JPS5939969B2 - 電気ケ−ブル附属品 - Google Patents

電気ケ−ブル附属品

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JPS5939969B2
JPS5939969B2 JP6632680A JP6632680A JPS5939969B2 JP S5939969 B2 JPS5939969 B2 JP S5939969B2 JP 6632680 A JP6632680 A JP 6632680A JP 6632680 A JP6632680 A JP 6632680A JP S5939969 B2 JPS5939969 B2 JP S5939969B2
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cable
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opening
taper
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クレイグ・ダブリユ・シモンズ
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、配電システムにおいて電気ケーブルへの端
末器具や電気接続素子のような電気ケーブル附属品の取
付けに関するもので、特にそのような附属品をこれまで
行われていたものよりも一層容易に取付けることができ
る形状にした電気ケーブル附属品に関するものである。
近年、特に軽工業地域、商業地域および住宅地域におい
て地下配電システムの開発が強く叫ばれるようになって
きた。
そのようなシステムに使用するために電カケープル、変
圧器および端末器具や電気接続器具などのケーブル附属
品のような種種の配電用機器が開発されてきている。
これらの機器の中の端末器具や電気接続器具のようなケ
ーブル附属品は、地下配電システムの工事と取付けを容
易にするために電気ケーブルの端部において現場で取付
けられるものが開発されてきている。
大抵の場合、これらのケーブル附属品または器具がケー
ブルの端部上に、あるいは、その附属品の構成部品同志
がエラストマー的弾性材料の部材とその部材が上に置か
れる円筒面との間の締付は嵌合で、取付けられる。
この適当な締付は嵌合が組立品の機械的および電気的両
方の一体性を得、かつ維持するに適当した嵌合エレメン
トの間の締付力を生み出すことになる。
取付は中に生ずる摩擦力を軽減し、ケーブル−Lにケー
ブル附属品を適切に取付けるのを容易にするために潤滑
剤が用いられている。
通常は、潤滑剤をケーブル表面に塗布し、またケーブル
の附属品に設けられている開口内にケーブルを挿入する
前に、その開口の内部にも塗布する。
しかしながら、附属品の開口の形状はケーブルを開口に
挿入する時に潤滑剤の大部分がケーブル表面から拭きと
られ、挿入を容易にするための潤滑剤の働きを大巾に減
少させる。
それ故、この発明の目的はケーブル−\の附属品の潤滑
剤を使った取付けを容易にする形状を持つ電気ケーブル
附属品を提供することにある。
この発明のもう一つの目的は、ケーブルを受入れる開口
とケーブルが挿入される拡間内面の入口通路、を持ち、
入口通路の形状は取付けを容易にするために、取付は中
に開口に潤滑剤が入り込むようになっている端末器具や
電気接続素子のような電気ケーブル附属品を提供するこ
とにある。
この発明のさらにもう一つの目的は、上述のような拡開
内面の入口通路を有し、取付は完了後はケーブルが附属
量の開口の中で適切に締付けられることを確実にする電
気ケーブル附属量を提供することにある。
この発明のなおもう一つの目的は、上述のような拡開内
面の入口通路を有し、所定の直径の範囲内にある外径の
電気ケーブルが受入れられて、その取付けは容易であり
、かつケーブルと附属量との間の適切な組立て関係を確
保できる電気ケーブル附属量を提供することにある。
この発明のさらにまたもう一つの目的は、潤滑剤を使用
して組立てまたは取付けを容易にすることによって、現
場において比較的大サイズの電気ケーブルに取付けまた
は組立てることができる電気ケーブル附属量の製造を実
用化することにある。
