JPS5942211A - クランクシヤフトミラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はクランクシャフトミツ−に関する。

クランクシャフトのジャーナル部、ピン部を加工する場
合クランクシャフトミラーを用いると加工時間が短く極
めて能率のよい加工とじて知られている。近時特に内刃
のフライスを用いて加工する方法は切削に与かる切刃も
多く一回で大量の切屑除去ができるのでクランクシャフ
トミラーとしては内刃フライスによるものが賞月されて
いる。

クランクシャフトミラーによるクランクの加工において
は一般に振れ止めにてクランクシャフトを支持して切削
工具を作用させる。該振れ止めは対向して接近したり遠
ざけたりできる口金で切削部位に近いジャー六ルを把握
する支持装置である。従来はカッタヘッドを担持してカ
ッタヘッドを担持するベット上を摺動可能な部材に固定
し、カッタヘッドと共に移動゛ｆる振れ止めと、カッタ
ヘッドを担持してベット上を摺動する部材とは独立して
ベット上に摺動可能に固定される振れ止めと二種類のも
のが公知である。第１のカッタヘッドを担持する部材に
固定するものはカッタヘッドと共に関係位置が決ってお
り、移動に際してはその都度振れ止め位置をセットする
必要がなく作業が早い。しかしカツタヘッドで切削する
クランクシャフトの部位と振れ止めで支持するクランク
シャフトの部位間の長手の間隔は切削部位がジャーナル
かピン部かによって変るだけでなく、クランクシャフト
によっても変るから、カッタヘッドに対して振れ止めを
固定しているものはその都度セットし直す必要がある。

このような振れ止めでは切削力によって変位したカッタ
ヘッドの動きは振れ止めをも変位させる。これは−見都
合がよさそうであるがそうではなく、クランクシャフト
が幾何学的に正しい位置で支持されなくなり、クランク
シャフトのジャーナル中心より外れた中心上で回転する
ので精度上不都合であるという旋削加工における移動振
れ止めと同様の問題点を有ｊる。又、カッタヘッドの担
持部拐に取付げるため通常剛性を保つのが難しい。

第コのカッタヘッドとは別個にベット上で振止めを支持
する方法はベットに移動可能に固定した台上で口金が対
向して移動してクランクシャフトのジャーナル部を加え
るものであり、ベットを基準にクランクシャフトを支持
するから正しい幾何学的中心をイ尿どうとする第１り成
であり、切削排除もカッタヘッドどの間をあけることが
できるからすぐれている。処が第ユの方法によるふれ止
めでは切削部位とふれ止めの位置は離れすぎると効果は
少いのでクランクシャフトの切削部位を変更する度に位
置を変えるようになっている。（Ｋ゛つ゛Ｃ−個所のジ
ャーナル又はビン。

部を切削するたびにふれ止め位置のセットを行う必要が
あり、次］−程切削の準備に時間がか＼る。

本発明は上述した従来例のクランクシャフトミラーにお
けるふれ止めの欠点を解決し、幾何学的に正しくクラン
クシャフトの支持が行われ、剛性があり、クランクシャ
フトの切削部位の変更に際して段取り作業が速かに行わ
れるふれ止め装置を提供することを目的とする。

本発明はクランクシャフトミラーのカッタヘッド担持体
とベット上に摺動可能となっているふれ止め間の距離を
可変として結合する装置をカッタヘッド担持体、ふれ止
め及びその間に配して備えたものである。

以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。

第１図は本発明のクランクビンミラーの側面図である。

ベラ）／上にはクランクシャフトを支持し把握し回転送
りを与えるワーク支台コ。

３が備えてあり、ワーク支台コはベット／に固定され、
ワーク支台３は異種のクランクシャフトに対応するよう
にベット／上の長手方向に摺！１ｉＩＩｉ丁能且つ同定
されるようになっている。ワーク支台コ、３は夫々中心
線上で同期して回転する軸端にクランクシャフトの両端
を把ｉ４するチャックｑ、ｓを備えている。ワーク支台
コ、３間においてベット／の長手方向に摺動可能なカッ
タヘッド装Ｎ６、ふれ止め装置７が備えである。

