JPS5933115B2 - 硬質面材サンドイツチパネルの製造方法 - Google Patents

硬質面材サンドイツチパネルの製造方法

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JPS5933115B2
JPS5933115B2 JP52017387A JP1738777A JPS5933115B2 JP S5933115 B2 JPS5933115 B2 JP S5933115B2 JP 52017387 A JP52017387 A JP 52017387A JP 1738777 A JP1738777 A JP 1738777A JP S5933115 B2 JPS5933115 B2 JP S5933115B2
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JP
Japan
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hard
panel
hard surface
manufacturing
foaming
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JP52017387A
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JPS53102378A (en
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泰明 小林
浩 松本
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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Kurashiki Spinning Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は硬質面材サンドイッチパネルの製造方法、更に
詳しくは、硬質面材、コア−部である発泡樹脂層および
軟質面材を積層して構成される硬質面材サンドイッチパ
ネルを連続製造するに当り、上記発泡樹脂層の形成によ
る汚染化を改善すると共に特に定尺パネルを効率的に製
造しうる方法に関する。
従来、この種の硬質面材サンドイッチパネルを連続的に
製造する方法としては、例えば、所定寸法の硬質面材(
ラワン合板、石膏ボード、鉄板など)を適当間隔で連続
的に供給搬送せしめ、これに発泡性樹脂原液をスプレー
して未反応層を形成し、次いで軟質面材を積層しつつ発
泡段階を経てコア−部の発泡樹脂層を形成した後、測長
ロールを介して所定長さに切断する方法が知られている
しかしこの連続製造法にあつては、スプレーされた発泡
性樹脂原液はスプレー時にまたはスプレー後の発泡段階
において各硬質面材の間隙を通じあるいは該面材の両側
端から流出し、面材の裏面や搬送コンベア等を汚染する
場合が生じる。また、上記間隙部の流出に伴ない、発泡
樹脂層の全体としての均一な発泡が計れなくなる。そこ
で、これらを防止するため上記硬質面材の間隙にテープ
を貼付して接合したり、更には上記硬質面材の両側端箇
所の一連に硬質ウレタンフォームの角材を接着(接着剤
や両面接着テープを使用)したりあるいはサイドペーパ
ーを供給する手立てが採られている。しかしながら、こ
れらの防止対策にあつても、充分その目的を果たすこと
ができず、しかも新たな問題が起生する。
即ち、上記テープによる接合法では、硬質面材の形状が
平板の場合は比較的容易に接合できるが、その断面構造
が添付図面第1図a−cの如く波形等の場合は接合が困
難となり、またこのテープ貼付箇所において発泡性樹脂
原液との接着性に悪影響(接着低下等)を及ぼす。更に
、このように接着テープで硬質面材間の連結を図つても
、製造ライン上でパネル同志が離れてしまい接続部フォ
ームの損傷を来たす場合も起こりうる。一方、上記両側
端箇所の角材接着法では、接着に手間が掛り工程上の不
利は免がれず、またサイドペーパー供給法では、発泡性
樹脂原液が硬質面材の裏側へ廻り込んだりして所期目的
の汚染防止効果が充分でなくなる。
本発明者らは、かかる防止対策法の問題点を解決するた
め鋭意研究を進めた結果、上記硬質面材の供給搬送をエ
ンドレスに供給される底紙上で行い、そして速反応性の
ウレタン樹脂液を付与してかかる硬質面材の接合を図り
、且つその両側端箇所の一連に盛上り部を形成して発泡
