JPS5936609Y2 - 螺子節鉄筋用締付ユニツト - Google Patents

螺子節鉄筋用締付ユニツト

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JPS5936609Y2
JPS5936609Y2 JP13896479U JP13896479U JPS5936609Y2 JP S5936609 Y2 JPS5936609 Y2 JP S5936609Y2 JP 13896479 U JP13896479 U JP 13896479U JP 13896479 U JP13896479 U JP 13896479U JP S5936609 Y2 JPS5936609 Y2 JP S5936609Y2
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JP
Japan
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unit
reaction force
gear
threaded reinforcing
force receiver
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JP13896479U
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JPS5655450U (ja
Inventor
弥 下村
正司 池田
Original Assignee
前田金属工業株式会社
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は螺子節鉄筋継手の締付ユニットに関する。
従来、軸上に一連の螺旋突条を具えた所謂螺子節鉄筋(
例えば特公昭48−25640号及び特開昭48−36
930号公報参照)の複数本を継管で繋ぎ、コンクリー
ト構造物の補強鉄筋として使用している。
上記継管を締付けるため本出願人は以前第5図。
第6図に示す様な反力受け5付きの締付ユニフトを提案
した。
(実願昭52−44146)。上記締付ユニットは本体
1にナンド締付用のノケントギア2が回転自由に嵌めら
れ、反力受け5は本体1にンケントギア2と平行な面で
回転自由に取付けたガイド板50に摺動可能に嵌ってい
る。
締付ユニットの使用に際しては、2本の螺子節鉄筋92
.93の端部を継管9の両端に螺入し、予め鉄筋92.
93に螺合したナンド91を手で締付は得る範囲で継管
9の両端面へ圧着させる。
この時ナンド91と継管9の位相は一致しないのが普通
である。
従って第5図2点鎖線で示す如く反力受け5をガイド板
50上を辷らせて上方へ後退させ、この状態でユニット
本体を螺子節鉄筋上へ降しソケットギア2の開口22ヘ
ナント91を嵌める。
ガイド板50従って反力受け5を回転させ、反力受け5
の掛合溝51と継管9の二面幅が対応する位置で反力受
け5を継管9側へ前進させ、反力受け5と継管9とを係
合させる。
手動・・ンドル94を操作してソケットギヤ2を回転さ
せナツト91を締付ける。
ユニット本体1は反力受け5を介して継管9に固定され
ているからナンド締付時及び締きり時の反力によってユ
ニネト本体1が振れ回る危険はない。
しかし反力受け5と継管9との係合に際しては、先ず反
力受けの後退操作、次に反力受けの回転操作、更に反力
受けの前進操作を順に行なわねばならず、これら操作は
ガイド板50土を辷らせ、且つガイド板50を回転させ
ねばならず、取扱に手間が掛かる問題があった。
本考案は反力受けを締付具本体にソケットギヤの回転平
面と直交して回転可能に取付けることにより、反力受け
と継管との係脱が容易に行々え、取扱いの簡単なネジ節
鉄筋用締付ユニットを提供するものである。
以下図面に示す実施例に基づき本考案を具体的に説明す
る。
第1図、第2図は両端に螺子節鉄筋92.93を螺合し
た継管9に対し、予め鉄筋92に螺合したナンド91を
本考案に係る締付ユニットとナンドランナー8で締付け
る状況を示している。
締付ユニットはナンド締付用ソケットギヤ2、該ソケッ
トギヤ2を回転駆動させる伝達歯車3及び入力歯車軸4
を具えたユニット本体1と、該本体1に回転可能に取付
けられた反力受け5より構処される。
ユニット本体10両側壁11.12は下端から上方へ向
けて螺子節鉄筋の直径に対応して広幅に切欠いて開口1
3が形成され該開口13の上端は半円状の円孔14.1
4に形成されている。
ユニット本体1は両側壁及び筐体下部の開口13から、
螺子節鉄筋を嵌め込むことが出来る。
ユニット本体1の一方の側壁110円孔14には、内径
が螺子節鉄筋92の最大径より稍大きい半円状のストッ
パ15を円弧に沿って突出させ円孔14周囲へ着脱可能
にネジ止めする。
本体1の上部には把手16を突設する。
ユニット本体1の内部には側壁上の円孔14,14と同
心にソケットギヤ2が回転自由に配備されている。
該ソケットギヤ2は、外周は歯面に形成され内周面に歯
状のナンド係合溝23を刻設した円筒体であって、両端
面には凸部21.21を環状に突設している。
該環状凸部21.21を本体1の両側壁11.12内面
に凹設した周溝17,17へ回転自由に嵌め、筒壁の一
