JPS593064B2 - 垂直同期パルス抽出回路 - Google Patents

垂直同期パルス抽出回路

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JPS593064B2
JPS593064B2 JP52054519A JP5451977A JPS593064B2 JP S593064 B2 JPS593064 B2 JP S593064B2 JP 52054519 A JP52054519 A JP 52054519A JP 5451977 A JP5451977 A JP 5451977A JP S593064 B2 JPS593064 B2 JP S593064B2
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JP
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pulse
transistor
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信和 細矢
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテレビジョン信号から垂直同期パルスの分割パ
ルスを抽出する回路に関するものである。
垂直同期パルスは第1図イにおいて示す複合映像信号波
形からも分るように垂直帰線期間内に3H分相当期間に
わたつて送られているが、周知の如く切り込みAによつ
て6個に分割されている。5 このような垂直同期パル
スの分割パルスの抽出は例えば第19ラインに挿入され
て送られているVIR(パーテイカル・インターバル・
リフアレンス)信号を受像機側において取り出す場合に
カウンタにより水平周波数パルスを計数して開始パ10
ルスよりの所定のパルス数のところで抜き出す際に、そ
の開始パルスとしてを利用するのに必要であるからであ
る。
固、前記VIR信号は第2図に示すようにクロマ基準、
輝度基準、黒基準などの各種基準信号からなつており、
該信号を送信する15目的は放送局側から一般家庭のテ
レビジョン受像機に届く間に色映像情報の色相、明るさ
、コントラストなどが劣化しがちであり、また受像機側
の回路の誤差などによつても同様の劣化が生じるので、
これを放送局側からの基準信号(VIR信号)加 によ
り補正するようにするためであり、既に米国にお(・て
は2〜3の放送局がこのVIR信号を垂直帰線期間内に
挿入して送つている。本発明において抽出される垂直同
期パルスの分割パルスは前記VIR信号の抜き取りのた
めにの25み使用されるものでなく、静止圃放送信号を
抜き取るためや、その他種々の用途に用いられるが、本
明細甫ではVIR信号抜き取りに使用する場合を例とし
て挙げることにより本発明回路の用途についても説明す
ることにする。
勿 ところで従来のVIR信号抜き取りのために採用さ
れていたカウント開始パルスの作成は複合同期信号を積
分すると共に、その積分出力でパルスを得るようにして
いた。
しカルながら、このようなものにおいては前記35パル
スの開始点が異なり正確なVIR信号抜き取りが行なわ
れないという虞がある。
この点を第3図に従い説明すると、第3図においてイ、
イ′はiり【−第1図の複合映像信号イの一部を示して
おり、イは偶数フイールド、イ7は奇数フイールドのも
のである。
今、偶数フイールドの同期信号を積分するとヲのように
なるが、奇数フイールドの場合には垂直帰線期間の最初
の等化パルスの直前における水平同期パルスP′1が偶
数フイールドの場合のそれよりも近接しているため、積
分出ガラ7はヲの場合より大きくなり、その分だけトリ
ガ−レベルの開始点が早くなり、結局後段のパルス発生
手段からの出力パルスの立土り時間は力に示す偶数フイ
ールドの場合よりも力1に示す奇数フイールドの場合の
方が早くなり、両者は一致しない。従つて、このパルス
を遅延して19ライン目をもカバーする幅広いパルスと
なし、その間における水平周期のパルス数をカウントし
て、その所定のカウント数においてVlR信号抜き取り
パルスを生ぜしめるとしても抜き取りパルス発生の時間
的位置が偶数フイールドと奇数フイールドで異なり、い
