JPS5938765B2 - プリセツト選局装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、簡単な操作でしかも迅速にプリセット及び選
局が行なえるプリセット選局装置に関し、特に切換え手
段を切換え操作するだけで直ちに希望する放送局のプリ
セット選局と希望する放送局のマニュアル選局とが選択
的に切換え得るようにしたプリセット選局装置を提案す
るものである。

以下、本発明の一実施例を図面ｌこ基づいて説明する。

第１図は本発明が組み込まれたラジオ受信機の前面部を
示し、第２図は上記ラジオ受信機の内部に組み込まれた
プリセット選局装置の機構部分を示し、さらに第３図は
上記プリセット選局装置の機構部分を分解して示したも
のである。

第１図に示すように、ラジオ受信機１のフロントパネル
２には、第２図に示すようｌこその前面部に透明ガラス
板３を施こした長方形の窓部４が上記ラジオ受信機１の
内部が見えるように開設されており、この窓部４の下部
位置には、電源スィッチ５、ＦＭ局及びＡＭ局の各プリ
セット用ブツシュスイッチ６及び７、ミューティングス
イッチ８、モードスイツナ９、プリセットされたＦＭ放
送局の選局時に押圧される第１ないし第５のプリセット
選局用押しボタンスイッチ１０ないし１４、同じくプリ
セットされたＡＭ放送局の選局時に押圧される第１ない
し第５のプリセット選局用押しボタンスイッチ１５ない
し１９、手動操作で希望するＦＭ放送局及びＡＭ放送局
を探し出し選局する時に押圧される各マニュアル選局用
押しボタンスイッチ２０及び２１や、あるいはチューニ
ングツマミ２２等が設けられている。

なお、上記各プリセット選局用押しボタンスイッチ１０
ないし１９やマニュアル選局用押しボタンスイッチ２０
及び２１は互いに連動する関係となっており、そのうち
の一つの押しボタンスイッチを押圧すると他のスイッチ
は全て自動的に押圧解除状態となるように構成されてい
る。

前記フロントパネル２の背部の位置には、第２図に示す
ように、ＦＭ局及びＡＭ局の各受信周波数表示用目盛２
３を施こした目盛表示部２５とこの表示部２５の背面か
ら背部の方向に垂直に突出した上下の各ガイドレール２
６，２７とから成る長尺な目盛板２８が配置されている
。

この目盛板２８の上下の各ガイドレール２６．２７の対
向する内側面には、第２図及び第３図に示すように長尺
でしカ）も板状の抵抗板２９．３０がそれぞれ固定配置
されており、この抵抗板２９．３０がそれぞれ対向する
内側面には、第３図に示すように、前述の目盛板２８の
ＦＭ局及びＡＭ局の各受信周波数表示用目盛２３の配設
置コ対応する抵抗値を示す抵抗体３１．３２がそれぞれ
施こされている。

なお、この抵抗体３１．３２は、上記ＦＭ局及びＡＭ局
の各受信周波数表示用目盛２３が等間隔に付されている
ので、この目盛２３と対応するように例えば可変容量ダ
イオード等の電圧可変容量素子の電圧容量特殴に応じた
抵抗値’Ｆ１４Ｅとなるように形成されている。

この抵抗体３１．３２の各両端ｌこは、直流電源ｌこ接
続されるリード線３３゜３３が接続されている。

前記目盛板２８の各ガイドレール２６．２７上には、第
１図及び第３図１こ示すようｌこ希望するＦＭ放送局及
びＡＭ放送局の受信周波数表示用目盛２３の位置にそれ
ぞれプリセットされた第１ないし第５のＦＭ局用マーカ
ー３４ないし３８及び第１ないし第５のＡＭ局用マーカ
ー３９ないし４３が配置されている。

なお、これら各ＦＭ局用及びＡＭ局用マーカー３４ない
し４３は、希望する受信周波数表示用目盛２３の位置に
プリセットされる前は例えば第１図中想像線で示すよう
に目盛板２８の最右端側位置に配置されており、プリセ
ットされる際にその位置から一つづつ希望受信周波数表
示用目盛２３の位置に移動されその所定位置にプリセッ
トされる。