部を本体1の開口13に対応して切欠して開口22する
ソケットギヤ2の上方には該ギヤより小径の伝達歯車3
、伝達歯車3の上方には該歯車より小径の入力歯車軸4
を夫々ベアリング18.18によって回転自由に枢止し
、伝達歯車3をソケットギヤ2及び入力歯車軸4に噛合
して平歯車列による減速歯車機構を構成する。
伝達歯車3の一端には、前記ストッパー15を固定した
側壁10の外方へ突出するノブ31を固定し、該ノブ3
1にインジケータ32を取付ける該インジケータ32は
ノブ31を回して第3図に示す如くインジケータの基線
33と、側壁11に施された基線34との位置を合せた
とき、伝達歯車3は、前記ソケットギヤ2を回転させて
、該ギヤ2の開口22とユニット本体1の開口13とは
一致する様に定められている。
入力歯車軸4は手動レンチ、電動レンチ等の回転工具を
連繋して入力を得るものであって、軸端は回転工具との
係脱のため角軸を突設し或は角穴を凹設して係合部を形
成するが、本実施例の係合部は、第1図、第2図に示す
電動ナンドランナー8が入力歯車軸40両端の何れから
でも係合可能なものである。
上記ネットランナー8は公知の如くランナ一本体81の
先端は多角形の筒体82に形成し、該筒体82の中心か
ら駆動軸81を突出させている。
入力歯車軸4は軸心に貫通孔41が開設され、孔41の
両端はナンド2ンナー8の駆動軸83に係合可能な多角
形穴42に形成されている。
入力歯車軸40両端には、中央に反力受筒61を突設し
た押え板6がユニット本体10両側壁11.12にネジ
止めされ、各反力受筒61に入力歯車軸4の両端を回転
自由に嵌めている。
各反力受筒61の内面にはナンドランナー8の多角形筒
体82が嵌まる多角形の係合溝62を形成している。
前記ノブ31が突出した側壁11の反対側の側壁12に
本考案の特徴とする反力受け5が枢支される。
反力受け5は下面に継管9の二面幅が係合する掛合溝5
1を下向きに開口しており、上端は枢軸52によって側
壁12の略中央部に支承されソケットギヤ2の中心軸を
含む平面と直交する面内で回転可能である。
掛合溝51の一方の側部には線溝51に貫通するクラン
プボルト53を螺入している。
反力受け5の背面上部に外向きにハンドル54を突設し
、ハンドル54の基端に反力受け500回転内で揺動可
能な係止爪55を軸止する。
係止爪55はバネ56によって先端両側の爪片57が土
向きに付勢され、該爪片57,57を側壁12に突設し
た一対の平行ガイド板7,7に係脱させ、反力受け5の
上方回転位置を保持するものである。
ガイド板7,7は反力受け5の上部を挾んで対向して設
けられ、ガイド板7,7間に反力受け5を摺動可能に嵌
める。
第4図の如く両ガイド板7,7の下端及び上端には切欠
71.72が開設されており、下方の切欠に前記係止爪
55の爪片57が係合した時、反力受け5は真下を向い
て掛合溝51はソケットギヤ2の軸心と同一直線上に揃
い、2点鎖線で示す如く上方の切欠72に爪片57が係
合した状態では反力受け5はソケットギヤ2の軸心から
離れて保持される。
然して締付ユニットの使用に際して、2本の螺子節鉄筋
92.93に予めナツト91.91を螺合しておき、鉄
筋の端部を継管9の両端に螺入し、ナンド91.91を
手又はスパナで締付は得る範囲で継管9の両端面に圧着
させる。
この時第1図に示す如く継管9とナン)91.91の位
相は一致しないのが普通である。
次に反力受け5を第4図の2点鎖線の位置に保持した状
態の締付ユニットる螺子節鉄筋92上へ下降させ、ユニ
ット本体1の開口13へ鉄筋92を股って嵌め、ユニッ
トを軸方向に移動してナツト91をソケットギヤ2に係
合する。
ナンド91の端面がストッパー15に当たれば、その位
置が正規の締付位置であってユニット本体1のソケット
ギヤ2はナンド91へ完全に係合し、継管9とは係合し
ない。
反力受け5の係止爪55をバネ56に抗して引き、爪片
57を上部の切欠72から外してハンドル54を下方に
回転させ、反力受け5の掛合溝51に継管9を嵌める。
ナンド91と継管9の位相は一致していない場合が多い
から、ユニット本体1を継管9の円周方向へ多少回動さ
せ、掛合溝51と継管9とを一致させて嵌めればよい。
この場合、ソケットギヤ2、伝達歯車3、入力歯車軸4
は何れも平歯車であるから、ユニット本体1を回動させ
てもソケットギヤ2には回転力は伝わらず従ってユニッ
ト本体1の回動は軽く行なえる。
反力受け5と継管9が係合した位置で爪片57がガイド
板7の下部の切欠71に嵌って反力受け5は継管9との
係合状態を維持する。
反力受け5のクランプボルト53を締め、継管9と反力
受け5を固定する。
次に入力歯車軸4の何れか一端へナンドランナー8の駆
動軸83を係合し、ナンドランナーの多角形筒82を反
力受筒61へ嵌めて、ナンドランナー8を作動し、入力
歯車軸4、伝達歯車3を介してソケットギヤ2を減速回
転させ、ナンド91を締付ける。
ナンドランナーに作用する締付反力は反力受筒61で受
けるから、ランナ一本体81は回転することなく安全に
操作出来る。
ナンド91は予め仮締めした位置から90°前後回転す
れば締付は完了となるのでソケットギヤ2の開口22が
1800又は1回転することはない。