ずれか一方のフイールドではVIR信号が抜き取れない
という結果に至る。また積分出力の一定レベルでパルス
を発生する際に積分出力は第3図ヲ,ヲ7に示すように
キサキサを有するので、このキサキサによつても誤動作
が生じ易いという欠点もあり適当でない。また前記一定
レベルの調整を行なうための調整手段を設け、これによ
り適当に調整しなければならない。本発明は垂直同期パ
ルス、特にその分割パルスを簡単な構成で確実に抽出し
うる回路を提案するものであり、それによつてIR信号
取り出しを確実にするものである。
以下図面に示した実施例に従つて本発明回路を詳述する
本発明では、第4図に示すようにレベル検出回路1を構
成する第1トランジスタT1のベースと基準電位点間に
コンデンサC1と第3トランジスタT3のコレクタ・エ
ミツタ間を挿入し、この第3トランジスタT3のベース
に第1図口に示す負極性の複合同期信号を加えて等化パ
ルスP2垂直同期パルスの分割パルス(以下「垂直同期
パルス」という)P3、水平同期パルスP1の各期間の
み第3トランジスタT3をオフとしている。尚、抵抗R
1は前記コンデンサC1と第1トランジスタT1の接続
点に電源+Vccを結合する手段を構成している。従つ
て、前記各期間では電源十Vccより抵抗R1を介して
コンデンサC1に充電電流が流れトランジスタT1のベ
ース電位は上がる。しかし、前記3種類のパルス期間に
おけるベース電位は同一でなく、パルス幅の一番大きい
垂直同期パルスP3期間では高く、次いで水平同期パル
スP1の期間、等化パルスP2の期間の順となる。即ち
、第1図ハに示すように第1トランジスタT1のベース
電位は等化パルス期間と水平同期パルス期間では、それ
ぞれE2,Elと低い電圧値までしか上昇せず、垂直同
期パルス期間では高い電圧値E3まで上昇する。従つて
、レベル検出回路1の第2トランジスタT2のベースバ
イア几6ス ? ×Vccをバイアス抵抗R6,R7に
R6+R7よつて となるように選定しておけば、第1トランジスタT1は
垂直同期パルスP3の期間のみ導通し、等化パルスP2
及び水平同期パルスP1の期間ではオフとなる。
従つて第2トランジスタT2のコレ“クタには正極性の
垂直同期パルスのみが生じることになる。向、第3トラ
ンジスタT3が前記等化パルス、垂直同期パルス、水平
同期パルスの期間以外のところではオンとなつてコンテ
ンサC1に蓄積された電荷を全て第3トランジスタC1
のコレクタ・エミツタ路を通して放出するので、第3図
のヲ,ヲ7の如く積分出力がパルスごとに遂次加算され
ていくことがなく、いわばデイジタル的なパルス出力を
得ることができる。従つて、本発明の回路では垂直パル
スの抽出が確実であると共に、レベル設定はVccと、
抵抗R6,R7によつて決定しておくだけでよく、後で
このレベルを調整する等の必要がなく便利である。第5
図以下は本発明の垂直同期パルス抽出回路2を採用して
IR信号を抜き取るためのパルスを発生する装置につい
て示している。
第5図はそのプロツク回路図であつて、2は前記垂直同
期パルス抽出回路、3は水平周波数のパルスを供給する
手段、4は前記垂直同期パルスと水平周波数パルスをカ
ウントするカウンタ、5は前記カウンタが垂直同期パル
スを偶数個カウントしてから後、水平周波数パルスをカ
ウンタに加えるように前記カウンタへのパルス供給を制
御する手段、そして6は前記カウンタの内容がVIR信
号の挿入されているラインに相当するカウント数に至つ
たところで略1Hの幅のパルスを発生する回路である。
このような装置の各構成要素は付属回路と共に更に第6
図において具体化されている。この第6図はIC用に構
成した回路を示しており、1番ピン1には前記コンデン
サC1が外付けされている。第1図の複合映像信号をテ
レビジヨン受像機の通常の同期分離回路を通すことによ
り得られる複合同期パルス〔第1図口参照〕は2番ピン
2からスイツチングトランジスタT1のベースに加えら
れる。レベル検出回路1の出力パルスは次段のトランジ
スタT4をオフにしてそのコレクタ側の電圧分割点aに
負極性のパルスを生ぜしめる。即ち、トランジスタT4
は通常はT2の導通によりベース電位が下つてオンとな
り、点aは;定の高レベル電位となつているが、前述の
