JPS5927645A - 宅内接続制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の属する分野の説明 本発明は、複数の端末をバス接続により多重−集線する
方式を与えるものであり、特に将゛来のｌ５ＤＮ（ディ
ジタル総合サービス網）における宅内端末接続を実現す
る方式に関するものである・（２）従来の技術の説明 ｌ５ＤＮにおいては通信はすべてディジタル方式で行わ
れることになり、加入者から加入者までディジタル信号
が通るようになる。いいかえれば、ｅｎｄ−ｔｏ−ｅｎ
ｄ　ｄｉｇｉｔａｌ　ｃｏｎｎｅｃｔｉｏｎ　　が実現
されることになる。従って、各加入者は多様なサービス
を享受するために多様な端末を接続し、加入者に提供さ
れるディジタルパイプ（ディジタル信号を通せるチャネ
ルの概念）を効率よ（（例えば他の多（の端末とシェア
する形で〕利用しようとする。

ディジタルパイプの太さくチャネル容量）は各加入者の
要求に応じて異なってこよ５が、一応の標準値（例えば
６４ｋｂｐｓ　ｘ　２＋α）は決められることになろう
。

まず、標準のディジタルパイプ（ただし現在想定されて
いるもの）がどういうものであるのかを述べる。チャン
ネルとしては３種に分けられＢ＋Ｂ＋Ｄという形にかけ
る。この形態を、ベーシック・アクセスの形態という。

ここで、Ｂは、ビット・レイトとしては６４　ｋｂｐｓ
であり、通常は音声−＆ＰＣＭ符号化したものあるいは
６４　ｋｂｐｓ以下のデータ信号を通し５る。Ｄはビッ
ト・レイトが８〜１６　ｋｂｐｓであり、加入者の信号
情報（呼の接続など主として通信網の制御のために用い
る情報）を通すだめのチャンネルである。従ってベーシ
ック・アクセス形態では、音声あるいはデータでビット
・レイトが５４　ｋｂｐｓ以下のものが２チヤンネルと
信号用チャンネルの１チヤンネルが提供される。故にＤ
チャンネルは複数の通信チャンネルの間で共用して使用
される。

上記のようなベーシック・アクセスで多数の端末（例え
ばＮ個）を接続しようとすればＮ個の端末からの情報を
Ｂチャンネル２個に集線多重する必要があり、またＮ個
の端末からの信号情報は１つのＤチャンネルにまとめる
必要がある。ここで実現しようとするベーシック・アク
セスの基本的構成を第１図に示す。第１図において、１
はＤＳＵ（Ｄｉｇｉｔａｌ　５ｅｒｖｉｃｅ　Ｕｎｉｔ
）を表わし、Ｂ　＋Ｂ　＋Ｄのディジタルパイプを局（
通信網）につなぐためのものであり、宅内バスとのイン
タフェース、局との伝送インタフェース（例えばバース
トモード時分割伝送用のインタフェース）、速度変換機
能などをもっている。また、２−１乃至２−Ｎは、Ｎ個
の端末（Ｓｕｂｓｃｒｉｂｅｒ　Ｔｅｒｍｉｎａｌ）　
＠表わす。

尚、第１図における宅内のディジタルバスは全二重通信
バスであると考える。このとき、複数の端末が同時にＤ
チャンネルにアクセスしようとすれば、そこで衝突が生
じ信号情報のやりとりに支障をきた丁ことになる。従っ
て、この構成ではバス衝突制御が必要になる。

上記の構成はバス構成の構内網（例えばイーサーネット
）と類似している点があり、従来技術として構内網を位
置づけることができる。ここで構内網で用いられている
バス衝突制御方式の代表的なものを下に示す。

■、集中制御方式 ０ポ一リング方式 集中コントローラが順に各端末を呼び出す方式であるが
、ＤＳＵに制御機能をもたせなげればならない点、各端
末暑指定するためにフレーム上余分なビットが必要にな
る点などから余り好ましくない。

０リクエスト・アサイン方式 端末からリフエストラ出す方式であるが、前記と同様で
ある。

■０分散制制御式 ｏ　Ｃ８ＭＡ／ＣＤ方式（Ｃａｒｒｉｅｒ　５ｅｎｓｅ
　Ｍｕｌｔｉ、Ａｃｃｅｓｓ／Ｃｏ１１ｉｓｉｏｎ　Ｄ
ｅｔ、） イーサーネット等で広（適用されている方式で信号の有
無を検出して、無い場合に自分の信号を送出する方式で
ある。但し、複数の端末がチャンネルのアイドル状態な
同時に検出することがあり、この場合衝突が生じる。従
って衝突検出を行って再トライシーケンスに入る必要が
ある。

