JPS593207B2 - ガスリユウカラサンカイオウ オ ジヨキヨスル ホウホウ - Google Patents

ガスリユウカラサンカイオウ オ ジヨキヨスル ホウホウ

Info

Publication number
JPS593207B2
JPS593207B2 JP48061740A JP6174073A JPS593207B2 JP S593207 B2 JPS593207 B2 JP S593207B2 JP 48061740 A JP48061740 A JP 48061740A JP 6174073 A JP6174073 A JP 6174073A JP S593207 B2 JPS593207 B2 JP S593207B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sodium
calcium
sulfite
solution
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP48061740A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS4955594A (ja
Inventor
アーノード ジヨゼルイス
アービング ウオール ブルース
クリントン ハリス ヘンリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FMC Corp
Original Assignee
FMC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FMC Corp filed Critical FMC Corp
Publication of JPS4955594A publication Critical patent/JPS4955594A/ja
Publication of JPS593207B2 publication Critical patent/JPS593207B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/46Removing components of defined structure
    • B01D53/48Sulfur compounds
    • B01D53/50Sulfur oxides
    • B01D53/501Sulfur oxides by treating the gases with a solution or a suspension of an alkali or earth-alkali or ammonium compound

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガス流に、溶解した亜硫酸ナトリウムと重亜硫
酸ナトリウムとを含有する液体を接触することによりガ
ス流から酸化イオウ、特に二酸化イオウを除去するため
の方法、及び保有された酸化イオウ分を亜硫酸カルシウ
ムとして除去することによる液体の再生に係る。
廃棄ガス流から酸化イオウ、特に二酸化イオウの除去は
環境衛生上の理由のために非常に必要になった。
一般に、これらの廃棄ガス流はイオウ含有燃料を燃焼す
ることによって発生するが、また硫酸プラント及びイオ
ウ含有ガスが廃棄煙突へ送られる加熱ガスと共に一掃さ
れる冶金学的工程において行なわれるような種々の廃棄
ガス製造工程から発生され得る。
廃棄ガス流から酸化イオウ、特に二酸化イオウの除去は
多くの方法によって試みられてきた。
酸化イオウを除去するため最も広く提案された技術はカ
ルシウム含有液で酸化イオウの直接沈殿によっている。
この液体は炭酸カルシウム又は低床でありかつ非常に容
易に入手し得る幾つかの形の石灰石を使用して容易に作
られ得る。
石灰石溶液は二酸化イオウガスと反応しかつ不溶性カル
シウム塩、例えば硫酸カルシウム(又は亜硫酸塩)を生
成し、これは洗気液(scrubbing 1iquo
r)から沈殿する。
この技術に関する困難性は不溶物が洗気機構内に避けが
たく生成すること及び直ちに洗気機構、装置及び洗気溶
液が流れるライン(1ine )を妨害することである
次にこれは反応器又は洗気ユニット内部に形成する不溶
物の周期的除去を必要とする。
ある場合には、この形成が大きすぎると、反応器を交換
しなければならない。
これらの困難性に打勝つために、酸化イオウが溶解形で
液体に吸収される他の方法が開発された。
この液体は次に第二段階で処理されて不溶性塩としてイ
オウ化合物を沈殿する。
この方法の一つはインドラバーデン・ニス−シャー(I
ndravadens、 5hah)の名義で1971
.9.21特許された米国特許嵐3,607、033に
記載され、ここでは吸収液体の一部は石灰石で処理され
てイオウ化合物を沈殿しかつ炭酸ナトリウム溶液を生成
する。
この溶液は、順番に、残りの吸収液体を再生するために
使用される。
Air Po11utionに関する第5回年次大会(
デビジョン・オブ・コン宇=−イング・エデュケーショ
ン、オークランド ユニバーシティ、ロチニスター、ミ