これら各マーカー３４ないし４３は、第２図及び第３図
１こ示すようにいずれも上部側板４４と下部側板４５と
を有するコ字状の本体部４６と、上記上部側板４４の先
端から延設されて受信周波数表示用目盛２３を指標する
部分となる指標部４７とをそれぞれ備えており、例えば
プラスチック等の材料から形成されている。

なお、上記各マーカー３４ないし４３の指標部４７には
、例えばＬＥＤ又はランプ等の発光素子４８が埋設され
ており、各マーカー３４ないし４３がプリセット同調し
ている時にはその受信している放送局の表示がされるよ
うになっている。

これら各ＦＭ局用及びＡＭ局用マーカー３４ないし４３
の本体部４６の下部側板４５＃こは、第３図に示すよう
に自在に着脱が出来、しり）も前述した抵抗板２９．３
０の抵抗体３１．３２上を摺動することが出来るプリセ
ット選局用の摺動子３４ａないし４３ａがそれぞれ取り
付けられており、上記各マーカー３４ないし４３がプリ
セットされた受信周波数表示用目盛２３の位置に対応す
る抵抗板２９．３０の抵抗体３１，３２上の接触位置で
、直流電源からの上記受信周波数と対応する電圧をそれ
ぞれ個別的に検出するようになっている。

これら各プリセット選局用の摺動子３４ａないし４３ａ
ｌ？−は、抵抗体３１．３２上の接触位置で検出された
所定の電圧を１図示しない切換スイッチを介して電圧可
変容量素子（例えば可変容量ダイオード）へ供給するた
めの電圧検出用リード線４９・・・・・・が接続されて
いる。

他方、目盛板２８の背部位置でしかも上下の各ガイドレ
ール２６．２７との間には、第２図及び第３図に示すよ
うｌこ、長尺なガイド軸５０が上記目盛板２８と平行し
て配置されており、このガイド軸５０はその両端部分に
おいてそれぞれ軸受部材（図示せず）によって回動自在
Ｉコ支持されている。

このガイド軸５０上には、第３図に示すような板状の摺
動台５１が上記ガイド軸５０の長手方向に自由に移動し
得るように取り付けられている。

この摺動台５１の背面部には第２図ｔこ示すようにフロ
ントパネル２に回転自在に取り付けられたチューニング
ツマミ２２の回転操作によって、駆動されるチューニン
グ系５２が固着されている。

摺動台５１の前面部は、第２図に示すように目盛板２８
の表示部２５の背面に接触する位置の近くまで上下の各
ガイドレール２６，２７の間に挿入されている。

この摺動台５１の前面部の上下の所定部位には、前記プ
リセット選局用の摺動子３４ａないし４３ａと同様な着
脱が自在でしかも各抵抗体３１．３２上を自由に摺動し
得るマニュアル選局用の摺動子５１ａ、５１ｂが取り付
けられている。

このマニュアル選局用の摺動子５１ａ、５１ｂは、抵抗
体３１．３２上での接触位置で、この接触位置における
受信周波数と対応する電圧を検出□ するようになって
いる。

この摺動子５１ａ、５１ｂにも、前記プリセット選局用
の摺動子３４ａないし４３ａと同様、切換手段を介して
電圧可変容量素子へ上記電圧を供給するための電圧検出
用リード線５３．５３が接続されている。

このように摺動台５１１］ｔマニュアル選局用の摺動子
５１ａ。

５１ｂが取り付けられているので、手動操作（チューニ
ングツマミ２２の回転操作）で摺動台５１を移動し、こ
れによって上記マニュアル選局用の摺動子５１ａ、５１
ｂを抵抗体３Ｌ３２上に沿って摺動させれば、希望する
放送局をマニュアル操作で探し出し選局することができ
るようになっている。

