JPS5943172A - 恒久殺菌性繊維の製法 - Google Patents
恒久殺菌性繊維の製法Info
- Publication number
- JPS5943172A JPS5943172A JP15089682A JP15089682A JPS5943172A JP S5943172 A JPS5943172 A JP S5943172A JP 15089682 A JP15089682 A JP 15089682A JP 15089682 A JP15089682 A JP 15089682A JP S5943172 A JPS5943172 A JP S5943172A
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- Japan
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- fibers
- fiber
- solvent
- soluble
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水難溶性の殺菌剤を繊維表層部に含有する恒久
殺菌性繊維の製法に関する。
殺菌性繊維の製法に関する。
従来より病院その他サニタリー分野での病原菌の感染防
止効果を狙ったカーペット、マット、シーツ、カーテン
、フトン類への殺菌性付与、あるいは靴下類への防臭効
果を狙った殺菌性付与等、種々の殺菌性付与検討が進め
られているが、これらの加工法は主として殺菌剤を繊維
製品に付着させる方法が用いられているため、加工直後
は優れた効果を発揮するが、その効果は持続性に乏しく
、繰り返し洗濯等により、その効果が失われる欠点を有
しており、恒久殺菌性を有する繊維製品の開発が強く要
望されている。
止効果を狙ったカーペット、マット、シーツ、カーテン
、フトン類への殺菌性付与、あるいは靴下類への防臭効
果を狙った殺菌性付与等、種々の殺菌性付与検討が進め
られているが、これらの加工法は主として殺菌剤を繊維
製品に付着させる方法が用いられているため、加工直後
は優れた効果を発揮するが、その効果は持続性に乏しく
、繰り返し洗濯等により、その効果が失われる欠点を有
しており、恒久殺菌性を有する繊維製品の開発が強く要
望されている。
本発明者らは上記のような要望に答えるため鋭意研究を
進めた結果本発明に到達したものである。
進めた結果本発明に到達したものである。
即ち、本発明は繊維の溶剤と該溶剤に可溶である水難溶
性殺菌剤を含有する処理液で繊維を処理し、次いで熱処
理を行ない、水難溶性殺菌剤を繊維表層部に拡散させ、
固定することを特徴とする恒久殺菌性繊維の製法を要旨
とするものである。
性殺菌剤を含有する処理液で繊維を処理し、次いで熱処
理を行ない、水難溶性殺菌剤を繊維表層部に拡散させ、
固定することを特徴とする恒久殺菌性繊維の製法を要旨
とするものである。
即ち該処理液で繊維を処理し、ついで熱処理すると該溶
剤により繊維表層部の構造が緩和し、該処理液に含まれ
る水難溶性殺菌剤の繊維表層内部への拡散が行なわれ、
そのまま冷却、あるいは水洗浄等による溶剤除去により
該殺菌剤が繊維表層部に固定されるものである。
剤により繊維表層部の構造が緩和し、該処理液に含まれ
る水難溶性殺菌剤の繊維表層内部への拡散が行なわれ、
そのまま冷却、あるいは水洗浄等による溶剤除去により
該殺菌剤が繊維表層部に固定されるものである。
本発明の恒久殺菌性繊維は繊維表層部に水難溶性の殺菌
剤が固定されており、これが極く微量ではあるが繊維表
面に徐々ににじみ出て、優れた恒久殺菌性を示すもので
ある。ここで繊維表層部とは繊維表面から繊維半径の２
０％以内、より好ましくは１０％以内の箇所をいう。
剤が固定されており、これが極く微量ではあるが繊維表
面に徐々ににじみ出て、優れた恒久殺菌性を示すもので
ある。ここで繊維表層部とは繊維表面から繊維半径の２
０％以内、より好ましくは１０％以内の箇所をいう。
本発明の方法において適用できる繊維は特に限定されな
いが、アクリル繊維に対して好ましく適用することがで
きる。以下、アクリル繊維への恒久殺菌性付与方法を中
心に説明する。
いが、アクリル繊維に対して好ましく適用することがで
きる。以下、アクリル繊維への恒久殺菌性付与方法を中
心に説明する。
