JPS5930296Y2 - 水栓用の把手 - Google Patents

水栓用の把手

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Publication number
JPS5930296Y2
JPS5930296Y2 JP5971383U JP5971383U JPS5930296Y2 JP S5930296 Y2 JPS5930296 Y2 JP S5930296Y2 JP 5971383 U JP5971383 U JP 5971383U JP 5971383 U JP5971383 U JP 5971383U JP S5930296 Y2 JPS5930296 Y2 JP S5930296Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bushing
insertion hole
handle body
handle
synthetic resin
Prior art date
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Expired
Application number
JP5971383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS591982U (ja
Inventor
勝彦 高橋
Original Assignee
北村バルブ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 北村バルブ株式会社 filed Critical 北村バルブ株式会社
Priority to JP5971383U priority Critical patent/JPS5930296Y2/ja
Publication of JPS591982U publication Critical patent/JPS591982U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、外側の透明な合成樹脂製の把手本体と把手
本体の内側に取付けられる採色された合成樹脂製のブツ
シュからなる水栓用の把手の結合構造の改良に関する。
一般的に湯または水の供給用把手を表わすため外側に透
明体による把手本体が設けられ、その内側に湯を表わす
赤色を、あるいは水を表わす青色を夫々施したブツシュ
が設けられ、両者が通常ねじを介して物理的に結合され
ていた(実公昭50−15101号公報参照)。
従って長期に亘る使用中に両者の結合面の隙間には汚水
、ごみ等が侵入し、取付ねじが錆びるという欠点のある
ことはもとより、結合面の隙間の汚れが外側から透視さ
れる結果甚だ美感を損っていた。
この考案はこれらの欠点を除去しようとするもので、こ
の考案の目的は透明な外側の把手本体と彩色されたブツ
シュの結合を化学的に行なうことによって両者間に隙間
を一切生じさせなくすることにある。
この考案の基本的構成は、内側にブツシュ用挿孔を有す
る透明な合成樹脂製の把手本体と彩色された合成樹脂製
のブツシュとを別個に予じめ成型し、把手本体のブツシ
ュ用挿孔にブツシュを挿入し、両者の対応面を熔融させ
て両者を結合させるものである。
以下この考案の詳細を実施例を示す図面を参照して説明
する。
第1図会よび第2図に釦いて、把手本体1は透明な合成
樹脂によって成型され、その形状は1訃むね碗状を呈し
て釦り、内側に後述のブツシュ6を挿入するためのブツ
シュ用挿孔2が設けられ、ブツシュ用挿孔2と同心上の
外側には後述のキャラ7”受筒13を挿入するためのキ
ャップ受筒用挿孔3が設けられ、かつキャップ受筒用挿
孔3とブツシュ用挿孔2との間には同心上にねじ挿孔4
が設けられ、この把手本体1のブツシュ用挿孔2の開放
側の周縁には溶着面5が形成されている。
他方把手本体1のブツシュ用挿孔2に嵌合させるブツシ
ュ6は彩色が施されかつ把手本体1と同様に合成樹脂に
よって成型され、その外形は、%−i−むね把手本体1
のブツシュ用挿孔2に対応させて成型されている。
そしてこのブツシュ6の内側には水栓Aの頭部Bに対応
させて挿孔10が設けら卆、挿孔10の開放側の周縁に
は熔融突条7を設けた鍔8が設けである。
そしてこの熔融突条7は挿孔10の開放側と反対側に設
けである。
ブツシュ6の外側には挿孔10と同心上にねじ19を挿
入するねじ挿孔4′が設けられ、このねじ挿孔4′の外
側周縁には熔融突条9が形成され、ねじ挿孔4′と挿孔
10との間には雌スプライン12が設けられている。
また把手本体1のキャップ受筒用挿孔3とねじ挿孔4に
挿入されるキャップ受筒13は第2図へに示されるよう
に彩色された合成樹脂製であって大小の口径を備えた略
筒形を呈してアーシ、その形状はほぼ把手本体1のキャ
ップ受筒用挿孔3とねじ挿孔4に対応されているが、大
口径側の開放側の周縁にはフランジ16が設けられ、小
口径側は筒形の挿入部17として構成されている。
キャップ受筒13のフランジ16側の太径の挿孔15は
キャップ14を挿入するためのものである。
この考案は予じめ上記の通り、把手本体1、ブツシュ、
6、キャップ受筒13およびキャップ14を成型し、次
に把手本体1のブツシュ用挿孔2にブツシュ6の熔融突
条9側を把手本体1のねじ挿孔4側に向けて挿入する。
かくして把手本体1のねじ挿孔4と同心上に設けたブツ
シュ6のねじ挿孔4′の外側周縁の熔融突条9は把手本
体1のねじ挿孔4のブツシュ用挿孔2側の周縁に当接さ
