JPS593317Y2 - 空調機 - Google Patents

空調機

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Publication number
JPS593317Y2
JPS593317Y2 JP3180U JP3180U JPS593317Y2 JP S593317 Y2 JPS593317 Y2 JP S593317Y2 JP 3180 U JP3180 U JP 3180U JP 3180 U JP3180 U JP 3180U JP S593317 Y2 JPS593317 Y2 JP S593317Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
louver
air
air conditioner
lever
rotatably
Prior art date
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Expired
Application number
JP3180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56101529U (ja
Inventor
誠人 古田
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP3180U priority Critical patent/JPS593317Y2/ja
Publication of JPS56101529U publication Critical patent/JPS56101529U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS593317Y2 publication Critical patent/JPS593317Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空調機、特に冷暖房兼用機における吹出口ルー
バ機構に関するものである。
空気調和装置の冷風吹出の場合の吹出口上下風向調節ル
ーバ(以後ルーバと略す)と、温風吹出の場合のルーバ
はそれぞれの条件に合った機能を必要とするのであるが
、従来の冷暖房兼用の空気調和装置の冷風と温風の吹出
口が同一の吹出口を有するものに関しては、吹出ルーバ
が冷風吹出時・温風吹出時のそれぞれの条件に効果的に
満足できるものはなかった。
従来の吹出ルーバは大別して第1図と第2図に示す2通
りのものがある。
第1図と第2図でルーバ作用の概略を説明すると、ルー
バ1は角度Aの範囲で軸2を中心に反復運動できる。
ルーバ1がBの位置にあるときは、風は矢印→の角度で
吹出し、Cの位置にあるときは、風は矢印・・・トの角
度で吹出す。
3は通風ダクト、4はダクト3の霜付を防ぐための断熱
材である。
そこで第1図と第2図に示すそれぞれのルーバの長所・
欠点を記す。
第1図の場合ルーバ1は風の通るダク1〜3の一部と考
えることができる。
そのため、風はルーバ1の角度に応じて風向角度がスム
ーズに変化する長所を有するが、冷風を吹出す場合、ル
ーバ1は冷やされ、風の当たる反対側の面は暖かい空気
(外気)に触れているため、霜付の現像5が生じやすい
(注:温風を吹き出す場合は風の当たる面に霜付が生ず
るが、実際には温風が流れているため常時乾かされてい
るため、露は極めて少ない)。
そのため、ルーバ1を断熱性の高いものにしなければな
らないが、生産性が悪くコストが高くなる欠点があった
第2図の場合、ルーバ1は風の通路(ダクト3)の中に
位置しているため、外気と接することは少なく、そのた
め霜付の現像が起きることも少ないが、風の流れの中に
ルーバ1を位置させ、風向を変えることは第3図で詳細
に示すように、ルーバ1に風の当った面の反対側のD空
間は気薄になり、ルーバ1に沿って流れようとする風が
剥離し、Eに示す風の乱れを生ずる。
充分にルーバ角度に沿った流れが得られず、また、風の
流れの乱れから騒音が生ずる欠点があった。
空気の特性により冷気は下降し、暖気は上昇する。
冷気は室内の下方に分布し、人の位置する範囲を冷房す
るが、暖気の場合は室内上部に上昇し、人の位置する部
屋の下方に分布しにくい。
従って、温風は強制的に下方に吹出させる必要がある。
この点から、第1図に示すルーバ1は温風吹出に適し易
いが、冷風吹出には適しに<<、第2図に示すルーバは
その逆である。
そこで、本考案は双方の長所を兼ねた一体の吹出ルーバ
機構にすることを目的とする。
本考案の一実施例を第4図ないし第10図に示す。
11は空調機本体で、軸受部12、突起13を有する。
14は2枚のルーバ、15はルーバ14の調節用のレバ
ーで突起16、穴17を有し、突起16、本体11の軸
受部12を介して本体11に回動可能に保持される。
ルーバ14は突起18、穴19を有し、突起18、レバ
ー15の穴17を介してレバー15に回動可能に保持さ
れる。
20はリンクで、突起21.長穴22を有する。
リンク20はレバー15の回転中心である突起16より
偏心した位置にある本体11の突起13と長穴22を介
して摺動可能な関係にあり、突起21とルーバ14の一
端の穴19を介してルーバ14に対して回動可能な関係
にある。