この発明のなおさらにもう一つの目的は、現在採用され
ている同じタイプの附属量からかけはなれることなく、
特に現場において潤滑剤を使用してケーブルへの附属量
の取付けまたは組立てを容易にする形状を具体化した構
造を持つ電気ケーブル附属量を提供することである。
上記の種々の目的と利点はこの発明によって達成され、
その概略を述べれは以下のとおりである。
すなわち、導体、その周囲の絶縁体およびさらにその周
囲の導電性遮蔽体からなる電気ケーブルの端部に、取付
けを容易にするために潤滑剤を用いて取付ける電気ケー
ブル附属量において、その附属量は、前記絶縁体が露出
されたケーブル端部が挿通されるようになっている開口
端部とケーブル端部を受入れる軸方向に延びている開口
とを有し、その開口には絶縁体を強固に締付けるための
弾性的に拡開可能な絶縁体締付部と、この絶縁体締付部
と開口端部との間に延びる入口通路とがあるエラストマ
ー的弾性材料のスリーブ状部材からなり、 その入口通路は絶縁体締付部から開口端部に向って半径
方向に外側に拡がっていて、入口通路の開口端部におけ
る内径は絶縁体が露出された前記ケーブルの外径よりも
充分に太き(なっており、この入口通路には開口端部に
おける最大径から、開口端部から軸方向に隔たったとこ
ろの第1所定径までに狭められたテーパーになっている
第1テーパ一部と、第1所定径から、開口の絶縁体締付
部に接する第2所定径までに狭められたテーパーになっ
ている第2テーパ一部とがあり、 入口通路の開口端部における内径は、取付は中にケーブ
ル上の潤滑剤が開口内に入っていくのに充分な大きさで
あり、第1所定径と第2所定径とは入口通路の第2テー
パ一部と所定範囲の外径のケーブルとの関係寸法が入口
通路の第2テーパ一部に沿う位置でケーブルを強固に締
付けることが確保できるようになっているものである。
この発明は以下の添付図面に示された実施例についての
詳細な説明で、充分に理解されかつ種々の目的や利点が
明らかとなるであろう。
第1図はこの発明の電気ケーブル附属量を電気ケーブル
の端末器具に実施した場合の端末器具の縦断面図で、ケ
ーブル端末部を構成するに必要な電気ケーブルその他の
部品の正面図、縦断面図および一部切裁正面図を共に示
す。
第2図は第1図に示されたこの発明の端末器具を用いて
構成された電気ケーブルの端末部の構造を示す一部切裁
正面図である。
第3図はこの発明の電気ケーブル附属量を電気ケーブル
のコネクターエルボに実施した場合のコネクターエルボ
の縦断面図で、ケーブル端部にそれを組立てるに必要な
電気ケーブルその他の部品の一部切裁正面図および正面
図を示す。
第4図は第3図に示されたこの発明のコネクターエルボ
を用いて構成された電気ケーブルの端末部の構造を示す
一部切裁正面図である。
いま図面特に第1図、第2図を参照して、電気ケーブル
10は絶縁体14によって囲まれた中心の導体12を持
ち、その絶縁体14は導電性遮蔽体16によって囲まれ
ている。
ケーブル10の外表面18は所定の最小径と最大径の範
囲内にある外径を持ち、ケーブル外径のこの変動範囲で
はこの発明にしたがって構成された特別のケーブル附属
量が適合するようになっている。
この発明によって構成される端末器具20の形式のケー
ブル附属量は、ケーブル10の端部に取付けられるよう
になっていて、ケーブル10はその取付けのために遮蔽
体16のある長さを剥ぎ取って遮蔽体16の端部22の
先に絶縁体14を露出させさらに露出された絶縁体14
のある長さを剥ぎ取って絶縁体14の端部24の先に導
体12が口出しされる。
なお26はその口出しされた導体12の端部である。
端末器具20は導電性のエラストマー的弾性材料の第1
部分30と、この第1部分30と一体にモールドされた
絶縁性のエラストマー的弾性材料の第2部分32とを有
する複合構造のエラストマー的弾性材料のノ句ジングの
形のスリーブ状部材28からなっている。
第1と第2の部分30と32の間の境界34の形状は、
ケーブル10を端末処理する時の電気ストレス緩和部を
構成している。
複数の環状襞36はスリーブ状部材28の絶縁体の沿面
距離を増大させているものである。
スリーブ状部材28はケーブル10の端部を受入れるた
めのスリーブ状部材の全長を通して軸方向に延びる中心
