JPS5943699B2 - 断熱容器の製造方法 - Google Patents

断熱容器の製造方法

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Publication number
JPS5943699B2
JPS5943699B2 JP51067314A JP6731476A JPS5943699B2 JP S5943699 B2 JPS5943699 B2 JP S5943699B2 JP 51067314 A JP51067314 A JP 51067314A JP 6731476 A JP6731476 A JP 6731476A JP S5943699 B2 JPS5943699 B2 JP S5943699B2
Authority
JP
Japan
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partition plate
mold
resin
heat insulating
molding
Prior art date
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Expired
Application number
JP51067314A
Other languages
English (en)
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JPS52149660A (en
Inventor
巧 雨宮
英一 古瀬
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Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sawafuji Electric Co Ltd filed Critical Sawafuji Electric Co Ltd
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Expired legal-status Critical Current

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  • Moulding By Coating Moulds (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、冷蔵庫などの容器を断熱構造にし、かつ所
要の強度を持つように改良した断熱容器の製造方法に関
するものである。
この種の容器は、金属板に代えて、合成樹脂成形体を用
いるようになつたが、回転成形で二重壁構造とすると、
断熱構造を必要とする部屋とは別の部屋を同時に構成す
ることが困難で、この成形容器の採用できるデザインは
大巾に制約されることになつていた。
この発明は、上記事情にもとづいてなされたもので、回
転成形によつて合成樹脂で二重壁構造の容器本体を成形
すると共に、この回転成形時、仕切り両側への樹脂の供
給ができるような形で、成形型内に中仕切板を懸垂保持
して、この中仕切板を上記合成樹脂の成形時、モールド
することにより、断熱構造を必要とする部屋および別の
部屋を同時に構成できるようにした複雑構造の断熱容器
の製造方法を提供しようとするものである。
また、この発明は、中仕切板の両側に供給される樹脂量
を制御して、一方の部屋の樹脂層を厚く構成できるよう
にして、所要の強度を確保できるようにその断熱容器の
製造方法を工夫したものである。以下、この発明を図示
の実施例にもとづいて具体的に説明する。
図において、符号1は回転成形によつて内壁部分2で収
容室3を形成し、かつ外壁部分4で函体外囲を形成した
容器本体であり、回転成形の容易なABS樹脂などを主
成分とする素材で作られるとよい。この内壁部分2ど外
壁部分4とで形成される空洞は、回転成形時、型内にイ
ンサートした中仕切板5によつて収容室3を囲む間隙5
aと、大きな空間5bとに分けられている。
上記中仕切板5は、第1図および第2図にみられるよう
に、中央に溝孔6を形成した支持ヒソ7によつて、上下
成形型8および9内の空間に懸垂保持される。
そして、上記支持ピン7は、各成形型8および9の壁面
に装備されているのである。
このため上記中仕切板5は、型閉めの前にその上下縁を
支持ピン7の溝孔6に嵌合した状態で成形型8内に固定
されるのである。
下成形型9には、ピン7が螺着してあり、上成形型8に
は、上下摺動自在にピン7が嵌挿してあり、ばね10に
よつて、下向きに押圧されている。
このため、上成形型8が上方にあるうちに、中仕切板5
は、上下支持ピン7で支持され、この支持状態を確認し
た上で、型閉めを行なうことができる。そして、この実
施例では、樹脂および空気封入口11は二又に別けられ
ていて、中仕切板5の両側で成形型中に開口されている
また、中仕切板5の周囲と成形型の内壁面との間は、成
形型を閉じた状態で、なお、若干の流通を許容するよう
に間隙12が残されている。このようにして、中仕切板
5を成形型中にインサートした後、樹脂および空気封入
口11より合成樹脂材料を装填し、空気を導入し、内部
圧力を加え、回転成形を行なうのである。
その結果、中仕切板5は完全に樹脂層でモールドされ、
間隙5aと大きな空間5bとを同時に構成できる。
そして、一方の間隙5aには、後から、スチロール、ポ
リウレタンなどの発泡樹脂が、空気封入口11を介して
充填され、断熱層13を構成する。成形型を開放する時
、合成樹脂でモールドされた中仕切板5を残して、各ピ
ン7は離脱される。
このピン7が存在した個所は、後処理によつて、樹脂を
溶入する。このため、中仕切板5は、容器本体1外表面
に露出されることがない。
成形型から取出された容器本体1は、空間5bを機械な
どの装備室として使用するために、上面および側面に開
口14,15を開放する。そして、この装備室内には、
コンデンサ16、コンプレツサ17、その他の電装品1
8が装備され、前記収容室3にはエバポレータ19が装
備される。この場合、コンデンサ16、コンプレツサ1
7などを支持するプラケツト20は、中仕切板5を埋設
した壁に装着されるので、中仕切板5は充分な強度部材
として働くことができる。