ようにトランジスタT2のコレクタに正極性パルスが現
われたときにはオフになつて点aはアース電位になるか
らである。FIiJ、点aに生じるパルスは第1図ハの
大きな鋸歯状波電圧に従い6ケ生じる筈であるが、後述
するように本実施例では2個以後は図示のように接続さ
れたトランジスタT5をオンすることにより実質的に無
効としているので第1図二では2個のみ示している。向
、2番ピン2に接続されたツエナーダイオードD2はノ
イズ対策用として導入したものである。
次にカウンタ4はT・フリツブフロツブを5個縦続して
構成しており、図ではそのうちの1つのT・フリツブフ
ロツブF1のみ具体的に示し、他はプロツクF2,F3
,F4,F5のみで示しているが、これらは全て同一の
回路構成である。T・フリツブフロツブF1は当初S1
が低レベルになるようにりセツトパルスにより制御され
るのでTl.がオフでTllがオンとなつてTllのエ
ミツタ電流はT6を通つてアースに流れているが、前記
垂直同期パルス抽出回路2の点aに生じた負極性パルス
がトランジスタT6,T7に与えられると、これらT6
,T7はオフとなつてTllのエミツタ電流はT のコ
レクタ・エミツタを通じて流れることができず、T8の
ベースに流れ込む。このためT8がオンとなり、TlO
.のベース・エミツタ間バイアスがかかつて、T・フリ
ツブフロツブは状態を反転し、TlOがオン、Tllが
オフとなる。カウンタ4が、その入力パルスを2個カウ
ントした時、第1デコーダ・トランジスタTl8のエミ
ツタは全てハイレベル入力信号となり、そのコレクタに
接続されたトランジスタTl6をオンとする。このため
、フリツブフロツブF6はTl4がオン、Tl5がオフ
となる。そして、前記Tl5のオフに従つて、T5がオ
ンとなるので先にも述べたように差動対を構成するトラ
ンジスタT2のコレクタに生じるパルスはそれ以降は無
効とされカウンタ4に加わることはない。しかしながら
、前記フリツブフロツブF6を構成する他方のトランジ
スタTl4のオンに従つて、Tl2がオフ、Tl3がオ
ンとなるので、3番ピン3からのフライバツクパルスが
Tl3を通じてカウンタ4に次々と加えられることにな
る。このように、最初の2個は垂直同期パルスが加えら
れ、引き続いて、フライバツクパルスが加えられるカウ
ンタ4の各構成T・フリツブフロツブFl,F2,F3
,F4,F5の第1出力ヌは第1図のSl,S2,S3
,S4,S5のようになる。向、垂直同期パルスを2個
カウントしてからフライバツクパルスをカウンタに加え
るようにしているが、カウントすべき垂直同期パルスは
2個に限定する必要はなく、4個でも6個でもよく、結
局偶数であればよい。
しかしながら、奇数個のカウントでは、偶数フイールド
と奇数フイールドのいずれか一方で誤動作が生じること
になるので、避けなければならない。例えば第7図に示
すように、一個の垂直同期パルスのみをカウントして行
なう場合について説明すると、偶数フイールドではフラ
イバツクパルスホと抽出垂直同期パルスニの位置が略同
じ位置にあるので、カウンタ4に入力されるパルスは卜
のようになるが、奇数フイールドでは抽出垂直同期パル
スニ5がフライバツクパルスホ5の繰返し位置からずれ
たところにあるので、カウンノ4に入力されるパルスは
卜′に示すように1つ多くなつてしまう。IR信号抜き
取りパルスを発生せしめる場合には、開始パルスから一
定数のカウントにより発生させるようにしているので、
第7図のようにした場合には、いずれか一方のフイール
ドではVIR信号が抽出されないという不都合な結果に
なる。この点、抽出垂直同期パルスを偶数個カウントし
てからフライバックパルスをカウンタに加えるようにす
ると偶数フイールド、奇数フイールドともVIR信号の
挿入されているラインまでのカウント数が同一となり、
前記のようにいずれか一方のフイールドで誤動作が生じ
るという虞れはなくなる。
ただし、偶数個のうちでも、特に2個に選定した場合に
は弱電界時においても確実な動作が期待できるという利
点がある。即ち、弱電界時には同期分離回路から得られ
る垂直同期パルスは第9図に示すように第3番目から以
降崩れがちとなるが、最初の2個あたりまではかなりし
つかりしたパルスとなつているからである。次に、この
