JPS5930705Y2 - 無端「す」式海苔製造装置における海苔水分検知器 - Google Patents
無端「す」式海苔製造装置における海苔水分検知器Info
- Publication number
- JPS5930705Y2 JPS5930705Y2 JP1981095536U JP9553681U JPS5930705Y2 JP S5930705 Y2 JPS5930705 Y2 JP S5930705Y2 JP 1981095536 U JP1981095536 U JP 1981095536U JP 9553681 U JP9553681 U JP 9553681U JP S5930705 Y2 JPS5930705 Y2 JP S5930705Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seaweed
- moisture detector
- endless
- moisture
- manufacturing equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Edible Seaweed (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は無端簀式海苔製造装置に使用する海苔水分検知
器に係り、乾燥室内を走行する無端簀に展着する未乾燥
海苔の水分量を、該未乾燥海苔を痛めることなく連続的
に検知できるようにしたものである。
器に係り、乾燥室内を走行する無端簀に展着する未乾燥
海苔の水分量を、該未乾燥海苔を痛めることなく連続的
に検知できるようにしたものである。
乾海苔の製造工程中、海苔乾燥作業はきわめて重要な工
程であって、乾燥程度に過不足があると、海苔を簀から
剥ぎとる際に海苔が破れたり、簀から剥ぎとった後に縮
みを生じて商品価値を失ってしまうこととなる。
程であって、乾燥程度に過不足があると、海苔を簀から
剥ぎとる際に海苔が破れたり、簀から剥ぎとった後に縮
みを生じて商品価値を失ってしまうこととなる。
したがって高品質の乾海苔を製造するには、乾燥室内に
おいて乾燥中の海苔の水分をできるだけ正しくしかも連
続的に検知し、その検知結果にしたがって乾燥室の温度
制御等を厳密に行う必要がある。
おいて乾燥中の海苔の水分をできるだけ正しくしかも連
続的に検知し、その検知結果にしたがって乾燥室の温度
制御等を厳密に行う必要がある。
しかしながら乾燥室内においては簀に展着する海苔は含
水率が高くきわめて柔かいため、水分検知器が不適切だ
と、かかる柔かい未乾燥海苔は該水分検知器により乱さ
れてしまう。
水率が高くきわめて柔かいため、水分検知器が不適切だ
と、かかる柔かい未乾燥海苔は該水分検知器により乱さ
れてしまう。
そこで本考案は上記の点を勘案し、特に無端簀式海苔製
造装置において海苔水分の連続検知を可能とする水分検
知器を提供する目的でなされたものであって、乾燥室内
を走行する無端簀の表面に展着する海苔に、その外周面
が当接する一対の導電性ロールを間隔をおいて回転自在
に並設し、両導電性ロール間を流れる電流の多少により
海苔水分量を検知するようにしたものであり、かくする
ことにより未乾燥の柔かい海苔を痛めることなく、その
水分の連続検知を行えるようにしたものである。
造装置において海苔水分の連続検知を可能とする水分検
知器を提供する目的でなされたものであって、乾燥室内
を走行する無端簀の表面に展着する海苔に、その外周面
が当接する一対の導電性ロールを間隔をおいて回転自在
に並設し、両導電性ロール間を流れる電流の多少により
海苔水分量を検知するようにしたものであり、かくする
ことにより未乾燥の柔かい海苔を痛めることなく、その
水分の連続検知を行えるようにしたものである。
以下、図に沿って本考案の実施例の説明を行う。
第１図は無端簀式海苔製造装置の全体側面図であって、
無端簀Ｍは抄部１、脱水部２を経て乾燥室３へ入り、乾
燥室３内を波形走行した後剥離部４を通り、再び抄部１
へ戻るようになっている。
無端簀Ｍは抄部１、脱水部２を経て乾燥室３へ入り、乾
燥室３内を波形走行した後剥離部４を通り、再び抄部１
へ戻るようになっている。
乾燥室３の略中央部の上方には海苔水分検知器５が設置
しである。
しである。
６は第二実施例（後述）の海苔水分検知器であって、乾
燥室３０入口付近に設置しである。
燥室３０入口付近に設置しである。
第２図及び第３図は上記海苔水分検知器５の側面図およ
び正面図であって、本水分検知器５は水分率が約３００
％程度の所に設置されている。
び正面図であって、本水分検知器５は水分率が約３００
％程度の所に設置されている。
本水分検知器５を構成する一対の支板７，７の下端には
、一対の導電性ロール８，８が互いに間隔をおいて回転
自在に軸着されて並設されており、各ロール８，８の外
周面は無端簀Ｍの表面に展着する未乾燥の海苔ｍに当接
している。
、一対の導電性ロール８，８が互いに間隔をおいて回転
自在に軸着されて並設されており、各ロール８，８の外
周面は無端簀Ｍの表面に展着する未乾燥の海苔ｍに当接
している。
また各ロール８．８の外周面には海苔ｍへの接触をよく
するとともに、海苔くずが付着して感度が低下するのを
防止し、且つ柔かい未乾燥の海苔ｍをかぎ乱さないよう
にローレット目が形成されている。
するとともに、海苔くずが付着して感度が低下するのを
防止し、且つ柔かい未乾燥の海苔ｍをかぎ乱さないよう
にローレット目が形成されている。
各支板７．７の上端に絶縁棒９に軸着されており、また
、各支板７，７は演算回路１０と接続されている。
、各支板７，７は演算回路１０と接続されている。
上記構成において、抄部１にて生海苔ｍを抄き上げた無
端簀Ｍは脱水部２を通り、乾燥室３へ入る。
端簀Ｍは脱水部２を通り、乾燥室３へ入る。
乾燥室３内を波形走行するうちに、生海苔ｍは次第に乾
燥され、含水率が相当程度（約３００係）まで低下した
所で上記水分検知器５により水分検知器が行われる。
燥され、含水率が相当程度（約３００係）まで低下した
所で上記水分検知器５により水分検知器が行われる。
前述のように、海苔ｍには一対のロール８，８が間隔を
