JPS593398Y2 - イジエクト装置 - Google Patents
イジエクト装置Info
- Publication number
- JPS593398Y2 JPS593398Y2 JP15517378U JP15517378U JPS593398Y2 JP S593398 Y2 JPS593398 Y2 JP S593398Y2 JP 15517378 U JP15517378 U JP 15517378U JP 15517378 U JP15517378 U JP 15517378U JP S593398 Y2 JPS593398 Y2 JP S593398Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- gear
- fan
- rotary damper
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Vibration Dampers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はカセットタイプのビデオテープレコーダ(以下
VTRと略称する)に係わり、特にポータプルタイプの
VTRに実施して好適なイジェクト装置に関する。
VTRと略称する)に係わり、特にポータプルタイプの
VTRに実施して好適なイジェクト装置に関する。
上記した特にポータプルタイプのVTRは、野外でのビ
デオ撮りに使用されるのがほとんどであり、また使用形
態としては固定された台の上へ据置かれる平置の状態よ
りも、肩に下げての縦置の状態で使用されることが多い
ものである。
デオ撮りに使用されるのがほとんどであり、また使用形
態としては固定された台の上へ据置かれる平置の状態よ
りも、肩に下げての縦置の状態で使用されることが多い
ものである。
従って、上記のイジェクト装置は平置と縦置において、
ビテ゛オカセットの重量等の姿勢差によるイジェクト装
置の回転トルク差が著しくなるために、上記ビデオカセ
ットの装着・装脱を行なうイジェクト操作に伴なうカセ
ットホルダーの開成時に生ずる強い衝撃力ならびに衝撃
音が問題となる。
ビテ゛オカセットの重量等の姿勢差によるイジェクト装
置の回転トルク差が著しくなるために、上記ビデオカセ
ットの装着・装脱を行なうイジェクト操作に伴なうカセ
ットホルダーの開成時に生ずる強い衝撃力ならびに衝撃
音が問題となる。
特に長時間用のビテ゛オカセットはテープ量も多く、そ
れだけ重量も増すため、上記した平置と縦置における使
用状態での差が大きくなり、イジェクト装置が受ける衝
撃力と衝撃音がさらに問題となる。
れだけ重量も増すため、上記した平置と縦置における使
用状態での差が大きくなり、イジェクト装置が受ける衝
撃力と衝撃音がさらに問題となる。
上記した問題点を解消すべくイジェクト装置にバランサ
ーを使用したものもあるが、該バランサーが大きくなる
こと、また回転中心に対称に位置させるようにするため
のスペース等の問題が残されている。
ーを使用したものもあるが、該バランサーが大きくなる
こと、また回転中心に対称に位置させるようにするため
のスペース等の問題が残されている。
本考案は上記した問題点を簡単な構成からなる装置によ
って解消するものであり、特に縦置での使用の場合に、
ロータリータイプのオイルダンパーによって上述した衝
撃を和らげるようになし、かつカセット装脱時にのみ上
記のダンパーを働かせるようになしたイジェクト装置を
提供することを目的とする。
って解消するものであり、特に縦置での使用の場合に、
ロータリータイプのオイルダンパーによって上述した衝
撃を和らげるようになし、かつカセット装脱時にのみ上
記のダンパーを働かせるようになしたイジェクト装置を
提供することを目的とする。
以下図面を参照しながら本考案による一実施例について
説明する。
説明する。
図中の1および2は連結杆であり、それぞれは上記連結
杆1のほぼ中央部で枢支3され、はぼX字状のリンク機
構を構成している。
杆1のほぼ中央部で枢支3され、はぼX字状のリンク機
構を構成している。
さらに、上記の連結杆1はその両端が5,6で枢支され
るとともに連結杆2は7で枢支されている。
るとともに連結杆2は7で枢支されている。
また、4はカセットが載置されるカセット載置台であり
、その鉤部4Aが正規位置へのカセット装着時において
は下に押下げられて図示しないストッパーによりロック
される。
、その鉤部4Aが正規位置へのカセット装着時において
は下に押下げられて図示しないストッパーによりロック
される。
なお、図示する図面は、説明の都合上イジェクト操作に
よって上記のストッパーを排除して上記のロックを解除
せしめ、カセット載置台をカセット装脱位置にした場合
で示しである。
よって上記のストッパーを排除して上記のロックを解除
せしめ、カセット載置台をカセット装脱位置にした場合
で示しである。
上記連結杆2は7で枢支されるとともに、該連結杆2の
直角方向に延びた延長部2Aが一端が固定板10に結合
されたばね8と係合され、該ばね8により上記連結杆2
は図示する上昇方向(カセット装脱方向)に付勢される
。
直角方向に延びた延長部2Aが一端が固定板10に結合
されたばね8と係合され、該ばね8により上記連結杆2
は図示する上昇方向(カセット装脱方向)に付勢される
。
また、上記7には連結杆2とともに扇形ギア9が枢支さ
れており、該扇形ギア9はカセット装脱時においては後
述するロータリーダンパー11と同心軸に設けられたギ
ア11Aと噛合され、連結杆2とともに所定範囲内で回
動される。
れており、該扇形ギア9はカセット装脱時においては後
述するロータリーダンパー11と同心軸に設けられたギ
ア11Aと噛合され、連結杆2とともに所定範囲内で回
動される。
上記した固定板10には植立杆12が設けられており、
上記のロータリーダンパー11が植立ピン13を支点と
して所定範囲回動されるように配設されている。
上記のロータリーダンパー11が植立ピン13を支点と
して所定範囲回動されるように配設されている。
該ロータリーダンパー11の回動範囲の下限は、上記の
植立杆12に設けられた起立片12Aにより規制される
。