次に、本考案の作用を説明すると、 (1)暖房の場合、 第4図の状態からレバー15の把手15 aを矢印イ方
向へ引張る。
レバー15は突起16を中心として時計方向に回動し、
これによりルーバ14の突起18、ルーバ14、突起2
1を介してリンク20が本体11の突起13を中心とし
て時計方向に回動し、第5図の状態を経て第6図のよう
に吹出口外へ引き出した状態となる。
ルーバ14が一直線に並び、温風は2つのルーバ14に
沿って吹き出す。
(2)冷房の場合、 第6図の状態からレバー15の把手15 aを矢印口方
向へ引張る。
ルーバ14、リンク20のレバー15に対する姿勢は第
5図から第4図の状態に戻り、吹出口内に収められる。
第7図は長穴22と突起13によるルーバ14の可動範
囲を示す。
暖房条件では温風を下方に向けて吹出させたい場合が多
く、その場合第6図に示す設定をする。
これは従来の温風下吹出条件に適した第1図に示すルー
バ状態のものである。
また、温風吹出の下吹角度をゆるめたい、または水平方
向、上方に角度を変えたい場合は、第5図に示す設定(
これは下吹角度をやわらげる場合)、また第4図に示す
設定において、下方がら上方への吹出角度を自在に選定
することができる。
冷房条件で冷風を吹出す場合は、第4図に示す設定をし
、これは従来の第2図の冷風吹出条件に適したルーバと
同機構のものである。
また、第7図のルーバ14の可動範囲で、上方から下方
へ吹出角度を自在に選定することができる。
以上述べたように本考案は、空調機の吹出部に於て、冷
房時吹出口内に収められ、暖房時吹出口外へ引き出して
回動調整されるルーバ調節用レバーを空調機本体に回転
可能に保持し、複数枚のルーバをレバーに対して回転可
能に設けると共に、ルーバの一端を、そkぞれ空調機本
体のレバーの回転中心より偏心した位置の枢着部に回転
可能に、かつ、長穴を介して摺動可能に保持されたリン
クに回転可能に連結した空調機であるので、従来の機態
を欠くことなく、冷風吹出条件、および温風吹出条件そ
れぞれに適したルーバ状態に極めて簡単な操作により、
することができる。
また、単純な回転運動により操作は極めて簡単で、構成
する部品も少ない。
等のすぐれた効果がある。
本考案は空調機全般に広〈実施できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の空調機の吹出部の断面図、
第3図は風の乱れの状態を示す。 第4図ないし第10図は本考案の一実施例で、第4図、
第5図、第6図、第7図はルーバの作動説明図、第8図
、第9図、第10図は夫々第4図のA−A断面図、BB
断面図、C−C断面図である。 11:空調機本体、12:軸受部、13:突起、14:
ルーバ、15ニレバー、16:突起、17:穴、18:
突起、19:穴、20:リンク、21:突起、22:長
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空調機の吹出部に於て、冷房時吹出口内に収められ、暖
    房時吹出口外へ引き出して回動調整されるルーバ調節用
    レバーを空調機本体に回転可能に保持し、複数枚のルー
    バを前記ルーバ調節用レバーに対して回転可能に設ける
    と共に、前記ルーバの一端を、それぞれ前記空調機本体
    の前記ルーバ調節用レバーの回転中心より偏心した位置
    の枢着部に回転可能に、かつ、長穴を介して摺動可能に
    保持されたリンクに回転可能に連結したことを特徴とす
    る空調機。
JP3180U 1980-01-07 1980-01-07 空調機 Expired JPS593317Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3180U JPS593317Y2 (ja) 1980-01-07 1980-01-07 空調機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3180U JPS593317Y2 (ja) 1980-01-07 1980-01-07 空調機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56101529U JPS56101529U (ja) 1981-08-10
JPS593317Y2 true JPS593317Y2 (ja) 1984-01-30

Family

ID=29596899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3180U Expired JPS593317Y2 (ja) 1980-01-07 1980-01-07 空調機

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JP (1) JPS593317Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5071594B2 (ja) * 2012-01-16 2012-11-14 パナソニック株式会社 空気調和機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56101529U (ja) 1981-08-10

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