JPS5938698A - 放射性洗濯廃液の固化処理方法 - Google Patents
放射性洗濯廃液の固化処理方法Info
- Publication number
- JPS5938698A JPS5938698A JP14879582A JP14879582A JPS5938698A JP S5938698 A JPS5938698 A JP S5938698A JP 14879582 A JP14879582 A JP 14879582A JP 14879582 A JP14879582 A JP 14879582A JP S5938698 A JPS5938698 A JP S5938698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radioactive laundry
- plastic
- liquid waste
- laundry waste
- radioactive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Detergent Compositions (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は放射性洗濯廃液、特に非イオン系液体洗剤を使
用した放射性洗濯廃液の固化処理方法に関する。
用した放射性洗濯廃液の固化処理方法に関する。
従来より、原子力施設より排出される衣類等の洗濯廃液
は放射濃濃度が極めて低いためこのまま海に放出されて
きた。
は放射濃濃度が極めて低いためこのまま海に放出されて
きた。
しかしながら、近い将来環境保全の観点から海に放出す
ることが困難になることが予想されるので、他の放射性
廃液と同様に個化処理の検討が現在行われつつある。
ることが困難になることが予想されるので、他の放射性
廃液と同様に個化処理の検討が現在行われつつある。
現在、放射性廃液の固化処理方法として使用されている
方法は、セメント固化法やアルファルト固化法であるが
、最近プラスチック個化法がその優れた放射能閑じ込め
能力や減容性の大きいことから注目されている。
方法は、セメント固化法やアルファルト固化法であるが
、最近プラスチック個化法がその優れた放射能閑じ込め
能力や減容性の大きいことから注目されている。
しかしながら、放射性洗濯廃液についてはその種類によ
り必ずしもプラスチック個化法により個化できるわけで
はないことが判明した。
り必ずしもプラスチック個化法により個化できるわけで
はないことが判明した。
すなわち一般に衣類等の選択には、イオン系ＡＢＳ（ア
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム）粉末洗剤と非イ
オン系液体洗剤の二種類の洗剤が使用されており、前者
のイオン系ＡＢＳ粉末洗剤を使用した放射性洗濯廃液で
はプラスチック固化剤を混合すれば固化するが、後者の
非イオン系液体洗剤を使用した放射性洗濯廃液では乾燥
処理工程時に放射性洗濯廃液が粉体化せず液状のままで
あり、この液状の放射性洗濯廃液がプラスチック固化剤
と混合しても分離して固化することが困難であった。
ルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム）粉末洗剤と非イ
オン系液体洗剤の二種類の洗剤が使用されており、前者
のイオン系ＡＢＳ粉末洗剤を使用した放射性洗濯廃液で
はプラスチック固化剤を混合すれば固化するが、後者の
非イオン系液体洗剤を使用した放射性洗濯廃液では乾燥
処理工程時に放射性洗濯廃液が粉体化せず液状のままで
あり、この液状の放射性洗濯廃液がプラスチック固化剤
と混合しても分離して固化することが困難であった。
本発明はこのような点に対処してなされたもので、プラ
スチック固化法により固化することが困難であった非イ
オン系液体洗剤の放射性洗濯廃液を硬化することのでき
る放射性洗濯廃液の固化処理方法を提供することを目的
とする。
スチック固化法により固化することが困難であった非イ
オン系液体洗剤の放射性洗濯廃液を硬化することのでき
る放射性洗濯廃液の固化処理方法を提供することを目的
とする。
［発明の概要］
すなわち発明方法は、不飽和ポリエステル樹脂とメタク
リル酸メチルモノマーを主成分とするプラスチック固化
剤で放射性洗濯廃液を固化することを特徴とする。
リル酸メチルモノマーを主成分とするプラスチック固化
剤で放射性洗濯廃液を固化することを特徴とする。
本発明に使用するプラスチック固化剤としては、例えば
無水マレイン酸と無水フタル酸とをプロピレングリコー
ルと縮合することにより得られる不飽和ポリエステル樹
脂にメタクリル酸メチルモノマーを添加したものがあげ
られる。メタクリル酸メチルモノマーの混合比率は不飽
和ポリエステル樹脂に対して３０重量％が適している。
無水マレイン酸と無水フタル酸とをプロピレングリコー
ルと縮合することにより得られる不飽和ポリエステル樹
脂にメタクリル酸メチルモノマーを添加したものがあげ
られる。メタクリル酸メチルモノマーの混合比率は不飽
和ポリエステル樹脂に対して３０重量％が適している。
本発明においてはさらに上述の成分の他に常用されるス
チレンモノマーを添加することができる。
チレンモノマーを添加することができる。
本発明においては、例えば非イオン系液体洗剤の含まれ
る放射性洗濯廃液を乾燥処理することなく、このままプ
ラスチック固化剤に添加し、さらに重合開始剤、重合促
進剤等の触媒を添加し混合して常温で放置することによ
りプラスチック固化体が得られる。
る放射性洗濯廃液を乾燥処理することなく、このままプ
ラスチック固化剤に添加し、さらに重合開始剤、重合促
進剤等の触媒を添加し混合して常温で放置することによ
りプラスチック固化体が得られる。
［発明の実施例］
次に本発明の実施例について説明する。
実施例
不飽和ポリエステル樹脂６０重量％、メタクリル酸メチ
ルモノマー２０重量％、非イオン系液体洗剤を含む放射
性洗濯廃液２０重量％を混合し、さらに重合開始剤（メ
チルエチルケトンパーオキサイド）、重合促進剤（ナフ
テンサンコバルト）を添加して混合し、一昼夜放置して
状態を観察したところ固化しており、圧縮強度３５０ｋ
ｇ／ｃｍ３のプラスチック固化体が得られた。
ルモノマー２０重量％、非イオン系液体洗剤を含む放射
性洗濯廃液２０重量％を混合し、さらに重合開始剤（メ
チルエチルケトンパーオキサイド）、重合促進剤（ナフ
テンサンコバルト）を添加して混合し、一昼夜放置して
状態を観察したところ固化しており、圧縮強度３５０ｋ
ｇ／ｃｍ３のプラスチック固化体が得られた。
比較例
不飽和ポリエステル樹脂８０重量％、非イオン系液体洗
剤を含む放射性洗濯廃液２０重量％を混合し、これに実
施例で使用した重合開始剤、重合促進剤を添加し混合し
て一昼夜放置して状態を観察したところ、固化反応は見
られず、プラスチック固化体は得られなかった。
剤を含む放射性洗濯廃液２０重量％を混合し、これに実
施例で使用した重合開始剤、重合促進剤を添加し混合し