シガン)に報告されたロバート・ジエイ・フィリップス
(RobertJ、Ph111ips )による’ 5
uffer DioxideEmission Con
trol by Wet Scrubbing”の論文
(1970,11,4)に記載される別の方法は洗気液
として苛性ソーダ溶液を使用し、かつ石灰で再生する。
これらのかつ他の類似の系は初期の洗気ユニットでイオ
ウ化合物の沈殿を実施することの明らかな困難性を除去
する。
しかしながら、この系はこの技術において改良を示す一
方、これはなお操作で重大な困難性に悩む。
この困難性の一つは添加された再生カルシウム塩例えば
石灰石と、吸収又は洗気の液体との迅速かつ実質上定量
的な反応を得ることにある。
より高い効率は洗気液のpHを下げることによって得ら
れるが、これは酸化イオウガスを吸収する洗気液の性能
を減する。
別の、更に重大な問題は再生系からカルシウム持越しく
Carry−over)の問題である。
溶性形で又はカルシウム塩の不溶性分散として、かなり
のカルシウム有価物が洗気ユニットへ運ばれる場合には
、洗気ユ4ニット内に形成する沈殿物を生じ、これは結
果的に妨害を起こす。
カルシウム持越し問題は極めて重大であると考えられ、
その理由はこれは炭酸カルシウム洗気液で得られるよう
に洗気ユニット内に同一の不溶性沈殿物の形成を導き、
かつ同様に洗気ユニット内の内壁及び表面上に形成する
外被化(encrustation )を結果として生
ずるからである。
結果的にこの外被化はユニットの破壊とそこから管のつ
まりを起こす。
ロバート・ジエイ・フィリップス(Rober t J
Ph111ips) (1971,11)ジー・エム・
マニュファクチアリング・デベロップメント、ジー・エ
ム・テクニカル・センター・ワレン・ミシガンの論文″
5ulfur Dioxide EmissionCo
ntrol For Industrial Pow
er Plants”に報告されるように、一つの方法
では、洗気液の沈降を許しかつカルシウム持越しによっ
て形成された沈殿物を除去するために洗気ユニット直後
に沈降ユニットが配置されるべきことが示唆された。
この工程は洗気液の流れを遅くすること、必要な抽出液
の容量を増加すること及びこの処理のために必要とされ
る大きな沈降面積のために資本出費を増加することを含
むので完全には満足されなかった。
内部に不溶物の形成なしに酸化イオウを吸収する循環性
洗気液をガス流に接触すること、再生段階で再循環性洗
気液の一部を連続的に再生して不溶性イオウ化合物を除
去すること、および再生した洗気液を再循環することに
よって、二酸化イオウのようなガス状イオウ酸化物を廃
棄ガス流から除去し得ることが本発明によって発見され
た。
酸化イオウを含有するガス流を気液接触器に通過させか
つ少くとも6のpHを有しかつ亜硫酸ナトリウムと重亜
硫酸ナトリウムの両者を含有する抽出溶液で流れと接触
させること、中で酸化イオウを吸収すること、酸化イオ
ウを含まないガス流から生成抽出物を分離すること、抽
出物を混合室に通過すること、配合溶液が少くとも約6
(好ましくば6−7)のpHを有するように約8ないし
10のアルカリ性pHを有する、十分量の再循還した、
実質上固体を含まない、再生した抽出溶液と配合するこ
と、吸収した酸化イオウを含有する抽出溶液の一部を除
去しかつこれを再生帯へ移すこと、亜硫酸ナトリウムを
再生しかつスラリが約8ないし約10(好ましくは約8
ないし9)のpHを有する亜硫酸ナトリウムのスラリを
形成するのに十分な量で再生帯にカルシウム塩を添加す
ること、このスラリから亜硫酸カルシウムを沈殿しかつ
分離すること、結果の、実質上固体を含まない、再生し
た抽出溶液を分離しかつこれを気液接触器からの抽出溶
液と配合するために混合室に再循環すること、及び最後
に混合室からの抽出溶液を気液接触器に再循環すること
により本発明に従って実施される。
本発明で使用するカルシウム塩は酸化カルシウムおよび
水酸化カルシウムからなる群から選ばれる。
NaH8OsをCaSO3に転化すると共にNa2SO
3を再生する際に、OaO又はOa (OH) 2を使
用する本発明の石灰法は、CaCO3を使用する従来技
術の石灰石法と比べて、以下に説明する通り顕著にすぐ
れた効果を示すのであシます。
本発明の石灰法による効果、即ち、酸性亜硫酸ソーダに
石灰を加えて亜硫酸ソーダを定量的に再生する効果は、
反応系をpH8〜10の範囲に調整することによって可
能となります。
しかし、石灰石ではこの効果は得られません。
このことは、米国環境保護機関(BPA−600/7−
77−050b)の実験的研究によって示されておシま
す。
本出願人会社の石灰を使用する操業中の装置でも、酸性
亜硫酸ソーダからの再生は石灰の本質的化学量論的使用
によって定量的であることが示されています。
石灰石を用いることによる不完全再生の結果としては、
固体廃棄物の量を著しく大量とし、また全ての酸性亜硫
酸塩が再生系中の1回の通過では再生されないので再生
に供する抽出液の流速を速くする必要が生じます。
更に、石灰石で再生することによって生成する結晶の構
造は、石灰を使用する場合とは顕著に相異しております
これらの結晶学的組織は顕著に相異しており、事実上の