本方式ケベーシック・アクセスの端末インタフェースに
適用する場合、次のような問題が考えられる。

イ、Ｄチャンネルは１〜２ビツト／フレームであるので
キャリアセンスが離しい。゛口、衝突が生じた時に信号
情報がこわれる。

０トークン・パッシング（Ｔｏｋｅｎ　Ｐａｓｓｉｎｇ
）方式チャンネルがアイドル状態ではトークン・パケッ
トがバス上を流れており、端末は自分に発信許可を与え
るトークン・パケットを捕捉した時に送出したいデータ
をバス上に送出する。送出するべきデータがない場合に
は次の端末に発信許可ン与えるトークン・パケットを送
出する。このように、一種のチェーンに従って端末はｊ
□□□番に送信権をもつのでバス上の衝突が避けられる
。この方式の場合、端末にアドレスを与える必要があり
、また送るべきデータのない端末ｔもトークン・パケッ
トが通過するため、データを送るための待ち時間が長い
などの問題があった。

（３）発明の目的 本発明は、　ｌ５ＤＮのバス接続ベーシック・アクセス
において、これらの欠点ン除去するため、ＤＳＵのみに
衝突検出回路を設け、各端末は一ヒり回線上の制御信号
チャネルの空きケ検出して、該チャネル占有の要求を発
し、Ｄ　Ｓ　’Ｕは複数の端末からの要求衝突の有無を
検出して、その結果Ｚ各端末に通報し、衝突が生じたら
端末は要求を停止し、再びトライシーケンスに入ること
により接続制御を行うようにしたもので、以下図面につ
いて詳細に説明する。

（４）発明の構成および作用の説１男 第２図は本発明の１実施例、構成であって、１はＤＳＵ
、２−１．・・・、２−Ｎは各々端末、３は上り同線、
４は下り回線、５は加入者線につながるライン・ターミ
ネーション、６はサーキット・ターミネ・−ジョン、７
は衝突検出回路、８はドライバ、９−１．・・・、９−
Ｎは各々足電流ドライブトライステートドライバ、１０
．１１−１．・・・、１１−Ｎは各々レシーバを表わし
ている。

また、第３図（５）は下り回線フレームを表わし、第３
図（ト））は上り回線フレームを表わしている。図中の
符号Ｂｌ、Ｂ２は各々データ信号チャネル、Ｄは制御信
号チャネル、１．１はフレームビット、■はアイドル状
態）、ＣＤは衝突状態指示ビット、Ａは制御信号チャネ
ル窒き指示ビット、Ｒは要求指示ビット、ｑはガードビ
ットを表わしている。

更に第４図は、第３図に示したフレーム構成に適する端
末の一実施例構成であり、９，１１は第２図に示したも
のに対応し、１２はタイミング抽出ｇ１５．１３はフレ
ーム同期検出部、１４は情報分離部、１５は復号化部、
１６は送信制御回路、１７は符号化部、１８は多重化処
理部を表わし−〔いる。

また、第５図は、ＤＳＵにおける衝突検出回路７の一実
施例の構成図であり、３，４，６．７．８　は第２図に
示したもの対応し、１９はレシーバ、２０は要求指示ビ
ット振幅監視部、２１は制御信号チャネル有意情報検出
部、２２はアベーラブルビット挿入部、２３は衝突状態
指示ビット挿入部な表わしている。

端末２−１乃至２−Ｎがデータ信号チャネルＢ１やＢ２
を使用するに当っては、制御信号チャネルによって制御
が行われることから制御信号チャネルＤに対する占有要
求衝突が問題になる。制御信号チャネル占有豊水は、後
述する如く、上り回線上でＲ＝１とすることにより行う
。１台の端末の出力パルスがＤＳＵでは、■〔ボルト〕
と受信されるとする。このとき、ｎ台の端末からの制御
信号チャネル占有要求が同時に出されると、ＤＳＵでは
Ｒビットの信号パルスが振幅ｎＶ［ボルト〕で受信され
る。従って、ＤＳｔＪにおい【このパルスの振幅が２　
’Ｖ　（ボルト〕で受信されれば、複数端末からの要求
が衝突したことになる。第６図（５）は端末における一
実施例の処理手順を示し、第６図の）はＤＳＵにおける
処理手順を示している。

■　最初各端末が休止状態あるいは送信待状態にあると
する。この状態において各端末は上り回線フし／−ム上
で１Ｌ＝＝Ｚ（なお、Ｚはハイインピーダンス状態を表
わ１°）かっＤ＝Ｚを送出し【いる。

■　ＤＳＵにおいてはＲ＝Ｚ、かつＤ＝Ｚであることか
ｒ）空状態となりＤｓＵは下り回線フレーム上でＡ＝１
かつＣＤ＝ｃ）ｙ送出している。

（１）　　送信待の端末が存在すると、Ａ＝ｌとなった
ことがら尚該端末はリクエスト中状態となり、上り回線
フレーム上にＲ＝１かつＤ　＝　Ｚ−ｉ送出する。

［株］　Ｄ　８　Ｕは上述のように几ビットの振幅を監
視しており、それが２Ｖ［ボルト３以上であれば、要求
衝突が起こったと判断して下り回線フレーム上にＡ＝０
がつＣＤ＝１を送出する。