摺動台５１の前面部の最先端には、第２図に示すように
例えばＬＥＤ、ランプなどの発光素子５４を埋設した表
示部５５が目盛板２８の中央部にその長手方向に沿って
形成し１こ長孔５６から外部に臨まれるように設けられ
ており、この表示部５５が従来のダイヤル指針としての
働きを営むようになっている。

したがって、この表示部５５の位置によって摺動台５１
及びマニュアル選局用の摺動子５１ａ、５１ｂが現在い
かなる場所に位置しているかが確認できる。

次ｌこ、摺動台５１の中央部分ｌこ形成した貫通孔５６
内で、カ）クガイド軸５０上には、摺動台５１と共にガ
イド軸５０上を摺動する一方、上記ガイド軸５０の回転
と共に同方向に回転するキャッチャ一部材５７が取り付
けられている。

このキャッチャ一部材５７は、ＦＭ局あるいはＡＭ局の
各マーカー３４ないし４３のうちの一つのマーカー例え
ば第１のＦＭ局用マーカー３４に形成した貫通孔５８内
に第２図に示されるようその一部を挿入することｌこよ
りそのマーカー３４をキャッチし、その状態でガイド軸
５０の長手方向に移動することにより当該マーカー３４
を希望する受信周波数表示用目盛２３の位置まで移動さ
せる働きをするものである。

なお、第１図に示すように摺動台５１の前面部ｔこ形成
した表示部５５といずれか一つのマーカー例えば第１の
ＦＭ局用マーカー３４の指標部４７とを互いに一致させ
ｆこ状態で、キャッチャ一部材５７を第２図中時計方向
に作動させれば、必らずキャッチャ一部材５１の一部は
上記マーカー３４の貫通孔５８内ｌこ挿入し得るように
なっている。

次ｌこ、第４図は前述した本発明のプリセット選局装置
に使用して好適な回路構成の一実施例を示すものであっ
て、この第４図ではＦＭ局を受信する場合についての回
路構成のみが示されている。

以下、本発明に使用される回路構成について第１図ない
し第３図と共に説明する。

受信アンテナ５９から高周波増幅回路６０を経て混合回
路６１へ供給された受信信号は、電圧制御型発振器６２
からの局部発振信号と上記混合回路６１で混合されて、
周波数が１０．７ＭＨｚの中間周波数信号に周波数変換
される。

一方、第２図及び第３図に示し７ｊ Ｆ Ｍ周相の各マ
ーカー３４ないし３８に設けられた第１ないし第５のプ
リセット選局用摺動子３４ａないし３８ａは、第４図１
こ示すように抵抗板２９上に施こされた抵抗体３１上を
摺動し、その摺動位置において得られる上記抵抗体３１
の両端に接続された直流電源６３からの受信周波数に対
応する電圧を検出するようになっており、ま１こ第２図
及び第３図に示した摺動台５１の前面部に設けられたマ
ニュアル選局用摺動子５１ａも同様ｉコ抵抗体３１上を
摺動し、その摺動位置において得られる直流電源６３カ
）らの所定の電圧を検出するようｌこなっている。

これら各第１ないし第５のプリセット選局用摺動子３４
ａないし３８ａ及びマニュアル選局用摺動子５１ａで検
出された各電圧は、それぞれ電圧検出用のリード線４９
・・・・・・及び５３を介して各端子３４ｂないし３８
ｂ及び５１ｃに供給されるようになっている。

この各端子３４ｂないし３８ｂ及び５１ｃには、第１図
に示した第１ないし第５のＦＭ局選局用押しボタンスイ
ッチ１０ないし１４及びマニュアル選局用押しボタンス
イッチ２０により切換え操作され不切換え手段としての
切換えスイッチ６４が選択的に切換え接続され、上記各
端子３４ｂないし３８ｂ及び５１ｃに供給された所定の
電圧をこの切換えスイッチ６４で選択し、電圧可変容量
素子としての可変容量ダイオード６５に供給するように
なっている。

