JPS5944075B2 - 制御用回路 - Google Patents

制御用回路

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JPS5944075B2
JPS5944075B2 JP5617575A JP5617575A JPS5944075B2 JP S5944075 B2 JPS5944075 B2 JP S5944075B2 JP 5617575 A JP5617575 A JP 5617575A JP 5617575 A JP5617575 A JP 5617575A JP S5944075 B2 JPS5944075 B2 JP S5944075B2
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JP
Japan
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coil
time
capacitor
voltage
control circuit
Prior art date
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JP5617575A
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English (en)
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JPS51134257A (en
Inventor
邦明 久保倉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は制御回路に係り、特にミシンの制御装置に利用
するに適する制御回路に関する。
ミシンの制御装置には、特公昭47−17027や米国
特許3487438にみられるように、自動糸切りや糸
払い用のソレノイドを備えられ、さらに駆動停止機構に
電磁クラッチ、ブレーキ用をいている例が多い。
これらのソレノイドを順次励磁する従来のシーケンス制
御回路ではインダクタンス分を含むコイルの電磁エネル
ギーは抵抗熱として消費され、必ずしも有効に回収され
る回路構成とはなつていない。本発明の目的は、これら
コイルの電磁エネルギーを制御回路の結線構成の工夫に
より有効に利用した制御回路を提供することにある。
本発明の他の目的は応答の早い制御回路を提供すること
にある。
ミシンの制御技術については前述公知例の他に更に、ほ
つれ防止の止め縫いに関する特開昭46−2454、米
国特許3024750の制御技術、さらには、電磁クラ
ッチブレーキの断続制御によるミシン変速駆動停止につ
いては、米国特許3407910、特公昭47−283
76、特公昭47−22362、特開昭47−9069
など広く公知としてしられている有効な技術がある。
本発明の制御回路を適用し得るミシンの代表的な動作例
を示すと第1図のようになる。第1図は横軸に時間をと
り、縦軸には、上のグラフにおいては、ミシン速度、下
のグラフにおいては各制御ソレノイドの電圧をとつてい
る。
図示せざる公知のミシンペダルの操作により、時間tl
でクラッチClに電圧が印加され、ミシンは速度N2ま
で加速される。その後、ブレーキBrとクラッチClが
交互に電圧印加され、速度N2を時間を4まで続ける。
また時間を2とを3の間止め縫いソレノイドBTが励磁
され、図示せざる公知のミシン布送り方向機構が、布を
時間を1〜を2の間とは逆の方向に送り、止め縫がなさ
れるそして、時間を4からを5まで、クラッチClの電
圧が印加され、ミシンは高速縫い速度N3にて運転され
る。時間を5にて図示せざるミシンペダルの操作力を解
放するか、あるいは逆方向(逆ブミ)にかけると、公知
の制御技術によつて、ブレーキBrが励磁され、ミシン
はN3よりNiまで減速する。時間を6で、速度がN2
となると、クラッチCl、ブレーキBrがこまかく交互
に断続制御され、例えば規定の針下位置にくると時間T
7から再び速度がN2に上昇するとともに、規定のたと
えば3針分のみ速度N2にて止め縫いu規定の例えば針
下位置T,から規定の位置例えば次の針下位置でTlO
で再び速度N1もどるととも,に、糸切りソレノイドT
が励磁され、糸切り機構が動作する。そして、時間Tl
lで針上位置で、クラツチCLの励磁、糸切りソレノイ
ドTの励磁が完全にとかれ、ブレーキBrが励磁される
。それと同時に、糸払いソレノイドWが短時間励磁され
た後、時間Tl2で、布押え上げソレノイドが励磁され
る。上述のミシン制御の様に、複数のソレノイドを順次
