JPS5943210Y2 - 日付印字ラベル発行装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、品目が設定されると、品目毎に異なる保証期
間等と、生産年月日とから保証日等を自動的に算出して
ラベルに印字、発行する日付印字ラベル発行装置に関す
るものである。

販売物品に貼付されるラベルには、日付、基準量当りの
価格（単価とよぶ）、内容量、価格等が印字される。

日付については、物品の生産された日付の他に、その物
品に対する生産者側の保証日等が印字されることがある
。

また、生鮮食料品などの販売にあたっては、その物品に
鮮度保証日を印字したラベルが貼付されることがある。

このような場合、従来のラベル発行装置では、 （ａ） 品目毎に日付の設定をしなおしていたか、又
は （ｂ） ラベルが発行される前後に捺印等、別の方法
で保証日を印字していたか、又は （ｅ） 加工日の他に保証期間をそのまま印字してい
た が、（ａ）、Φ）では、面倒で手数がかかり、また（ｅ
）では、その物品の購買者に対するサービスの点で劣っ
ているといわざるを得ない。

本考案は、従来の装置を大幅に変更することなしに、上
述のような欠点を取り除いて、操作者の煩しさの解消と
、本装置により発行されるラベルの貼付された物品の購
買者へのサービスの向上とを目的とするものである。

第１図に示す実施態様例を中心としてこの考案の構成を
説明する。

説明の簡単のため、前述した日付Ａは加工日、期間Ｂは
保証期間、日付Ｃは保証日とよぶことにする。

１は加工日の設定部で、この設定部１で設定された加工
日は、加工日検査部２を通して加工日記憶部３に記憶さ
れる。

加工日検査部２は、実際にはありえな（田付の検査をす
る機能を有するものであり例えば昭和５４年２月３１日
などに対しては加工日記憶部には日付の誤りを知らせる
情報を送るとか、加工日表示部４に誤りの表示をするな
どして操作者に知らせるものである。

加工日をディジタルスイッチなどで設定する場合には、
どのような日付も設定可能となる場合があるが、このよ
うな場合には前記加工日検査部２は保証日演算部９内に
装備することもある。

また、加工日表示部４は設定内容を操作者に知らせるた
めのものであり必ずしも装備する必要はない。

前述のディジタルスイッチでは設定部１が表示部４を兼
ねている。

このほか、加工日設定部１ないし記憶部４に代って電子
式時計を装置内部に備えることも出来る。

一方５は品目に対応してその保証期間を設定するもので
、保証期間設定部である。

したがって一般に品目指定部７は保証期間設定部５に含
まれるものである。

その方法は、 （ａ） 品目に対応してあらかじめコード等を設定し
ておき、次に保証期間を設定し、コード毎に保証期間記
憶部６に記憶する、とか （ｂ） 品目別に品名板等を作り、その品名板等に直
接保証期間を設定し、その品名板等が装置に装入された
際、その保証期間を読み取る、とか（ｃ） 品目の生
産順に保証期間を設定し、−品目生産終了毎に次の保証
期間を読み出す、 などであり、保証期間の設定、記憶方法についてはここ
では問題にしない。

このようにして、設定された加工日と保証期間は、保証
臼演算部９に送られる。

この保証臼演算部９では、加工日に保証期間を加え、う
るう年をも考慮して保証臼を算出し、その結果は保証臼
記憶部１０に送られる。

この場合、加工日の設定に誤りのある場合には、保証臼
演算部９では保証臼算出は行なわず、保証臼記憶部１０
にはラベルの日付印字欄には例も印字されないようにす
る情報が記憶される。

記憶部１０に記憶された日付は印字部１１へ送られ、保
証臼が印字される。

本考案は、以上のようにしてあらかじめ品目毎の保証期
間と加工日を設定しておけば、品目を指定するだけで、
それぞれの保証臼を自動的に算出してそれを印字したラ
ベルの発行を可能にする。

このように本考案は品目を設定するだけで、保証臼が算
出され、ラベルに印字されるから、品目毎に保証臼を設
定し直したり、保証期間をそのまま印字したりする従来
の方法に比べて操作者の煩わしさを解消して、作業の能
率を上げるばかりでなく、購買者へのサービスも向上す
ることになる。

生鮮食料品などの販売物品に貼付されるラベルの発行は
、一般には、計量値付機によってなされるが、本考案が
計量値付機に応用される場合、上述の「品目を指定する
こと」はラベルに品名を印字スるためとか品目毎の集計
をとるための準備（作業）ということと同義で、従来か
らなされていることであり、本考案を導入することで、
新たに、操作量が増えるものではない。

また計量値付機には単価と秤重量とからその物品の価格
を算出したり、秤重量から風袋量を差し引（などの演算
機能があり、これは前述の保証臼演算部に相当し、また
、単価や日付の設定、記憶は加工日、保証期間の設定、
記憶に相当し、さらに計量物がその計量値付機の計量範
囲内にあるかどうかを検査することは前述の加工日検査
に相当する。

したがって本考案は従来の計量値付機には大幅な改良を
加えることなしに導入出来、しかも上述のような効果を
得ることができる。

さらに本装置は計量値付機等への利用のほかに前述の簡
単な構成があれば、生産日等からある程度の期間を経た
後の出荷日とか検査口というものの印字にも利用でき、
逆に出荷時に生産日を逆算して印字することも可能とな
って、出荷までのラベルの痛みを防ぐとか、出荷時に必
要な作業と一緒に日付の印字も行なえるといった便があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示すブロック図である。 １・・・・・山付設定部、５・・・・・・期間設定部、
３，６゜１０・・・・・・記憶部、９・・・・・・保証
臼演算部、１２・・・・・・ラベル発行部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 日付設定部１と、品目別の期間設定部５と、前記日付設
   定部１および期間設定部５により設定される日付Ａおよ
   び期間Ｂをそれぞれ記憶する記憶部３，６と、前記記憶
   部３に記憶された日付Ａかも前記記憶部６に記憶された
   期間Ｂを経た日付Ｃを演算する保証日演算部９と、該日
   付Ｃを記憶する記憶部１０と該記憶部１０に記憶された
   日付Ｃをラベルに印字する印字部１１と、該印字部１１
   によって日付Ｃの印字されたラベルを発行するラベル発
   行部１２とを備え、前記品目を指定することにより、前
   記品目別の期間設定部５に設定された期間と前記日付設
   定部１に設定された日付とに基づき前記日付Ｃの印字さ
   れたラベルを発行することを特徴とする日付印字ラベル
   発行装置。