ようにしてパルスが入力されるカウンタ4が所定数のパ
ルスをカウントしたときVIR信号抜き取りパルスを発
生する回路6は第2デコーダトランジスタT32と、そ
のコレクタに接続されたトランジスタT34,T35及
び、T36,T37から構成される。
前記第2デコーダ・トランジスタT32のエミッタはカ
ウンタ4の出力Sl,S2,S3S4,S5が与えられ
るよう接続されており、このため第1図のヌに示す波形
から窺知できるように17のカウント数のところで、T
32の入力は全てハイレベルとなるので、該第2デコー
ダ・トランジスタT32はオフとなり、従つてそのコレ
クタに接続されたトランジスタT34はオン、T35は
オフとなつて点bには略1H分に相当する負極性のゲー
トパルス〔第1図ル参照〕が生じる。同時にトランジス
タT36がオフになることから、トランジスタT37は
導通し、そのエミツタに略1H分に相当する正極性のゲ
ートパルスを生じる。向、このように正負のゲートパル
スを発生するか否は後続する回路(図示せず)との関係
において決せられるべきものであり、従つていずれか一
方のゲートパルスだけでもよい場合も、あることはいう
までもない。前記第2デコーダ・トランジスタT32は
21個のカウントパルスのうち17個のカウント以外の
ところでは工4ミツタ入力の少くともいずれか1つがロ
ーレベルとなるので導通し、従つてコレクタに接続され
たトランジスタT34以降の回路状態が全て反転し、前
記のゲートパルスは現われない。またベースに接続され
たトランジスタT33は、3番ピン3からのフライバツ
クパルス〔第1図ホ〕が与えられて、該フライバツクパ
ルスの期間のみ導通し、そのコレクタ電位、従つてトラ
ンジスタT32,T34のベースをアース電位に落すの
で、フライバツクパルスの期間はデコーダT32が実質
的に不作動になつたことに相当する。それ故4i17個
のカウントによりトランジスタT35,T37の各エミ
ッタに生じるゲートパルスはフライバツクパルス幅を除
いた1H期間となる。
向、このようにフライバツクパルス期間のみデコーダT
32を不作動とするのは次の理由による。一般にカウン
タはアンド回路等を用いてフイードバツクをとることに
より同期式カウンタとすることができるが、該同期式カ
ウンタは構成が複雑になるのを避け得ない。
このため第6図の如き非同期方式のカウンタを採用する
と有利であるが、斯る非同期方式のカウンタでは各ビツ
トの時間遅れが生じる。第8図はカウンタ4が16個の
パルスを数えた点の各T・フリツプフロツプの第1出力
波形を例として示しているが、S1の変化に応じて変わ
るS2〜S5の変化には点線で示す如く時間的な遅れが
僅かずつではあるが生じる。このような信号の遅れ時間
内に第2デコーダ・トランジスタT32が誤動作し、不
必要なところでゲートパルスを発生するという虞れがあ
る。従つて、このような遅れ時間を包含するフライバツ
クパルスを使つて該パルス期間のみ第2デコーダ・トラ
ンジスタT32を不作動とするのである。これによれば
非同期式カウンタに生じる微小な時間遅れに起因する誤
動作を払拭でき、しかもフライバツクパルス期間を不作
動としても、得られるゲートパルスはVIR信号抜き取
りに十分な幅を有しているので問題はない。周、このよ
うな非同期式カウンタの時間遅れによる影響を除去する
ため同じような構成が後述する第3デコーダ・トランジ
スタT3Oにも、また既に説明した第1デコーダ・トラ
ンジスタTl8にもT3l,Tl9で示す如く採用され
ている。第3デコーダ・トランジスノT3O及びそのコ
レクタに接続されたトランジスタT29,T28,T2
7,T26並びVCT2Oはカウンタ4へのパルス入力
を一定数以上のところで杓ち切るために設けられたもの
であつて、このようにカウンタへのパルスを遮断する手
段がない場合には、引き続くカウンタの動作により、1
7個のカウント内容と同一のカウント内容を走査期間中
にも呈することから不必要な時点で周期的にゲートパル
スを発生してしまうからである。第3デコーダ・トラン
ジスタT3Oはカウンノの各T・フリツプフロツプのS
l,S2,S3,S4,S5がエミツタに入力されるよ
うカウンタと接続されており、そのため21個のカウン