カッタヘッド装置６はベットｌと係合してベット／の長
手方向に詳細は説明されないＮＣ装置４のＺ　’ｍｌ送
りねじ２により摺動するサドルｌを備える。サドルｇは
カッタヘッド１０を移動可能に担持する。カッタヘッド
１０の構成フどのべる。サドルｇの上面にはベット／の
摺動面とは直交する案内条を備え、該案内条にカッタ台
９が係合している。カッタ台りにはＩＭｌ＋受／／が装
着され、軸受／／には内刃の円環形のカッタ／、２＆固
定された工具台／３が支持され、工具台１３の外周の歯
車ゲ図示されない駆１（ＩＩＩ・装置により駆動−ｒる
よ５に／、（つている。カッタ台９はチャック４（、Ｇ
の回転と関係づげられるようにＮＣ装置１イ、のＹ　’
ｉ’ｌｌｌ送りねじＹにより移＋ｋＩｌｌ、てクランク
シャフトのピン部が切削され、ジャーナル部切削時は切
込位置で停止する如くなっている。

第２図は第１図のＡ矢視図である。ベット／の摺動面に
係ばしてベット／の長手方向に移動可能なふれ止め台／
９はベット／の長手方向に直交する案内条を上部に備え
、該案内条には一対のクランク把握用の口金７に、／Ｓ
を夫々固定したスライド／６．／Ａが係合しており、ス
ライド／６．／Ａの互に反対方向のねじれのめねじにね
じ込み、ふれ止め台／９に両端が枢着された送りねじ１
７を備え、該送りねじ／７を回転駆動する装置により口
金ｉｓ、ｉｓを開閉するよ５になっている。

第１図に示すようにカッタヘッド／θを担持するサドル
ざに固定したブラケットｆｆａには流体圧作動例えば油
圧作動のシリンダ／ｇのピストンロッドが固定され、シ
リンダ／ｇは１辰れ止め台／９に固定されている。この
シリンダ／ｇはストローク端を用いて二位置にサドルｇ
とふれ止め台／ｑの間隔２変えるものであるが、シリン
ダ／ｇは３位置に停止できる複合ピストンに備えたもの
でもよ（、又、例えばサーボパルプにより駆動して任意
の距離に止められるようにしてもよい。更に、又、ザド
＃ｇとふれ止め台／ｑの間隔を変えられるものであれば
よいので例えばサドルｇに支持さる回転駆動できるおね
じをふれ止め台／９に固定しためねじにねじ込むもので
もよい（何れも図示されない）。

サドルｇ及びふれ止め台／９は夫々位置が定まるとベッ
ト／に固定される。その固定装置はサドルｇもふれ止め
台／ｑも同構造であり、第３図にベット摺動面に直交す
る断面図で示される。ベット／の摺動部／ａにはサドル
ｇ及びふれ止め台／？夫々が摺動部／ｂ、／ｃ、／ｄに
接して摺動しており、ベット／の摺動部／ｅには押え板
ココが接するようになっている。押え板ココの穴を挿＋
ｉｑ　ｔ、てピストンａ３のロツドコ３ａ端のおねじが
サドルｇ、ふれ止め台／ｑに夫々ねじ込まれており、ビ
ントンコ３が密封して嵌入するシリンダ２Ｓ端はピスト
ンロッドλ３ａを挿通してシリンダ２Ｓ内に納められた
ばね、２乙により押え版ココを圧し、押え板２２は摺動
面／ｅを圧してサドルｇ１ふれ止め台／９を固定するよ
うになっている。シリンダ、２左の圧力流体の入１−１
．２　ｊ　ａより圧力媒体を流入させシリンダ、２５を
ばねλルに抗して移動して押え板、２．２の抑圧を解除
し、サドルｇ１ふれ１）、め台／９の移動を自在とする
ものである。そして後述する本発明の作用において切削
時はシリンダ：１！ｒは消勢され、押え板ココはばねコ
ロの力により摺動面／ｅを圧しサドルざ、ふれ止め装置
７をベット／に固定する。そしてカッタヘッド装置６、
ふれ止め装置７を移動時にはシリンダλ５に圧力流体が
送入されて押え板、２−の摺動面／ｅの抑圧を解除する
。これらの動作は後述の本発明の詳細な説明においては
一々説明は行われない。