そして、前記電圧制御型局部発振器６２はこの可変容量
ダイオード６５の容量により発振周波数が設定される。

したがって、上記局部発振器６２は、各摺動子３４ａな
いし３８ａ及び５１ａの抵抗体３１上での接触位置で設
定される発振周波数にて発振動作を行ない、局部発振信
号を上記混合回路６１に供給する。

次に、以上のような構成を有する本発明のプリセット選
局装置において、各マーカーのプリセットと希望する受
信局の選局を行なうための操作手順について説明するが
、ＦＭ局及びＡＭ局のプリセット操作及び選局操作は同
一の操作方法で行なうので、ここではＦＭ局用のプリセ
ット操作及び選局操作の各手順についてのみ述べる。

まず、ＦＭ局用のマーカーを希望受信局の位置にプリセ
ットするには、電源スィッチ５．ＦＭ放送局を選局する
ためのマニュアル選局用押しボタンスイッチ２０の順で
各スイッチを押圧する。

なお、上記マニュアル選局用押しボタンスイッチ２０を
押圧すると、第４図中想像線で示すように切換えスイッ
チ６４がマニュアル選局用摺動子５１ａ側の端子５１ｃ
と接触するので、この切換スイッチ６４とリード線５３
とを介して上記可変容量ダイオード６５とマニュアル選
局用摺動子５１ａとは電気的に導通状態になり、直ちに
上記マニュアル選局用摺動子５１ａは抵抗体３１上での
接触位置に２ける所定の電圧を検出しこの電圧は可変容
量ダイオード６５に供給される。

次に、摺動台５１の前面部に設けられた表示部５５を見
ながら、チューニングツマミ２２を回転操作し、チュー
ニング糸５２を介して摺動台５１をガイド軸５０の長手
方向に移動させる。

そして、予め目盛板２８の上部ガイドレール２６上の任
意の位置（例えば第１図中想像線で示すように目盛板２
８上の最右端位置）に配置されている多数のＦＭ局性用
マーカー３４いし３８のうち、最左端に位置している第
１のＦＭ局性用マーカー３４、第１図に示すように摺動
台５１の表示部５５を合わせる。

摺動台５１の表示部５５と第１のＦＭ局性用マーカー３
４が正確に一致すると、摺動台５１によりガイド軸５０
上の所定位置まで移動させられたキャツナヤ一部材５７
は、上記第１のＦＭ局性用マーカー３４貫通孔５８の真
下に位置することとなる。

次に、ＦＭ局のプリセット用ブツシュスイッチ６を押圧
し、このスイッチ６の抑圧操作によって駆動される遠隔
操作機構（図示せず）を介してガイド軸５０を第２図中
時計方向に回動させる。

ガイド軸５０が回動すると、キャッチャ一部材５７も同
じ方向に回動し、その一部が第２図に示すように第１の
ＦＭ局性用マーカー３４貫通孔５８内に挿入される。

このキャッチャ一部材５７の一部が上記マーカー３４の
貫通孔５８内に挿入したままの状態（プリセット用ブツ
シュスイッチ６を押圧したままの状態）で、再度チュー
ニングツマミ２２を回転操作して、上記第１のＦＭ局性
用マーカー３４キャッチャ一部材５７により目盛板２８
の上部ガイドレール２６の長手方向ｌこ移動させる。

このとき、上記摺動台５１の前面部に取り付けられたマ
ニュアル選局用の摺動子５１ａは、抵抗板２９の抵抗体
３１上での接触位置を変えながらその上を摺動すること
となる。

したがって、この摺動子５１ａは、抵抗体３１から順次
その接触位置における所定の受信周波数設定用の制御電
圧を検出しながら抵抗体３１上を摺動することとなるの
で、操作者は第１のＦＭ局性用マーカー３４上部ガイド
レール２６上を移動させることにより、容易に希望する
受信周波数表示用目盛２３の位置（希望する放送局の位
置）を探し出すことができ、したがって、希望する放送
局を選局することができる。