て一昼夜放置して状態を観察したところ、固化反応は見
られず、プラスチック固化体は得られなかった。
［発明の効果］
以上説明したように本発明方法によれば、極性の大きい
メタクリル酸メチルモノマーがプラスチック同化剤に配
合されているので、非イオン系液体洗剤を含む放射性洗
濯廃液がプラスチック固化剤に溶解して均一にまざり、
触媒を添加すると不飽和ポリエステル樹脂がメタクリル
酸メチルモノマーと共重合し、強固なプラスチック固化
体が得られる。
メタクリル酸メチルモノマーがプラスチック同化剤に配
合されているので、非イオン系液体洗剤を含む放射性洗
濯廃液がプラスチック固化剤に溶解して均一にまざり、
触媒を添加すると不飽和ポリエステル樹脂がメタクリル
酸メチルモノマーと共重合し、強固なプラスチック固化
体が得られる。
代理人弁理１須１１．１１／ｉ−
Claims (1)
- 不飽和ポリエステル樹脂とメタクリル酸メチルモノマー
とを主成分とするプラスチック個化剤で放射性洗濯廃液
を個化することを特徴とする放射性洗濯廃液の個化処理
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14879582A JPS5938698A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 放射性洗濯廃液の固化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14879582A JPS5938698A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 放射性洗濯廃液の固化処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5938698A true JPS5938698A (ja) | 1984-03-02 |
| JPS6338119B2 JPS6338119B2 (ja) | 1988-07-28 |
Family
ID=15460865
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14879582A Granted JPS5938698A (ja) | 1982-08-27 | 1982-08-27 | 放射性洗濯廃液の固化処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5938698A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4622826A (en) * | 1985-07-26 | 1986-11-18 | Hoshizaki Electric Co., Ltd. | Control circuit for an auger type ice maker |
| FR2687499A1 (fr) * | 1992-02-13 | 1993-08-20 | Atochem Elf Sa | Procede de conditionnement de resines echangeuses d'ions contaminees par des elements radioactifs. |
-
1982
- 1982-08-27 JP JP14879582A patent/JPS5938698A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4622826A (en) * | 1985-07-26 | 1986-11-18 | Hoshizaki Electric Co., Ltd. | Control circuit for an auger type ice maker |
| FR2687499A1 (fr) * | 1992-02-13 | 1993-08-20 | Atochem Elf Sa | Procede de conditionnement de resines echangeuses d'ions contaminees par des elements radioactifs. |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338119B2 (ja) | 1988-07-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR890008211A (ko) | 코어-쉘 중합체입자를 이용한 고체화 및 캪슐화 방법 | |
| JP2000512671A (ja) | マイクロカプセル化香料及び調製方法 | |
| KR920002760A (ko) | 세제 조성물 | |
| IN160448B (ja) | ||
| JPS5938698A (ja) | 放射性洗濯廃液の固化処理方法 | |
| JPS5691242A (en) | One-component magnetic dry developer | |
| ATE13316T1 (de) | Verfahren zur herstellung einer detergenszusammensetzung mit verbesserten chlor- rueckhaltecharakteristiken. | |
| JPH07102248A (ja) | 吸油材 | |
| JPS6099111A (ja) | 重合体 | |
| JPS6361344B2 (ja) | ||
| JPS5953119B2 (ja) | 汚泥処理剤 | |
| JPS55115406A (en) | Manufacture of thermoplastic resin particle | |
| JPS6159172B2 (ja) | ||
| JPS5958396A (ja) | 放射性廃棄物の固化処理方法 | |
| JPS60638B2 (ja) | トリチウム含有水の固化方法 | |
| JPS61122147A (ja) | コンクリ−トの製造方法 | |
| JPS5367751A (en) | Photosensitive resin composition | |
| JPS5665010A (en) | Resin composition | |
| JPS5619060A (en) | Electrophotographic liquid developer | |
| JPH02277543A (ja) | 含水マイクロカプセルの製造方法 | |
| JPH06218395A (ja) | 含水汚泥またはヘドロの団粒化処理方法 | |
| JPH0245515A (ja) | 不飽和ポリエステル樹脂成形材料 | |
| JPS5958395A (ja) | 放射性廃棄物の固化処理方法 | |
| JPS5793351A (en) | Composite magnetic developer | |
| JPS5958394A (ja) | 放射性廃棄物の固化処理方法 |