アクリル繊維に恒久殺菌性を付与する場合、使用する溶
剤としてはジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキサイド、アルキレンカーボネート
、ロダンソーダ、塩化亜鉛等を用いることができるが、
アルキレンカーボネート例えばエチレンカーボネート、
プロピレンカーボネートが好ましく用いられる。
剤としてはジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ジメチルスルホキサイド、アルキレンカーボネート
、ロダンソーダ、塩化亜鉛等を用いることができるが、
アルキレンカーボネート例えばエチレンカーボネート、
プロピレンカーボネートが好ましく用いられる。
アルキレンカーボネートが好ましく用いられる理由は、
例えばエチレンカーボネートは水に可溶であり、しかも
種々の水難溶性殺菌剤を溶解させる性質を有していると
共に凝固点が３９℃で室温では無色、無臭でほとんど毒
性のない固体物質であるためである。
例えばエチレンカーボネートは水に可溶であり、しかも
種々の水難溶性殺菌剤を溶解させる性質を有していると
共に凝固点が３９℃で室温では無色、無臭でほとんど毒
性のない固体物質であるためである。
エチレンカーボネートが水に可溶であることは、処理液
をエチレンカーボネート水溶液とし、その濃度によりエ
チレンカーボネートの繊維への付着量を調整できる点で
便利であり、又水難溶性殺菌剤を溶解させる性質を有し
ていることは、浴剤による繊維表層部の構造緩和に伴う
殺菌剤の繊維表層内部への拡散を容易にする点で好まし
い。
をエチレンカーボネート水溶液とし、その濃度によりエ
チレンカーボネートの繊維への付着量を調整できる点で
便利であり、又水難溶性殺菌剤を溶解させる性質を有し
ていることは、浴剤による繊維表層部の構造緩和に伴う
殺菌剤の繊維表層内部への拡散を容易にする点で好まし
い。
又、凝固点が３９℃で室温で固体状態を示すことは３９
℃以上の熱処理温度では液体即ち繊維溶剤となって繊維
の構造緩和を起させ、３９℃以下では固体となり不活性
となることを示しており、通常の使用条件である３９℃
以下では安定であり加工安定性の面からも優れた溶剤で
ある。
℃以上の熱処理温度では液体即ち繊維溶剤となって繊維
の構造緩和を起させ、３９℃以下では固体となり不活性
となることを示しており、通常の使用条件である３９℃
以下では安定であり加工安定性の面からも優れた溶剤で
ある。
繊維用溶剤としてエチレンカーボネートを用い、アクリ
ル繊維に恒久殺菌性を付与しようとする場合、エチレン
カーボネートの繊維に対する付着処理量は０．１〜１０
％ｏｗｆの範囲が好ましく用いられる。
ル繊維に恒久殺菌性を付与しようとする場合、エチレン
カーボネートの繊維に対する付着処理量は０．１〜１０
％ｏｗｆの範囲が好ましく用いられる。
エチレンカーボネートの付着量が０．１％ｏｗｆ未満の
場合には恒久殺菌性が付与されず、逆に１０％ｏｗｆ以
上にすると繊維の強力が低下すると共に繊維製品は粗剛
な風合となり好ましくない。また、処理液としてエチレ
ンカーボネート水溶液に殺菌剤を加えたものを用いる場
合、エチレンカーボネートの濃度は２０重量％以下であ
ることが好ましく、これ以上であると風合が粗剛となり
好ましくない。
場合には恒久殺菌性が付与されず、逆に１０％ｏｗｆ以
上にすると繊維の強力が低下すると共に繊維製品は粗剛
な風合となり好ましくない。また、処理液としてエチレ
ンカーボネート水溶液に殺菌剤を加えたものを用いる場
合、エチレンカーボネートの濃度は２０重量％以下であ
ることが好ましく、これ以上であると風合が粗剛となり
好ましくない。
一方、使用する水難溶性殺菌剤は使用する溶剤に溶解す
る性質を有していることが必要である。
る性質を有していることが必要である。
殺菌剤が溶剤に溶解する性質を有していることは、溶剤
による繊維表層部の構造緩和過程において溶剤の繊維表
層内部拡散と同時に殺菌剤も繊維表層内部に容易に拡散
できる大きな特徴があるためである。
による繊維表層部の構造緩和過程において溶剤の繊維表
層内部拡散と同時に殺菌剤も繊維表層内部に容易に拡散
できる大きな特徴があるためである。
又、殺菌剤は室温では固体であり、かつ人体に対して害
の少ないものが好ましく用いられる。
の少ないものが好ましく用いられる。