問題として石灰再生した結晶は石灰石使用のものよりす
ぐれた沈降速度と脱水特性を示すものであります。
本発明で再生処理後の水性スラリーのpHを8〜10に
調整することは、本発明の目的達成のだめの重要な要件
であります。
先ず、本発明の実施においてpHを8以下とすると、酸
性亜硫酸塩を全て再生することはできません。
また、pH8以下で操作すると、装置材料の防食の面か
ら再生するための抽出液の流速を大にすることが必要と
なり、pH8以下で再生を行なうことは経済的にも実施
に不適当であります。
同様にして、pH10以上の操作でも多くの問題があり
ます。
このことは、米国技術文献(米国環境保護機関約定#6
8−02−2189号の経過報告#42および#43)
にも十分記録されています。
実際にpH10以上では多くの遷移金属水酸化物が沈澱
し、操作を不都合に妨害します。
更に、pH10以上では、全ての亜硫酸イオンが亜硫酸
カルシウムとして沈澱するが、過剰の石灰の使用で溶解
カルシウム濃度が高められ、亜硫酸イオンの不存在でカ
ルシウム濃度が高いと所謂スケーリングの主要理由とな
ります。
したがって、pH8〜10で操作することは、常に系中
に十分量の溶解亜硫酸塩を存在させて、スケーリングの
予防に必要な一定レベル以下の溶解カルシウム濃度を維
持するためにも重要であります。
添付図面は本発明の説明的フローシートを示す。
本発明は添付図面の第1図で最良に説明される。
酸化イオウ含有廃棄ガスは導管1を通して系に入る。
この廃棄ガス流は通常二酸化イオウの形で酸化イオウを
含むが他の酸化イオウ、例えば三酸化イオウもまた存在
してもよく、この方法により除去される。
一つ以上の廃棄ガス流がこの方法で処理されるべき場合
には、廃棄ガス流の各々は添付図面に示されるように類
似の、平行型装置で予備処理され得る。
この場合には各々の廃棄ガス流は1aと1で系に入るで
あろう。
次にガス流はガスの温度260℃(500’F)以下に
下げられる熱交換装置3と33に入る。
ガスがこの温度以下である場合にはこの冷却段階が免除
され得る。
ガス流を冷却する一つの好都合な方法は入口ライン5と
5aを通して熱交換器3と3aに水を噴霧することによ
る。
3と3aにおける熱交換は冷却剤との直接熱交換又は間
接熱交換によって行なわれ得る。
冷却されたガス流はライン7と73を通して除かれ、次
にガス流で前へ運ばれる灰等のような微粒子の除去のた
めにサイクロン分離器9と9Aに入る。
サイクロン分離器9と9Aを使用する目的はガス流に存
在する粒状物質の塊りを除去することにある。
若干の微細固体はその操作に影響を与えることなく系内
と前へ送られ得る。
しかしながら、系に入る固体の、粒状物質の量があまり
大きい場合には、系内における気液接触器下方流をふさ
ぐ可能性が常に存在すん次にこの粒状物質が場所11と
11aでサイクロンから除去され、一方ここで冷却され
かつ粒状物質の塊りが除去されたガス流は次にライン1
3と13aを通して気液接触器15へ送られる。
気液接触器15はガス流と液体洗気媒体との完全な混合
を行なう任意の装置でよい。
これはベンチュリ洗気ユニット又は充填物がバール(B
erls)サドル、ラツシツヒリング等の従来の充填材
料でよい充填カラムのような装置を含む。
別に、この気液接触器は気体と液体との間の接触を行な
うためふるい板のような板又は泡キャップを含むことが
できる。
気液接触器の設計と構造は当業者に公知でありかつ本発
明の一部を構成しない。
ライン13と13aからの酸化イオウ含有ガスはライン
27を通して接触器15に入る液体抽出溶液と接触され
る。
接触器15に示されるように、ガスと液体は互いに向流
で通過する;即ち、液体は下方へ流れかつガスは上方へ
流れる。
これは操作の好適なかつ最も容易な型式であるが、液体
とガスはガス液体接触器を通して同方向の (cocurrent )又は交差の流れを通すことが
できる。
ライン27を通して接触器15へ通過される抽出溶液は
少くとも約6のpHを有する亜硫酸ナトリウムと重亜硫
酸ナトリウムの水溶液である。
抽出溶液の好適pHは約6ないし約7でありかつ抽出溶
液に溶解された重亜硫酸ナトリウムに対する亜硫酸ナト
リウムの相対比を調節することにより保持される。
前記の抽出溶液は必要成分として亜硫酸ナトリウム及び
重亜硫酸ナトリウムを含有するが、また硫酸ナトリウム
を含むこともしばしばある。
廃棄ガスが三酸化イオウを含む場合とか、二酸化イオウ
を三酸化イオウに酸化し、又は亜硫酸ナトリウムもしく
重亜硫酸ナトリウムを硫酸ナトリウムに酸化するに十分
な量の酸素がガス内又は系内に存在する場合には、硫酸
ナトリウムが抽出溶液中に含まれる。
抽出溶液を作り上げる際に、一般に抽出溶液が二酸化イ
オウガスと接触する特約6又はそれ以上にpHを保つ緩
衝液として作用するために、酸化イオウと反応するのに
必要な化学量論酌量以上に、過剰量の亜硫酸ナトリウム
を有することが望ましい。
さもないと、SO2によってpHが6以下に実質上低下
し、そして抽出溶液中へのS02吸収速度が遅くなるで
あろう。
気液接触器15において、抽出溶液と酸化イオウは反応
しかつ酸化イオウは抽出溶液に吸収されかつガス流から
