JPS5931217Y2 - 経皮血中酸素分圧測定用センサ−の較正器具 - Google Patents
経皮血中酸素分圧測定用センサ−の較正器具Info
- Publication number
- JPS5931217Y2 JPS5931217Y2 JP16540979U JP16540979U JPS5931217Y2 JP S5931217 Y2 JPS5931217 Y2 JP S5931217Y2 JP 16540979 U JP16540979 U JP 16540979U JP 16540979 U JP16540979 U JP 16540979U JP S5931217 Y2 JPS5931217 Y2 JP S5931217Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- calibration
- partial pressure
- sensor
- oxygen partial
- blood oxygen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は動脈血中の酸素濃度を経皮的に連続測定するセ
ンサーの測定値を較正する較正器具に関するものである
。
ンサーの測定値を較正する較正器具に関するものである
。
血液、特に動脈血中の酸素濃度（又は分圧）を知ること
は、新生児並びに人工呼吸を必要とする重傷患者の呼吸
管理を行なう上で極めて重要である。
は、新生児並びに人工呼吸を必要とする重傷患者の呼吸
管理を行なう上で極めて重要である。
動脈血中の酸素濃度を測定する方法として動脈中の血液
を抜き取って直接測定する方法とは異なり血液から皮下
組織を通じて拡散して来る酸素を皮膚の表面で捕促し、
患者に苦痛を与えることなくかつ経時的に連続測定可能
とした経皮血中酸素濃度測定法は既に知られている。
を抜き取って直接測定する方法とは異なり血液から皮下
組織を通じて拡散して来る酸素を皮膚の表面で捕促し、
患者に苦痛を与えることなくかつ経時的に連続測定可能
とした経皮血中酸素濃度測定法は既に知られている。
本考案は、かかる経皮血中酸素濃度測定用センサーの測
定値を較正する較正器具に関するものである。
定値を較正する較正器具に関するものである。
第１図は、本較正法を適用する代表的な経皮血中酸素分
圧測定用センサーの構造を示したもので金、白金等の貴
金属よりなる陰極と、絶縁材２を介して同心円状に配置
した銀等の陽極３からなる電極の一方の端面に電解液６
を保持するように固定支持した電極膜４との組み合せよ
りなる電極部と、ヒーター線８、温度検出素子９を内蔵
した皮膚加熱部１０とから構成されている。
圧測定用センサーの構造を示したもので金、白金等の貴
金属よりなる陰極と、絶縁材２を介して同心円状に配置
した銀等の陽極３からなる電極の一方の端面に電解液６
を保持するように固定支持した電極膜４との組み合せよ
りなる電極部と、ヒーター線８、温度検出素子９を内蔵
した皮膚加熱部１０とから構成されている。
第２図及び第３図は、従来使用されている較正法の原理
を示したもので、第２図は較正容器、第３図は検量線を
示したものである。
を示したもので、第２図は較正容器、第３図は検量線を
示したものである。
第２図１１はアクリル樹脂、ガラス等の透明材質よシな
る容器、１２は容器内に入れた水を一定温度に加熱する
ためのヒーター、１３は温度検出素子（例えばサーミス
ター）、１４は圧送する気体を微小な泡状体とするため
の多孔質材（例えばガラスフィルター）、１５は蒸留水
、１６はセンサーを固着するための押えバネ、１７は空
気圧送ポンプからの配管、１８はＮ２ ガスボンベから
の配管、１９はガス切り要用の三方括栓、２０は較正す
るセンサーを示す。
る容器、１２は容器内に入れた水を一定温度に加熱する
ためのヒーター、１３は温度検出素子（例えばサーミス
ター）、１４は圧送する気体を微小な泡状体とするため
の多孔質材（例えばガラスフィルター）、１５は蒸留水
、１６はセンサーを固着するための押えバネ、１７は空
気圧送ポンプからの配管、１８はＮ２ ガスボンベから
の配管、１９はガス切り要用の三方括栓、２０は較正す
るセンサーを示す。
以下従来行なっている較正法を順を追って説明する。
較正容器中の水温をセンサーの測定温度、例えば４４℃
に設定し、空気ポンプより微量の空気を圧送する。
に設定し、空気ポンプより微量の空気を圧送する。
圧送された空気は、較正容器中の多孔質板１４を通る時
に、微細な気泡となって４４℃に加熱された水中１５を
通過し、この時空気は水温とほぼ同温度になると共に、
その温度における飽和水蒸気を含んだいわゆる湿潤空気
となってセンサー２０の電極膜面と接触し、引き続いて
、較正容器の外部に放出される。
に、微細な気泡となって４４℃に加熱された水中１５を
通過し、この時空気は水温とほぼ同温度になると共に、
