JPS5943801Y2 - 回転変圧器付回転電機の冷却装置 - Google Patents
回転変圧器付回転電機の冷却装置Info
- Publication number
- JPS5943801Y2 JPS5943801Y2 JP59079U JP59079U JPS5943801Y2 JP S5943801 Y2 JPS5943801 Y2 JP S5943801Y2 JP 59079 U JP59079 U JP 59079U JP 59079 U JP59079 U JP 59079U JP S5943801 Y2 JPS5943801 Y2 JP S5943801Y2
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- JP
- Japan
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- rotating
- electric machine
- transformer
- rotating electric
- stator frame
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Cooling System (AREA)
- Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はブラシレス回転電機に係り、特に界磁回路に回
転変圧器を備えた回転電機を有効に通風冷却できる冷却
装置に関する。
転変圧器を備えた回転電機を有効に通風冷却できる冷却
装置に関する。
可変速で運転するブラシレス同期電動機にはその界磁コ
イルに電磁誘導の原理に基く非接触形通電方式で電力を
伝達する装置としての回転変圧器を備えたものがある。
イルに電磁誘導の原理に基く非接触形通電方式で電力を
伝達する装置としての回転変圧器を備えたものがある。
第１図はこの従来の一例を示す回転電機であって、固定
子１の内部に突極形量転子２が空隙を介して挿入されて
いる。
子１の内部に突極形量転子２が空隙を介して挿入されて
いる。
この回転子２は軸３０両端部に設けた軸受４並びに軸受
ブラケット５により固定子枠６に支持される。
ブラケット５により固定子枠６に支持される。
回転変圧器は固定枠６及び軸受ブラケット５で包囲され
た機内に装着される。
た機内に装着される。
すなわち、回転部であるコイＪＬ／１ａを巻回した円筒
状の回転鉄心Ｉが軸３に嵌着されており、この回転部の
外周側に空隙９を介してコイ／Ｉ／８ａを巻回した円筒
状の固定鉄心８を配置する。
状の回転鉄心Ｉが軸３に嵌着されており、この回転部の
外周側に空隙９を介してコイ／Ｉ／８ａを巻回した円筒
状の固定鉄心８を配置する。
さらにこの固定鉄心８は固定子枠６に取付げられた円板
のブラケット１０に固着される。
のブラケット１０に固着される。
つまり機内にはこのブラケット１０によって軸方向に仕
切られた内側室１１と、外側室１２とが形成される。
切られた内側室１１と、外側室１２とが形成される。
そしてブラケット１０にはこの内側室１１と外側室１２
とを通風可能に連通する孔１０ａが設げられている。
とを通風可能に連通する孔１０ａが設げられている。
又、この回転電機の固定子１には機内に空気を循環させ
る送風機とこの空気を冷却する冷却器を内蔵した風道１
３が搭載されている。
る送風機とこの空気を冷却する冷却器を内蔵した風道１
３が搭載されている。
なお、図示しないが、軸３には回転変圧器の回転部から
供給された交流を直流に変換する回転整流器が設けられ
ている。
供給された交流を直流に変換する回転整流器が設けられ
ている。
以上のように構成された回転電機の冷却風流路は次のよ
うになる。
うになる。
冷却器により冷却された空気は固定子枠２の内部に導入
され内側室１１と外側室１２とに分流する。
され内側室１１と外側室１２とに分流する。
ところが、この流路によると本体である固定子１及び回
転子２の冷却効果は十分に得られるが、回転変圧器を冷
却すべく外側室１２に流入した空気は内側室１１との圧
力差が小さく且つ回転変圧器の空隙９がせいぜい１〜２
闘であり通風抵抗が大きいためブラケットの孔１０ａを
流通してしまい回転変圧器が有効に冷却されないという
欠点がある。
転子２の冷却効果は十分に得られるが、回転変圧器を冷
却すべく外側室１２に流入した空気は内側室１１との圧
力差が小さく且つ回転変圧器の空隙９がせいぜい１〜２
闘であり通風抵抗が大きいためブラケットの孔１０ａを