卜時点で、不導通となる。それに従い、T29がオン、
T28がオフ、T27,T26,T2Oがオンとなつて
フリツブフロツブF6を構成するTl5のコレクタ電位
従つてTl4のベース電位を低くしてTl4をオフ、T
l5をオンとなし、フリツブフロツブの状態を反転せし
める。このためスイツチングトランジス3tT12がオ
ン、Tl3がオフとなつて3番ピン3からのフライバツ
クパルスはカウンタ4に供給されなくなる。前記第3デ
コーダトランジスタT3Oの出力に関係するトランジス
タT26のエミツタにはスイツチングトランジスタT2
l〜T25が図示のように並列に接続されていて、T2
6の導通に従い、これらのトランジスタT2l,T25
も導通してその各エミツタをローレベルとする。このこ
とはカウンタ4を構成する各フリツブフロツブF1〜F
5をりセツトすると共にそれらの第1出力S1〜S5を
ローレベルの初期状態にすることを意味する。第1図に
おいてチはこの場合のりセツトパルスを示している。こ
のりセツトパルスがあまりにも短い場合にはカウンタ4
がそれに追随しえないことを考慮し、トランジスタT2
7のエミッタに小容量のコンデンサC2を挿入してある
。トランジスタT27の導通によつて充電されたコンデ
ンサC2の電荷は次段T26のベース・エミツタ間イン
ビーダンスを通して流れるため放電時定数は大きい。換
言すれば該回路構成ではIC内に小さな容量を作成する
だけで十分長い時間遅れを現出できる訳である。斯くし
てリセツトパルスチはカウンタ4を駆動するに十分な時
間幅となる。本発明の垂直同期パルス抽出回路は前述し
た特徴、効果を有するものであるが、これを第9図の如
くVIR信号抜き取りパルス発生装置に使用した場合に
は、該VIR信号抜き取りパルス発生装置の機能を確実
にするという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するための信号波形図であり、第
2図はVIR信号の波形図である。 第3図は従来のVIR信号抜き取りパルス発生装置の一
部について説明する波形図である。第4図は本発明の垂
直同期パルス抽出回路を示す回路図である。第5図乃至
第8図は本発明の回路を使用したVIR信号抜き取りパ
ルス発生装置について示しており、第5図はそのプロツ
ク回路図、第6図は第5図を具体化した回路図、第7図
及び第8図、第9図はその説明波形図である。1・・・
・・・差動増幅器、T1・・・・・・第1トランジスタ
、T2・・・・・・第2トランジスタ、C1・・・・・
・コンデンサ、T3・・・・・・第3トランジスタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 切り込みにより複数個に分割された垂直同期パルス
    の分割パルスをテレビジョン信号から抽出するための回
    路であつて、エミッタが共通に接続された第1、第2ト
    ランジスタと、前記第1トランジスタのベースと基準電
    位点に接続されたコンデンサと、前記第1トランジスタ
    のベースと基準電位点に接続されたコンデンサと、前記
    第1トランジスタと前記コンデンサの接続点に電源を結
    合する手段と、前記第1トランジスタのベースと基準電
    位点との間にコレクタ・エミッタ間が接続されると共に
    ベースに加えられる複合同期信号の等化パルス、垂直同
    期パルスの分割パルス、水平同期パルスの各期間のみオ
    フとなる第3トランジスタと、前記分割パルス期間にお
    ける第1トランジスタのベース電位の一定値以上のとこ
    ろで第2トランジスタのコレクタに出力パルスが生じる
    ように前記第2トランジスタをバイアスする手段とから
    なる垂直同期パルス抽出回路。
JP52054519A 1977-05-09 1977-05-09 垂直同期パルス抽出回路 Expired JPS593064B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0488568U (ja) * 1990-12-14 1992-07-31

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