その温度における飽和水蒸気を含んだいわゆる湿潤空気
となってセンサー２０の電極膜面と接触し、引き続いて
、較正容器の外部に放出される。
従ってセンサーの電極膜面ば
で示される一定の酸素分圧に絶えず接触することになり
、この時のセンサーの電解電流値をＰａｉ ｒと決めれ
ば、２点較正における上限の較正が出来たことになる。
、この時のセンサーの電解電流値をＰａｉ ｒと決めれ
ば、２点較正における上限の較正が出来たことになる。
次に三方活栓１９を切り変えＮ２ボンベ−よりＮ２ガス
を圧送すれば、較正容器内の空気はＮ２ガスによって置
換され、電極膜面ば、酸素分圧０の状態となる。
を圧送すれば、較正容器内の空気はＮ２ガスによって置
換され、電極膜面ば、酸素分圧０の状態となる。
従ってこの時の電解電流値を酸素分圧０と決めることに
より２点較正法の下限の較正が出来たことに゛なる。
より２点較正法の下限の較正が出来たことに゛なる。
第３図は、前記の方法で求めた検量線図であシ、この検
量線図を用いることにより、気体或いは液体中の酸素濃
度を定量することが出来る。
量線図を用いることにより、気体或いは液体中の酸素濃
度を定量することが出来る。
前記従来法は、較正値の精度という面では極めて正確で
、この点では優れた較正方法であるが、臨床現場にＮ２
ボンベ−１空気ポンプ等、持ち込む必要があり、その上
Ｎ２ガス圧及び空気圧等の調整、その他較正容器の温見
較正容器の置き場所を捜す等種々の繁雑さがある。
、この点では優れた較正方法であるが、臨床現場にＮ２
ボンベ−１空気ポンプ等、持ち込む必要があり、その上
Ｎ２ガス圧及び空気圧等の調整、その他較正容器の温見
較正容器の置き場所を捜す等種々の繁雑さがある。
これらの事柄は通常の実験室内では問題とならない７に
一般的に臨床現場は狭く、種々の機器が置かれているた
め、前記の繁雑さが大きな欠点となり、臨床現場では極
めて深刻な問題として重要視される。
一般的に臨床現場は狭く、種々の機器が置かれているた
め、前記の繁雑さが大きな欠点となり、臨床現場では極
めて深刻な問題として重要視される。
本考案は、前記の欠点を改良し、臨床現場に於て簡便に
、しかも正確に較正出来る経皮的血中酸素分圧測定用セ
ンサーの較正器具を提供するものである。
、しかも正確に較正出来る経皮的血中酸素分圧測定用セ
ンサーの較正器具を提供するものである。
第４図は、本考案による較正器具及び較正法を示したも
ので、２１は、ゴム、プラスチック、発泡体等の熱絶縁
材よりなる較正器具の本体部、２２は、スポンジ、沢紙
、不織布等からなる水分を保持するための吸水材、２３
は較正器具にセンサーを装着した１１、架台上或いは測
定器の表面に固着させるための磁石を示す。
ので、２１は、ゴム、プラスチック、発泡体等の熱絶縁
材よりなる較正器具の本体部、２２は、スポンジ、沢紙
、不織布等からなる水分を保持するための吸水材、２３
は較正器具にセンサーを装着した１１、架台上或いは測
定器の表面に固着させるための磁石を示す。
第４図のａは、較正器具にセンサー２４を取り付け、較
正を行なっているところ及びす、ｂ’は較正器具の平面
図並びに断面図を示したものである。
正を行なっているところ及びす、ｂ’は較正器具の平面
図並びに断面図を示したものである。
第５図は、本較正法による０点の較正法を示したもので
、２４は膜面を上にしたセンサー ２６ば、亜硫酸ナト
リウム、亜硝酸ナトリウム、ピロガロール、ハイドロサ
ルファイド等の還元剤ヲ含む水溶液を滴下するためのス
ポイト、２７はセンサーの膜面に滴下した前記還元剤を
含む水溶液を示したものである。
、２４は膜面を上にしたセンサー ２６ば、亜硫酸ナト
リウム、亜硝酸ナトリウム、ピロガロール、ハイドロサ
ルファイド等の還元剤ヲ含む水溶液を滴下するためのス
ポイト、２７はセンサーの膜面に滴下した前記還元剤を
含む水溶液を示したものである。
次に本考案による較正器具により、前記経皮血中酸素濃
度測定用センサーを較正する方法を説明する。
度測定用センサーを較正する方法を説明する。
即ち第４図に示した較正器具の吸水剤上に微量の蒸留水
を滴下し、次に第４図ａのごとくセンサーを装着する。
を滴下し、次に第４図ａのごとくセンサーを装着する。
これによって較正器具内の空隙２５ば、センサーの加熱
装置からの熱で一定温度となり、しかもこの温度におけ
る飽和水蒸気を含んだ空気、従って一定の酸素分圧を有
する空気が充満した状態となる。
装置からの熱で一定温度となり、しかもこの温度におけ
る飽和水蒸気を含んだ空気、従って一定の酸素分圧を有
する空気が充満した状態となる。
従って電極面は前記既知の酸素分圧に接触することにな
シ、センサーの上限値が正しく較正出来ることになる。
シ、センサーの上限値が正しく較正出来ることになる。
０点の較正は、第５図に示したごと〈還元剤を含む水溶
液を電極膜面に滴下することにより、膜面ば酸素濃度０
の状態が形成されるためセンサーの０点の較正が可能と
なる。
