JPS5933402Y2 - 鍼消毒器 - Google Patents

鍼消毒器

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Publication number
JPS5933402Y2
JPS5933402Y2 JP11560380U JP11560380U JPS5933402Y2 JP S5933402 Y2 JPS5933402 Y2 JP S5933402Y2 JP 11560380 U JP11560380 U JP 11560380U JP 11560380 U JP11560380 U JP 11560380U JP S5933402 Y2 JPS5933402 Y2 JP S5933402Y2
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JP
Japan
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acupuncture
chain
plate
box
ultraviolet lamp
Prior art date
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Expired
Application number
JP11560380U
Other languages
English (en)
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JPS5740440U (ja
Inventor
浩 古海
勝直 森本
Original Assignee
ニッポ電機株式会社
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Publication date
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  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鍼治療に使用される鍼および鎖管を殺菌消毒す
る装置に関するものである。
鍼治療に使用される鍼は、使用のたびに殺菌消毒するこ
とが必要である。
従来は、この鍼の消毒はエタノール消毒によるか熱湯消
毒に依ることが多かった。
しかしエタノール消毒の場合、ある種のウィルス、例え
ば肝炎ウィルス等が完全に殺菌し切れず、鍼を媒介とし
て病気が伝染することが有り、問題となっていた。
また鍼治療に携わる人の中には目の不自由な人も多く、
そのような人たちにとっては熱湯消毒は大変な危険を伴
うものである。
現在では紫外線の殺菌効果を利用して、紫外線ランプに
よりメス等の小さな医療用器具を消毒する装置も提供さ
れており、このような装置を使用して鍼の消毒を行なう
試みもなされている。
この紫外線照射による消毒装置は概して、天井部に何本
かの直管状紫外線ランプを並べて設置した扉付の函体中
に被消毒物を配置する網棚を設けてなるもので、この函
体の中の網棚に消毒する物を入れて扉を閉じ、紫外線ラ
ンプを点灯して上方がら被消毒物に紫外線を照射して消
毒を行なうように形成されている。
上記函体の内部は紫外線が反射するように形成されてい
るが、入り組んだ形状を有する被消毒物においては紫外
線が照射されない部分が出来てしまう傾向がある。
鍼治療の中でも現在広く行なわれている管鍼法において
は、鍼本体を貫通させて鍼本体を支持する鎖管が使用さ
れるが、この鎖管は細長い筒状部材の中心に細い貫通孔
が設けられたものであり、上記のような紫外線照射殺菌
装置に入れても貫通孔内面は紫外線照射を受けに<<、
この種の殺菌装置で鎖管を内部までも完全に殺菌消毒す
ることはほとんど不可能であった。
また上記のような紫外線照射殺菌装置においては、装置
の構造上、被消毒物の外側の部分であっても置かれた時
に下側になってしまう部分は紫外線が照射されにくいの
で、消毒する鍼に1度紫外線を照射したならばこの鍼を
ひつくり返してもう1度紫外線を照射するという面倒な
操作を行なっていた。
本考案は上記事情に鑑み、鍼は勿論のこと鎖管、特にそ
の内部までも完全に、しかも簡単な操作で殺菌消毒する
ことの可能な鍼消毒器を提供することを目的とするもの
で゛ある。
本考案の鍼消毒器は、函体の内部天井近傍にU字形の紫
外線ランプを設け、透明板材に鍼用の小さい孔と鎖管用
の大きい孔を開けた透明多孔板の下方に間隔を置いて支
持板を取付けたものを鎖交てとし、前記函体にはこの鎖
交てを紫外線ランプの陽光柱下部の底板上の所定位置に
案内する案内手段を設けて鎖交てをこの所定位置に取外
自在に配置出来るようにし、前記透明多孔板の鎖管用孔
は鎖交てが前記案内手段に案内されて所定位置に配置さ
れたときに前記紫外線ランプの陽光柱真下に位置するよ
うに開設したことを特徴とするものである。
