JPS5932497B2 - 難燃性ポリウレタンフオ−ム - Google Patents
難燃性ポリウレタンフオ−ムInfo
- Publication number
- JPS5932497B2 JPS5932497B2 JP50081725A JP8172575A JPS5932497B2 JP S5932497 B2 JPS5932497 B2 JP S5932497B2 JP 50081725 A JP50081725 A JP 50081725A JP 8172575 A JP8172575 A JP 8172575A JP S5932497 B2 JPS5932497 B2 JP S5932497B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyurethane foam
- flame retardant
- retardant polyurethane
- flame
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成樹脂、特にポリウレタンフォーム内に水を
物理的に混入して耐熱性、圧縮性を向上せしめた難燃性
ポリウレタンフォームに関する。
物理的に混入して耐熱性、圧縮性を向上せしめた難燃性
ポリウレタンフォームに関する。
合成樹脂発泡体を難燃化するには種々の方法がある。例
えば、難燃剤を樹脂発泡時に直接添加し、難燃性を改善
する方法がある。しかしこの種、物質を添加すると樹脂
の物性が低下する。特に、大量に添加したときは顕著と
なる。そのため、実際は樹脂発泡組織の物性低下と難燃
性とのバランスを勘案した添加となつている。しかしな
がら、このように配慮したとしても、温度が触媒のよう
に作用するこの種反応系においては、樹脂原料の有効発
泡を損なうことなく、所謂最小の使用量で所期の体積の
フォームを形成するように添加することが非常に困難で
あつた。本発明はこのような欠点を除去するため、ポリ
ウレタンフォーム原料の反応系を阻害せず、かつ難燃効
果の大きい水を蒸発、漏洩することのない状態に収納し
た容器を分布した難燃性ポリウレタンフォームを提案す
るものである。
えば、難燃剤を樹脂発泡時に直接添加し、難燃性を改善
する方法がある。しかしこの種、物質を添加すると樹脂
の物性が低下する。特に、大量に添加したときは顕著と
なる。そのため、実際は樹脂発泡組織の物性低下と難燃
性とのバランスを勘案した添加となつている。しかしな
がら、このように配慮したとしても、温度が触媒のよう
に作用するこの種反応系においては、樹脂原料の有効発
泡を損なうことなく、所謂最小の使用量で所期の体積の
フォームを形成するように添加することが非常に困難で
あつた。本発明はこのような欠点を除去するため、ポリ
ウレタンフォーム原料の反応系を阻害せず、かつ難燃効
果の大きい水を蒸発、漏洩することのない状態に収納し
た容器を分布した難燃性ポリウレタンフォームを提案す
るものである。
以下に本発明に係る難燃性ポリウレタンフォームの一実
施例について詳細に説明する。
施例について詳細に説明する。
本発明において、小容器とは液体、気体、固体を透過し
ない薄い被膜で、かつ収容物質によつて溶解、腐食され
ない、所謂ポリスチレン樹脂からなるものであり、その
形状は添加後の分散性などから、パイプ状、球状、箱体
、楕円状、ペレット状、あるいはテトラポット状、三角
錐状等の物を用いる。
ない薄い被膜で、かつ収容物質によつて溶解、腐食され
ない、所謂ポリスチレン樹脂からなるものであり、その
形状は添加後の分散性などから、パイプ状、球状、箱体
、楕円状、ペレット状、あるいはテトラポット状、三角
錐状等の物を用いる。
なお、小容器の容積は0.1〜3工程度であり、これに
下記する如き物質を収容したのちに熱、接着剤などの手
段を介して密封する。上記小容器に封入する物質として
は水である。また、本発明においてポリウレタンフォー
ムとは、ポリオール、ポリイソシアネート、発泡剤、触
媒からなる原料の液状物を混合し、反応一発泡一硬化さ
せるものであり、断熱材、およびバインダーとして有効
に作用するものである。特にポリウレタンフォームは短
時間で原料からフォームが形成され、しかも接着性も大
きく、施工性、加工性に富むものである。また、小容器
とポリウレタンフォーム原料の配合はポリウレタン樹脂
100重量部に対し、10〜200重量部位である。す
なわち下限の10重量部はあまり難燃剤が少ないと、ほ
とんど効果がない、逆にあまり多すぎると発泡を阻害す
るのと機械強度の低下等がある。また樹脂に混入する無
機物等の混入量もほぼ5〜100重量部位である。次に
実施例について説明する。
下記する如き物質を収容したのちに熱、接着剤などの手
段を介して密封する。上記小容器に封入する物質として
は水である。また、本発明においてポリウレタンフォー
ムとは、ポリオール、ポリイソシアネート、発泡剤、触
媒からなる原料の液状物を混合し、反応一発泡一硬化さ
せるものであり、断熱材、およびバインダーとして有効
に作用するものである。特にポリウレタンフォームは短
時間で原料からフォームが形成され、しかも接着性も大
きく、施工性、加工性に富むものである。また、小容器
とポリウレタンフォーム原料の配合はポリウレタン樹脂
100重量部に対し、10〜200重量部位である。す
なわち下限の10重量部はあまり難燃剤が少ないと、ほ
とんど効果がない、逆にあまり多すぎると発泡を阻害す