かかる水難性殺菌剤としては種々の殺菌剤を挙げること
ができるが、特に２、４、４′−トリクロロ−２′−ハ
イドロオキシジフェニール・エーテルが好ましく用いら
れる。
ができるが、特に２、４、４′−トリクロロ−２′−ハ
イドロオキシジフェニール・エーテルが好ましく用いら
れる。
２、４、４′−トリクロロ−２′−ハイドロオキシジフ
ェニール・エーテルが好ましく用いられる理由は人体に
対する薬害がほとんどなく、優れた殺菌性を有しており
、融点が５６℃の水難溶性の殺菌剤である。
ェニール・エーテルが好ましく用いられる理由は人体に
対する薬害がほとんどなく、優れた殺菌性を有しており
、融点が５６℃の水難溶性の殺菌剤である。
しかも、アクリル繊維の溶剤であるエチレンカーボネー
ト、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等に
可溶であるためアクリル繊維へ恒久殺菌性が付与できる
条件を備えている。
ト、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等に
可溶であるためアクリル繊維へ恒久殺菌性が付与できる
条件を備えている。
このような水難溶性殺菌剤の繊維に対する付着処理量は
殺菌剤の殺菌効果によってかなり異なるが通常０．０１
％ｏｗｆ〜５％ｏｗｆの範囲が好ましく用いられる。
殺菌剤の殺菌効果によってかなり異なるが通常０．０１
％ｏｗｆ〜５％ｏｗｆの範囲が好ましく用いられる。
上記のようなアクリル繊維の溶剤と水難溶性殺菌剤を用
いたアクリル繊維への恒久殺菌性付与方法は、これら処
理剤を含有する水溶液を繊維に付着させた後、乾熱処理
する方法が用いられる。
いたアクリル繊維への恒久殺菌性付与方法は、これら処
理剤を含有する水溶液を繊維に付着させた後、乾熱処理
する方法が用いられる。
アクリル繊維の溶剤と該溶剤に可溶な水難溶性殺菌剤を
含有する水性液を繊維に付着させた後、乾熱処理すると
、水分が徐々に蒸発すると同時に溶剤は繊維表層内部に
拡散して、繊維構造が緩和される。この場合の乾熱処理
は温度６０℃〜１５０℃、時間２分〜３０分の範囲が好
ましく用いられる。
含有する水性液を繊維に付着させた後、乾熱処理すると
、水分が徐々に蒸発すると同時に溶剤は繊維表層内部に
拡散して、繊維構造が緩和される。この場合の乾熱処理
は温度６０℃〜１５０℃、時間２分〜３０分の範囲が好
ましく用いられる。
溶剤に溶解している水難溶性殺菌剤は溶剤と共に繊維表
層内部に拡散し、殺菌剤含有繊維となる。この殺菌剤の
固定としては常温で固体の溶剤を用いた場合はこれを放
冷するだけで溶剤の固化と同時に固定できる。常温で液
体の溶剤を用いた場合は水等による脱溶剤処理を行なう
ことにより水難溶性殺菌剤は繊維表層部に固定されて恒
久殺菌性繊維が得られる。
層内部に拡散し、殺菌剤含有繊維となる。この殺菌剤の
固定としては常温で固体の溶剤を用いた場合はこれを放
冷するだけで溶剤の固化と同時に固定できる。常温で液
体の溶剤を用いた場合は水等による脱溶剤処理を行なう
ことにより水難溶性殺菌剤は繊維表層部に固定されて恒
久殺菌性繊維が得られる。
殺菌剤を繊維表層部に固定することにより、殺菌剤を有
効に利用することができ、かつ徐放効果に優れるものが
得られる。
効に利用することができ、かつ徐放効果に優れるものが
得られる。
本発明の繊維への恒久殺菌性付与方法は布帛状繊維、糸
状繊維、綿状繊組等のいづれの形状の繊維についても適
用することができる。
状繊維、綿状繊組等のいづれの形状の繊維についても適
用することができる。
又、本発明の方法により得られる恒久殺菌性繊維は通常
の繊維と同様に紡績、編織が可能であり、必要に応じて
他の繊維と混紡、交編、交織等を行ない恒久殺菌性繊維
製品を作ることができる。
の繊維と同様に紡績、編織が可能であり、必要に応じて
他の繊維と混紡、交編、交織等を行ない恒久殺菌性繊維
製品を作ることができる。
例えば、ソックス、肌着、シャツ等の一般衣料の外に−
カーペット、水廻りマット、カーテン、シ−ツ等の分野
での利用価値もきわめて高い。
カーペット、水廻りマット、カーテン、シ−ツ等の分野
での利用価値もきわめて高い。
以下、本発明を実施例によって説明するが、殺菌性の測
定及び洗濯は次の方法で行なった。
定及び洗濯は次の方法で行なった。