性樹脂原液の流出を防止することにより、所期目的の汚
染防止効果が達成されると共に当該連続製造ラインの省
力化および効率化が発揮されることを見出し、本発明を
完成するに至つた。
即ち、本発明の要旨は、硬質面材、コア一部である発泡
樹脂層および軟質面材を積層して構成される定尺の硬質
面材サンドイツチパネルを連続的に製造する方法におい
て、連続的に進行する底紙上に所定寸法の硬質面材を供
給して搬送せしめ、次いでかかる硬質面材に発泡樹脂層
を形成する前段階で、速反応性のウレタン樹脂液で各硬
質面材を接合し、更に硬質面材の両側端箇所に一連の盛
上り部を形成することを特徴とする硬質面材サンドイツ
チパネルの製造方法に存する。
以下、添付図面第2〜4図を参照して、本発明方法につ
いて詳述する。
第2図において、搬送コンベア1によつて一定速度で進
行する底紙2上に、所定寸法の硬質面材3を連続して供
給し、接合部スプレーゾーン4にて各面材3の接合部に
沿つてトラバースしながら速反応性のウレタ7樹脂液を
ノズル5よりスプレーする。
スプレーされた樹脂液は、短時間(具体的には5〜15
秒)で発泡反応が終了し各面材3の間隙を埋める。次に
、ノズル6によつて連結された面材3の両側端箇所に速
反応性のウレタン樹脂液をスプレーする。スプレーされ
た樹脂液は、短時間で発泡反応が終了し第3図で示され
る盛上り部6aを形成して、次工程のコア一部を形成す
る発泡性樹脂原液の流出を防止する。上記ノズル5およ
び6からスプレーされる速反応性のウレタン樹脂液とし
ては、自体公知のものが採用されてよく、具体的にはレ
ジン系成分(シユークローズ系ポリオールおよびエチレ
ンジアミン系ポリオールの混合成分)とイソシアネート
系成分(ポリイソシアネート成分)を主成分とし、これ
に通常の発泡剤、整泡剤、難燃剤、触媒等を適宜の割合
で配合したもので構成される。
なお、上記盛上り部6aの形成に際し、ノズル6のスプ
レーパターンは楕円形(寸法としては、例えば短径対長
径の比率が1:2)のものが好ましく、またノズル先端
と面材3との間隔は盛上り部6aの高さに合わせて調整
すればよい。
次いで、以上の如くして連結され且つ盛上り部6aを形
成された面材3上に、通常の発泡性樹脂原液(例えばウ
レタン樹脂系)をノズル7より吐出し、泡化完了前に軟
質面材(例えばポリラミQ8を泡化部分に導き、自己接
着によりサンドイツチ状にする。
次に、これを予めキユア一温度に設定した規制コンベア
9内に進行させ、ここで厚さが規制されて泡化は完了す
る。サイドカツタ一10にて上記盛上り部6aの不要部
をカツトし、更に測長ロール11によつて接合部を検出
し、この信号によつて切断機12を駆動する。この間底
紙2は、ロール13にて巻き取られる。このようにして
、第4図に示される断面構造の(即ち、硬質面材3、盛
上り部6a、発泡樹脂層7aおよび軟質面材8から構成
される構造の)且つ定尺の硬質面材サンドイツチパネル
が効率よく連続製造されることになる。以上の構成から
成る本発明方法を採用することにより、所期目的の発泡
樹脂層形成による汚染防止が省力的に達成され、しかも
硬質面材を底紙を介して連続搬送することから、該面材
の接合部における離散の事態を招くことがなく、高品質
の硬質面材サンドイツチパネルを効率よく連続製造する
ことができる。
次に、実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
実施例 1 本例は、第2図に記載の製造ラインに準じて実施する。
搬送コンベアの上に乗つて速度6m/分で送り出される
底紙上に、厚み3mm、幅910mm、長さ1820m
mのラワン合板を連続供給し、次いでかかるラワン合板
の接合部に沿つてノズルをトラバースさせ、これから速
反応性のウレタン樹脂液(シユークローズ系ポリオール
およびエチレジアミン系ポリオールの混合成分とポリイ
ソシアネート成分を主成分とし、通常の発泡削、整泡剤
、難燃剤、触媒等を適宜の割合で配合したもの)を2k
9/分の割合でサーマルフロス法でスプレーする。
スプレーされた樹脂液は5〜15秒で発泡が終了し、ラ
ワン合板の進行に支障なく且つ良好な接合力を付与する
。更に、同じウレタン樹脂液を吐出量0.2kg/分に
て連結ラワン合板の両側端箇所にサーマルフロス法でス
プレーする。前記接合部と同様に5〜15秒で発泡が終
了し、幅40〜50m77!、高さ18mmの盛上り部
を形成する。次に、ラワン合板の面上にウレタン樹脂原
液(エチレンジアミン系ポリオール成分とポリイソシア
