず、これを用いてたとえば
ニードルスリースの床張りを製造することができる。
この床張りは、強くこする場合に白ιルまを生じること
がなく、この種の不織布を製造する場合は、いわゆる滲
透吸収による損失が、分散液を含浸させた不織布を乾燥
する際に低減される。一般式(1)の繰返し単位を有す
る水.溶性共重合物は既知であるが、保護膠質又は分散
勅剤としてのその使用は知られていない。
この理由から、実際に起泡する傾向を有しない安定な重
合物分散液が本発明の方法において得られたことは予測
不可能なことである。さらに1,3−ジエン共重合物の
安定分散液たとえばブタジエン−スチロール及び(又は
)アクリルニトリル共重合物のそれは、従来は工業的に
乳化剤のみを単独使用して実際に製造することが不可能
であり、分散剤としての保護膠質を使用することにより
初めて製造が可能であつた。本発明の方法により製造さ
れた重合体水性分散液がきわめて高い表面張力を有する
ため、この新規な分散液を用いる場合に、普通の界面活
性剤(又は石けん)たとえばラウリル硫酸塩又は脂肪ア
ルキルスルホン酸塩を添加することによつて、特殊な使
用分野に最適の分散液の表面張力を得ること、すなわち
この分散液を用いて処理された基体の特殊な場合に希望
される湿潤性を、分散液の特に高い安定性において、4
0〜68ダイン/CrlLの表面張力にすることが、多
くの場合に可能となる。新規な分散液は一般に平たい基
体のための塗料、含浸剤及び接着剤として、場合により
着色された形で用いることができる。
その優れた安定性及び顔料親和性のために、新規方法に
より製造された重合体水性分散液は、特に紙の塗被料用
の結合剤として、ならびにその高い表面張力及び前記の
しまを生じないことのために不織布用結合剤として適す
る。さらにこの重合体分散液は、粘着剤の原料として、
水硬性結合剤への添加物として、顔料捺染のり用の結合
剤として、織物及び非織物の平らな構造物たとえばフイ
ルム、紙及び板紙のための塗料として、ならびにパテ及
び目詰め材料の製造のための原料として用いられる。下
記実施例中の部及び%は重量に関し、実施例中に記載の
分散剤のK値は、ハ一・フイーケンチヤ一によるツエル
ローゼ一\ミ一13巻58頁(1932年)の報文にし
たがい、1%水溶液の形で20℃で測定された。
実施例 1 攪拌式反応器中に水117部、過硫酸ナトリウム0.2
7部及びポリ−2−アクリルアミド−2−メチルプロパ
ンスルホン酸のナトリウム塩(K値60)2.5部を装
入して80℃に加熱し、これに下記の添加物1及びを同
時に、80℃の温度を保持して添加する。
添加後なお1時間80℃で仕上げ重合させると、粘着物
質の原料として適する55%分散液が得られる。
分散液の表面張力は60ダイン/CTrLである。実施
例 2耐圧式重合反応器中に水1350部、過硫酸カリ
ウム40部及びポリ−2−アクリルアミド−2一メチル
プロパンスルホン酸(K値80)のナトリウム塩82部
を装入し、反応器を窒素で2回洗浄し、最後に1気圧の
窒素気圧の下に置く(前置物)。
混合容器(添加物1)内で、水3460部、3%ピロリ
ん酸ナトリウム水溶液1350部、ラウリル硫酸ナトリ
ウム塩20部、メタクリル酸アミド135部、アクリル
酸278部、ならびにジイソプロピルキサントゲンジス
ルフイド40部を溶解したスチロール7830部を、よ
く攪拌して混合する。
混合容器を窒素で洗浄し、次いでブタジエン5265部
を添加する。この単量体乳濁液(添加物1)のうち37
75部を、反応器中の前置物に添加する。130℃に加
熱し、75℃に達したときさらに単量体乳濁液(添加物
1)の供給を開始する。
添加の時間は2〜3時間であるが、その間130℃の重
合温度を保持する。添加物1と同時に2%過硫酸カリウ
ム水溶液5400部(添加物)を重合容器に供給する。
添加物1及びの添加が終了したのち、さらに2%過硫酸
