JPS5930045Y2 - 起伏ゲ−トの自動倒伏装置 - Google Patents

起伏ゲ−トの自動倒伏装置

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Publication number
JPS5930045Y2
JPS5930045Y2 JP117580U JP117580U JPS5930045Y2 JP S5930045 Y2 JPS5930045 Y2 JP S5930045Y2 JP 117580 U JP117580 U JP 117580U JP 117580 U JP117580 U JP 117580U JP S5930045 Y2 JPS5930045 Y2 JP S5930045Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead screw
clutch
gate
input shaft
screw shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP117580U
Other languages
English (en)
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JPS56105522U (ja
Inventor
忠志 石毛
Original Assignee
株式会社栗本鉄工所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社栗本鉄工所 filed Critical 株式会社栗本鉄工所
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Publication of JPS56105522U publication Critical patent/JPS56105522U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は貯水池等における起伏ゲートの自動倒伏装置
に係り、貯水池等の水位が所定水位以L(洪水水位)に
−L昇し、たとき、この水位に応じて起伏ゲートを無動
力で追動的に倒伏しうるようにしたものである。
以下、この考案を図面に示す実施例を参照しながら説明
する。
図において1は堰堤2に設置された起伏ゲートであり、
このゲート1はその上端を巻上機ドラム3に取付けられ
たロープ4の一端に結ばれ、ドラム3を回転することに
より倒伏又は起立するようになっている。
ドラム3は一側のギヤ5をピニオン・ギヤ群6に噛合し
て減速機7と連動し、また減速機7の軸8上に・は切換
クラッチ9が配設されている。
この切換クラッチ9の倒伏用自動入力軸10は、ねじブ
レーキ11のリードスクリュー12とスプロケツ) 1
3.14及びチェーン15を介して連結されている。
スプロケット14はこれと一体となったねじ16を介し
てリードスクリュー12に螺合し、リードスクリュー1
2の矢印方向への回転により前方へ移動し、ストッパ一
部17とねじ16の相対向する面に設けた摩擦板18に
よるラチェット19の押圧を解除するとともに、切換ク
ラッチ9の自動入力軸10の回転により後方へ移動し、
ラチェット19を押圧するようになっており、その結果
、ラチェット19には爪20が係合して逆回転せず、ブ
レーキがかかった状態となる。
前記リードスクリュー12はロープ21の一端に設けた
フロートfの浮力の上昇によるドラム22の回転をギヤ
23とギヤ24とからなる増速機25で増速されて回転
し、他方自動入力軸10はゲート自重による倒伏により
巻上機ドラム3、ピニオン・ギヤ群6、減速機7を経て
回転するようになっている。
尚、この増速機25の変速比は制御水位及びゲー用・倒
伏量によって適宜に決められる。
また、切換クラッチ9の近傍には水位が洪水水位以下に
なったとき、ゲート1の倒伏が復帰させるための電動機
26が配設されており、図示しないクラッチ切換レバー
を電動用人力軸27に切換ることにより、巻上機ドラム
3を回転させ、ロープ4を介してゲート1を起立させる
ようになっている。
尚、図中28はねし抜は止め用ナラ1〜、Wはドラム2
2に巻装されたロープ21の他端に設けた錘りである。
次にこの考案の作動について説明する。
ゲート1を自動倒伏させるに際しては、まずクラッチ切
換レバーを予め自動入力軸10に切換えておく。
しかして貯水池等の水位が上昇し洪水水位になってくる
と、フロー)−fの浮力が上昇し、これに伴って錘りW
が下界してドラム22を回転させ、この回転比を増速機
25で大きくしてねしブレーキ11のリードスクリュー
12を回転させる。
これによりねじ16と一体となったスプロケット14が
前方へ移動して、ストッパ一部17とねじ16の摩擦板
18によるラチェット19の押圧を解除し、このブレー
キのゆるみでストッパ一部17とねじ16との間にクリ
アランスを生じ、このクリアランス分だけロープ4がゆ
るみゲート1は徐々に自重により倒伏し、放流する。
これと同時に、今度は逆にスプロケツ1〜14か゛ゲー
ト1の自重による倒伏により自動人力軸10を回転して
クリアランスがなくなるまで後方へ移動し、ラチェット
19をストッパ一部17とねじ16の摩擦板18で押圧
するとともに、ラチェット19に爪20を係合して逆回
