JPS5936543Y2 - 車両用スペアタイヤの収納部構造 - Google Patents

車両用スペアタイヤの収納部構造

Info

Publication number
JPS5936543Y2
JPS5936543Y2 JP13328379U JP13328379U JPS5936543Y2 JP S5936543 Y2 JPS5936543 Y2 JP S5936543Y2 JP 13328379 U JP13328379 U JP 13328379U JP 13328379 U JP13328379 U JP 13328379U JP S5936543 Y2 JPS5936543 Y2 JP S5936543Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spare tire
leaf spring
tread surface
peripheral wall
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13328379U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5651675U (ja
Inventor
辰雄 勝田
正治 平田
不二夫 保坂
Original Assignee
日産自動車株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
Priority to JP13328379U priority Critical patent/JPS5936543Y2/ja
Publication of JPS5651675U publication Critical patent/JPS5651675U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5936543Y2 publication Critical patent/JPS5936543Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は車両用スペアタイヤの収納部構造の改良に関
する。
一般にスペアタイヤSの収納部Hは車体のトランクルー
ムTを構成するフロアパネルPを凹設して形成されてい
る。
そしてこのように形成された収納部HにスペアタイヤS
を収納してこれを固定する装置としては従来、実開昭4
9−121245号公報や実開昭54−13161号公
報に示されているが、これを説明すると第1図に示すよ
うに収納部Hの底部Haの中央部であって、スペアタイ
ヤSのディスク1に開設されたハブ穴2と同軸線上に配
設された固定金具3にねじ杆4を利用して固定する装置
が良く知られている。
この固定金具3はその略中央部にねじ杆4の挿通孔が開
設され、かつ裏面部にはこの挿通孔と同軸状にナツト5
が溶着されており、スペアタイルホイール6のテ゛イス
ク1に開設されたハブ穴2に嵌め込まれたホイール押え
金具7のねじ孔8より挿入されたねじ杆4を回転させて
緊締することによりスペアタイヤSを収納部H内に堅固
に固定保持するものである。
しかしながらかかる従来のスペアタイヤ固定装置にあっ
てはホイール1に開設されたハブ穴2にホイール押え金
具7を嵌め込んで逐一ねじ杆4を挿通して締め付は固定
しなければならないため、スペアタイヤSの収納又は取
外し作業が煩雑であるばかりでなく、ホイール押え金具
7のハブ穴嵌合部外径がハブ穴2内径と合致していない
場合には、車体振動における上下動に対してはスペアタ
イヤSを収納部H内に保持することはできても前後左右
動に対しては位置ズレを起こし易く、その結果ハブ穴2
が所謂バカ穴になり易い等多くの問題を有し、この改善
が強く望まれていた。
また、スペアタイヤSの収納方法としては、以上のよう
にスペアタイヤSのハブ穴2を利用するものの他に、ス
ペアタイヤSのトレッド面を押圧して収納部の反対側壁
との間で弾持する方法も知られている(例えば、実開昭
53−90313号公報所載の考案、米国特許第213
1746号明細書所載の考案)。
しかしながら、それらの方法は、いずれも構造が複雑で
部品点数が増加する上に、スペアタイヤSの収納および
取外し作業が煩雑であるという不具合があった。
この考案はかかる現状に鑑み創案されたものであって、
その目的とするところは、スペアタイヤの収納部周壁に
、収納部内方に向って突出する少なくとも一個以上の板
バネを配設し、このバネ材によってスペアタイヤのトレ
ッド面を収納部周壁に押し付けることによりスペアタイ
ヤを板バネと収納部周壁との間に弾持し、これによりス
ペアタイヤの収納又は取り外し作業の簡易化を図ること
ができる車両用スペアタイヤの収納部構造を提供しよう
とするものである。
以下添附図面に示す実施例に基づきこの考案を詳細に説
明する。
第2図に示すように、この実施例に係るスペアタイヤS
の収納部HはスペアタイヤS外径より若干大径に形成さ
れていて、この収納部Hの周壁には板バネ10が固定さ
れている。
この板バネ10は第3図に示すように側面略釣り針形成
に折曲形成されていて、基部としての上端立ち上がり部
11が収納部H周壁に溶接固定されている。
そしてこの基部としての上端立ち上がり部11から下方
に傾斜する傾斜部14及びこの傾斜部14から下方に延
びスペアタイヤのトレッド面を押圧するトレッド面押圧
部12は収納部Hの中央部方向Xに向は弾性力が付与さ
れていて、さらにこのトレッド面押圧部12下部は収納
部H周壁方向に向は折曲されてアンクランパ13を形成
している。
それ故この実施例に係る収納部HにスペアタイヤSを収
納する場合には、収納部H上方よりスペアタイヤSを板
バネ10の弾発力に抗して圧入する。
この時スペアタイヤSの板バネ接触トレッド面S1には
板バネ10のトレッド面押圧部12からのスペアタイヤ
ホイール1のハブ穴2方向Xへの弾発力が作用するので
、スペアタイヤSは第2図X方向へ押圧されて前記トレ
ッド面S1と反対側のトレッド面S2は板バネ10を固
定した収納部H周壁とは反対側の周壁に強力に押圧され
、スペアタイヤSは収納部H内に弾持される。
このとき、スペアタイヤは板バネ10の傾斜部14に案
内されて容易にスペアタイヤ収納部に収納されるもので
ある。
そして、スペアタイヤが収納されたときには、板バネ1
0のアンクランパ13はスペアタイヤ収納部の周壁と多
少の間隙を保っているから、アンクランパ13を押すこ
とによって容易にスペアタイヤを取外すことができる。
また、板バネ10のトレッド面押圧部12の下端は曲線
を描いてアンクランパ13を形成しているから、スペア
タイヤを取外すときに、板バネ10のトレッド面押圧部
の下端がスペアタイヤにひっかかるようなことはない。
尚、上記実施例にあっては、板バネ10をm個収納部H
周壁に固定した場合を例示したが、この考案にあっては
板バネの数量に限定されることはなく、例えば2以上の
複数個配設してスペアタイヤSの弾持状態をより強固と
することもできる。
この考案は上述したようにスペアタイヤを収納する収納
部内に、収納部の中央部方向に向かって弾発力を有する
板バネを配設したことによりスペアタイヤを板バネと板
バネが固定された収納部周壁とは反対側にある周壁との
間に弾持するようにしたため、従来のごとくホイール押
え金具やねし杆を必要とするスペアタイヤ固定装置に比
べ部品点数を大巾に削減することができるばかりでなく
、スペアタイヤの固定及び取り外し作業を極めて簡便に
行うことができる他、車体振動の上下動並びに前後左右
動に対してもスペアタイヤが乱りに収納部内から脱出す
ることがない等幾多の有益なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスペアタイヤ収納部の構成を示す断面図
、第2図はこの考案の一実施例に係るスペアタイヤ収納
部の構成を示す断面図、第3図はバネ材の斜視図である
。 T・・・トランクルーム、P・・・フロアパネル、S・
・・スペアタイヤ、H・・・収納部、10・・・トレッ
ド面、11・・・基部、12・・・トレッド面押圧部、
13・・・アンクランパ14・・・傾斜部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両のトランクルームTを構成するフロアパネルPを凹
    設してスペアタイヤSの収納部Hを形成し、この収納部
    Hの周壁には、該周壁に固着される基部11、この基部
    11から下方に傾斜する傾斜部14及びこの傾斜部14
    がら下方に延びスペアタイヤSのトレッド面S1に直接
    弾接するトレッド面押圧部12とを有する板バネ10を
    設け、この板バネ10の配設部位とは反対側の周壁に上
    記スペアタイヤSを押圧して弾持するようにしたことを
    特徴とする車両用スペアタイヤの収納部構造。
JP13328379U 1979-09-28 1979-09-28 車両用スペアタイヤの収納部構造 Expired JPS5936543Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13328379U JPS5936543Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 車両用スペアタイヤの収納部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13328379U JPS5936543Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 車両用スペアタイヤの収納部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5651675U JPS5651675U (ja) 1981-05-07
JPS5936543Y2 true JPS5936543Y2 (ja) 1984-10-08