孔の形の開口40を持っている。
取付けは、ケーブル10の端部をスリーブ状部材28の
開口40の中に第1図の矢印42の方向に挿入し、第2
図に示すように、ケーブル端部にスリーブ状部材28が
適切に位置されるまでケーブル10をスリーブ状部材2
8の中に挿入することによって行われる。
スリーブ状部材28がケーブル10にそのように位置さ
れるときに、円環状座金44を導体12の上にすべりこ
ませ絶縁体14の端部24の端面上に置(。
この座金44はスリーブ状部材28の上端部46に沿っ
て開口40の外側で半径方向にひろがっているものであ
る。
つぎにターミナルコネクター50を導体120日出部分
にかぶせ52において例えば圧着することによって固着
する。
このターミナルコネクターは配電系統内での接続のため
に上方に突出しているユニバーサルロッドコネクター5
4をもっているものである。
かくして円環状座金44はそこにおさえられ、ケーブル
10がスリーブ状部材28からずれないよう固定される
ケーブル10がずれないように座金44とターミナルコ
ネクター50との間に所要枚数のスペーサー48が挿入
される。
モールドされたエラストマー的弾性材料のキャップ56
は上端部46上とターミナルコネクター50の上とにか
ぶせられ水密性を得るためにしっかりと嵌合される。
そして接地用帯金58がスリーブ状部材28の導電性の
第1部分30に固定されて取付けが完了する。
開口40とケーブル10の関係寸法は、その開口の各部
分がケーブルの対応する各部分を締付けるように弾性に
よって拡げられて、その充分な締付力によって水密、必
要に応じて絶縁的密着、必要に応じて電気的接続および
所望の機械的密着が得られるようになっている。
このように、少なくとも開口400部分である絶縁体締
付部60および62は絶縁体14の外径よりも幾分か小
さ目の内径を持っていて、スリーブ状部材28の絶縁性
の第2部分の大部分に沿っている絶縁体締付部60と6
2は弾性的に拡げられ、そして絶縁体14を締付けて水
密性が確保され、上端部46と遮蔽体16の端部22と
の間の絶縁体14の外表面に沿う沿面通路の絶縁耐力を
増し、かつスリーブ状部材28とケーブル10の間の強
固な機械的結合が得られるようになっている。
開口40のもう1つの部分64は、スリーブ状部材28
の導電性の第1部分30に置かれ、ケーブル遮蔽体16
の外径よりも僅かに小さな内径を有し、部分64が弾性
によって拡げられ、遮蔽体16を締付けて、遮蔽体16
とスリーブ状部材28の第1部分との間の電気的接続が
得られるようになっている。
ケーブル10V?−スリーブ状部材28を取付けるのを
容易にするために、潤滑剤65例えばシリコーングリー
スが、ケーブル10の外表面、特に絶縁体14の露出部
分の外表面に沿って塗布され、開口40の中・\のケー
ブルの挿入を容易にしている。
潤滑剤はまたスリーブ状部材の開口40の中にも塗布さ
れる。
このような方法は従来からも用いられてきているが、開
口の入口でケーブルから潤滑剤が拭きとられがちで、そ
れによって開口に沿っての有効な潤滑剤の量が減少され
、それに伴って摩擦力が増大し、完全な組立を遂行する
のを妨げがちとなってその効果は阻害されている。
スリーブ状部材28の取付は中に、ケーブル100表面
から潤滑剤65が拭い去られる問題を緩和するために、
開口40にはその下部の開口端部68につづく入口通路
66が設けられ、この入口通路66には取付は中にケー
ブル上の潤滑剤65が開口40に入ることができるよう
に半径方向外側に拡がる形状を持たせている。
入口通路66は開口40の絶縁体締付部62から開口端
部68の方に向って半径方向外側に拡がっており、通常
第1テーパ一部70と入口通路の部分64に相当してい
る第2テーパ一部γ2とを有している。
第1テーパ一部70は開口端部68における最大径から
、開口端部68から軸方向に間隔を置いて第1所定径D
1マでに狭められるテーパーになっており、さらに第2
テーパ一部72は第1所定径D0から絶縁体締付部62
に接している第2所定径D2マでに狭められるテーパー
になっている。
第1テーパ一部70のテーパーは第1図に示されるよう
に第2テーパ一部72のテーパーより急であり、それに