なお、上記容器本体1を成形するに際して、中仕切板5
で仕切られた各空間に対する樹脂および空気封入口11
を第6図のように各別にして、樹脂の充填量をかえれば
、中仕切板5の周囲に若干の流通があつたとしても、全
体としては、一方の空間における樹脂層を厚く構成でき
る。
この発明は、以上詳述したように、内壁部分で収容室を
形成し、外壁部分で繭体外囲を形成する容器本体を回転
成形によつて、合成樹脂で構成すると共に、回転成形時
、内壁部分と外壁部分との間を仕切る中仕切板を装備し
て、該中仕切板を一体にモールドし、内外壁部分で構成
された空間を仕切り、上記収容室を囲む側の空間に発泡
樹脂を充填して断熱層を構成し、残りの空間に装備室を
構成したので、収容室に対する断熱効果を得ると共に、
その容器本体の強度を高め、さらには成形時の空間の一
部を利用して装備室を構成でき、単なる収容室を備えた
だけの容器とは相違して、複雑構造の容器となり、冷凍
機あるいは冷蔵庫としての利用などが充分に可能である
しかも、装備室を仕切る中仕切板はモールドされている
ため、装備室内の機器をこの仕切壁部分で保持しても充
分な強度を持つていて、使用に耐えることができる。
また、この発明では、成形に際して、中仕切板を、懸垂
保持し、成形型内において、中仕切板の周囲に若干の流
通を許容したため、こXに樹脂がまわり、中仕切板の縁
が外部に露出されることがないので、製品とし5ての外
観を、この中仕切板を設けることによつて損うことがな
い。
さらに、必要なれば、成形に際して中仕切板でわけられ
た成形型内の空間の一方に多く樹脂を充填することで、
必要とする樹脂厚をその部分について充分に与えること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の製造方法を説明するための成形型
の縦断正面図、第2図は同縦断側面図、第3図は容器本
体の縦断側面図、第4図は同縦断正面図、第5図は完成
品の縦断正面図、第6図はこの発明の他の製造方法を説
明するための成形型の要部縦断正面図である。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・内壁部分、3
・・・・・・収容室、4・・・・・・外壁部分、5・・
・・・・中仕切板、5a・・・・・・間隙、5b・・・
・・・空間、6・・・・・・溝孔、7・・・・・・支持
ピン、8,9・・・・・・成形型、10・・・・・・ば
ね、11・・・−・・樹脂および空気封入口、12・・
・・・・間隙、13・・・・・・断熱層、14,15・
・・・・・開口、16・・・・・・コンデンサ、17・
・・・・・コンプレツサ、18・゜゜゜゜゜電装品、1
9・・・・・・エバポレータ、20・・・・・・ブラケ
ツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転成形によつて合成樹脂で二重壁本体を成形する
    と共に、この回転成形時、仕切り両側へ樹脂の供給がで
    きるような形で、成形型内に中仕切板を懸垂保持して、
    この中仕切板の内壁部分で収容室を形成し、外壁部分で
    函体外囲を形成する容器において、前記中仕切板を合成
    樹脂の成形時にモールドすることにより、断熱構造を必
    要とする部屋、及び別の部屋を同時に形成したことを特
    徴とする断熱容器の製造方法。 2 前記特許請求の範囲第1項記載の中仕切板の周囲に
    おいて、若干の流通を許容するように構成しておき、樹
    脂及び空気封入口より、樹脂を成形型内に装填し、空気
    を吹き込み、成形型を縦横に回転して、遠心力により成
    形型内壁、及び中仕切板に樹脂層を形成することにより
    、収容室を囲む断熱用空間、及び装備室用空間を構成す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の断熱容
    器の製造方法。
JP51067314A 1976-06-09 1976-06-09 断熱容器の製造方法 Expired JPS5943699B2 (ja)

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JP51067314A JPS5943699B2 (ja) 1976-06-09 1976-06-09 断熱容器の製造方法

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JP51067314A JPS5943699B2 (ja) 1976-06-09 1976-06-09 断熱容器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52149660A JPS52149660A (en) 1977-12-12
JPS5943699B2 true JPS5943699B2 (ja) 1984-10-24

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5146363A (ja) * 1974-10-17 1976-04-20 Matsushita Refrigeration
JPS5240574A (en) * 1975-09-26 1977-03-29 Tokyo Shibaura Electric Co Method of forming threaded hole for screw in molded article

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4734360U (ja) * 1971-05-12 1972-12-16
JPS4868863U (ja) * 1971-11-30 1973-09-01

Patent Citations (2)

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Also Published As

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JPS52149660A (en) 1977-12-12

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