Family

ID=29364874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13328379U Expired JPS5936543Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28 車両用スペアタイヤの収納部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5936543Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158581A (ja) * 1984-01-30 1985-08-19 日立化成工業株式会社 電刷子の製造方法
KR100398284B1 (ko) * 2000-12-14 2003-09-19 기아자동차주식회사 자동차의 스페어타이어 고정장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5651675U (ja) 1981-05-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3053336A (en) Battery holding device
JPS5936543Y2 (ja) 車両用スペアタイヤの収納部構造
JP2500281B2 (ja) スプリングシ―トラバ―
JPH0129153Y2 (ja)
JPH0349556Y2 (ja)
JPS5934794Y2 (ja) 脚の取付装置
JPS627210Y2 (ja)
JPS6012781Y2 (ja) スペヤタイヤのキヤリア
JPS6146058Y2 (ja)
JP2587018Y2 (ja) 車両用灯具固定用クリップ
JPS6020852U (ja) ヘツドレストのステ−支持装置
JPS6144886Y2 (ja)
JP2513630Y2 (ja) ステアリングホイ―ルの衝撃吸収構造
JPS6042460Y2 (ja) 電極
JPH03733Y2 (ja)
JP2581146Y2 (ja) ジャッキマウントブラケット
JPS6237972Y2 (ja)
JPH02115745U (ja)
JPH0287844U (ja)
JPS6338094Y2 (ja)
JPH0532339Y2 (ja)
JPS61161179U (ja)
JPH0720881U (ja) テーブル用ペグ
JPH0671927U (ja) スプリングの補助具
JPS58161769U (ja) フレ−ムに対するキヤブの支持装置