除去される。
502(主たる汚染物;を除去するだめの機構は下記の
機構の一つに従って起こると考えられる: Na 80 +802+H2O−+2NaH8O33 最初に二酸化イオウと水との反応が亜硫酸を生成し、か
つこれは次に下記のように亜硫酸ナトリウム溶液と反応
する: SO+HO−4−H2S03 2 H2S 03 +Na 2 S 03 →2 NaHS
03とにかく、二酸化イオウは抽出溶液中で重亜硫酸
ナトリウム(NaH803)に変換される。
前記の外に、遊離の酸素がガス流に存在する場合には、
これは亜硫酸ナトリウムと反応して下記の反応に従って
硫酸ナトリウムを生成できる。
Na2SO3+1/202→Na2SO4ライン27を
通して気液接触器15へ入る液体抽出溶液は約6の最少
pHを有さねばならない。
このレベル以下のpH値では抽出溶液の802抽出効率
は著しく減じかつ望ましくない。
洗気効率に関する限り、この抽出溶液は6以上の任意の
pHで使用できるが、好ましくはこの溶液は実質上7以
上のpH値に達してはならない。
この理由は続いて実施される再生工程の化学的効率は抽
出溶液のpHが約7より大きくない時最高であることが
判明したことにある。
代表的な抽出溶液は6.2ないし6.7のpHを有しか
つ約3ないし約14%の亜硫酸ナトリウム(Na2S0
3)と3ないし9%の重亜硫酸ナトリウムを含むであろ
う。
硫酸ナトリウムが存在する場合には、これはその溶解度
限界までの量で存在してもよい。
溶解塩類、即ち、ナトリウムの亜硫酸塩、重亜硫酸塩お
よび硫酸塩の蓄積量を、抽出溶液中歪くとも20重量%
に達せしめるのが有利である。
塩の高い全濃度は酸化及び硫酸塩への亜硫酸塩の望まし
くない変換を阻止する傾向を示す。
所望に応じて、グルコース又はマンニットのような他の
添加剤が硫酸塩有価物の酸化を更に阻止するため使用で
きる。
抽出溶液が気液接触器15を通して送られた後、これは
系19を通して除去される。
分離された、酸化イオウを含まないガス流は流れ17と
して気液接触器15から排出される。
抽出溶液のpHは酸化イオウを吸収することの結果とし
て減じ、かつその重亜硫酸塩含量は若干増加するであろ
う。
代表的な抽出においてライン19中の抽出溶液のpHは
約5.9ないし6.3の範囲まで減するであろう。
次に吸収された酸化イオウを含有する抽出溶液は混合室
21へ送られる。
この混合室に実質上固体を含まない、再生された、抽出
溶液がライン23を通して添加される:再生された抽出
溶液は下記に説明される下方流再生操作から得られる。
混合室21において吸収された酸化イオウを含有する抽
出溶液と再生された抽出溶液は共に配合されて少くとも
約6(好ましくは6ないし7のpH)のpHを有する溶
液を生ずる。
ライン19を通して入る抽出溶液のpHは実質上7以下
であり、かつライン23を通して入る再生された抽出溶
液のpHはアルカリ性であるので、これらの試剤の適正
な配合は少くとも6、好ましくば6ないし7のpHを有
する溶液を生ずる。
添付図面の第1図において、混合室21中の生成溶液は
ライン25を通して引出されかつ二つの流れに分離され
る。
次に主流、ライン27は前記のような気液接触器15に
再循環され、一方第二のより小さな流れはライン29を
通して再生帯31へ取出される。
方法のこの段階まで、廃棄ガス流と共経運ばれた微細の
粒状物質を除いて、すべての成分が抽出溶液に溶解され
たままであることは重要である。
本発明のこれらの段階において、イオウ酸化物を抽出溶
液中に吸収することによって固体が形成されることは、
これらの固体がシステムの適正機能に有害であるため避
けるべきである。
ライン29からの溶液は再生帯31に入れられ。
かつ再生帯31ヘライン33を通して加えられる水酸化
カルシウム又は酸化カルシウムのようなカルシウム塩と
反応する。
添加されたカルシウム塩の量は再生帯31中の溶液のp
Hを約8ないし約10のアルカリ性pHに上げるのに十
分であるべきである。
好適pHは約8ないし9であり、最適pHは約8ないし
8.5である。
前記の条件下で、水酸化カルシウムのような添加カルシ
ウム塩は本質上定量的に抽出溶液と反応しかつ非常に迅
速に反応する。
再生帯中の抽出溶液のpHは約10以上に上げられるべ
きではなく、その理由は実質上より高いpH値ではカル
シウム塩は、溶性形又は分散形の倒れでも、再生帯中に
形成されたスラリ中に存在し得るためである。
この塩は抽出溶液と共に接触器15に再循環されること
は望ましくない。
このカルシウム塩は再生帯31中の重亜硫酸ナトリウム
と反応して不溶性亜硫酸カルシウムを生成し、かつ更に
重亜硫酸す) IJウムを亜硫酸ナトリウムに再生する
起る反応は次の通りである: 2NaH803+Ca(OH)2 →CaSO3↓+Na2SO3+2H20次に再生帯3
1に形成されるスラリはライン35を通して除去されか
つフィルター37へ送られる。
主として亜硫酸カルシウムを含む固体39は母液からフ
ィルター37で分離され、この母液はライン23を通し
て除去される。
8ないし10好ましくは約8ないし9のpHを有する、
ライン23中の母液は次に吸収された酸化イオウを含有
する抽出溶液と配合するために混合室21へ戻される。