流通してしまい回転変圧器が有効に冷却されないという
欠点がある。
このため第２図のように回転変圧器を回転電機の外部へ
出したものがある。
出したものがある。
図において第１図と同じ作用をする部品は同一符号で示
している。
している。
軸３を回転電機の外部へ突出してこの突出部に回転鉄心
７を嵌着し、固定鉄心８は軸受ブラケット５に取付けた
カバー１４に固定する。
７を嵌着し、固定鉄心８は軸受ブラケット５に取付けた
カバー１４に固定する。
そして軸３にファン１５を嵌着するとともに風道１３と
カバー１４の内部とを通風ダクト１６により連通せしめ
て冷却空気を導入し回転変圧器の空隙９に流通するよう
にしている。
カバー１４の内部とを通風ダクト１６により連通せしめ
て冷却空気を導入し回転変圧器の空隙９に流通するよう
にしている。
このような構成にすると回転変圧器の冷却効果はよいが
、そのための構成部品が増え、界磁接続のため軸３に中
心孔を穿設するなど回転電機が大形化および複雑化した
り、そのうえ軸受４のメンテナンスが困難になる等、種
々の難点がある。
、そのための構成部品が増え、界磁接続のため軸３に中
心孔を穿設するなど回転電機が大形化および複雑化した
り、そのうえ軸受４のメンテナンスが困難になる等、種
々の難点がある。
本考案は回転電機の固定子枠内に収納設置した回転変圧
器の冷却効率が高く小形軽量化を図った回転変圧器付回
転電機の冷却装置を提供することを目的とする。
器の冷却効率が高く小形軽量化を図った回転変圧器付回
転電機の冷却装置を提供することを目的とする。
以下本考案の一実施例を第３図により説明する。
第３図において第１図に示した同じ作用をする部品は同
一符号を付して説明を省略する。
一符号を付して説明を省略する。
回転電機の軸受４及び軸受ブラケット５は回転子２の軸
端側に配置し固定子枠６で支持する。
端側に配置し固定子枠６で支持する。
そして回転変圧器は回転子２と軸受４との間に配置して
その固定鉄心８を円板のブラケット１０により固定子枠
６に支持固定する。
その固定鉄心８を円板のブラケット１０により固定子枠
６に支持固定する。
このように回転変圧器を配置することにより固定子枠６
の内部にはブラケット１０により仕切られ回転子側に内
側室１１と軸受側に外側室１２とが形成される。
の内部にはブラケット１０により仕切られ回転子側に内
側室１１と軸受側に外側室１２とが形成される。
したがってこの内側室１１と外側室１２とは回転変圧器
の空隙９によって連通される。
の空隙９によって連通される。
なお好ましくは固定鉄心８に画室１１．１２を連通ずる
通風孔８ｂを設ける。
通風孔８ｂを設ける。
又、固定枠６には回転電機本体の固定子鉄心の背部つま
り後述す・る冷却器１９の吸入側と外側室１２とを連通
ずる管状のダクト１７を設けて通風路１８を形成する。
り後述す・る冷却器１９の吸入側と外側室１２とを連通
ずる管状のダクト１７を設けて通風路１８を形成する。
一方固定子１には風道１３が外装されている。
この風道１３の内部には冷却器１９と機内に冷却空気を
循環させる送風機２０が設けられる。
循環させる送風機２０が設けられる。
そして風道１３は送風機２０から排出した冷却空気を回
転子２０両側へ導くように構成し、特に回転変圧器を配
置した一端側は内側室１１へ導入するようになっている
。
転子２０両側へ導くように構成し、特に回転変圧器を配
置した一端側は内側室１１へ導入するようになっている
。
次に作用について説明する。
送風機２０から排出された冷却空気は回転子２０両側へ
導入されて回転電機の回転子２及び固定子１を冷却して
冷却器１９に戻る。
導入されて回転電機の回転子２及び固定子１を冷却して
冷却器１９に戻る。
ここで、内側室１１に導入した冷却空気は分流して一方
は回転子側へ又他方は回転変圧器側へ十分に流れる。
は回転子側へ又他方は回転変圧器側へ十分に流れる。
つまり外側室１２が固定子枠６に形成された通風路１８
により負圧部である冷却器１９の吸入側と連通しである
ので高圧力部である内側室１１との間に大きな圧力差が
生じ、回転変圧器の空隙９を風速の大きい冷却空気が流
通する。
により負圧部である冷却器１９の吸入側と連通しである
ので高圧力部である内側室１１との間に大きな圧力差が
生じ、回転変圧器の空隙９を風速の大きい冷却空気が流
通する。
又、固定鉄心８に設けた通風孔８ｂは空隙９０寸法が小
さく冷却効率の限界にあるものに対して有効なものであ
る。
さく冷却効率の限界にあるものに対して有効なものであ
る。
以上の様に本考案の構成によれば、回転変圧器を固定子