よって入口通路66の各部分70と72はつぎのように
その特別の機能を発揮するようになっている。
開口端部68の最大径はケーブル10の最も外径の大き
いものよりも充分に大きくしであるので、ケーブル10
が嵌入できるようになっているはかりでなく、潤滑剤の
拭き取られ方が最も少なくてケーブルの上の潤滑剤も受
は入れられるようになる。
第1テーパ一部70の比較的急なテーパーは、入口通路
66の内径が第1所定径D1に減少されている間で、第
2テーパ一部72の方へ潤滑剤を通しやすくなる。
すなわち入口通路66にケーブル10が嵌入されると、
その絶縁体14の端部24の外縁が第1テーパ一部70
の途中の位置にまず接触し、その接触によって接触点よ
り後方における第1テーパ一部70の内面の潤滑剤はか
なり拭き取られるが、絶縁体14上の潤滑剤は、絶縁体
140表面と第1テーパ一部70のテーパー面との接触
角が小さい故に、あまり拭き取られることがないうえに
、幾分か拭き取られた潤滑剤は絶縁体14と第1テーパ
一部70とによって作られる鋭角状の空間に蓄積される
けれども、それより後方には逃げにくく、ケーブル10
の嵌入と共に接触点を通過して、結局は絶縁体140表
面の潤滑剤はほとんど拭き取られることなく第2テーパ
部72へ送りこまれることになる。
所定径D1とD20両方共最も外径の小さいケーブル1
0の外表面18の径よりも小さくなっていて、第2所定
径D2は開口40の絶縁体締付部62の内径に等しいこ
とが好ましい。
第2テーパ一部72と所定の範囲内の径を持つケーブル
10との関係寸法は、第2テーパ一部72が弾性のある
拡がりをして遮蔽体16を締付け、遮蔽体16とハウジ
ング28の第1部分30との間の適切な電気的接続を行
うことを確実にするものである。
所定径D□とD2の間の軸方向の間隔は、遮蔽体16の
端部22が所定径D1 とD20間の軸方向の間隔によ
って区画された軸方向の区間の範囲内の任意の所に置か
れると共に、スリーブ状部材28の第1部分30と遮蔽
体160間の適切強固な締付けが得られるように選はれ
る。
このように、入口通路66の第2番部分72の緩いテー
パーは、絶縁体14の端部24と導体12の端部26に
よって遮蔽体16の端部22の位置に変動があってもそ
の変動を補償するように作用する。
同時に、入口端部66の第2テーパ一部72の緩いテー
パーは、遮蔽体16の端部22のところでスリーブ状部
材28の第1部分30と絶縁体14との間に形成される
ギャップ74の大きさを小さくするのに役立つと共に、
スリーブ状部材28に対する遮蔽体16の端部22の軸
方向の位置に若干の許容差を許している。
前述のように、第2所定径D2は開口40の絶縁体締付
部62の内径に等しいことが好ましい。
第2テーパ一部72はスリーブ状部材28の第1部分3
0内にその全部があって、かつ第2所定径D2は開口端
部68の方向に境界34から軸方向に隔てられていて、
絶縁体締付部62が第1部分30の中に入りこむように
なっている。
かくして、ギャップ74は第1部分30の導電性材料に
よってかこまれることになる。
さらに境界34はスリーブ状部材28とケーブル絶縁体
14との間のギャップがないところに置かれることにな
る。
入口通路66の第1テーパ一部70の急なテーパーと第
2テーパ一部72の緩いテーパーとは、指数函数面にし
たがう拡開形状とするのが好ましい。
しかしながら、指数函数面は種々の円錐面がつながる面
によって近似させてもよい。
かくして、入口通路660表面の拡開形状は少なくとも
指数函数面に近似する形状であることが好ましい。
開口40は軸方向にはなれて置かれた2つの絶縁体締付
部60および62とそれらの間に置かれたもう一つの孔
の部分、IJ IJ−フ部76とを有している。
IJ IJ−フ部76は絶縁体締付部60および62の
内径より大きい内径をもっており、かつ絶縁体14の直
径より大きいことが望ましく、取付は中に絶縁体14に
沿う摩擦力を減らすためのIJ IJ−フ部分として作
用する。
絶縁体締付部60と62自身は所望の水密性と機械的把
持力を得るのに充分な摩擦力を保持しているので、余分
の摩擦力は除去され取付けに要する力を減らすことがで
きる。
つぎに第3図および第4図について説明すると、もう一
つの電気ケーブル110はケーブル10と同様のもので