このような本発明の構成の作用をワークにより説明する
。第弘図はクランクシャフトの図面テする。先ずセンタ
リング作業でセンタ孔３／。

３コがあげられ、エンドジャーナルＪ／、Ｊ、２を含む
両端加工が旋削加工により行わ才する。（図示Ｊ）　Ｂ
部分）。そしてクランクシャフトミラーに装置され、チ
ャック＆、ｊでエンドジャーナルＪ／と端部つば部Ｆ／
が把握される。ジャーナルＪ３の部分へカッタヘッド装
置６を移動させカッタノコが移動してくるとふれ止め装
置７も共に移動する。そしてふれ止め装置７とカッタヘ
ッド装ＰＬ６の間隔はカッタノコから第６ビンＰ６をお
いたエンドジャーナルＪ、２の左側近傍の距離ＪＩ、に
あるようにする。これはシリンダ／ざを右行端にあるよ
うにすることにより行われる。そして振れ止め装置７０
口金／、！ｉ　、　／！エンドジャーナルＪ、２を把握
する。そしてクランクシャフトをチャックグツ左側から
回転し、カッタ７．２を回転してからＮＣ装置によりカ
ッタ台９を移動して、カッタノコの切刃をジャーナルＪ
３に向けて移動して所定の切込みを与えてクランクシャ
フトの一回転によりジャーナルＪ３は仕上る。

次にカッタ／、２の中心がクランクシャフトのジャーナ
ル中心にあるようにカッタ台９をＮＣ装置のＹ輸送りね
じＹにより移動し、ふれ止め装置りの口金／Ｓを全開す
る。そしてベット／上のサドルｇｔｇＮｃ装［Ｚ輸送り
ねじＺにより左行させカッタノコをジャーナルＪａに軸
方向で一致させる。このようにするとふれ止め装置７は
カッタ／、２と口金／Ｓの間隔が不変のま匁移動する。

そこでふれ止め装置７０ロ金／Ｓを閉じると今切削され
てふれ止めを掛けることができるようになったジャーナ
ルＪ３を把握して支持することができる。そして同様に
り２ンクシヤフトとカッタ／コ？回転しカッタ台９ｆ（
ＮＣ装置のＹ　壱１＋送りねじＹで移動して切込みｔ与
えてジャーナルＪｙの切削を行う。

ジャーナルＪｓの切削は同様にカッタ／コがジャーナル
ＪｓＯ軸方向に一致するようにカッタヘッド装置６とふ
れ止め装置道７の関係位置を変えることなく、カッタヘ
ッド装置ｔ　ｔ−ｘ移動するとふれｄ二め袈１へ７の口
金は既に切削したジャーナルＪｑを把握できる。かくし
てふれ止めを行い同様に切削する。

同様にしてジャーナルＪ’ｂ、Ｊｑを切削する。

かくしてジャーナルの切削は終了する。

ジャーナルＪ７の切削が終り、カッタ／ユの中心がクラ
ンクシャフトのジ・ヤーナル中心と一致する位置までカ
ッタ台９は移動し、ふれ止め装置７０ロ金／よは全開す
る。そして次にベット／上をサドルざはカッタ／、２が
ｖ；／ビンＩ’／に一致するまで送られる。そしてカッ
タヘッド装置乙の押え板２−をクランプ装置で圧してベ
ット／に対して固定してからシリンダ／ざを左行してカ
ッタヘッド装置乙にふれ止め装置りを近寄せるとカッタ
７．２と口金７５の間隔は符号ＪＰＬで示されるビンジ
ャーナル間の間隔となる。こ〜でふれ止めの口金７３を
閉じてクランクシャフト、カッタ／２を回転し、カッタ
台９をＮＣ装置のＹ軸道りねじＹで送ってカッタ７．２
をクランクシャフトのビン部と関係づけ乍ら、クランク
半径位置に’！６いてビン部が円に形成されるようにす
る。第１ビンＰ／の切削が終るとカッタ／２の中心がク
ランク／ギフトのジャーナル中心になるようにカッタ台
９を送り、口金７５を開く。

次にＮＣ装置のＺ軸道りねじＺによりカッタヘッド装置
６を軸方向に送り、第１ビンＰ／とカッタ／、２）１一
致させる。そしてふれ止めの口金／！を閉じてジャーナ
ルＪ６を把握し、クランクシャフト、カッタ７．２を回
転しカッタ７．２をビンＰコも含めた関係位置でビンＰ
コが円になるようにカッタ台りを送って切削する。

