JPS5940455A - 螢光ランプ内管の製法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外管とスデムにより形成される気密空間内に
内管を収納し、該内管を放電路とするコンパクトサイズ
の螢光フングに用いる内管の製法に関する。

ｌ　第１図は従来のこの種の螢光ラングを示す一部２切
欠正面図で、外管１とスデム（図示せず）によ３り形成
される気密空間２内に、複数本の屈曲内管４８をスペー
サ４を介して直列構成し、該内管３の５互いの連絡部の
少なくとも１ケ所を上記気密空間６２に対して開放する
と共に、上記直列構成せる内７管２の両端に電極５を設
け、該内管２を放電路６８とするものであり、この内管
８の内壁には螢光体９７が塗布されている。まだ、上記
気密空間２及び１０放電路６中には、適量の水銀蒸気及
び精力゛ヌが封１１人されており内管８０両端Ｖｉ無機
接着剤８でスベ１２−サ４に接合されている。９は点灯
装置部、ｌＯは１１ねじ口金である。

１４　　かかる螢光ラングに用いる内管８として従来は
、工５屈曲加工に適した鉛ガラスが多用されていた。と
１にろが、このように鉛ガラスを用いた場合、ラン１７
デ点灯時間の経過に従って、内管８を構成するガ１８ラ
スノ成分である酸化鉛（ｐｂｏ　）が、セラミック１９
製のスペーサ４や無機接着剤８等から発生する一２ｏ酸
化次素（ＣＯ）の如き有機ガスによって還元さｐｂｏ十
有機ガス　−　ｐｂ　（析出）なる反応が起り、内管８
の外壁が茶色に変色する。

この内管８の茶変色が光束劣化の大きな要因となってい
た。

また、ガラス成分としてアルカリ分（例えば冷）が含ま
れている場合にも、放電中の水銀との置換反応により、
内管８の内壁が黒色に変色し、これも光束劣化の要因と
なっていた。

従って、内管の茶代又は黒化による光束劣化を改善する
ためには、鉛成分あるいはアルカリ成分を含まないガラ
スを内管に用いれば良いことになるが、周知の如く鉛成
分を含まないガラスは屈曲加工性が悪いという欠点があ
る。

本発明は上記欠点に鑑みなされたもので、その目的とす
るところは、内管の変色による光束劣化を改善し、かつ
、内管の屈曲加工が容易なけい光ランプを提供するにあ
る。

以下、本発明を説明する。本発明に係る内管の材料とし
ては、屈曲加工が容易な鉛ガラスを用い。

まず屈曲加工を行ない、しかる後、鉛分あるいはアルカ
リ分と反応する薬品（例えばＨ２ＳＯ４の如き強酸）に
よって表面処理を施し、ガラス表面ｊθの鉛分あるいは
アルカリ分を除去する。このような処理により第２図に
示すように２ガラス表面には鉛分やアルカリ分の存在し
ない）Ｂ　Ａ　、　Ａ’が形成される。このＡ　、　Ａ
’の厚みは薬品の種類、濃度、処理時間などによってコ
ントロールできる。

本発明は上記のように、内管を少なくとも鉛分及びアル
カリ分のいずれか一方を含有する力゛ラスを用いて屈曲
形成したので、その加工は従来のように容易であり、し
かも、内管の変色要因である鉛分あるいはアルカリ分が
内管の表面層に存在しないため、従来のような変色が発
生せず、これによる光束劣化を著しく改善できた。

【図面の簡単な説明】

第１図は螢光ラングの一部切欠正面図、第２図は本発明
に係る内管の拡大断面図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ｔｉ）外管とヌデムにより形成される気密空間内に、複
   数本の屈曲内管をスペーサを介して［６列構成し、該内
   管の互いの連絡部の少なくとも１ケ所を上記気密空間に
   対して開放すると共に、上記直列構成せる内管の両端に
   電極を設け、該内管を放電路とする螢光ランプにおいて
   、上記内管を少なくとも鉛分及びアルカリ分のいずれか
   一方を含有するガラスで屈曲形成し、しかる後、該内管
   を強酸に浸し表面層の鉛分及びアルカリ分の少なくとも
   いずれか一方を除去したことを特徴とする螢光ランプ内
   管の製法。