あって、ケーブル110は絶縁体114によってかこま
れた中心の導体112を有し、絶縁体114は導電性遮
蔽体116によってかこまれている。
この発明によって構成されたもう一つのケーブル附属量
は電気コネクターエルボ120の形で示されていて、そ
れはケーブル110の端部に取付けられるようになって
いる。
ケーブル110の遮蔽体116は122で終端され、絶
縁体114の一定長が露出され、また絶縁体114は1
24で終端されて、126で終端される導体112の一
定長が露出されている。
エルボ120は導電性のエラストマー的弾性材料の第1
部分130と、これと一体にモールドされた絶縁性のエ
ラストマー的弾性材料の第2部分132を持つスリーブ
状の複合ハウジング128からなっている。
取付金具134が導体112の露出部に圧着され、その
先端にねじ孔136が設けられている。
取付金具134を取付けたケーブル110の端部は、ハ
ウジング128の軸方向に延長している中空孔の形の開
口140内に第3図の矢印142で示された方向に挿入
される。
ケーブル110は第4図に示されたようにハウジング1
28がケーブル端部上の適当な位置にくるまで、ハウジ
ング128の中におしすすめられる。
ハウジング12Bがケーブル110上にそのように配置
されてから、ねじ孔136に電気コネクタービン150
のねじ端部152をねじ込むことによってピン150は
取付金具134に取付けられ、据付けが完成される。
開口140とケーブル110の関係寸法は、開口の部分
が弾性的に拡開されてケーブルの対応する部分を充分な
締付力で締付は適切な水密性、絶縁的な一体性、電気的
接続および機械的な一体性が得られるような関係にある
したがって開口140の部分、絶縁体締付部162は絶
縁体114の外径よりも僅かに小さい内径になっていて
、その部分162は絶縁体114を締付け、その間の水
密性を確保し、遮蔽体116の端部122と取付金具1
34との間の絶縁体114の外面の沿面通路の絶縁耐力
を高め、かつハウジング128とケーブル110との間
の強力な機械的接続が得られるようになる。
端末器具20についてすでに述べたのと同様に、エルボ
120は、ケーブル110の端部上−\のハウジング1
28の取付けを容易にするために潤滑剤165を用いて
取付けられる。
取付は中にケーブル110の表面から潤滑剤165が拭
きとられる問題を解決するために、開口140にはその
開口端部168に入口通路166があり、その入口通路
166は第1テーパ一部170と第2テーパ一部172
とからなる拡開形状を持っている。
第1テーパ一部170は開口端部168における最大径
からそれより小さい第1所定径DD1に向って狭まるテ
ーパーがつけられており、一方第2テーパ一部172は
第1所定径DD1からそれよりさらに小さい第2所定径
DD2に向って狭まるテーパーがつけられている。
第1テーパ一部170のテーパーは第2テーパ一部17
2のテーパーより急であり、所定径DD1とDD2は軸
方向間隔を置いていて、各部分170と172とは端末
器具20について前述した機能を発揮するようになって
いる。
前に述べた実施例におけるように、第2所定径DD2は
開口140の絶縁体締付部162の内径に等しいことが
好ましく、また第2テーパ一部172はその全部がハウ
ジング128の第1部分130の範囲内にあって、開口
端部168に向って第1部分130と第2部分132と
の間の境界から軸方向に隔てられている第2所定径DD
2をもっており、絶縁体締付部162が第1部分130
の中に延びるようになっている。
かくして、いかなるギャップ174も導電性材料の第1
部分130によってかこまれることになる。
入口通路166の比較的急なテーパーの第1テーパ一部
170とそれより緩いテーパーの第2テーパ一部172
とは少なくとも指数函数曲面に近似する拡開形状とする
ことが望ましい。
開口140にはさらにもう1つの中空孔の部分、IJ
IJ−フ部176があり、それは絶縁体締付部162の
奥に位置し、絶縁体締付部162より大きい内径で、か
つ好ましくは絶縁体114より大きい内径を持っている
このIJ IJ−フ部176は取付は中の絶縁物114
に沿う摩擦力を・\らすリリーフ部分としての役目をし
