JPS5940198Y2 - 押出成形機のスクリ−ン組立体 - Google Patents

押出成形機のスクリ−ン組立体

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Publication number
JPS5940198Y2
JPS5940198Y2 JP4907180U JP4907180U JPS5940198Y2 JP S5940198 Y2 JPS5940198 Y2 JP S5940198Y2 JP 4907180 U JP4907180 U JP 4907180U JP 4907180 U JP4907180 U JP 4907180U JP S5940198 Y2 JPS5940198 Y2 JP S5940198Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen assembly
extrusion molding
plate
molding machine
outer peripheral
Prior art date
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Expired
Application number
JP4907180U
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English (en)
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JPS56149630U (ja
Inventor
伸治 大嶋
良雄 高田
征四郎 小山
貢 阿部
可光 鈴木
Original Assignee
三菱化成ポリテック株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱化成ポリテック株式会社 filed Critical 三菱化成ポリテック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、熱可塑性樹脂などを押出成形する際に、押
出成形機のシリンダー先端に設けられるスクリーン組立
体の改良に関するものである。
熱可塑性樹脂の押出成形に際し、押出成形機のシリンダ
ー先端に、プレーカープレートと複数のスクリーンより
なるスクリーン組立体を設置することにより、(1)樹
脂の流動に対する整流作用を行なう。
(2)流動抵抗によって押圧を上昇させ、樹脂の混練度
を向上させる。
(3)スクリーン組立体の濾過作用によって、原料樹脂
中に混入した異物や、変質した樹脂を除去して、欠陥の
ない成形品が得られる。
等の効果が達成されることは、周知である。
このように、熱可塑性樹脂を押出成形法によって成形品
とするには、スクリーン組立体およびスクリーン組立体
を支持するプレイカープレートは、重要な役割を果すこ
とになる。
良好な成形品を得るためには、配置するスクリーン組立
体の金網の枚数、金網の目の大きさ等の選択は、重要な
条件である。
操業開始時に清浄であったスクリーン組立体も、樹脂中
に混入した異物、樹脂に添加される各種配合物に由来す
る異物等がたまり1時間の経過と共に、目詰りする。
スクリーン組立体が目詰りすると、シリンダー先端の圧
力が増大し、スクリーン組立体を構成している金網がね
じれてしまい、押出量を低下させることになる。
従って、押出成形中、定期的に、スクリーン組立体を交
換する必要がある。
通常の固定式プレイカープレートに取付けたスクリーン
組立体を交換するには、押出機の運転を停止して、シリ
ンダー先端部を解体し、目詰りしたスクリーン組立体を
新しいものと交換すればよい。
目詰りしたスクリーン組立体は、異物が付着しているの
で各々の金網を剥し難いほか、金網がねじれていたりす
ると、再使用に供し難く経済的でなかった。
本考案者らは、かかる状況にあって、交換作業が容易で
、組立体を構成する金網がねじれることがなく、かつ、
組立体を構成する金網の一部又は全部を再使用すること
ができるスクリーン組立体を提供すべく、鋭意検討した
結果、本考案を完成するに至ったものである。
しかしてその要旨とするところは、押出成形機のシリン
ダー先端に設けられた多数の小孔のあるプレーカープレ
ートの後方に配置されるスクリーン組立体において、複
数枚のスクリーンが組み合わされ、プレーカープレート
から最も離れた側には、プレーカープレートのスクリー
ン組立体支持部に嵌合する外周枠を備え、この外周枠の
内側に多数の多角形の小孔が穿設されてなる金属製多孔
薄板が配置されてなることを特徴とする、押出成形機の
スクリーン組立体に存する。
以下、本考案を図面に基づいて詳細に説明するが、本考
案はその要旨を超えない限り、以下の例に限定されるも
のではない。
第1図は、本考案に係るスクリーン組立体を装着した押
出成形機の一例の要部を示す縦断側面図、第2図は金属
製多孔薄板の一例の平面図である。
図において、1は押出成形機シリンダー、2はスクリュ
ー、3はシリンダー先端フランジ部、4はブレーカ−プ
レート、5は小孔、6はスクリーン組立体保持部、7は
スクリーン組立体、8はクランプ、9はクランプ固定ボ
ルト、10は金属製多薄板、11は外周枠、12は多角
形の孔、13は切り火きをそれぞれ示す。
本考案に係るスクリーン組立体は、押出成形機のシリン
ダー先端に配置されて用いられる。
押出成形機のシリンダー1先端とクランプ8との間に、
多数の小孔5が設けられたブレーカ−プレート4が装着
される。
このプレーカープレート4の後方(スクリュー2側)に
は、スクリーン組立体支持部6が設けられており、この
支持部6にスクリーン組立体Tが配置される。
スクリーン組立体Tは、目の大きさの異なる複数枚の金
網により構成されるが、本考案に係る組立体は、ブレー
カ−プレートから最も離れた側(スクリュー側)に、金
属製多孔薄板10が配置されていることを必須とする。
この金属製多孔薄板10は、ブレーカ−プレートのスク
リーン組立体支持部6内にほぼ正確に嵌合する外周枠1
1を備えている必要がある。
この外周枠11は、スクリーン組立体7を押圧し、樹脂
の背圧が上昇しても、組立体を構成する金網がねじれな
いようにする機能を果す。
従って、薄板はある程度の厚みを有し、かつ、ある程度
の強度を有していなげればならない。
また、高温の溶融樹脂、高温の添加剤と接するので、腐
蝕しにくい材料よりなるものが好ましい。
強度、耐腐蝕性等を勘案すると、金属製薄板10は、厚
さが0.5〜3閣のステンレス製の薄板よりなるものが
、特に好ましい。
金属製薄板10の外周枠11の内側には、多数の多角形
の小孔が穿設されている必要がある。
小孔の形状は、四角形、五角形、六角形、六角形等であ