転を防止するので、その位置でゲート1は倒伏を停止し
、放流も止める。
従って、ゲー1〜1はフロートfの浮力の上昇によるの
みで、他に何の動力も必要とせず倒伏作動される。
このように、クラッチ切換レバーを自動人力軸10に切
換えておくことにより、ゲート1は洪水水位に応じて上
記作動を順次繰返して行なって、自動的に倒伏するもの
である。
また、倒伏したゲート1を起立し貯水姿勢を保持する状
態に復帰させるには、クラッチ切換レバーを電動用入力
軸27に切換え、電動機26により巻上機ドラム3を回
転させロープ4を巻上げて行なう。
この考案は上記のように構成したので、貯水池等の水位
が所定水位以上(洪水水位)に上昇したとき、この水位
に応じて起伏ゲー1へを無動力で自動的に倒伏すること
ができ、このゲートの倒伏に際し水位の上昇がゆるやか
な場合には、水位の上昇に合わせてゲートの倒伏、倒伏
停止及び再倒伏、再倒伏停止等々と順次段階的に行ない
、その都度ゲートの倒伏量を調節して一挙に必要以上の
放流が行なわれることがないようにでき、また、ゲート
が前記のように段階的に倒伏するのが可能なので、この
倒伏を司る作動部材に無理な負荷がかかるようなことが
なく、装置の安全で、かつ安定した運転を維持すること
ができるのに加え、前記作動は何の動力も必要としない
のは勿論、その操作も人手を要さないので操作性が非常
によいなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図はこの考案に係
る自動倒伏装置を堰堤にセットした状態の側面図、第2
図は装置の概略説明図、第3〜4図は要部拡大説明図で
ある。 1・・・起伏ゲート、2・・・・・・堰堤、3・・・・
・・巻上機ドラム、4・・・・・・ロープ、5・・・・
・・ギヤ、6・・・・・・ピニオン・ギヤ群、7・・・
・・・減速機、8・・・・・・軸、9・・・・・・切換
クラッチ、10・・・・・・自動人力軸、11・・・・
・・ネジブレーキ、12・・・・・・リードスクリュー
、13.14・・・・・・スプロケット、15・・・・
・・チェーン、16・・・・・・ねじ、17・・・・・
・ストッパ一部、18・・・・・・摩擦板、19・・・
・・・ラチェット、20・・・・・・爪、21・・・・
・・ロープ、22・・・・・・ドラム、23.24・・
・・・・ギヤ、25・・・・・・増速機、26・・・・
・・電動機、27・・・・・・電動用入力軸、28・・
・・・・抜は止めナツト、f・・・・・・フロート、W
・・・・・・錘り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロートの浮力の上昇により、リードスクリュー軸のド
    ラムに巻装したロープを介して前記フロートと接続され
    た錘りの付勢力によってリードスクリュー軸を回転し、
    このリードスクリュー軸に固定したディスク状ストッパ
    部とスプロケットとで挟持されてリードスクリュー軸の
    逆回転を防止するラチェットを、リードスクリュー軸に
    対し一方回転が可能に嵌挿し、前記スプロケットはり−
    ドスクリュー軸にラチェット接離可能にねし嵌合してい
    るとともに、クラッチの自動入力軸に取付けたスプロケ
    ットとチェーンを介して連結し、前記クラッチの自動入
    力軸を起伏ゲートと伝導機構を介して連動させたことを
    特徴とする起伏ゲー1−の自動倒伏装置。
JP117580U 1980-01-11 1980-01-11 起伏ゲ−トの自動倒伏装置 Expired JPS5930045Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP117580U JPS5930045Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 起伏ゲ−トの自動倒伏装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP117580U JPS5930045Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 起伏ゲ−トの自動倒伏装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56105522U JPS56105522U (ja) 1981-08-17
JPS5930045Y2 true JPS5930045Y2 (ja) 1984-08-28

Family

ID=29598053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP117580U Expired JPS5930045Y2 (ja) 1980-01-11 1980-01-11 起伏ゲ−トの自動倒伏装置

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JP (1) JPS5930045Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS56105522U (ja) 1981-08-17

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