前記の再生工程中、重亜硫酸ナトリウムは亜硫酸す)
IJウムヘ変換されかつ抽出系へ戻されて別の酸化イオ
ウを吸収する。
十分な水酸化カルシウム又は酸化カルシウムが再生帯3
1へ加えられてすべての重亜硫酸ナトリウムと反応する
場合には、添加された別の水酸化カルシウム又は酸化カ
ルシウムは亜硫酸ナトリウムと反応して水酸化ナトリウ
ムと不溶性亜硫酸カルシウムを生成するであろう。
この反応は次の通り起こる: Na2SO3+Ca(OH)2→2NaOH+CaCO
3↓このように形成されかつ再生された抽出溶液中に存
在する水酸化ナトリウムは混合室21中の重亜硫酸ナト
リウムと反応して、下記の式に従って別の亜硫酸ナトリ
ウムを生成する。
NaOH+NaH8O3→Na2SO3+H20不溶性
亜硫酸カルシウムを生成すること以外、再生工程の全効
果は、混合室21ヘナトリウム有価物の復帰及び約6な
いし約7のpHを有する適当な抽出溶液の調製(mak
e −up )のため、ナトリウム有価物を亜硫酸ナト
リウム(及び多分若干の水酸化ナトリウム)へ変換する
ことにある。
しかしながら、それにもかかわらず、若干のナトリウム
有価物が失われる。
フィルター37において口過工程を実施する間に、若干
の母液が固体39と共に除去されるのは避けがたい。
この結果として。ナトリウム有価物、例えばNa2SO
4,NaSO3又はNaH803は系から除去される固
体と共に引出すにつれて失われる。
この損失を埋合わせるため引出すことにより失われたナ
トリウムを戻すのに十分な量で、好ましくはライン40
を通して混合室21へ、溶性ナトリウム塩が系内へ加え
られる。
利用できるナトリウム塩は、炭酸ナトリウム、セスキ炭
酸ナトリウムもしくは水酸酸ナトリウム、又はトロナ、
ナーコライトのごとき天然産のナトリウム塩である。
系に加えられる時これらの塩、例えばNa2CO3は反
応して亜硫酸ナトリウムを生成する。
本発明の代表的な抽出溶液に添加されるナトリウム塩の
量を監視する一つの好都合な方法は所望の限界内に抽出
溶液の比重、例えば66°〜77℃(150〜170下
)の当量溶液温度で1.10ないし1.20の比重を保
つのに十分なナトリウム塩を加えることにある。
工程を実施するため別の具体例が添付図面に第2図に示
される。
この具体例では、気液接触器15を通過した後抽出液は
ライン19aへ送られる。
ライン19a中の液体の主要部分は混合室21aヘライ
ン20aを通して続く。
ライン19a中の液体の一部はライン29aを通して除
去されかつ再生帯31へ送られる。
次に再生された、固体を含まない液体はライン23aを
通して混合室21aへ戻される。
混合室21a中の配合された液体の一部はライン27a
を通して気液接触器へ再循環される。
溶性ナトリウム塩が混合室21aへ調製品としてライン
40aを通して添加される。
この別の具体例において、再生帯へ送られる唯一の溶液
は何らの再生溶液と配合されることなしに気液接触器か
ら下方流として直接除去される抽出物である。
この装置では、混合された抽出溶液のみを混合室から気
液接触器に送って抽出を行ない、非混合抽出溶液が直接
再生帯域へ送られることはない。
一般に抽出液体中の硫酸ナトリウムの濃度は平衡が達せ
られるまで増加してもよい。
硫酸ナトリウム濃度は亜硫酸カルシウム沈殿物と共に引
出される母液(Na2S04を含有する)の量を調節す
ること及びプロセス操作の間に溶液中に形成される硫酸
ナトリウムに対して、これを均衡化させることによって
制御する硫酸ナトリウムの濃度は抽出溶液中の飽和レベ
ルを決して越えてはならない。
硫酸ナトリウム濃度が一旦平衡に達すると、一般にプロ
セスの特定操作に応じて、濃度はある一定レベルに留ま
る。
一般に抽出液体中高濃度の硫酸ナトリウムを用いる操作
が望ましく、その理由□は、口過工程の間に亜硫酸カル
シウムと共に引出される価値ある亜硫酸ナトリウムと重
亜硫酸ナトリウムとの量が少くてすむからである。
代りに、引出し液は高濃度の硫酸ナトリウム及び低濃度
の亜硫酸ナトリウムと重亜硫酸ナトリウムを含む。
硫酸ナトリウムの除去速度が溶液中における硫酸ナトリ
ウムの形成速度を超えるような場合には、硫酸ナトリウ
ム分を維持する目的で、引出し液(Na2S04を含む
)を沈殿物から分離し、洗浄したうえ抽出後に再循環さ
せることができる。
再生工程で最終の要件は約8ないし約10のpHで、好
ましくは約8ないし9のpHに再生溶液(スラリ)を保
つことにある。
再生帯中の溶液を実質上約10以上にpHを上げないよ
うに阻止することによって、石灰の反応の比率は未溶解
石灰が再生液体に持越されない程十分に高いことが判明
した。
従って、再生液を混合タンクに戻して追加の抽出溶液を
調整する場合、酸化イオウ含有ガスと接触した際抽出溶
液中で沈殿しうるカルシウム分の持越しは本質的に起こ
らない。
同様に再生帯中の溶液のpHは有効な操作のためには実
質上8以下にすべきではない。
8以下のpHでは、再生溶液はなお未反応重亜硫酸ナト
リウム有価物を含む。
重亜硫酸ナトリウム有価物が亜硫酸カルシウムにすべて
変換される時に最高の効率が得られる。
再生帯中で約8ないし9の好適pH値で、8ないし8.