おいて当接されており、各ロール８．８間の電気抵抗は
海苔ｍの水分量に反比例する。
おいて当接されており、各ロール８．８間の電気抵抗は
海苔ｍの水分量に反比例する。
従って水分量が過剰な場合は設定値地上の電流が流れ、
これと反対に水分量が過少なときには設定値以下の電流
しか流れない。
これと反対に水分量が過少なときには設定値以下の電流
しか流れない。
このようｉｃ海苔ｒｒｌ当接して回転する各ロール８゜
８間を流れる電流の大きさにより、海苔ｍの水分量を連
続的に検知し、その結＊ニしたがってバーナの燃焼をオ
ン、オフさせるなどして温度調節を行えばよい。
８間を流れる電流の大きさにより、海苔ｍの水分量を連
続的に検知し、その結＊ニしたがってバーナの燃焼をオ
ン、オフさせるなどして温度調節を行えばよい。
第４図は本考案の他の実施例の海苔水分検知器６を示す
ものであって、第１図に示すように本水分検知器６は乾
燥室３０入日付近に設置される。
ものであって、第１図に示すように本水分検知器６は乾
燥室３０入日付近に設置される。
本水分検知器６０ロール１１の外周面には導電性の針１
２が多数植設されており、針１２が海苔ｍにつき刺るよ
うになっている。
２が多数植設されており、針１２が海苔ｍにつき刺るよ
うになっている。
前述のように、乾燥初期においては海苔ｍの含水率はき
わめて高く、上記第一実施例のロール８，８を当接させ
ると海苔ｍは刀・き乱されたり、ロール８に海苔くずが
付着して感度が低下する虞れがある。
わめて高く、上記第一実施例のロール８，８を当接させ
ると海苔ｍは刀・き乱されたり、ロール８に海苔くずが
付着して感度が低下する虞れがある。
しかしながら本実施例のよ’１ｍ海苔ｍとの接触を針１
２によって行うようにすると、海苔ｍをかぎ乱したり海
苔くずが付着して感度が低下する虞れはなく、従って乾
燥初期においても確実に海苔ｍの水分検知を行うことが
できる。
２によって行うようにすると、海苔ｍをかぎ乱したり海
苔くずが付着して感度が低下する虞れはなく、従って乾
燥初期においても確実に海苔ｍの水分検知を行うことが
できる。
地上説明したように本考案に係る無端簀式海苔製造装置
の海苔水分検知器は、乾燥室３内を走行する無端簀Ｍの
表面に展着する海苔ｍに、その外周面が当接する一対の
導電性ロー／Ｉ／８ 、１１を間隔をおいて回転自在に
並設しているので、未乾燥の柔かい海苔ｍを痛めること
なく、その水分検知を連続的に行うことができる。
の海苔水分検知器は、乾燥室３内を走行する無端簀Ｍの
表面に展着する海苔ｍに、その外周面が当接する一対の
導電性ロー／Ｉ／８ 、１１を間隔をおいて回転自在に
並設しているので、未乾燥の柔かい海苔ｍを痛めること
なく、その水分検知を連続的に行うことができる。
図は本考案の実施例を示すものであって、第１図は全体
概略側面図、第２図は水分検知器の側面図、第３図は同
正面図、第４図は他の実施例の側面図である。 ３・・・乾燥室、５．６・・・水分検知器、８，１１・
・・導電性ロール、１０・・・演算回路、Ｍ・−・無端
簀、ｍ・・・海苔。
概略側面図、第２図は水分検知器の側面図、第３図は同
正面図、第４図は他の実施例の側面図である。 ３・・・乾燥室、５．６・・・水分検知器、８，１１・
・・導電性ロール、１０・・・演算回路、Ｍ・−・無端
簀、ｍ・・・海苔。
Claims (1)
- 乾燥室内を走行する無端簀の表面に展着する海苔に、そ
の外周面が当接する一対の導電性ロールを間隔をおいて
回転自在に並設して成り、上記各導電性ロールを演算回
路に接続するようにした無端簀式海苔製造装置における
海苔水分検知器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981095536U JPS5930705Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 無端「す」式海苔製造装置における海苔水分検知器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1981095536U JPS5930705Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 無端「す」式海苔製造装置における海苔水分検知器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS581294U JPS581294U (ja) | 1983-01-06 |
| JPS5930705Y2 true JPS5930705Y2 (ja) | 1984-09-01 |
Family
ID=29890437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1981095536U Expired JPS5930705Y2 (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 無端「す」式海苔製造装置における海苔水分検知器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5930705Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01110719U (ja) * | 1988-01-21 | 1989-07-26 | ||
| JPH0412979Y2 (ja) * | 1988-11-11 | 1992-03-27 | ||
| JP2006200570A (ja) | 2005-01-18 | 2006-08-03 | Sanden Corp | 電磁クラッチ |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP1981095536U patent/JPS5930705Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS581294U (ja) | 1983-01-06 |
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