ってよい。
この小孔の一つの孔の大きさは、見掛けの直径が5閣〜
30閣の範囲が好ましく、孔と孔との間を区画する部分
の平均幅が1〜10綱であるのが好ましい。
ここで見掛けの直径とは、多角形の頂点間を結ぶ間隔で
あって、最も大きいものをいう。
外周枠11の外側に、切り火き13を設けておくと、本
考案に係るスクリーン組立体7を、スクリーン組立体支
持部6から取りはずす作業が容易となり、好適である。
本考案に係るスクリーン組立体7は、プレーカープレー
ト4の後方(スクリュー側)に、上記のような金属製多
孔薄板10を配置するが、その他のスクリーンの目の大
きさ、スクリーンの枚数等は制限されるものではない。
本考案に係るスクリーン組立体を装着された押出成形機
は、押出作業中に溶融樹脂の背圧がスクリーン組立体7
に加わるが、背圧はまず金属製多孔薄板10に加わるの
で、複数のスクリーンはこれによってプレーカープレー
ト側に押圧される。
これによって、スクリーン組立体7を構成する複数の金
網は、樹脂の背圧が上昇しても、ねじれるようなことは
ない。
本考案に係る押出成形機のスクリーン組立体は、次のよ
うな効果を奏し、その実用的利用価値は、極めて大であ
る。
(i)本考案に係るスクリーン組立体は、押出作業中に
樹脂の背正が上昇しても、スクリーン組立体を構成する
金網がねじれることがなく、従ってねじれによる押出量
の低下の問題もおこらない0 (11)従来のスクリーン組立体では、プレーカープレ
ートから最も離れた側(スクリュー側)に、目の大きい
金網が配置されていた。
目の大きい金網は針金の径も大きく、針金が交鎖した場
所に樹脂が滞留し、これが熱で変色し、押出成形途中で
変色した樹脂が出てくるという問題があった。
本考案に係るスクリーン組立体では、金網の代わりに金
属製多孔薄板が配置されているので、従来の上記のよう
な問題はない。
Q10 本考案に係る組立体は、これを構成するスク
リーンがねじれることがないので、異物がたまったもの
を洗浄すれば、再使用することができるので、経済的で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るスクリーン組立体を装着した押
出成形機の一例を示す縦断側面図、第2図は金属製多孔
薄板の一例の平面図である。 図において、1は押出成形機シリンダー、2はスクリュ
ー、3はシリンダー先端フランジ部、4はブレーカ−プ
レート、5は小孔、6はスクリーン組立体保持部、7は
スクリーン組立体、8はクランプ、9はクランプ固定ボ
ルト、10は金属製多孔薄板、11は外周枠、12は多
角形の孔、13は切り欠きをそれぞれ示す。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)押出成形機のシリンダー先端に設けられた多数の
    小孔のあるプレーカープレートの後方に配置されるスク
    リーン組立体において、複数枚のスクリーンが組み合わ
    され、プレーカープレートから最も離れた側には、プレ
    ーカープレートのスクリーン組立体支持部に嵌合する外
    周枠を備え、この外周枠の内側に多数の多角形の小孔が
    穿設されてなる金属製多孔薄板が配置されてなることを
    特徴とする押出成形機のスクリーン組立体。
  2. (2)金属製薄板が、厚さ0.5〜3閣のステンレス製
    薄板であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の押出成形機のスクリーン組立体。
  3. (3)金属製薄板製多孔板の外周枠の外側に、複数個の
    切り欠きが設げられてなることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項、ないし第2項記載の押出成形機の
    スクリーン組立体。
JP4907180U 1980-04-11 1980-04-11 押出成形機のスクリ−ン組立体 Expired JPS5940198Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4907180U JPS5940198Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11 押出成形機のスクリ−ン組立体

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JP4907180U JPS5940198Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11 押出成形機のスクリ−ン組立体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56149630U JPS56149630U (ja) 1981-11-10
JPS5940198Y2 true JPS5940198Y2 (ja) 1984-11-13

Family

ID=29644052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4907180U Expired JPS5940198Y2 (ja) 1980-04-11 1980-04-11 押出成形機のスクリ−ン組立体

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JP (1) JPS5940198Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994027803A1 (fr) * 1993-06-02 1994-12-08 The Furukawa Electric Co., Ltd. Maille de tamis d'extrusion de caoutchouc/plastique, et procede d'extrusion l'utilisant

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994027803A1 (fr) * 1993-06-02 1994-12-08 The Furukawa Electric Co., Ltd. Maille de tamis d'extrusion de caoutchouc/plastique, et procede d'extrusion l'utilisant

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JPS56149630U (ja) 1981-11-10

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