上記のような構成を有する本考案の鍼消毒器によれば、
鎖交ての透明多孔板の孔中に鍼および鎖管を通して支持
板上に立てかけた後この鎖交てを函体の中に収容すると
、鎖交てに立てかけられた鍼および鎖管は必ず紫外線ラ
ンプの陽光柱部下方の紫外線エネルギーの高い部分に配
置されることになり、この位置で鍼および鎖管は直立し
て上方から紫外線照射を受けるので1形度の紫外線照射
で全体に互って殺菌消毒がなされ、鎖管の内部も真上か
ら紫外線照射を受けるので完全に消毒がなされる。
このように本考案の鍼消毒器は紫外線ランプの陽光柱下
方の部分のみを使用するようにし、ランプ管端部下方の
部分には鍼および鎖交てを配さないようにして消毒の完
全化を計っているが、紫外線ランプにはU字形のものが
使用されているのでランプ管端部が一方側にまとめられ
、デッドスペースが縮小されて装置全体の小型化が実現
されている。
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する
第1図は本考案の好ましい1実施例による鍼消毒器を示
すもので、鎖交てに鍼および、鎖管が立てかけられて函
体内の所定位置に一部が挿入された状態を示している。
直方体状の函体1の前面は開放されてこの部分には開閉
自在の扉2が取り付けられている。
函体1の天板3の内面にはU字形の紫外線ランプ4が3
個の取付金具5によって固定されている。
函体1の前面には電源スィッチ6と、扉2に当たる位置
にリミットスイッチ7が設けられている。
函体1の底板8の上には案内板9が函体1の前後方向に
延びるように配されている。
函体1および扉2の内面はステンレス板で形成されてい
る。
鎖交て10は直方体状の箱の1板の側板と天板を取り外
した形状のステンレス板製の本体に、鎖交底板11と間
隔を置いてこの鎖交底板11と平行に石英板製の透明多
孔板12を取付けて形成されている。
この透明多孔板12には比較的小さい鍼用孔13と比較
的大きい鎖管用孔14の2種類の孔が設けられている。
以下、上記の装置の作用について説明する。
殺菌消毒される鍼15および鎖管16は、エチルアルコ
ールを浸したガーゼ等で脂肪や血液が払拭された後それ
ぞれ鎖交て10の鍼用孔13と鋪管用孔14に通され、
鎖交て10の鎖交底板11上に垂直に立てかけられる。
鍼15および鎖管16を支持した鎖交て10は函体1の
前面から案内板9に添って函体1内に収められる。
第2図は鎖交て10が函体1内に収容された時の、鎖交
て10と函体1との位置関係、および透明多孔板12の
鍼用孔13と鎖管用(L14の配置状態を示すものであ
る。
函体1の案内板9は、紫外線ランプ4のガラス管と管端
部との境界のほぼ真下を延びるように配置されている。
鎖交て10の全幅lは、函体1の紫外線ランプ4曲部側
の側板17と案内板9間の距離りよりも僅かに小さくな
るように形成されており、前述のように鎖交て10は案
内板9と側板17の間に差し込まれる。
そして鎖交て10はその鎮交背板18が函体1の背板1
8の内面に当接するまで押し込まれ、その位置で紫外線
照射を受ける。
鎖交て10の透明多孔板12には鍼用孔13と鎖管用孔
14が設けられているが、第2図に示されているように
、鎖管用孔14は鎖交て10が紫外線照射を受ける上記
の所定位置に配置された時に紫外線ランプ4のガラス管
部真下に出来るように開設されている。
鎖交て10を函体1内に収容した後、扉2を閉じ電源ス
ィッチ6をONにすると、紫外線ランプ4がタイマーの
作用で10分間だけ点灯した後自動的に消灯する。
なお、リミットスイッチ7がONになっていないと電源
スィッチ6がONにされても紫外線ランプ4は点灯しな
い。
したがって扉2を開放したままでは紫外線ランプ4は点
灯しない。
さらに、10分間の紫外線照射中にはブザーが鳴るよう
に形成されており、目の不自由な人たちも安全に操作す
ることが出来る。
紫外線ランプ4が点灯すると、上記所定位置に配置され
た鎖交て10に立てかけられている鍼15および鎖管1
6には上方から強力な紫外線が照射され、また函体1の
内面および鎖交て10から反射された紫外線をも受けて
鍼15および鎖管16は外面全体に亙って殺菌消毒され
る。
鍼15および鎖管16を支持している透明多孔板12は
石英板から形成されているので紫外線を透過させ、鍼1
5および鎖管16の透明多孔板12より下の部分にも一
様に紫外線が照射される。
既に述べたように、鎖管16は紫外線ランプ4の陽光柱
真下に垂直に位置するように支持されるので、紫外線は
この鎖管16の中を反射しながら進み、鎖管16内部を
殺菌消毒する。
本実施例の装置に使用されている紫外線ランプ4は陽光
柱下部において約2000μW/cm”の紫外線を照射
するものが選択されており、この程度の紫外線エネルギ
ーに依れば例えばブドウ状球菌は1〜3分で滅菌状態と
なるので10分の照射で十分である。
上記の実施例においては、函体1の側板17と背板18