5の最適pH値での操作は、何らのカルシウム持越しな
しにかつ添加された水酸化カルシウム定量的反応と共に
、本質的にすべての重亜硫酸ナトリウム有価物の亜硫酸
カルシウムへの転換を許す。
これらの条件下で、フィルター37から得られ、かつラ
イン23を経て混合室21へ戻される母液は本質的に重
亜硫酸ナトリウムを含まない。
下記の操作実施例は本発明を例示するため設けられる。
ここで使用されるすべての部は特記しない限り重量にな
る。
実施例 1 コークスを用いて重晶石鉱石の焙焼から得た廃棄キルン
ガスを添付図面の第1図に示す工程により処理した。
この廃棄ガスを単一熱交換器へ入れ、その中で水を噴霧
することにより、約816°C(約1500’F)から
約257°C(約495’F)に冷却した。
続いて、エントレインされた粒状物の粗粒子をほこり除
去工程で分離した。
その後、このガスを添付図面の第1図に示すような、適
正な気液接触を確保するよう充填剤で満たされた気液接
触器へ導入した。
このガスはライン13を通して257℃(495’F)
で気液接触器15に入りかつ495’Fで分当り396
.4m”(14,000立方フィート)の速度で接触器
15を通して上方へ送られた。
このガスは二酸化イオウ181.44に9(400ポン
ド)7時間と微細キルン ダスト44ポンド/時間を接
触器15へ導入した。
ライン27を通って循環する抽出溶液を気液接触器15
の上部へ送りか2上昇するガス流と向流接触で下方へ送
った。
この抽出溶液は6.4のpHと1.18の比重を有し、
かつ下記の成分を含んだ:Na2SO38,1% Na2SO4s、i% NaHS O37,9% 固 体 0.8% H20残り ライン27中の主流と比較して1対20の比率の抽出溶
液の側流をライン29を通して再生帯31へ送った。
再生タンク31へ水酸化カルシウムOa (OH) 2
186、9 K9 (412ポンド)7時を添加した。
再生帯と生成するスラリ中に形成された沈殿物をライン
35を通してフィルターへ移しだ。
とのスラリは8.3のpHを有し、かつその組成は次の
通りであった: Na2SO311,5% Na2804 8.7% NaOHO,6% 固 体 2.4% H20残り 湿性フィルターケーキをフィルターから除去しかつこれ
は次のものを含んだ: フィルターケーキ 乾燥固体−40,39% 母液 −59,61%−一
一不匪百δv t % f4■rIイ歪80
382、I Na2SO311,8(CaSO3と
して 報告された) 80 5.8 Na50 8.9 4 (CaS04として 報告された)1) キルン ダスト 12.I NaOHO,7H
2078,6 水酸化ナトリウム、硫酸ナトリウム及び亜硫酸ナトリウ
ム塩を含有する、沈殿物から分離された母液口液をライ
ン23を通して混合室21へ戻した。
この溶液のpHは8.3であった。フィルターケーキと
共に引出されるナトリウムに対して調製するためソーダ
灰、Na200s 68.9 Q (152ポンド)7
時をライン40を通して混合室21へ添加した。
気液接触器15からのオーバーへラドガス流17は80
21.7〜(3,8ポンド)7時を含み、これによりガ
ス流のS02含量の99%以上を除去した。
■)耐酸化シールされた生新しい試料は0.5重量%以
下のOa S O4を有していた。
本実施例に使用した装置を約3000時間の吸収器操作
と7ケ月のユニット操作の後解体して沈殿装置、吸収器
および煙道の観察を行った。
吸収器に異状は見られなかった。
排水受けには極めて僅かな粒状物またはスラッジしか見
られず、液体表面のすぐ上の塔の下方部分には若干のナ
トリウム塩が蓄積していた。
入口導管と脱塵器に少量の硫酸ナトリウムの沈積があっ
たが、軟質で破砕し易く操作に問題は生じなかった。
実施例 2 249’F(480’F)の温度を有する石炭燃焼スチ
ームボイラーからの煙道ガス流の部分を、ベンチュリー
湿式洗気器、サイクロン状エントレインメント分離器及
び最後に系からガスを排出する誘導ドラフトファンの形
で、気液接触器で作られたガス清浄器を通して送った。
煙道ガスフィードはx、+ooppm(容量で)のS0
2と0.5%の飛散灰を含んだ。
これは50.5 ms/分(1786ACFM:の速度
で気液接触器へ流入した74℃(165’F:で。
抽出溶液を113.41(29,95ガロン)7分の速
度で気液接触器に流入した。
この抽出溶液は1.24の比重、65℃で6.18のp
H16,33モル/リットルのイオン強度を有し、かつ
下記の組成を有した:Na2S040657N3280
4065フ ットル(5.4wt%):Na2SO4 1.33モル
/リットル(15.2wt%)。
約74℃(165’F)の温度でガスはファンから排出
し、かつ180pFのSO2濃度を有した。
サイクロン状エントレインメント分離器でガス流から分
離した抽出溶液を再循環タンクへポンプで送った。
気液接触器からの側流(18.91(5ガロン)/分〕
を沈降タンクへ送りかつ上方流を再再循環タンクへ戻し
た。
次に沈降タンクからの下方流を水酸化カルシウムか91
g(0.2ポンド)′/分の速度で添加されるかきまぜ
た再生タンクへ取出した。
飛散灰と亜硫酸カルシウムのスラリを再生タンクから回
転式ドラム フィルターへ供給した。
固体をフィルターで除去しかつ口液を再循環タンクへ戻
した。
再生タンク中のスラリは下記の組成を有した: 懸濁固体= 8容量% 口過後Na2SO3: o.s 9モル/リットル(9
.Owt.%); 口過後NaH803= 0. 0 0 8 モル/リッ
トル(0.07wt.%); 口過後Na2SO4 = 1.3 5モル/リットル(
15.4wt.%) フィルターから除去された固体は下記の組成を有した: エントレインされた液体=44wt% Oa S 04 =3 5 w t 、 %飛散灰
=19wt.% 未確認固体= 2wt1% 操作後の装置各部の外観は実施例1の場合と同同様であ
った。
本発明の要件によって、当業者により容易に実施できる
ような方法で本発明の詳細な説明されかつ例示され、こ
の例示は本発明の最良具体例を表わすと考えられる。
しかしながら、前記のクレームの範囲内で本発明は当業
者により実施されかつ特に説明されかつここで例示した
以外の、本願の利点を有することも明白に理解されるべ
きである。
【図面の簡単な説明】
第1図は種々の段階で起こる処理工程と化学処理を示し
、第2図は第二の、別の具体例を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ガス状の酸化イオウを含むガス流から該酸化イオウ