力リウム水溶液1350部(添加物1)を30分かけて
反応器に加える。
凝結物不含で50%の低粘度分散液が得られ、この液は
ガラス上にきわめて良好に粘着する透明薄膜を生成し、
そして62ダイン/儂の表面張力を有する。実施例 3 耐王式の重合反応器に水4810部、過硫酸カリウム4
0部、ポリ一 2 −アクリルアミド−2一メチルプロ
パンスルホン酸のナトリウム塩(K値40)100部、
メタクリル酸アミド135部及び3%ピロリん酸ナトリ
ウム水溶性1350部を装入し、窒素を用いて洗浄した
のちl気圧の窒素気圧下に置く(前置物)。
混合容器(添加物1)内で、ジイソプロピルキサントゲ
ンジスルフイド40部を溶解したスチロール5265部
及びアクリル酸278部を攪拌下に混合する。
この混合容器を窒素で洗浄し、次いでブタジエン783
0部を加える。この単量体混合物の700部を、反応器
中の前置物に加え、80゜Cに加熱し、50′Cに達し
たとき単量体混合物(添加物1)の残部の供給を開始す
る。添加時間は7〜8時間であつて、その間80吃の重
合温度を保持する。添加物1と同時に2%過硫酸カリウ
ム水溶液5400部(添加物11)を反応器に供給する
。添加物1及びnの添加が終了したのち、さらに2%過
硫酸カリウム水溶液1350部(添加物111)を30
分かけて添加する。凝結物不含の50%分散液が得られ
、この液はガラス上に良好に粘着する透明薄膜を生成し
、そして62ダイン/CTnの表面張力を有する。実施
例 4 攪拌式反応器中に、水1160部、20%ポリ−r−ス
ルホプロピルメタクリレートのナトリウム塩水溶液(K
値40)87部、硫酸ラウリルナトリウム0.5部、メ
タクリルアミド32部及び過硫酸カリウム1.5部を装
入し、90″Cに加熱する。
次いで下記の添加物1及びnを、3時間かけて90″C
に保持した前置物に攪拌下に加える。
添加物1: スチロール 773部 イソブチルアクリレート 773部 アクリル酸 23部 添加物11: 過硫酸カリウム8部の水392部中の水溶液次いでなお
l時間仕上げ重合を行なうと、安定な50%分散液が得
られる。
この液は透明薄膜を形成し、そして62ダイン/CTI
Lの表面張力を有する。実施例 5 耐圧攪拌式反応器中に水650部、ピロリん酸ナトリウ
ム1部、ラウリル硫酸ナトリウム0.5部、過硫酸ナト
リウム1部及び20%ポリ−r−スルホプロピルメタク
リレートのナトリウム塩水溶液(K値90)50部を撹
拌下に装人し、60″Cに加熱する。
この前置物に、下記の添加物1及び…を撹拌下に60″
Cで5時間かけて加える。添加物1: 塩化ビニリデン 850部 n−ブチルアクリレート 100部 アクリル酸エチル 45部 添加物11: 過硫酸ナトリウム5部の水200部中の水溶液次いでな
おl時間60′(11,で仕上げ重合を行なうと、凝結
物不含で58ダイン/CTILの表面張力を有する50
%分散液が得られ、この液は強靭な薄膜を生成する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水性媒質が分散剤として次式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I )(式中Xは
    −O−又は−NH−を、YはH又はカチオンを示し、n
    は1〜8の整数を示す)の繰返し単位を有する水溶性重
    合物を含有することを特徴とする、普通の重合触媒を用
    いて分散剤を含有する水性媒質中においてオレフィン性
    不飽和単量体を重合させることによる、重合物水性分散
    液の製法。
JP51108429A 1975-09-11 1976-09-11 特殊な分散剤を含有する重合物水性分散液の製法 Expired JPS5948002B2 (ja)

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