励磁、解放するための制御回路として、従来第2図に示
される様な回路が用いられていた。
すなわち第2図の回路において、商用交流電源1からの
電流をトランス2で降圧し、ダイオード34及び平滑用
コンデンサ5,6により例えばライン23には48Vの
直流を、ライン24には24Vの直流をもたらす。そし
て、クラツチ用(又はブレーキ用)コイル7は、スイツ
チ8の開閉により24励磁が制御される例であり、スイ
ツチ8の開時には、コイル7のインダクタンスにたくわ
えられたエネルギー}LI2は、ダイオード9をコイル
7通る閉回路によつて抵抗熱により消費される。
また、ブレーキ用(又はクラツチ用)コイル13は、4
8Vライン23につながる接点12と24ライン24に
つながる接点11をもつスイツチ1により切替可能な例
であり、励磁投入の速度を上げるため、初め接点12に
接続され、48Vでソレノイドが吸引後、接点11側に
接続され24Vで保持され、その後、スイツチ14を開
とするものであり、スイツチ14の開後は、コイル13
のエネルギーは、ダイオード15、コイル13の閉回路
にて抵抗熱として消費される。
そして糸切り用コイル21の例は、スイツチ18の切り
替えによりコンデンサ22に蓄積された48Vエネルギ
ーが放電する時間だけ、コイル21を励磁するように構
成されている。この様に複数のコイルが図示せざる公知
のシーケンス制御回路により所定の順序で励磁、解放さ
れることにより、ミシン制御が行われる。
しかし第2図に示される如き従来の回路ではコイルのイ
ンダクタンスに蓄積されたエネルギーA−LI2はその
まま抵抗熱として消費されるため、省エネルギーに反す
るとともに、励磁解放時の電流消滅時間すなわちソレノ
イド機構の復帰時間が比較的長いという不具合を有する
。また一方で、コイル13のように投入当初、高圧で高
速投入し、その後低圧で保持する類のものでは、高圧、
低圧2つの電源を要するわずられしさがある。本発明は
、これらの従来の欠点を解消せんとするものである。
本発明に従う制御回路を第3図に沿つて説明すると、2
4Vの電源線24′にコイル25が接続され、コイル2
5に直列にスイツチ26が設けられている。
また、ダイオード32と抵抗33を介してエネルギー移
行用コンデンサ28が電源線24′に接続されており、
コイル25とコンデンサ28の間にはダイオード27が
設けられている。更にコンデンサ28に並列に、コイル
29とスイツチ30の直列組合せが設けられている。そ
してコイル29に並列にダイオード31が接続されてい
る。この様な構成において、まずスイツチ26が閉じら
れコイル25が励磁された後、スイツチ26が開かれる
とコイル25の電流は、ダイオード27を通り、すでに
ダイオード32、抵抗33を介して24に光電されてい
るコンデンサ28に流入し、コイル25のインダクタン
スに蓄積されたエネルギーはコンデンサ28に移行する
。そのため、コンデンサ28の電位は電源24V以上に
上昇するが、ダイオード27,32及び開となつている
スイツチ30のためその電圧を維持する。その後、スイ
ツチ30を閉とすると、コイル29は当初コンデンサ2
8高圧電圧により高速励磁され、−その後24ライン2
4により保持される。この様に、本発明に従う第3図の
回路においては、コイル25の蓄積エネルギーが有効に
利用されるとともに、コイル25の電流の減衰は通常の
フライホイールダイオードを並列に人れた場合の減衰時
間よりさらに短い時間で減衰するという利点がある。
また、簡単な回路にてコイル29は当初のみ高圧励磁さ
れるというメリツトがある。理論計算によれば、コイル
25の、自己インダクタンスを40mH、抵抗を10Ω
、コンデンサ28の容量を40PF、電源電圧を24V
とすると、電流減衰の時間(電流がゼロになるまでの時
間)は、スイツチ26の第1回目の閉,開で144mS
、コンデンサ28の電圧は70Vとなる。さらにスイツ
チ26の閉開の2回目は、0.9ms1100、3回目
は0.76mS、122Vとなる。電流の減衰時間が回
を追う毎に短かくなる理由及び、コンデンサ28の電圧
の上昇率が低下するのは、各回毎に一定のコイル蓄積エ
ネルギー+Ll2が、コンデンサエネルギ±CE2(C
は、コンデンサ容量、Eは、コンデンサ電位7に移行す
るためであり、電位Eが回を追つて上昇することに起因
する。
すなわち、★L2は委C(Et+1一Ei2)(ト)は
回数順番目を表わす)に移行するとき、回数を追うごと
にEiが上昇していることによる。コイルの時定数(電
流が37%に減衰する時間)は、4msであるから、減
衰時間は大巾に低減されることが分る。