ナツトの締付は反力及び締め切った際に生じる衝撃的な
反力は、ユニット本体1に取付けている反力受け5が螺
子節鉄筋を支えとして支持出来るから継管9に固定され
たユニット本体1は回動せず、ナンド91は強固に締付
けられるのである。
ナンド締付後は、反力受け5のクランプボルト53を緩
め、ハンドル54の係止爪55を引いて爪片57と下方
の切欠71との係合を解き、ハンドル54を上方に回転
させて反力受け5を継管9から外す。
次いで締付ユニット本体1を鉄筋92側へ軸方向に移動
してソケットギヤ2とナツト91の係合を解き、伝達歯
車3のノブ31を回してインジケータ32と側壁11の
目盛33.34を元の位置に合せ、即ちソケットギヤ2
の開口22と、ユニット本体1の開口13を一致させて
締付ユニットを半径方向に引離す。
締付ユニットを鉄筋92から引離した時は、ソケットギ
ヤ2及び反力受け5は作業開始時の状態にあるので、締
付ユニットを反転させて対をなす他方のナンド91の締
付作業を上記と同様にして行う。
本考案は上記の如く、反力受け5をユニット本体1へ回
転可能に枢止したから、ナツト91を仮締めしたとき、
ナンド91と継管9の位相が合っていなくとも、ソケン
トギャ2をナンド91に嵌めた後、ユニット本体1を周
方向に多少回転させ、次いで反力受け5を継管9側へ回
転させて容易に反力受け5と継管9とを係合させること
が出来る。
この操作は従来の様にガイド板50を介して反応受け5
を操作する場合と較べ遥かに簡単で然も迅速に行なえる
又、入力歯車軸4とンケントギャ2の間に伝達歯車3を
設け、入力歯車4とンケントギャ2の中心を遠く離した
から、回転工具を入力歯車軸4に係合する時、螺子節鉄
筋92が工具の操作を邪魔することはない。
又、伝達歯車3にユニット本体1の外側から操作出来る
ノブ31を連繋することにより、ンケントギャ2とユニ
ット本体1の開口22.13を簡単に合わすことが出来
る等、実用上優れた効果を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図は使用状態を示す斜面図、第2図は第1図■−■
線に沿う断面図、第3図は一部破断した正面図、第4図
は反力受けとガイド板とを係脱させる説明図、第5図は
従来例を示す斜面図、第6図は第5図Vl−VI線に沿
う断面図である。 1・・・・・・ユニット本体、2・・・・・・ソケント
ギャ、3・・・・・・伝達歯車、4・・・・・・入力歯
車軸、5・・・・・・反力受。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 下面に開口13を具えたユニット本体1と、ユニッ
    ト本体1の内部に回転可能に配備され内周面にナンド係
    合溝23、外周面に歯面を具え円周上の一箇所に螺子節
    鉄筋を嵌め込む開口22を開設したソケットギヤ2と、
    ユニット本体1の上部に回転可能に配備され端部に回転
    工具と係脱可能な係合部を形成した入力歯車軸4と、入
    力歯車軸4とソケットギヤ2との間に回転自由に配備さ
    れ該軸4及び該ギヤ2に噛合した伝達歯車3とユニット
    本体1にソケットギヤ2の中心軸を含む平面と直交する
    面で回転可能に取付けられ下端に掛合溝51を開設した
    反力受け5とで構成された螺子節鉄筋用締付ユニット。 ■ 入力歯車軸4には軸端に回転工具の出力軸83が係
    合する多角形穴42が開設され、ユニット本体1には回
    転工具本体の先端部を嵌める反力受筒61が入力歯車軸
    4と同心に突出している実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の螺子節鉄筋用締付ユニット。 ■ 多角形穴42は入力歯車軸40両端に開設され反力
    受筒61は入力歯車軸40両端に被さっている実用新案
    登録請求の範囲第2項に記載の螺子節鉄筋用締付ユニン
    ト。 ■ 伝達歯車3にはユニット本体1の外側へ突出するノ
    ブ31が連繋されている実用新案登録請求の範囲第1項
    又は第2項に記載の螺子節鉄筋用締付ユニント。 ■ ユニット本体1の開口13の一端には、締付けるべ
    きナンドの頂面に合せてストッパー15が設けられてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項乃至第4項の何れかに
    記載の螺子節鉄筋用締付ユニット。 ■ ノブ31にはインジケータ32が取付けられ、該イ
    ンジケータ320基線33とユニット本体10基線34
    を一致させたときンケントギア2とユニット本体1の夫
    々の開口13.22が対応する実用新案登録請求の範囲
    第4項に記載の螺子節鉄筋用締付ユニット。
JP13896479U 1979-10-05 1979-10-05 螺子節鉄筋用締付ユニツト Expired JPS5936609Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5655450U JPS5655450U (ja) 1981-05-14
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