液を電極膜面に滴下することにより、膜面ば酸素濃度０
の状態が形成されるためセンサーの０点の較正が可能と
なる。
前記のごとく本較正法によると、従来Ｎ２ガスボンベ、
空気ポンプ等を臨床現場へ持ち込む必要があったが、こ
れらの繁雑さが一際不要となり、極めて簡便かつ迅速に
経皮血中酸素分圧測定用センサーの較正が出来る。
空気ポンプ等を臨床現場へ持ち込む必要があったが、こ
れらの繁雑さが一際不要となり、極めて簡便かつ迅速に
経皮血中酸素分圧測定用センサーの較正が出来る。
第１図は経皮血中酸素分圧測定用センサーの説明図で、
第２図は従来使用されている較正器、第３図は検量線図
。 第４図ａｔｔｚｂ’は本考案によりなる較正器具の説明
図、第５図は０点の簡易較正法の説明図。 １・・・・・・陰極、２・・・・・・絶縁材、３・・・
・・・陽極、４・・・・・・電極膜、５・・・・・・膜
ホルダー ６・・・・・・電解液、Ｉ・・・・・・電極
ホルダー、８・・・・・・ヒーター線、９・・・・・・
感熱素子、１０・・・・・・皮膚加熱体、１１・・・・
・・溶器、１２・・・・・・ヒーター、１３・・・・・
・温度検出素子、１４・・・・・・多孔質体、１５・・
・・・・蒸留水、１６・・・・・・押えバネ、１７・・
・・・・空気ポンプの配管、１８・・・・・・Ｎ２ガス
ボンベからの配管、１９・・・・・・三方活栓、２０・
・・・・・センサー、２１・・・・・・較正器具本体部
、２２・・・・・・吸水剤、２３・・・・・・磁石、２
４・・・・・・センサー、２５・・・・・・空隙部、２
６はスポイト、２７は還元剤を含む水溶液等を示す。
第２図は従来使用されている較正器、第３図は検量線図
。 第４図ａｔｔｚｂ’は本考案によりなる較正器具の説明
図、第５図は０点の簡易較正法の説明図。 １・・・・・・陰極、２・・・・・・絶縁材、３・・・
・・・陽極、４・・・・・・電極膜、５・・・・・・膜
ホルダー ６・・・・・・電解液、Ｉ・・・・・・電極
ホルダー、８・・・・・・ヒーター線、９・・・・・・
感熱素子、１０・・・・・・皮膚加熱体、１１・・・・
・・溶器、１２・・・・・・ヒーター、１３・・・・・
・温度検出素子、１４・・・・・・多孔質体、１５・・
・・・・蒸留水、１６・・・・・・押えバネ、１７・・
・・・・空気ポンプの配管、１８・・・・・・Ｎ２ガス
ボンベからの配管、１９・・・・・・三方活栓、２０・
・・・・・センサー、２１・・・・・・較正器具本体部
、２２・・・・・・吸水剤、２３・・・・・・磁石、２
４・・・・・・センサー、２５・・・・・・空隙部、２
６はスポイト、２７は還元剤を含む水溶液等を示す。
Claims (1)
- ゴム、プラスチック、発泡体等の熱絶縁性材料により、
センサーの上端側を除く外周部を覆い、かつ電極膜側に
空隙を設け、該空隙の中に、スポンジ、１紙、不織布等
の吸水性材料を介在させることを特徴とした経皮血中酸
素分圧測定用センサーの較正器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16540979U JPS5931217Y2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | 経皮血中酸素分圧測定用センサ−の較正器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16540979U JPS5931217Y2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | 経皮血中酸素分圧測定用センサ−の較正器具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5681707U JPS5681707U (ja) | 1981-07-02 |
| JPS5931217Y2 true JPS5931217Y2 (ja) | 1984-09-05 |
Family
ID=29676325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16540979U Expired JPS5931217Y2 (ja) | 1979-11-28 | 1979-11-28 | 経皮血中酸素分圧測定用センサ−の較正器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5931217Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-28 JP JP16540979U patent/JPS5931217Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5681707U (ja) | 1981-07-02 |
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