JPS5945186B2 - 鉛蓄電池用陰極板の製造法 - Google Patents
鉛蓄電池用陰極板の製造法Info
- Publication number
- JPS5945186B2 JPS5945186B2 JP54124407A JP12440779A JPS5945186B2 JP S5945186 B2 JPS5945186 B2 JP S5945186B2 JP 54124407 A JP54124407 A JP 54124407A JP 12440779 A JP12440779 A JP 12440779A JP S5945186 B2 JPS5945186 B2 JP S5945186B2
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- paste
- acid batteries
- manufacturing
- lignin
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高率放電性能の向上を図つた鉛蓄電池用陰極板
の製造法に関する。
の製造法に関する。
従来、鉛蓄電池用陰極板におけるペーストは、酸化鉛を
６５〜８０％の主成分とする鉛化合物の粉体に０．２〜
１％程度のリグニンや０．２〜２％程度の硫酸バリウム
等の添加剤を加えて希硫酸で練合して製造している。
６５〜８０％の主成分とする鉛化合物の粉体に０．２〜
１％程度のリグニンや０．２〜２％程度の硫酸バリウム
等の添加剤を加えて希硫酸で練合して製造している。
上記添加剤のリグニンは特に低温時の高率放電性能や寿
命性能の向上に効果があるが、添加し過ぎると充電過電
圧が増大して充電されにくくなつたり、活物質が膨張し
て短絡し易くなる弊害がありこのような活物質が膨張し
て短絡し易くなる傾向は活物質の内部まで利用されるよ
うな、深い充放電状態で使用される場合に著しい。
命性能の向上に効果があるが、添加し過ぎると充電過電
圧が増大して充電されにくくなつたり、活物質が膨張し
て短絡し易くなる弊害がありこのような活物質が膨張し
て短絡し易くなる傾向は活物質の内部まで利用されるよ
うな、深い充放電状態で使用される場合に著しい。
また、高率放電の場合のように、活物償の表面層しか利
用されないような浅い充放電状態で使用されると、陰極
活物質粒子が凝集して反応面積が減少し、これによる性
能低下が著しい。本発明は上記の問題を解決するもので
、高率放電性能を向上させ、且つ深い充放電状態で使用
されても活物質が膨張せず、また浅い充放電状態で使用
されても活物質が著しく凝集しないような鉛蓄電池用陰
極板を製造するために、通常のペーストを極板格子に充
填した後、前記ペーストの表面に、リグニン、硫酸バリ
ウム、カーボン等の添加剤の混合微粉末を吹付（たは塗
布による方法で付着させて、ペースト表面層の添加剤濃
度を内部より高くしたことを特徴とする。
用されないような浅い充放電状態で使用されると、陰極
活物質粒子が凝集して反応面積が減少し、これによる性
能低下が著しい。本発明は上記の問題を解決するもので
、高率放電性能を向上させ、且つ深い充放電状態で使用
されても活物質が膨張せず、また浅い充放電状態で使用
されても活物質が著しく凝集しないような鉛蓄電池用陰
極板を製造するために、通常のペーストを極板格子に充
填した後、前記ペーストの表面に、リグニン、硫酸バリ
ウム、カーボン等の添加剤の混合微粉末を吹付（たは塗
布による方法で付着させて、ペースト表面層の添加剤濃
度を内部より高くしたことを特徴とする。
本発明の一実施例を説明する。
酸化鉛を６５〜８０チの主成分とする鉛化合物の粉体に
、リグニン０．２〜１チ、硫酸バリウム０．３〜２チ、
カーボン０．１〜０．５ｑ６の割合でで添加剤を加Ｌ希
硫酸で練合して得た通常のペーストを極板格子に充填し
、ペースト中の水分を５〜１０チ程度まで加熱乾燥して
除去した後、この極板表面に、２倍量のリグニン、硫酸
バリウム、カーボンの添加剤混合粉末を１００借景の水
に均一に分散した溶液を５ゴ噴霧して付着させ、次いで
乾燥して熟成し、鉛蓄電池用陰極板を製造する。
、リグニン０．２〜１チ、硫酸バリウム０．３〜２チ、
カーボン０．１〜０．５ｑ６の割合でで添加剤を加Ｌ希
硫酸で練合して得た通常のペーストを極板格子に充填し
、ペースト中の水分を５〜１０チ程度まで加熱乾燥して
除去した後、この極板表面に、２倍量のリグニン、硫酸
バリウム、カーボンの添加剤混合粉末を１００借景の水
に均一に分散した溶液を５ゴ噴霧して付着させ、次いで
乾燥して熟成し、鉛蓄電池用陰極板を製造する。
リグニンと硫酸バリウムおよびカーボンの添加剤混合比
は（５〜１０）：（５〜１０）：（１〜２）の範囲が適
しており、付着させる添加剤の量は極板１枚当り１０〜
１００ｍ９が適量である。また、添加剤の付着方法とし
ては、圧搾空気を利用して吹付けたり、水に分散させた
後吹付または塗布する方法があるが、均一に付着させる
ためには水に分散させた後吹付または塗布する方法が良
い。この場合ペーストの水分を一時的に除去すれば、同
じ濃度の添加剤溶液でも重ねて付着量を増すことができ
る。従つて、上記により得られた陰極板は、その表面部
の添加剤濃度が内部より高くなるので、鉛蓄電池内にお
いてリグニングが活物質の表面部に適度の膨張を与え、
電気化学反応の接触面積を増大させて高率放電性能を向
上させるが、活物質内部は従来と変わらないため活物質
が極板格子から剥μ離脱落に到ることはなく鉛蓄電池の
寿命を短縮することはない。
は（５〜１０）：（５〜１０）：（１〜２）の範囲が適
しており、付着させる添加剤の量は極板１枚当り１０〜
１００ｍ９が適量である。また、添加剤の付着方法とし