以上のような方法で希望するＦＭ放送局が選局できたら
、その放送局の位置でチューニングツマミ２２の回転操
作をやめると共に、いままで押圧し続けていたプリセッ
ト用ブツシュスイッチ６の押圧を解除する。

プリセット用ブツシュスイッチ６の抑圧を解除すると、
このブツシュスイッチ６には自己復帰機構が設けられて
いるので、抑圧前の元の位置に自己復帰する一方、ガイ
ド軸５０も元の回動前の状態にまで回動復帰する。

ガイド軸５０が元の回動前の状態にもどると、いままで
第１のＦＭ局性用マーカー３４貫通孔５８内に挿入され
ていたキャッチャ一部材５７の一部は、その貫通孔５８
内より外部に出る。

このため、上記マーカー３４とキャッチャ一部材５７と
の連結は解除され、したがって上記マーカー３４はこの
希望する放送局の位置（希望する受信周波数表示用目盛
２３の位置）にプリセットされる。

なお、このように一旦第１のＦＭ局性用マーカー３４プ
リセットされると、キャッチャ一部材５７をガイド軸５
０上の任意な方向に移動させても、上記マーカー３４は
全く別な場所に移動されることはない。

以上の手順で第１のＦＭ局性用マーカー３４プリセット
が完了したならば、再度チューニングツマミ２２を回転
操作して摺動台５１の表示部５５及びキャツナヤ一部材
５７を第２のＦＭ局用マーカー３５の配置位置まで移動
し、上記摺動台５１の表示部５５を上記マーカー３５の
指標部４７に合わせる。

次に、ＦＭ局のプリセット用プッシュスイッチ６を押圧
することによりキャッチャ一部材５７の一部を上記第２
のマーカー３５の貫通孔５８内に挿入し、この挿入状態
の下でチューニングツマミ２２を再度回転操作すること
により上記第２のマーカー３５を希望する放送局の位置
まで移動させ、そしてその位置に上記マーカー３５をプ
リセットする。

以上のような操作手順で残る第３ないし第５のＦＭ局出
用マーカー３６いし３８も希望する放送局の位置にプリ
セットする。

ＡＭ局用マーカー３９ないし４３も、前述した操作手順
と同様な操作手順で希望する放送局の位置にプリセット
するのであるが、この場合にはＡＭ局の各プリセット用
ブツシュスイッチ１、及びアニュマル選周相押しボタン
スイッチ２１を用いて行なう。

なお、上述のプリセットの操作手順では、ＦＭ局用マー
カー３４ないし３８をプリセットしたのち、ＡＭ局用マ
ーカー３９ないし４３をプリセットした場合の操作手順
を述べｆこが、キャッチャ−ｍ材５７はＦＭ局のプリセ
ット用ブツシュスイッチ６とＡＭ局のプリセット用ブツ
シュスイッチ７のいずれ力）一方を押圧すれば、キャッ
チャ一部材５７をＦＭ局用マーカー３４ないし３８側に
も。

あるい１１ Ａ Ｍ開用マーカー３９ないし４３側ｔこ
も回動させることができるので、例えば最初に第１のＦ
Ｍ局用マーカー３４をプリセットし、その直後に第１の
ＡＭ局用マーカー３９をプリセットし、その直後に第２
のＦＭ局ママ−カー３５プリセットするようなことも行
なうことができる。

次に、希望する放送局を選局するための操作手順につい
て説明するが、この場合には単にＦＭ局の選局用押しボ
タンスイッチ１０ないし１４やＡＭ局の選局用押しボタ
ンスイッチ１５ないし１９のうちのいずれ力）一つの押
しボタンスイッチ。

例えばＦＭ局選局用押しボタンスイッチ１０を押圧すれ
ば、第４図に示すように切換スイッチ６４は予め前述し
た方法で希望する放送局の位置にプリセットされている
ＦＭ局用の第１の摺動子３４ａの端子３４ｂに接続され
るため、その第１の摺動子３４ａが接触されている位置
における所定の電圧を上記第１の摺動子３４ａにより直
ちに検出することができる。