ている。
複合ハウジング128の更にもう1つの部分、第3部分
180は第1部分130と一体にモールドされ、導電性
エラストマーでつくられている。
この第3部分180は開口のIJ IJ−フ部176の
周囲にあってその附近の電気ストレスを緩和している。
この発明の実施例についての上述の詳細な説明は、例示
を通してのみ与えられていることが理解されるであろう
設計や構造の種々の詳細は請求の範囲記載のとおりこの
発明の真の精神と範囲から逸脱することなしに変形させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電気ケーブル附属量を電気ケーブル
の端末器具に実施した場合の端末器具の縦断面図で、ケ
ーブル端末部を構成するに必要な電気ケーブルその他の
部品の正面図、縦断面図および一部切裁正面図を共に示
す。 第2図は第1図に示されたこの発明の端末器具を用いて
構成された電気ケーブルの端末部の構造を示す一部切裁
正面図である。 第3図はこの発明の電気ケーブル附属量を電気ケーブル
のコネクターエルボに実施した場合のコネクターエルボ
の縦断面図で、ケーブル端部にそれを組立てるに必要な
電気ケーブルその他の部品の一部切裁正面図および正面
図を示す。 第4図は第3図に示されたこの発明のコネクターエルボ
を用いて構成された電気ケーブルの端末部の構造を示す
一部切裁正面図である。 10・・・電気ケーブル、12・・・導体、14・・・
絶縁体、16・・・遮蔽体、20・・・端末器具、28
・・・スリーブ状部材、30・・・第1部分、32・・
・第2部分、40・・・開口、60・・・もう1つの絶
縁体締付部、62・・・絶縁体締付部、65・・・潤滑
剤、66・・・入口通路、68・・・開口端部、70・
・・第1テーパ一部、72・・・第2テーパ一部、76
・・・IJ IJ−フ部、110・・・電気ケーブル、
112・・・導体、114・・・絶縁体、116・・・
遮蔽体、120・・・コネクターエルボ、128・・・
スリーブ状複合ハウジング、130・・・第1部分、1
32・・・第2部分、140・・・開口、162・・・
絶縁体締付部、165・・・潤滑剤、166・・・入口
通路、168・・・開口端部、170・・・第1テーパ
一部、172・・・第2テーパ一部、176・・・IJ
IJ−フ部、180・・・第3部分、Dl・・・第1
所定径、D2・・・第2所定径、DDl・・・第1所定
径、DD2・・・第2所定径。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 導体、その周囲の絶縁体およびさらにその周囲の導
    電性遮蔽体からなる電気ケーブルの端部に取付けを容易
    にするために潤滑剤を用いて取付ける電気ケーブル附属
    量において、 前記絶縁体が露出されたケーブル端部が挿通されるよう
    になっている開口端部とケーブル端部を受入れる軸方向
    に延びている開口とを有し、その開口には絶縁体を強固
    に締付けるための弾性的に拡開可能な絶縁体締付部と、
    この絶縁体締付部と開口端部との間に延びる入口通路と
    があるエラストマー的弾性材料のスリーブ状部材からな
    り、その入口通路は絶縁体締付部から開口端部に向って
    半径方向に外側に拡がっていて、入口通路の開口端部に
    おける内径は前記ケーブル端部の外径よりも充分に大き
    くなっており、この入口通路には開口端部における最大
    径から、開口端部から軸方向に隔たったところの第1所
    定径までに狭められたテーパーになっている第1テーパ
    一部と、第1所定径から、開口の絶縁体締付部に接する
    第2所定径までに狭められたテーパーになっている第2
    テーパ一部とがあり、 入口通路の開口端部における内径は、取付は中にケーブ
    ル上の潤滑剤が開口内に入っていくのに充分な大きさで
    あり、第1所定径と第2所定径とは入口通路の第2テー
    パ一部と絶縁体が露出されたケーブルとの関係寸法が入
    口通路の第2テーパ一部に沿う位置でケーブルを強固に
    締付けることが確保されるようになっている電気ケーブ
    ル附属量。 2 第1所定径と第2所定径とは絶縁体が露出された前