るのと機械強度の低下等がある。また樹脂に混入する無
機物等の混入量もほぼ5〜100重量部位である。次に
実施例について説明する。
実施例 1
配合比
ポリウレタン樹脂 100重量部
小容器(水をO、5CC収容したテトラ
ポット型ポリスチレン製) 30重量部
以上を混合し、その後に型に注入して加熱加圧し、厚さ
10mmの板体を形成した。
10mmの板体を形成した。
これを強熱下にさらしたところ、表面に露出している小
容器はほどなく破壊してポリウレタンフオームに飛散し
た。そこで水は周囲を冷却しウレタンの分解を所期のあ
る時間内たけ阻止する。上述したように本発明に係る難
燃性ポリウレタンフオームはポリウレタンフオームの形
成時に小容器がその発泡に悪影響をさほど与えることな
く、ポリウレタンフオームに難燃性を具備させ得る特徴
がある。
容器はほどなく破壊してポリウレタンフオームに飛散し
た。そこで水は周囲を冷却しウレタンの分解を所期のあ
る時間内たけ阻止する。上述したように本発明に係る難
燃性ポリウレタンフオームはポリウレタンフオームの形
成時に小容器がその発泡に悪影響をさほど与えることな
く、ポリウレタンフオームに難燃性を具備させ得る特徴
がある。
Claims (1)
- 1 水を収容密封したポリスチレン製小容器をポリウレ
タンフォーム内に分布せしめたことを特徴とする難燃性
ポリウレタンフォーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50081725A JPS5932497B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 難燃性ポリウレタンフオ−ム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50081725A JPS5932497B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 難燃性ポリウレタンフオ−ム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS524545A JPS524545A (en) | 1977-01-13 |
JPS5932497B2 true JPS5932497B2 (ja) | 1984-08-09 |
Family
ID=13754378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50081725A Expired JPS5932497B2 (ja) | 1975-06-30 | 1975-06-30 | 難燃性ポリウレタンフオ−ム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932497B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62254716A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-06 | 有限会社 梅鉢 | 関連音声も聞ける美術工芸品及び位牌等の仏具 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05502054A (ja) * | 1990-06-01 | 1993-04-15 | オルブライト・アンド・ウィルソン・アメリカズ・インコーポレーテッド | リン酸エステル難燃剤混合物及び同物質を含む発泡樹脂 |
DE10011543A1 (de) | 2000-03-09 | 2001-09-13 | Bayer Ag | Perlpolymerisate enthaltend halogenfreie Phosphorverbindungen |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4842599A (ja) * | 1971-10-05 | 1973-06-20 | ||
JPS5169545A (en) * | 1974-12-12 | 1976-06-16 | Ig Gijutsu Kenkyusho Kk | Taika tainetsuseigoseijushitai |
-
1975
- 1975-06-30 JP JP50081725A patent/JPS5932497B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4842599A (ja) * | 1971-10-05 | 1973-06-20 | ||
JPS5169545A (en) * | 1974-12-12 | 1976-06-16 | Ig Gijutsu Kenkyusho Kk | Taika tainetsuseigoseijushitai |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62254716A (ja) * | 1986-04-28 | 1987-11-06 | 有限会社 梅鉢 | 関連音声も聞ける美術工芸品及び位牌等の仏具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS524545A (en) | 1977-01-13 |
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