    を除去する方法にして、亜硫酸ナトリウムと重亜硫酸ナ
    トリウムとを含むpHが約6〜7の循環する抽出用水溶
    液をつくり、上記ガス流を上記循環する抽出用水溶液と
    接触させて、重亜硫酸ナトリウム含有量が比較的多く、
    pHが比較的低い液状抽出物を得、この抽出物を回収し
    、この抽出物の重亜硫酸ナトリウム含有量の少なくとも
    一部を、充分量の、酸化カルシウムおよび水酸化カルシ
    ウムからなる群から選んだカルシウム化合物で処理して
    亜硫酸ナトリウムに再生して、溶けた亜硫酸ナトIJウ
    ムと固体の亜硫酸カルシウムとを含むpHが約8〜10
    の水性スラリーを得、このスラリーから固体の亜硫酸カ
    ルシウムを分離し重亜硫酸ナトリウム濃度の減じた再生
    水溶液を得、この再生水溶液を上記循環する抽出用水溶
    液と混合して、循環する抽出用水溶液のpHを約6〜7
    に保持することを特徴とする、ガス流から酸化イオウを
    除去する方法。 2 回収した抽出物をまず再生水溶液と混合し、次いで
    得られた混合物の一部をカルシウム化合物と反応させて
    重亜硫酸ナトリウム分の再生を行ない、一方上記混合物
    の残りを循環する抽出用水溶液として気−液接触器に再
    循環すること、及び炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム
    、トロナ、ナコライトおよびセスキ炭酸ナトリウムから
    なる群から選んだす) IJウム塩を上記混合した水溶
    液に加えて亜硫酸カルシウムと共に除去されたナトリウ
    ムイオンを補充することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の方法。
JP48061740A 1972-06-02 1973-06-01 ガスリユウカラサンカイオウ オ ジヨキヨスル ホウホウ Expired JPS593207B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US25906172A 1972-06-02 1972-06-02
US333993A US3911084A (en) 1972-06-02 1973-02-20 Process for separating sulfur oxides from gas streams

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS4955594A JPS4955594A (ja) 1974-05-29
JPS593207B2 true JPS593207B2 (ja) 1984-01-23

Family

ID=26947054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP48061740A Expired JPS593207B2 (ja) 1972-06-02 1973-06-01 ガスリユウカラサンカイオウ オ ジヨキヨスル ホウホウ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US3911084A (ja)
JP (1) JPS593207B2 (ja)
CA (1) CA990051A (ja)
DE (1) DE2325733C2 (ja)
GB (1) GB1387551A (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2173177B1 (ja) * 1972-02-23 1977-09-02 Kureha Chemical Ind Co Ltd
US3873532A (en) * 1973-04-23 1975-03-25 Envirotech Corp Sulfur dioxide scrubbing process
US3989797A (en) * 1974-03-15 1976-11-02 Fmc Corporation Process for removing sulfur oxides from gas streams
US4147756A (en) * 1976-04-09 1979-04-03 Envirotech Corporation Combustion gas scrubbing system
US4150096A (en) * 1977-10-31 1979-04-17 Nelms William M Process for treating combustion gases
JPS54118390A (en) * 1978-03-08 1979-09-13 Hitachi Ltd Ozone removing solution
US4313924A (en) * 1979-05-10 1982-02-02 Neptune Airpol, Inc. Process for removal of sulfur dioxide from gas streams
US4252553A (en) * 1979-05-11 1981-02-24 Pircon Ladislav J Process for production of fertilizers
US4267156A (en) * 1979-07-11 1981-05-12 The Foundation At New Jersey Institute Of Technology Method using lime slurry for regenerating sodium sulfite in double alkali flue gas desulfurization process
US4411875A (en) * 1982-03-25 1983-10-25 Central Illinois Public Service Company Dual alkali process for combustion gas cleaning
US4410500A (en) * 1982-05-10 1983-10-18 Fmc Corporation Sodium-limestone double alkali flue gas desulfurization method