の一部が案内板9とともに鎮交て10を案内する手段の
一部として使用されているが、紫外線照射位置を決定す
る案内手段を独立させて設けるようにしてもよい。
しかし、上記の実施例のようにして鎮交て10を案内す
るようによれば、U字形の紫外線ランプを使用したこと
と相まって装置全体を小型にす或すことが可能になる。
また、鍼および鎖管を支持する透明多孔板12の孔の配
置の仕方も上記実施例のように限られるものではなく、
例えば装置の大きさ、鍼の種類等によっては紫外線ラン
プの片側の直線部真下にのみ鎖管用を設けるようにして
もよい。
以上詳細に説明したように、本考案の鍼消毒器によれば
危険の無い簡単な操作で鍼・管内部までも完全に殺菌消
毒することが出来るので、本考案の鍼消毒器は鍼治療に
携わる人、特に目の不自由な人たちにとっては極めて便
利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を示す斜視図、第2図は第1
図の実施例の一部を示す平断面図である。 1・・・・・・函体、3・・・・・・天板、4・・・・
・・紫外線ランプ、8・・・・・・底板、9・・・・・
・案内板、10・・・・・・鎮交て、11・・・・・・
鎮交底板、12・・・・・・透明多孔板、13・・・・
・・鍼用孔、14・・・・・・鎖管用孔、17・・・・
・・側板、18・・・・・・背板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部天井近傍にU字形の紫外線ランプを備える函体、お
    よび小さい鍼用孔と大きい鎖管用孔を有する透明多孔板
    とこの透明多孔板の下方にこの透明多孔板と間隔を置い
    て設けられた支持板とを備えて前記函体の底板上に取外
    自在に配置される鎖交てからなり、前記函体には前に1
    鍼立てを前記紫外線ランプの陽光柱下部の所定位置に案
    内する案内手段が設けられ、前記透明多孔板の鎖管用孔
    は鎖交てが前記案内手段に案内されて所定位置に配置さ
    れたときに前記紫外線ランプの陽光柱真下に位置するよ
    うに開設されていることを特徴とする鍼消毒器。
JP11560380U 1980-08-14 1980-08-14 鍼消毒器 Expired JPS5933402Y2 (ja)

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JP11560380U JPS5933402Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 鍼消毒器

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JP11560380U JPS5933402Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 鍼消毒器

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Publication Number Publication Date
JPS5740440U JPS5740440U (ja) 1982-03-04
JPS5933402Y2 true JPS5933402Y2 (ja) 1984-09-18

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JP11560380U Expired JPS5933402Y2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 鍼消毒器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109821039A (zh) * 2019-03-20 2019-05-31 张文峰 一种中医针灸温针醒针消毒装置
CN111319850A (zh) * 2020-04-22 2020-06-23 安静 一种中医针灸便携箱

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109821039A (zh) * 2019-03-20 2019-05-31 张文峰 一种中医针灸温针醒针消毒装置
CN109821039B (zh) * 2019-03-20 2020-08-28 张文峰 一种中医针灸温针醒针消毒装置
CN111319850A (zh) * 2020-04-22 2020-06-23 安静 一种中医针灸便携箱

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JPS5740440U (ja) 1982-03-04

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