枠の内部に収納して回転電機の構成を簡素化し、回転変
圧器と軸受部との間に冷却器の吸入側と連通した外側室
を形成したので、回転変圧器を風速の大きい冷却風で十
分に冷却することができ、回転電機全体を小形軽量化す
ることができるなどの効果がある。
枠の内部に収納して回転電機の構成を簡素化し、回転変
圧器と軸受部との間に冷却器の吸入側と連通した外側室
を形成したので、回転変圧器を風速の大きい冷却風で十
分に冷却することができ、回転電機全体を小形軽量化す
ることができるなどの効果がある。
第１図および第２図はそれぞれ従来の回転変圧器付回転
電機の冷却装置を示す縦断面図、第３図は本考案の回転
変圧器付回転電機の冷却装置の一実施例を示す縦断面図
である。 １・・・・・・固定子、２・・・・・・回転子、３・・
・・・・軸、４−・・・・・軸受、５・・・・・・軸受
ブラケット、６・・・・・・固定子枠、Ｉ・・・・・・
回転鉄心、８・・・・・・固定鉄心、９・・・・・・空
隙、１０・・・・・・ブラケット、１１・・・・・・内
側室、１２・・・・・・外側室、１７・・・・・・ダク
ト、１８・・・・・・通風路、１９・・・・・・冷却器
、２０・・・・・・送風機。
電機の冷却装置を示す縦断面図、第３図は本考案の回転
変圧器付回転電機の冷却装置の一実施例を示す縦断面図
である。 １・・・・・・固定子、２・・・・・・回転子、３・・
・・・・軸、４−・・・・・軸受、５・・・・・・軸受
ブラケット、６・・・・・・固定子枠、Ｉ・・・・・・
回転鉄心、８・・・・・・固定鉄心、９・・・・・・空
隙、１０・・・・・・ブラケット、１１・・・・・・内
側室、１２・・・・・・外側室、１７・・・・・・ダク
ト、１８・・・・・・通風路、１９・・・・・・冷却器
、２０・・・・・・送風機。
Claims (1)
- 回転電機の回転子とこれを支承する軸受との間に微小空
隙による非接触で回転子の界磁コイルに電力を伝達する
回転変圧器を配置し、これら回転電機および回転変圧器
を冷却器を介して送風機により通風し冷却するようにし
た冷却装置において、回転電機の固定子枠に回転変圧器
の固定鉄心を支持固定し且つ固定子枠内を軸方向に仕切
るブラケットを設けて回転子側に内側室を、また軸受側
に外側室を形成し、この内側室に前記送風機から送られ
た冷却風を導入させるとともに固定子枠に外側室と冷却
器の吸入側とを連通する通風路を設けたことを特徴とす
る回転変圧器付回転電機の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59079U JPS5943801Y2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 回転変圧器付回転電機の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59079U JPS5943801Y2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 回転変圧器付回転電機の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55102362U JPS55102362U (ja) | 1980-07-17 |
| JPS5943801Y2 true JPS5943801Y2 (ja) | 1984-12-27 |
Family
ID=28801978
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59079U Expired JPS5943801Y2 (ja) | 1979-01-10 | 1979-01-10 | 回転変圧器付回転電機の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943801Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11264860B2 (en) | 2017-04-26 | 2022-03-01 | Robert Bosch Gmbh | Motor |
-
1979
- 1979-01-10 JP JP59079U patent/JPS5943801Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55102362U (ja) | 1980-07-17 |
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