（１）殺菌性の測定
供試々料を黄色ブドウ状球菌を植種した寒天培地上に置
き、３７℃で２４時間菌の培養を行ない、試料周辺の黄
色ブドウ状球菌の生育の有無により殺菌効果を判定する
。
き、３７℃で２４時間菌の培養を行ない、試料周辺の黄
色ブドウ状球菌の生育の有無により殺菌効果を判定する
。
○：試料周辺での細菌の生育が認められず、ハローが発
生する。
生する。
△：試料周辺にはハローが発生しないが、試料表面での
細菌の生育は認められない。
細菌の生育は認められない。
×：試料表面に細菌の生育が認められる。
（２）洗濯方法
家庭用電気洗濯機を用い、中性洗剤ザブ（花王石鹸社製
）１ｇ／ｌを含有する３Ｏ℃の水溶液中で１５分間洗濯
した後、流水洗を５分行ない、脱水、乾燥する。繰り返
し洗濯は上記操作を繰り返し実施する。
）１ｇ／ｌを含有する３Ｏ℃の水溶液中で１５分間洗濯
した後、流水洗を５分行ない、脱水、乾燥する。繰り返
し洗濯は上記操作を繰り返し実施する。
実施例１
アクリル繊維ボンネルＶ１７Ｂ２ｄＶＣＬ原綿（三菱レ
イヨン社製）を用いて作成した天竺編物なエチレンカー
ボネート２重量％、２，４，４′−トリクロロ−２′−
ハイドロキシジフェニルエーテル０．１重量％含有する
２５℃の水性液中に浸漬した後、マングルを用いて絞液
し、処理液の編地に対する付着量を９２重量％とし、引
続き、８０℃の熱風乾燥機を用いて２０分間乾熱処理し
た後冷却し殺菌性付与加工したアクリル繊維編物を得た
。この殺菌性付与加工したアクリル繊維編物の恒久殺菌
性の有無を知るため繰り返し洗濯回数と殺菌性の関係を
測定し、次の結果を得た。
イヨン社製）を用いて作成した天竺編物なエチレンカー
ボネート２重量％、２，４，４′−トリクロロ−２′−
ハイドロキシジフェニルエーテル０．１重量％含有する
２５℃の水性液中に浸漬した後、マングルを用いて絞液
し、処理液の編地に対する付着量を９２重量％とし、引
続き、８０℃の熱風乾燥機を用いて２０分間乾熱処理し
た後冷却し殺菌性付与加工したアクリル繊維編物を得た
。この殺菌性付与加工したアクリル繊維編物の恒久殺菌
性の有無を知るため繰り返し洗濯回数と殺菌性の関係を
測定し、次の結果を得た。
上記の結果より繰り返し２０回洗濯を行なった後でも優
れた殺菌性を示すことが判る。
れた殺菌性を示すことが判る。
実施例２
アクリル繊維ボンネルＶ１７Ｂ１５ｄ、トウ（三菱レイ
ヨン社製）を常法により、オーバーマイヤー染色機を用
い、カチオン染料により、ブラウン色に染色した後、脱
水し、染色したアクリル繊維トウを得た。この染色した
アクリル繊維トウをエチレンカーボネート１重量％、２
，４，４′−トリクロ−２′−ハイドロオキシジフエニ
ルエーテル０．２重量％、柔軟、平滑油剤サファノール
Ｆ（三洋化成社製）０．５重量％含有する２５℃の水性
液に浸漬した後、トウの先端より絞り、マングルを用い
て紋液し、処理液のトウに付する付着量を８２重量％と
した後、１０５℃の熱風乾燥機を用いて１５分間乾熱処
理して冷却し殺菌性付与加工した染色アクリル繊維トウ
を得た。
ヨン社製）を常法により、オーバーマイヤー染色機を用
い、カチオン染料により、ブラウン色に染色した後、脱
水し、染色したアクリル繊維トウを得た。この染色した
アクリル繊維トウをエチレンカーボネート１重量％、２
，４，４′−トリクロ−２′−ハイドロオキシジフエニ
ルエーテル０．２重量％、柔軟、平滑油剤サファノール
Ｆ（三洋化成社製）０．５重量％含有する２５℃の水性
液に浸漬した後、トウの先端より絞り、マングルを用い
て紋液し、処理液のトウに付する付着量を８２重量％と
した後、１０５℃の熱風乾燥機を用いて１５分間乾熱処
理して冷却し殺菌性付与加工した染色アクリル繊維トウ
を得た。
この繊維の恒久殺菌性の有無を知るため繰り返し２０回
洗濯を行なった後、殺菌性を測定した結果、試料周辺に
は菌の生育が認められず、ハローが発生し、優れた恒久
殺菌性を有してい実施例３ 難燃性アクリル繊維ボンネルＶ７４Ｂ１５ｄ（三菱レイ
ヨン社製）４０％、ボンネルＶ１７Ｂ８ｄ（三菱レイヨ
ン社製）６０％からなるタフトカーペット製造過程のバ
ッキング処理直後の工程でカーペットのパイル面にエチ
レンカーボネート１重量％、２，４，４′−トリクロロ
ー２′−ハイドロキシジフェニル・エーテル０．２重量
％を含有する水溶液を３０％ｏｗｆスプレー処理した後