この所定電圧は、第４図に示すように電圧制御形フロン
トエンド内の可変容量ダイオード６５に供給される。

したがってこのダイオード６５の容量で設定される局部
発振器６２の発振周波数が混合回路６１に供給されるた
め上記電圧に対応する周波数を直ちに受信することがで
きる。

このようにいずれか一つの選局用押しボタンスイッチを
押圧するだけで、その押圧した押しボタンスイッチに対
応するマーカーのプリセット位置の放送局を簡単に選局
することができる。

以上の構成の説明から明らｆＪ）なように、本発明では
希望する放送局の位置にプリセットされた多数のプリセ
ット選局用摺動子と、手動で希望する放送局の位置を検
出しながら希望する放送局を選局するためのマニュアル
選局用摺動子との間に、電圧可変容量素子に接続された
切換え手段を設け、上記各摺動子のいずれか一方の摺動
子に上記切換え手段が選択的に切換え得るように構成し
たので、上記切換え手段を切換え操作するだけで直ちに
上記プリセット選局用摺動子のプリセット位置ｌこおけ
る希望受信周波数の受信（希望放送局の選局）とマニュ
アル選局用摺動子の摺動位置における所定の受信周波数
の受信との選択的に切換え選局することができる。

また、本発明では第１ないし第５の各ＦＭ局用及びＡＭ
局用マーカーと第１ないし第５の各ＦＭ局用及びＡＭ局
用のプリセット選局用押しボタンスイッチとが相互に対
応した位置関係に配置されているので、プリセット選局
時などの操作が極めて確実かつ容易に行なうことができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかるプリセット選局装置が適用され
たラジオ受信機の前面部を示す正面図、第２図は上記第
１図のＡ−Ａ線における上記ラジオ受信機内のプリセッ
ト選局装置の機構部分を示す右側断面図、第３図は上記
プリセット選局装置の機構部分を示す分解斜視図、第４
図は本発明のプリセット選局装置に使用される電気的回
路構成図である。 １・・・・・・ラジオ受信機、６，７・・・・・・ＦＭ
局及びＡＭ局の各プリセット用ブツシュスイッチ、１０
ないし１４・・・・・・ＦＭ局用のプリセット選局用押
しボタンスイッチ、１５ないし１９・・・・・・ＡＭ局
用のプリセット選局用押しボタンスイッチ、２０゜２１
・・・・・・マニュアル選局用押しボタンスイッチ、２
２・・・・・・チューニングツマミ、２３・・・・・・
受信周波数表示用目盛、２８・・・・・・目盛板、２９
，３０・・・・・・抵抗板、３１．３２・・・・・・抵
抗体、３４ないし３８・・・・・・・第１ないし第５の
ＦＭ局用マーカー、３４ａないし３８ａ・・・・・・Ｆ
Ｍ局のプリセット選局用の摺動子、３９ないし４３・・
・・・・第１ないし第５のＡＭ局用マーカー、５１・・
・・・・摺動台、５１ａ、５１ｂ・・・・・・マニュア
ル選局用の摺動子、５７・・・・・・キャッチャ一部材
、６４・・・・・・切換スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 受信周波数表示用目盛を施こし１こ目盛板に沿って
   配置された抵抗体と、この抵抗体の両端１こおいてこの
   抵抗体に接続された直流電源と、上記抵抗体上を摺動す
   る複数のプリセット選局用の摺動子と、同じく上記抵抗
   体上を摺動するマニュアル選局用の摺動子と、上記プリ
   セット選局用の摺動子により検出された電圧と上記マニ
   ュアル選局用の摺動子により検出された電圧とを選択的
   １こ切換える切換え手段とを備え、上記切換え手段を介
   して受信周波数設定用の制御電圧を得るようにしたこと
   を特徴とするプリセット選局装置。