    記ケーブル端部の外径よりもいずれも小さいことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の電気ケーブル附属量
    。 3 人口通路の第1テーパ一部のテーパーは、入口通路
    の第2テーパ一部のテーパより急であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の電気ケーブル付属品。 4 人口通路の拡開内面は少なくとも指数函数面に近似
    する形状であることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載の電気ケーブル附属量。 5 第2所定径は開口の絶縁体締付部の径に等しいこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第3項ま
    たは第4項記載の電気ケーブル附属量。 6 開口には、前記の第1の絶縁体締付部から軸方向に
    隔たっていて、絶縁体を強固に締付けるための弾性的に
    拡開可能なもう1つの絶縁体締付部と、第1ともう1つ
    の絶縁体締付部の間に軸方向に延びていて、取付は中の
    絶縁体に沿う摩擦力を減するために上記の2つの絶縁体
    締付部の径より大きい径を持つIJ IJ−フ部とがあ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、第
    3項または第4項記載の電気ケーブル附属量。 7 第2所定径は少なくとも開口の前記の第1の絶縁体
    締付部の径に等しいことを特徴とする特許請求の範囲第
    6項記載の電気ケーブル附属品。 8 エラストマー的弾性材料のスリーブ状部材は、導電
    性のエラストマー的弾性材料の第1部分と絶縁性のエラ
    ストマー的弾性材料の第2部分とを持つ複合部材であり
    、かつ入口通路はその全部が上記複合部材の第1部分の
    中に位置していることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の電気ケーブル附属品。 9 開口の第1の絶縁体締付部の少なくとも一部は前記
    複合部材の第1部分の中に位置していることを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項記載の電気ケーブル附属品。 10第1所定径と第2所定径とは挿通される絶縁体が露
    出されたケーブルの外径よりもいずれも小さいことを特
    徴とする特許請求の範囲第9項記載の電気ケーブル附属
    品。 11 第2所定径は、開口の絶縁体締付部の径に等しい
    ことを特徴とする特許請求の範囲第9項または第10項
    記載の電気ケーブル附属品。 12開口には、前記の第一の絶縁体締付部から軸方向に
    隔たっていて、絶縁体を強固に締付けるための弾性的に
    拡開可能なもう一つの絶縁体締付部と、第一ともう一つ
    の絶縁体締付部の間に軸方向に延びていて、取付は中の
    絶縁体に沿う摩擦力を減するために上記2つの絶縁体締
    付部の径より大きい径を持つリリーフ部とがあることを
    特徴とする特許請求の範囲第9項または第10項記載の
    電気ケーブル附属品。 13第2所定径は少なくとも開口の前記の第一の絶縁体
    締付部の径に等しいことを特徴とする特許請求の範囲第
    12項記載の電気ケーブル附属品。 14 開口には開口端部からはなれる方向に第一の絶縁
    体締付部をこえたところに位置されたリリーフ部があり
    、そのすIJ−フ部は取付は中の絶縁体に沿う摩擦力を
    減らすために上記絶縁体締付部より大きな径を持つこと
    を特徴とする特許請求の範囲第9項または第10項記載
    の電気ケーブル附属品。 15工ラストマー的弾性材料のスリーブ状部材には、開
    口のリリーフ部分のまわりに延びる導電性のエラストマ
    ー的弾性材料の第3部分があることを特徴とする特許請
    求の範囲第14項記載の電気ケーブル附属品。
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