JPS5943606A - 反射鏡アンテナ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、雪による特性劣化を防止する反射鏡アンテナ
装置に関する。

〔発明の背景技術とその問題点〕

近年、マイクロ波回線の中継用や人工衛星による一般通
信、 鏡アンテナが用いられている。

高度な性能がアンデナに要求されることにより、最近オ
フセットパラボラ反射鏡が用いられるようになってきた
。

第１図において、（１）は鏡面、（２）は１次放射器、
（３）は前記１次放射器を支える支柱をそれぞれ示す。

従来、前記のようなパラボラアンテナを除雪地帯で使用
する場合には、雪が前記パラボラ鏡面（１）の下部領域
のみに堆積することにより、利得低下及びビームチルト
が生ずる。

この特性劣化を防止する手段として、センター給電パラ
ボラアンデナに対してはパラボラ鏡面を覆うレドーム（
４）をとりつける方法が広く用いられている。

ところがオフセットパラボラ反射鏡（１）の外形は同一
平面上にないので、センター給電パラボラアンテナと異
なり反射鏡（１）の前面にレドーム（４）を取り付ける
ことが不可能な場合がある。このような場合には上記し
た雪による特性劣化が生じる。

一方、反射鏡面を形成している材料は、一般にアルミニ
ウム等の金属である。従ってある程度反射鏡が大きくな
ると取り扱いが容易でなく、重量となるためにさまざま
な不便さが生じる。

〔発明の目的〕

本発明は、上述した従来の反射鏡アンテナ装置の欠点に
鑑みて改良をなされたもので、雪によるアンテナの特性
劣化を防止することのできる反射鏡アンテナ装置を提供
することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、誘電体の一方の面を反射鏡と同じ形状を有す
る曲面に形成し、この面に対して反射鏡となる部分のみ
に金属を付着させ、前記反射鏡面と対向するもう一方の
面を平面形状となるように反射鏡を形成したものである
。

〔発明の実施例〕

以下、本発明を一実施例により詳細に説明ずる。

第２図は、本発明の一実施例を示したもので、このアン
テナ装置には、誘電体（１０）、この誘電体に付着させ
た金属より成る反射鏡（１１）、前記誘電体に形成した
平面形成部（１２）、１次放射器（１３）、この１次放
射器（１３）を支える支柱（１４）より成り立っている
。

本発明により、雪による反射鏡アンテナの特性劣化を防
止する方法と反射鏡を形成する方法について具体例を用
いて説明する。

本発明の具体例として第３図に示してオフセットパラボ
ラ反射鏡について考える。

オフセットパラボラ反射鏡を形成する方法として硬質の
発泡スチロール（２０）の１面に、反射鏡と同一の形状
を形成する。

発泡スチロール（２０）を加工し反射鏡面を作ることは
金属を加工するより容易である。

前記発泡スチロール（２０）に、形成した面に反射鏡部
のみに金属をコーディングして付着させる。この金属の
付着した部分が反射鏡アンテナ（２１）になる。

一方前記発泡スチロール（２０）の反射鏡アンテナ（２
１）を形成した部分と対向する面を、平面形状（２２）
にする。

このようにして製作したオフセットパラボラ反射鏡アン
テナを降雪時に使用すると、雪は前記発泡スチロールの
平面形状（２２）に、のみに接するので平面形状（２２
）に少し傾きをつけるとこの面上（２２）に堆積しなく
、すべり落ちる。

〔発明の効果〕

以上述べたように発明の反射鏡アンテナ装置を用いれば
、雪による特性劣化を防止できる。

また、反射鏡アンテナの重量を軽くすることもでき反射
鏡面の製作が容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のアンテナ装置の構成図、第２図は本発明
のアンテナ装置の構成図、第３図は本発明一実施例のオ
フセットパラボラ反射鏡の構成図である。 １…反射鏡　２…１次放射器 ３…支柱　４…レドーム １０…誘電体　１１…反射鏡 １２…平面部　１３…一次放射器 １１…支柱 ２０…発泡スチロール　２１…反射鏡アンテ２２…平面
レドーム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 反射鏡と、１次放射器と、この１次放射器を支える支柱
   から成る反射鏡アンテナにおいて、誘電体の一方の面を
   、反射鏡と同じ形状を有する曲面に形成し、この面に対
   して反射鏡となる部分のみに金属を付着させ、前記反射
   鏡面と対向するもう一方の面を平面形状となるように前
   記反射鏡が形成されていることを特徴とする反射鏡アン
   テナ装置。