、熱風乾燥機を用い、１３０℃で１５分間乾熱処理した
後、冷却してパイル面をブラッシングし、殺菌性を付与
し難燃性アクリルカーペットを得た。このカーペットの
恒久殺菌性の有無を知るため繰返し、１０回洗濯を行な
った後殺菌性を測定した結果、試料周辺には菌の生育が
認められず、ハローが発生し、優れた恒久殺菌性を有し
ていた。
洗濯を行なった後、殺菌性を測定した結果、試料周辺に
は菌の生育が認められず、ハローが発生し、優れた恒久
殺菌性を有してい実施例３ 難燃性アクリル繊維ボンネルＶ７４Ｂ１５ｄ（三菱レイ
ヨン社製）４０％、ボンネルＶ１７Ｂ８ｄ（三菱レイヨ
ン社製）６０％からなるタフトカーペット製造過程のバ
ッキング処理直後の工程でカーペットのパイル面にエチ
レンカーボネート１重量％、２，４，４′−トリクロロ
ー２′−ハイドロキシジフェニル・エーテル０．２重量
％を含有する水溶液を３０％ｏｗｆスプレー処理した後
、熱風乾燥機を用い、１３０℃で１５分間乾熱処理した
後、冷却してパイル面をブラッシングし、殺菌性を付与
し難燃性アクリルカーペットを得た。このカーペットの
恒久殺菌性の有無を知るため繰返し、１０回洗濯を行な
った後殺菌性を測定した結果、試料周辺には菌の生育が
認められず、ハローが発生し、優れた恒久殺菌性を有し
ていた。
Claims (4)
- （１）繊維の溶剤と該溶剤に可溶である水難溶性殺菌剤
を含有する処理液で繊維を処理し、次いで熱処理を行な
い、水難溶性殺菌剤を繊維表層部に拡散させ、ついで固
定することを特徴とする恒久殺菌性繊維の製法。 - （２）繊維がアクリル繊維である特許請求の範囲第１項
記載の恒久殺菌性繊維の製法。 - （３）アクリル繊維の溶剤がアルキレンカーボネートで
ある特許請求の範囲第２項記載の恒久殺菌性繊維の製法
。 - （４）水難溶性殺菌剤が２、４、４′−トリクロロ−２
′−ハイドロオキシジフェニール・エーテルである特許
請求の範囲第１項、第２項又は第３項記載の恒久殺菌性
繊維の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15089682A JPS5943172A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 恒久殺菌性繊維の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15089682A JPS5943172A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 恒久殺菌性繊維の製法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5943172A true JPS5943172A (ja) | 1984-03-10 |
Family
ID=15506740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15089682A Pending JPS5943172A (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 恒久殺菌性繊維の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5943172A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103668949A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-03-26 | 江苏波波熊纺织品有限公司 | 一种羊毛尼龙混纺织物的抗菌乳液 |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP15089682A patent/JPS5943172A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103668949A (zh) * | 2013-12-18 | 2014-03-26 | 江苏波波熊纺织品有限公司 | 一种羊毛尼龙混纺织物的抗菌乳液 |
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