さらに、電源の数倍の高圧が、コイル29の高速励磁要
に得られることが分る。また、スイツチ26の開と同時
に、スイツチ30を閉とした場合でもコイル25のエネ
ルギーは、当初コンデンサ28及び、コイル29に分流
して、移行し、コンデンサ28が電源電圧以上に上昇す
るとともに、コイル29は電源電圧以上で励磁される。
その後、移行エネルギーが少なくなると、コンデンサ2
8は放電し、コイル29をつづけて電圧励磁し、ついに
、コンデンサ28が電源電圧とひとしくなつた所で、コ
イル25のエネルギー放電は完了し、コイル29は電源
電圧にて保持される。この場合においても上述の利点は
発揮されることは明らかである。
第3図の回路をミシンの制御についてあてはめてみると
、コイル25を糸切りソレノイドとし、コイル29をブ
レーキコイルとすることが望ましい。
すなわち、糸切り後の定位置停止のためには電磁ブレー
キBrの応答が早い程有利であるが、常時ブレーキを強
くしておくことはミシンの減速を不安定にする。第3図
の回路では糸切りソレノイド(コイル25)を解放後、
スイツチ30を閉じた場合にのみ特に応答の早いコイル
29の励磁によるブレーキ動作が得られる。本発明に従
う別な制御回路が第4図に示されている。
この図の左部分には1つのコイル35のエネルギーを2
つのコイル36,37の高圧励磁に利用するため2つの
コンデンサ38,39に分けて移行する構成が示されて
いる。また右部分には2つのコイル40,41のエネル
ギーを1つのコイル42の高圧励磁に利用するため、コ
ンデンサ43に集める構成が示されている。この様に順
励磁されるべき複数のコイルの動作パターンに応じて、
コイルのエネルギーを分配又は集中させることが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はミシンの代表的動作例を示すタイムチヤートで
ある。 第2図は従来の制御回路を示す図である。第3図は本発
明に従う制御回路を示す図である。第4図は本発明に従
う別の制御回路を示す図である。符号の説明、1・・・
・・・交流電源、2・・・・・・トランス、3,4,9
,15,16・・・・・・ダイオード、5,6,22・
・・・・・コンデンサ、7,13,21・・・・・・コ
イル、8,10,14,18・・・・・・スイツチ、1
1,12,19,20・・・・・・接点、17・・・・
・・抵抗、23・・・・・・高圧直流ライン、24・・
・・・・低圧直流ライン、24′・・・・・・電源ライ
ン、25,29,35,36,37,40,41,42
・・・・・・コイル、26,30・・・・・・スイツチ
、2r,31,32・・・・・・ダイオード、28,3
8,39,43・・・・・・コンデンサ、33・・・・
・・抵抗。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 順次励磁すべき少くとも2個のコイルを備えた制御
    用回路であつて、2本の電源線と、一端が一方の電源線
    に接続されている第1のコイルと、前記第一のコイルの
    他端と他方の電源線の間に設けられた第1のスイッチ手
    段と、一端か前記一方の電源線に接続されている第1の
    整流素子と、前記第1の整流素子の他端と前記他方の電
    源線の間に設けられたエネルギー移行用コンデンサと、
    前記第1のコイルの他端と前記第1の整流素子の他端の
    間に設けられた第2の整流素子と、前記コンデンサに並
    列に設けられた第2のコイル及び第2のコイルを開閉す
    る第2のスイッチ手段とを含むことを特徴とする制御用
    回路。
JP5617575A 1975-05-14 1975-05-14 制御用回路 Expired JPS5944075B2 (ja)

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JP5617575A JPS5944075B2 (ja) 1975-05-14 1975-05-14 制御用回路

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JPS51134257A JPS51134257A (en) 1976-11-20
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JP4602714B2 (ja) 2004-08-19 2010-12-22 株式会社ティラド 熱交換器

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