ビンＰ３以下は同様にして切削されビン部３乃至Ｐ６が
切削される。

本発明はベット上に摺動可能に配されたカッタヘッド装
置と振れ止め装置間の間隔を自動で変更できる連結手段
を備えたから、クランクビンミラーにおいてクランクシ
ャフトミラーのカッタにて切削する部位とふれ止めにて
支持する部位の間隔が異なる場合、例えば実施例のよう
にジャーナルを切削する場合とビン部を切削する場合の
ようにカッタとふれ止めのｒｄＪ隔が異る場合、或は中
間ジャーナルの幅が他のジャーナルより犬なる場合等に
ふれ止めを適正な位置に自動的に移動しクランクシャフ
トを支持できる。

それ故カッタヘッド装置の２方向及びＹ方向のＮＣ制御
と併せてカッタヘッド装置とふれ止め装置、の間隔変更
によりクランクシャフトのジャーナル及びビン部を機械
にクランクシャフトを取付けたま〜完成させることがで
きる。従って一大型エンジンのクランクシャフトのよう
に運搬、機械取付に時間がか瓦り、又、例えば６気筒以
上の多気筒のエンジンのクランクシャフトのようにたわ
み易いものの場合に有利である。ふれ止め装（σはベッ
ト上に移動可能に担持されるからクランクシャフトはワ
ーク支台のチャックの回転中心を結ぶ線上において正し
くジャーナルが支持されるので加工精度がよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の側面図、第２図は第１図のＡ
矢視図、第３図はクランプ装置の縦断面図、第弘図は切
削例を示すクランクシャフトの側面図である。 ｌ・・ヘット　、２．、？−・ワーク支台　ダ。 ＳＬｌ・チャック　６ψ・カッタヘッド装置　７・・ふ
れ止め装置　ｇｌｌ・サドル　９・・カッタ台　１０−
−カッタヘッド　／／−・軸受／コ・ｅカッタ　／３−
・工具台　−一麩七ふ忰を吻合　／ｊ・・口金　７Ａ・
・スライド／７・・送りねじ　／ざ・・シリンダ　／？
・拳振れ止め台　　　　　’　　　　　　　　、２．２
−・押え板　ユ３・・ピストン　コＪ　ａ＠　ＩＩピス
トンロッド　、２ｇ−・シリング　、２ｒａｅｅ入１］
、２Ａ・・ばね　、７／、、？、２Φ−センタ孔Ｊ／〜
Ｊ７・・ジーＹ−ナル　Ｐ／〜Ｐｂ＠・ビン。 特許出願人　　　株式会社昌運工作所 代　理　人　　　　新　　井　　−部 第４図 手続補正書（自発） 特許庁長官　　若　杉　相　夫　殿 １、事件の表示 昭和５７年特許願第１ｌｌｑｑＪｓ号 ２、発明の名称 クランクシャフトミラー ３、補正をする者 代表者　　山　岡　浩　二　部 ４、代　理　人　　　〒、２グア電話θグ左−ｇｑｉ−
り７ざｔ住所　横浜市戸塚区上郷町２０ココ番地委任状
　別紙のとおり。 庁許請求の範囲　別紙のとおり。 明細賃第３頁上り行目「クランクシャフト」の次に「の
種類」を加入する。 第１図　別紙朱１．のとおり符号２を追加する。 第一図　別紙のとおり。 （別　紙） ２．　　％許請求の範囲 １、　ベット長手方向及びベット長手方向に直交する方
向に移動可能にベットに支持され、ワークの周囲を回る
内刃のカッタを備えたカッタヘッド装置と、ベット上に
おいてベット長手方向に移動可能に支持され、ワーク支
持部材を備えたふれ止め装置とワークを支持し回転送り
駆動をするワーク示合を備えたものにおいて、カッタヘ
ッド装置とふれ止め装置のベット長手方向の間隔が用度
の連結装置を備えたことを特徴とするクランクシャフト
ミラ特開０ｙ５９−４２２１１　（７）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、　ベット長手方向及びベット長手方向に直交する方
   向に移動可能にベットに支持され、ワークの周囲を回る
   内刃のカッタを備えたカッタベット装置と、ベット上に
   おいてベット長手方向に移動可能に支持され、ワーク支
   持部材を備えたふれ止め装置とワークを支持し回転送り
   駆動をするワーク支台を備えたものにおいて、カッタヘ
   ッド装置とふれ止め装置のベット長手方向の間隔が可変
   の連結装置を備えたことを特徴とするクランクシャフト
   ミラ０