ネート成分を主成分とし、通常の発泡剤、整泡剤、難燃
剤、触媒を適宜の割合で配合したもの)をノズルから吐
出量3k9/分で吐出し、泡化完了前に軟質面材として
2009/イのポリラミ紙を規制コンベアの入口上部よ
り導き、自己接着力によつてサンドイツチ状にする。規
制コンベアにおいては、厚み20m77!に規制して4
0〜50分間キユア一を行ない泡化を完了させる。その
後、サイドカツタ一にて両側の不要部分を切取り、底紙
はロールで巻き取る。
パネルの長さ方向については、測長ロールを介してピツ
チ1820mTnにてタロスカツタ一で定尺に連続カツ
トする。以上の連続操作によつて、目的とする硬質面材
サンドイツチパネルが製造される。
実施例 2 本例は、硬質面材として第5図Aに示される断面構造の
角波鉄板(厚み0.6mm、幅750mm、長さ300
0mm)を使用しおよびそのための付加的手段を採用す
る以外は、実施例1と同様第2図に記載の製造ラインに
準じて実施する。
送り速度5m/分の底紙22の上に、上記角波鉄板23
を連続供給する。
この場合、底紙の両側の下には第5図Bに示す如く、角
波鉄板の形状に合わせて受台14を付設して、底紙の両
側が角波鉄板に沿うようにする。次いで、かかる角波鉄
板の接合部に沿つてノズルをトラバースさせ、これから
実施例1と同じ速反応性のウレタン樹脂液を2kg/分
の割合でサーマルフロス法でスプレーする。スプレーさ
れた樹脂液は5〜15秒で発泡が終了する。更に、連結
角波鉄板の両側端箇所に同じウレタン樹脂液を吐出量0
.3k9/分にてスプレーする(この場合、第5図Bに
示す如く、その両側部に受台14を付設しておく)。前
記接合部と同様に5〜15秒で発泡が終了し、幅40〜
50韮、高さ24mmの盛上り部26aを形成する。次
に、角波鉄板の面上に実施例1と同じ発泡性樹脂原,液
をノズルから吐出量4k9/分で吐出する。泡化完了前
に軟質面材として厚み20μmのアルミ箔を2009/
イのポリラミ紙にラミネートしたものを用い、規制コン
ベアの入口上部より供給し、自己接着力でサンドイツチ
状にする。規制コンベアにおいては、最底厚み25鼎に
規制し40〜5『Cで2分間キユア一を行ない泡化を完
了させる。その後、サイドカツタ一にて両側の不要部分
を切取り、底紙はロールで巻き取る。
パネルの長さ方向については、測長ロールを介してピツ
チ3000mm1こてクロスカツタ一で定尺に連続カツ
トする。以上の連続操作によつて、第5図Cで示される
ような硬質面材23、盛上り部26a、発泡樹脂層27
aおよび軟質面材28で構成される、目的とする硬質面
材サンドイツチパネルが製造される。
【図面の簡単な説明】
第1図a−Cは平板以外の断面構造をもつ硬質而材の具
体例を示す線図、第2図は本発明方法の製造ラインを示
す簡路線図、第3図は本発明方法の製造途中で得られる
盛上り部の形成された硬質面材の断面図、第4図は本発
明方法で得られる目的パネルの一例を示す断面図、並び
に第5図は本発明方法に係る実施例2の態様を説明する
ためのもので、Aは硬質面材、Bは盛上り部の形成され
た硬質面材そしてCは目的パネルの断面図であつて、2
,22は底紙、3,23は硬質面材、5,6,7はノズ
ル、6a,26aは盛上り部、7a,27aは発泡樹脂
層、8,28は軟質面材、および9は規制コンベアであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 硬質面材、コアー部である発泡樹脂層および軟質面
    材を積層して構成される定尺の硬質面材サンドイッチパ
    ネルを連続的に製造する方法において、連続的に進行す
    る底紙上に所定寸法の硬質面材を供給して搬送せしめ、
    次いでかかる硬質面材に発泡樹脂層を形成する前段階で
    、速反応性のウレタン樹脂液で各硬質面材を接合し、更
    に硬質面材の両側端箇所に一連の盛上り部を形成するこ
    とを特徴とする硬質面材サンドイッチパネルの製造方法
JP52017387A 1977-02-18 1977-02-18 硬質面材サンドイツチパネルの製造方法 Expired JPS5933115B2 (ja)

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JPS53102378A JPS53102378A (en) 1978-09-06
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