ては、圧搾空気を利用して吹付けたり、水に分散させた
後吹付または塗布する方法があるが、均一に付着させる
ためには水に分散させた後吹付または塗布する方法が良
い。この場合ペーストの水分を一時的に除去すれば、同
じ濃度の添加剤溶液でも重ねて付着量を増すことができ
る。従つて、上記により得られた陰極板は、その表面部
の添加剤濃度が内部より高くなるので、鉛蓄電池内にお
いてリグニングが活物質の表面部に適度の膨張を与え、
電気化学反応の接触面積を増大させて高率放電性能を向
上させるが、活物質内部は従来と変わらないため活物質
が極板格子から剥μ離脱落に到ることはなく鉛蓄電池の
寿命を短縮することはない。
本発明により得られた陰極板を使用したＮ５ＯＺ形鉛蓄
電池（本発明品Ａ）と従来の同形の鉛蓄電池（従来品Ｂ
）について、低温（−１５のＣ）における高率放電性能
と充放電サイクルとの関係を図面に示す。
電池（本発明品Ａ）と従来の同形の鉛蓄電池（従来品Ｂ
）について、低温（−１５のＣ）における高率放電性能
と充放電サイクルとの関係を図面に示す。
これは１４．８で１０分間充電し、２５Ａで２分間放電
することを充放電サイクルの１サイクルとしたＳＡＥ規
格に基く寿命試験中、初期、２．０００サイクノレ目、
４．０００サイクノレ目、６．０００サイクル目におい
て、３００Ａの高率放電をしたときの持続時間を測定し
た結果である。上記の結果から、本発明品Ａは従来品Ｂ
と比較して高い高率放電性能を有しており、而も経時変
化が少く高水準を維持していることが判明した。上述し
たように、本発命は鉛蓄電池の寿命を短縮することなく
、高率放電性能を向上する陰極板を製造することができ
る点甚だ価値あるものである。
することを充放電サイクルの１サイクルとしたＳＡＥ規
格に基く寿命試験中、初期、２．０００サイクノレ目、
４．０００サイクノレ目、６．０００サイクル目におい
て、３００Ａの高率放電をしたときの持続時間を測定し
た結果である。上記の結果から、本発明品Ａは従来品Ｂ
と比較して高い高率放電性能を有しており、而も経時変
化が少く高水準を維持していることが判明した。上述し
たように、本発命は鉛蓄電池の寿命を短縮することなく
、高率放電性能を向上する陰極板を製造することができ
る点甚だ価値あるものである。
図面は本発明により得られた陰極板を使用した鉛蓄電池
と従来の鉛蓄電池の低温（−１５℃）における高率放電
性能と充放電サイクルとの関係を示す曲線図である。 Ａは本発明品、Ｂは従来品。
と従来の鉛蓄電池の低温（−１５℃）における高率放電
性能と充放電サイクルとの関係を示す曲線図である。 Ａは本発明品、Ｂは従来品。
Claims (1)
- １ リグニン、硫酸バリウム、カーボン等の添加剤を加
えた通常のペーストを極板格子に充填した後、前記ペー
ストの表面に、リグニン、硫酸バリウム、カーボン等の
添加剤の微粉末を吹付または塗布による方法で付着させ
て、ペースト表面層の添加剤濃度を内部より高くしたこ
とを特徴とする鉛蓄電池用陰極板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54124407A JPS5945186B2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 鉛蓄電池用陰極板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54124407A JPS5945186B2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 鉛蓄電池用陰極板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5648070A JPS5648070A (en) | 1981-05-01 |
| JPS5945186B2 true JPS5945186B2 (ja) | 1984-11-05 |
Family
ID=14884690
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54124407A Expired JPS5945186B2 (ja) | 1979-09-27 | 1979-09-27 | 鉛蓄電池用陰極板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5945186B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998031061A1 (en) * | 1997-01-10 | 1998-07-16 | Geo Specialty Chemicals, Inc. | Battery paste dispersant |
| JPH10261431A (ja) * | 1997-03-18 | 1998-09-29 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | シール鉛蓄電池 |
| CN101937991B (zh) * | 2010-05-07 | 2012-12-26 | 张家口保胜新能源科技有限公司 | 一种高能铅酸蓄电池负极板铅膏及其制作方法 |
-
1979
- 1979-09-27 JP JP54124407A patent/JPS5945186B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5648070A (en) | 1981-05-01 |
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