US4452766A (en) * 1982-08-30 1984-06-05 Airpol, Inc. Double alkali process for removal of sulfur dioxide from gas streams
US4431618A (en) * 1982-10-12 1984-02-14 Fmc Corporation Process control of continuous sodium-limestone flue gas desulfurization system
DE3346865C1 (de) * 1983-12-23 1985-04-18 Air Fröhlich AG für Energierückgewinnung, Arbon Verfahren und Vorrichtung zum Abscheiden von Schadstoffen aus einem Rauchgas
TWI239259B (en) * 2004-06-03 2005-09-11 Univ Chung Yuan Christian System and method for flue gas treatment
US7481987B2 (en) * 2005-09-15 2009-01-27 Solvay Chemicals Method of removing sulfur trioxide from a flue gas stream

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1271899A (en) * 1917-05-12 1918-07-09 Henry Howard Method of recovering sulfur dioxid from furnace-gases.
US3653812A (en) * 1969-07-18 1972-04-04 Wellman Lord Inc Process for removal of sulfur dioxide from gas streams
US3775532A (en) * 1972-02-18 1973-11-27 Chemical Construction Corp Removal of sulfur dioxide from gas streams

Also Published As

Publication number Publication date
US3911084A (en) 1975-10-07
DE2325733C2 (de) 1984-11-22
JPS4955594A (ja) 1974-05-29
DE2325733A1 (de) 1974-01-03
GB1387551A (en) 1975-03-19
CA990051A (en) 1976-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3969482A (en) Abatement of high concentrations of acid gas emissions
US4049399A (en) Treatment of flue gases
US3873532A (en) Sulfur dioxide scrubbing process
JPS593207B2 (ja) ガスリユウカラサンカイオウ オ ジヨキヨスル ホウホウ
US4452766A (en) Double alkali process for removal of sulfur dioxide from gas streams
EP0620187A1 (en) Process for the simultaneous absorption of sulfur oxides and production of ammonium sulfate
US4246245A (en) SO2 Removal
US4147756A (en) Combustion gas scrubbing system
US4000991A (en) Method of removing fly ash particulates from flue gases in a closed-loop wet scrubbing system
US3873673A (en) Wet scrubbing of flue gas for SO{HD x {b removal
US3701824A (en) Method of removing odoriferous sulphur compounds from vapours or gas streams
US4141961A (en) Production of H2 S from SO2 obtained from flue gas
US3784680A (en) Cyclical process for recovery of elemental sulfur from waste gases
US5645807A (en) Magnesium-enhanced sulfur dioxide scrubbing with gypsum formation
EP0097240B1 (en) Process for removal of sulfur oxides from hot gases
CN102284238A (zh) 一种双碱法烟气脱硫工艺
EP0484637B1 (en) Sulfur dioxide removal from gases using a modified lime
US5558848A (en) Clear liquid acid flue gas desulfurization system
US3983225A (en) Recovery of sulfur from sulfur dioxide rich aqueous absorbents
US3989464A (en) Sulfur dioxide scrubbing system
US3879521A (en) Removal of SO{HD 2 {B from flue gas
JPH0141376B2 (ja)
US3650692A (en) Removal of sulfur dioxide from waste gases
US4588567A (en) Recovery of concentrated H2 S from SO2 contained in flue gas
US4411875A (en) Dual alkali process for combustion gas cleaning