■　要求を発しｔ二端末は、Ａ＝０かっＣＤ＝Ｏとなっ
たことがらＲ；Ｚ、Ｄ＝ｚ　（要求停止）とし、端末に
よって異なるランダムな待ち時間後に・再び■に戻る。

ルス振幅がＶ〔ボルト〕であればＤチャネルの占有を許
可するためＡ＝Ｏ，ＣＤ＝Ｑを送出する。

Ｏ要求を発した端末は、Ａ＝Ｏ，ＣＤ＝Ｑを受信後に送
信中状態に入りＲ＝１がっＤ＝ｌ’−データ」を送出す
る。これに対応してＤＳＵも使用中状態に入り、Ａ＝Ｏ
かっＣＤミ０を送出し続ける。

■　送信中状態にある端末は、送信を終了すると休止状
態に入り、１（＝ＺかっＤ＝Ｚを送出する。

■　ＤＳＵはＲ＝　ＺがっＤ＝Ｚを検出するとＤチャネ
ル空き状態に戻る。

（５）効果の説明 以上説明したように、本発明によれば双方向バス接続の
宅内系において、複数端末からの上り回線Ｄチャネル占
有要求をビット几を用いてランダムに行うため接続遅延
時間が短いという利点がある。また、衝突検出はＤＳＵ
内において行われるので、各端末に衝突検出回路を殺げ
る必要がな（、端末にアドレスを与える必要も７．Ｃい
。

【図面の簡単な説明】

ｔｔｃ　１図はベーシック・アクセスの概念図、第２図
は本発明方式が適用できる一実施例の栴）戊図、第３図
ｔよその下Ｉ）回線フレームおよび上り回線フレームの
一実施例フォーマット図、第４図は各端末のインタフェ
ース部の一実ｈｉｉ例構成図、第５図はＤ８ＵＫおける
衝突制御回路の一実施例構成図、第６図は実施例の処理
部）障図である。 図中、１はＤＳＵ１２−１乃至２−Ｎは端末、３は上り
回線、４は下り回線、５はライン・ターミネーション、
６はサーキット・ターミネーション、７は衝突検出回路
、８はドライバ、９−１乃至９−Ｎは定電流ドライブ・
トライステートドライバ、１０．１１−１乃至１１−Ｎ
はレシーバ、１３１゜１３２はデータ信号チャネル、Ｄ
は制御信号チャネル、Ａはアペーラプルビット、ＣＤは
衝突状態指示ピット、　Ｉｔは要求指示ビット、１２は
タイミング抽出部、１３はフレーム同期検出部、１４は
情報分離部、１５は復号化部、１６は送信制御回路、１
７は符号化部、１８は多重化処理部、１９はレシーバ、
２０は要求指示ビット振幅監視部、２１は制御信号チャ
ネル有意情報検出部、２２はアペーラブルビット挿入部
、２３は衝突状態指示ピット挿入部を我わ丁。 特許出願人　日本電信電話公社 代理人弁理士　　森　　１）　　　　冗（Ａ） 躬　６ｒ （Ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディジタル総合サービス網において、加入者線に接続さ
   れるディジタルサービスユニット、該ディジタルサービ
   スユニットに接続される上り回線と下り回線とを少なく
   とも有するディジタルバス、及び該ディジタルパスに接
   続されて、それぞれレシーバとドライバとを有する複数
   個の端末を備え、上記上り′回線と下り回線とに於てそ
   れぞれデータ信号チャネルと制御信号チャネルとを有す
   るフレームが送受されると共に、少なくとも上記制御信
   号チャネルに対して上記複数の端末が該制御信号チャネ
   ルの占有に関して競合し、上記下り回線上に少なくとも
   アペーラプル状態を指示するに足るビットと衝突状態を
   指示するに足るビットとを包含させ、かつ上記上り回線
   フレーム上に少なくとも要求発生状態を指示するに足る
   ビットを包含させると共に、上記ディジタルサービスユ
   ニットはそれ以前の上り回線フレームの内容と新たに変
   化した当該フレームの内容とにもとづいて複数の端末か
   らの要求に関する衝突状態の発生を監視し、上記各端末
   はそれ以前の下り回線フレームの内容と新たに変化した
   尚該フレームの内容とにもとづいて自己が発した要求に
   関して衝突が生じたか否かをチェックし、該信号チャネ
   ルの占有ｗｅ求する端末が上記上り回線フレーム上の要
   求発生を指示するビットに要求発生時点において波形が
   予め決められたパルスを送出し、上記ディジタルサービ
   スユニットにおいては、上記上り回線フレーム上の要求
   発生状態を指示するピッ）Ｙ監視し、該監視ビット波形
   の振幅が一ヒ記予め決められたパルスの振幅より大きい
   場合、該ディジタルサービスユニットは複数の端末間で
   衝突が生じたと判定し、上記下り回線フレーム上の衝突
   状態を指示するビットに衝突状態を送出し、上記要求端
   末においては該下り回線フレーム上の衝突状態を指示す
   るビットを監視し、衝突状態を確認して自己が発した要
   求に関して衝突が生じたか否かをチェックするようにし
   たこと７特徴とする宅内接続制御方式。