植立杆12に設けられた起立片12Aにより規制される
。
またその上限は、停止片14により規制される。
なお、停止片、14は植立杆12へ固定されるが、長孔
14Aでねじ15により固定するため固定位置の調整が
可能である。
14Aでねじ15により固定するため固定位置の調整が
可能である。
而して、上記した構成からなるイジェクト装置において
、図示の状態でロータリーダンパー11は植立ピン13
を支点として回動されるが、平置使用時においては、該
ロータリーダンパー11には矢印A方向すなわち下方向
への重力が作用し、上記ロータリーダンパー11と同心
軸に設けられたギアIIAと扇形ギア9との噛合が外さ
れる。
、図示の状態でロータリーダンパー11は植立ピン13
を支点として回動されるが、平置使用時においては、該
ロータリーダンパー11には矢印A方向すなわち下方向
への重力が作用し、上記ロータリーダンパー11と同心
軸に設けられたギアIIAと扇形ギア9との噛合が外さ
れる。
また縦置使用時においては、ロータリーダンパー11に
は矢印B方向すなわち右方向への重力が作用し、上記の
ギア11Aと扇形ギア9とが噛合し、イジェクト操作に
よるカセット装脱時にダンパーが作動される。
は矢印B方向すなわち右方向への重力が作用し、上記の
ギア11Aと扇形ギア9とが噛合し、イジェクト操作に
よるカセット装脱時にダンパーが作動される。
なお、このときのロータリーダンパー11の回動角が扇
形ギア9に対して食込み角となるように設置することに
より、ダンパーとして確実に作用させることができる。
形ギア9に対して食込み角となるように設置することに
より、ダンパーとして確実に作用させることができる。
またカセット装着時においては図示の状態からカセット
載置台4がは゛ね8に抗して押下げられて鉤部4Aが図
示せぬストッパーによってロックされるが、このときは
逃げ角となるためカセットを装着するに際しては余分な
力は一切かける必要がない。
載置台4がは゛ね8に抗して押下げられて鉤部4Aが図
示せぬストッパーによってロックされるが、このときは
逃げ角となるためカセットを装着するに際しては余分な
力は一切かける必要がない。
以上記載した如く本考案によれば、特にポータプルタイ
プのカセツ)VTRにおいて、縦置使用時にダンパー作
用をもたせるように構成したので、縦置使用時における
衝撃を緩衝できるイジェクト装置を提供することができ
る。
プのカセツ)VTRにおいて、縦置使用時にダンパー作
用をもたせるように構成したので、縦置使用時における
衝撃を緩衝できるイジェクト装置を提供することができ
る。
なお、上記した本考案における一実施例においては、ギ
アによる伝達機構を用いたもので説明したが、摩擦によ
る伝達機構によって実施することも可能であり、その他
その要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できるも
のである。
アによる伝達機構を用いたもので説明したが、摩擦によ
る伝達機構によって実施することも可能であり、その他
その要旨を変更しない範囲で種々変形して実施できるも
のである。
図は本考案の一実施例であるイジェクト装置を、カセッ
ト装脱時における状態で示すものである。 1.2:連結杆、4:カセット載置台、8:ばね、9:
扇形ギア、11A:ギア、11:ロータリーダンパー、
14:ストッパー
ト装脱時における状態で示すものである。 1.2:連結杆、4:カセット載置台、8:ばね、9:
扇形ギア、11A:ギア、11:ロータリーダンパー、
14:ストッパー
Claims (1)
- カセットタイプのポータフ゛ルVTRにおけるイジェク
ト装置において、カセット載置台を昇降するほぼX字状
のリンク機構を構成する連結杆の一つに枢支された扇形
ギアと、固定板に植立杆を介して配設された上記扇形ギ
アと噛合するギアを同心軸に有するロータリーダンパー
とを備え、縦置使用時におけるカセット装脱時にのみ、
上記の扇形ギアとロータリーダンパーに設けられたギア
とが噛合してダンパー作用をなすようにしたことを特徴
とするイジェクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15517378U JPS593398Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | イジエクト装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15517378U JPS593398Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | イジエクト装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5572263U JPS5572263U (ja) | 1980-05-19 |
JPS593398Y2 true JPS593398Y2 (ja) | 1984-01-30 |
Family
ID=29143959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15517378U Expired JPS593398Y2 (ja) | 1978-11-10 | 1978-11-10 | イジエクト装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593398Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018221534A1 (ja) | 2017-05-30 | 2018-12-06 | 日清オイリオグループ株式会社 | 油性保湿剤及びそれを含む皮膚外用組成物 |
-
1978
- 1978-11-10 JP JP15517378U patent/JPS593398Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5572263U (ja) | 1980-05-19 |
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