れ、他方ブツシュ6の鍔8に設けた熔融突条7は把手本
体1のブツシュ用挿孔2の開放側の周縁に設けた溶着面
5に当接される。
把手本体1のキャップ受筒用挿孔3とねじ挿孔4にキャ
ップ受筒13のフランジ16側をキャップ受筒用挿孔3
の外側に向けてキャップ受筒13を挿入させる。
この場合キャップ受筒13の大口径の部分はキャップ受
筒用挿孔3に挿入され、小口径の挿入部17はねじ挿孔
4に挿入される。
そこで超音波によりブツシュ6の熔融突条7,9を夫々
熔融させ鍔8に設けた突条7を把手本体1の溶着面5に
熔融結合させ、他方ブツシュ6のねじ挿孔4’([!l
の突条9を把手本体1のブツシュ用挿孔2側のねじ挿孔
4の周縁に熔融結合させる。
この場合キャップとキャップ受筒用挿孔3との相互の対
応面は溶着される。
このようにして得た水栓用の把手は第3図に示されるよ
うにブツシュ6の挿孔10を水栓Aの頭部Bに嵌合させ
、弁棒Cの雄スプライン11にブツシュ6の雌スプライ
ン12を嵌合させ、キャップ受筒13を介してねじ19
を弁棒Cの解乳18にねじ込み、キャップ受筒13にキ
ャップ14を装着して使用する。
この考案は上記の構成であるから次の効果を奏する。
(1)把手本体とフッシュとは化学的に熔融結合される
から、両者の結合面は化学的に一体化される。
従って結合面には一切隙間が生じないから汚水、ごみ等
が侵入しないので美感に秀れた製品が得られる。
(2)化学的に熔融結合されるから、従来の如くねじに
よって把手本体とブツシュを物理的に結合するものと異
なり、ゆるんだり、妄動によって両者ががたつくことが
ない。
(3)把手本体とフッシュとは化学的に結合されるから
、把手を水栓の頭部に取付けて使用する場合、把手本体
の回動によるトルクの伝達はブツシュに対して確実に行
なわれ、従来品のようにがたついたり、ブツシュの表面
の摩滅によるトルク伝達の喪失がない。
(4)把手本体とブツシュの結合個所は必要かつ最少の
位置であるから、熔融結合個所が化学的変化によりその
色彩に変化を生じてもその変化の部分は全体から見て少
ないため審美感や色彩看取に影響を与えない。
(5)把手本体とブツシュが同一の合成樹脂ではなく収
縮差があっても両者は化学的に結合されるから簡単にそ
の結合は損われない。
よって把手本体とブツシュの結合個所から、水やごみ等
が侵入することがない。
このため水やごみ等が侵入しないため透明な把手本体を
常に透して見ることができるから把手の美感を損ったり
、把手本体と密着状態を悪化させることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の断面図、第2図イは把手本体の断面図
、第2図口はブツシュの断面図、第2図ハはキャップと
キャップ受筒の断面図、第3図はこの考案の使用状態を
示す要部断面による側面図である。 主要部分の符号の説明、1・・・把手本体、2・・・ブ
ツシュ用挿孔、4・・・ねじ挿孔、4′・・・ねじ挿孔
、5・・・溶着面□、8・・・鍔、6・・・ブツシュ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透明な合成樹脂による把手本体1のブツシュ用挿孔2の
    開放側の周縁に設けた溶着面5に採色された合成樹脂に
    よるブツシュ6の鍔8を、把手本体1のねじ挿孔4のブ
    ツシュ用挿孔2側の周縁に把手本体1のねじ挿孔4と同
    心上に設けたブツシュ6のねじ挿孔4′の外側周縁を夫
    々当接させて超音波溶着により結合してなる水栓用の把
    手。
JP5971383U 1983-04-21 1983-04-21 水栓用の把手 Expired JPS5930296Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5971383U JPS5930296Y2 (ja) 1983-04-21 1983-04-21 水栓用の把手

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JP5971383U JPS5930296Y2 (ja) 1983-04-21 1983-04-21 水栓用の把手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS591982U JPS591982U (ja) 1984-01-07
JPS5930296Y2 true JPS5930296Y2 (ja) 1984-08-29

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ID=30189960

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JP5971383U Expired JPS5930296Y2 (ja) 1983-04-21 1983-04-21 水栓用の把手

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60134788U (ja) * 1984-02-20 1985-09-07 三洋電機株式会社 収納ケ−ス付掃除機の梱包装置

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Publication number Publication date
JPS591982U (ja) 1984-01-07

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